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あまりに俗的な・・・

2011年09月03日 08時40分09秒 | あれこれと
最後の発言については賛成。
しかし、この石原慎太郎氏は、小説家でいながら、なんと薄っぺらで俗的な発想しかできないのであろうか。
彼の作品を一つも読んだことはないが、想像力、創造性が絶対不可欠な創作活動をしている人物のはずなのだから、もっと言葉に敏感であるはずなのに・・・と思い、さらにこんな程度の価値観しか持たない人物の書いたものからは、きっと「反面教師」とはなりえても、肯定的に共感したり学べるものは皆無であるに違いないと思い、本を手にすることがなかった。
作品と人物評とは分けて考える必要があるのだと、よく言われるのだが、どうもねえ。

侵略戦争の結果として「独立を果たした」と感謝されたとしているが、もし日本が常勝し続け、戦争状態が続いていたなら、インドネシアなどは「独立」どころか、日本の一部になっていたに違いない。日本の侵略の結果として、インドネシアの独立精神が培われたことに「感謝された」といって、それを自讃する精神も理解に困る。


「菅直人前首相が朝鮮学校の高校無償化適用の審査手続き再開を文部科学相に指示した問題で2日、菅氏の対応を「許せない」と批判した東京都の石原慎太郎知事。菅氏は「昨年起きた北朝鮮の韓国砲撃以前の状況に戻った」と判断したとされるが、石原知事は「どういう風に北朝鮮が変わったのか」と疑義を唱えた。
 石原知事は「ロシアは日本の北方領土を奪い、中国は尖閣を自分の領土だと言っている。北朝鮮は状況証拠から、われわれの同胞を何百人も連れていって殺してはばからない」と指摘。
 その上で、「そういう核を持つ国に囲まれ、国境を接している国は世界で日本しかない。地政学的に、危険な条件の中に置かれている国ということを、菅というのはまったく分かっていない」と述べた。
 都は平成22年度、都内の朝鮮学校に対して補助金を支出していないが、今後について、石原知事は「こういう事態を踏まえて、都議会で討論すればよい」との見方を示した。
 会見では歴史観や歴史教育にも話がおよび、「日本がやってきたいくつかの戦争を、戦争が悪だから、すべて日本の歴史は間違ったと決めつけるというのは私は絶対に反対」と主張。
 「戦争を美化するつもりはないが、私が会った限りで、エジプトのナセル大統領と、インドネシアのスカルノ大統領は『石原さん、われわれが独立できたのは日本のおかげだ。日本のおかげで私たちは独立戦争という第三次世界大戦を戦った』と同じことを言った」とのエピソードを披露した。
 さらに、原爆死没者慰霊碑に刻まれている「過ちは繰返しませぬから」という文言に触れ、「繰り返しません、の主語は私たちということじゃないですか。繰り返させませんというのが当然だと思う」と述べた。」(産経)


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