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小僧の神様 再読

2013年12月02日 02時04分21秒 | こんな本を読みました
志賀直哉の「小僧の神様」を、数十年ぶりに読み返してみた。
中学生の時に読んだ以来だから、50年近く遠ざかっていたことになる。

記憶というものは、なんといい加減なものかと実感。
ストーリーが、記憶とまったく違っていたからである。
記憶というよりも、その時の読み方が薄かったのかもしれない。

偶然という点では、記憶通りだったものの、小僧が寿司を食べたきっかけや、その後の
ふるまった男の「どうもすっきりしない」という気持ちについては、まったく異なる記憶
のミスであったのだ。

まあそれはいい。私自身のことだ。

気になったのは、この「すぐれない気分」だ。
「ほどこし」だったからか、「名乗っていないこと」なのか、それが小僧に失礼だと思った
のか、小僧が「わけもわからない」ことになったことを想像してなのか・・・

ちょっと面白くなった、この再読。
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