T.NのDIARY

写真付きで、日記や趣味をひとり問答で書いたり、小説の粗筋を纏めたブログ

1257回 [ 「帰郷」を読み終えて 1/? 」 2/9・木曜(雨)

2017-02-09 09:51:10 | 読書

                                                                                    

「作品概要」

 1945年、夏。本土決戦のため大規模な動員計画があり、出版社に勤める片岡直哉は、45歳の兵役年限直前に赤紙を受け取り、北千島の戦地に向かう。終戦直後の"知られざる戦い"を描く歴史的大作の「終わらざる夏」(毎日出版文化賞受賞作)でも有名な浅田次郎の著作。

(帯から)

 二度と戻れぬ、遠きふるさと。 

 戦争によって引き裂かれた、男たちの運命とは。

 名もなき人々の矜持ある生を描く小説集。

(Amazonから)

 第43回大佛次郎賞受賞。

 学生、商人、エンジニア、それぞれの人生を抱えた男たちの運命は「戦争」によって引き裂かれた―――。

 戦争小説をライフワークとして書く著者が、「いまこそ読んでほしい」との覚悟をもって書いた反戦小説集。

 戦後の闇市で、家を失くした帰還兵と娼婦が出会う「帰郷」、

 ニューギニアで高射砲の修理にあたる職工を主人公にした「鉄の沈黙」、

 開業直後の後楽園遊園地を舞台に、戦争の後ろ姿を描く「夜の遊園地」、

 南方戦線の生き残り兵の戦後の生き方を見つめる「金鵄のもと」、

 母艦を発った特殊潜航艇が操舵不能に陥り、深度100mに着底した「無言歌」、

 など全6編。

 

             「本作文章抜粋しての粗筋と感想」に続く


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