のんびり便り

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その後の日々をランダムに・・・・

大英自然史博物館展

2017年05月19日 | 美術館

火曜日に国立科学博物館で開催されている「大英自然史博物館展」を観に行ってきました。
    

展示内容は多岐にわたり動物、植物、菌類、鉱物、昆虫標本、化石、書籍、日誌、手紙など 181点 の展示が展示されていた。

幸いなことにフラッシュなしでの撮影はOKと云う事で気の付いたものを撮りました。

左上は肉食恐竜の鉤爪(1億2000万年前 白亜紀前期)だがこれ以前にイギリスで歯の化石が見つかりこれが爬虫類(トカゲ)の物だと判り恐竜発掘の発端になったと聞いている。右上は三葉虫(4億8700万年前カンブリア紀後期)、左下は魚竜(3億7000万年前デボン紀)、右下は教科書に載っていた始祖鳥の化石(1億4700万年前ジュラ紀)です。
    

次の3点は鉱物で、上の2つは日本から収集したもので水晶(山梨市)と輝安岩(西条市)、3つ目は持ち主が不幸になると云われた「呪われたアメジスト」で最後の持ち主が悩んで博物館に持ち込んだそうです。
    

次の写真は世界で初めての地質地図でウィリアム・スミスが作成、これにより地層が年代を示している事が判り従来のノアの洪水により地殻が出来たと云う聖書の考え方が違って居るとされここから地質学が始まったとされてます。?
    

今回の展示で目を引いたのは既に絶滅した動物の骨格標本が有りました。左はモア(500年前ニュージーランド)、右上はサーベルタイガー(1万2000年前USA)、右下はオオナマケモノ(1万3000年前アルゼンチン)です。
    

ダーウィンが世界一周の航海をして以来沢山の探検隊が世界各地で動植物や鉱物昆虫などの収集が盛んに行われた。その探検には動植物の学者の他に画家などの芸術家も参加して持ち帰る事の出来ない物を細密画として記録していた。左上はチョウジ貝の標本、右上はゾウムシの細密画、左下はシジミチョウの標本、右下はミイロタテハの標本です。特に蝶やここにはないがフィンチなど同じ種類の形態の多様性から進化論が発展し、それに伴い遺伝の科学も発展してきている。
    

最後は現代科学の成果としてネアンデルタール人のゲノムです。説明によると彼らのDNAは現代人と99%一致することが判り脳機能、神経システムと言語に関連した遺伝子がわずかに変化していると書かれています。最近の科学ニュースでゲノム編集が容易に出来るようになり特に医学分野での多大な貢献が期待される一方でこの技術が人間改造への問題が倫理面から危惧されている。留意すべき点だと思う。
    

大英自然史博物館展の見学はここまでですが、この他にもカール・リンネの本やダーウィンの「種の起源」の手稿などと沢山の剥製や化石があり見応えが有りました。

此処からは国立科学博物館の地球館の一般展示場に入ります。1階は地球史と生物の多様性で特に生命の系統樹の展示が解り易く素晴らしく感じた。2階は科学と技術をテーマに主に日本の技術、江戸時代から宇宙開発までを、3階は生命で大型動物の剥製の展示でした(右下)大型哺乳類の剥製はテレビで見る動物の大きさが実感できこれらが素早く動くのはすごい迫力だろうと思った。
         

目立たなかったが粘菌の展示が面白かった。
   

地球館の屋上で一休み、ここは殆ど人が訪れず静かな場所でした。小さなハーブガーデンが有りスカイデッキはかなり広く取ってあり、東京スカイツリーがかなりの迫力で見る事が出来反対側は上野公園で木々に覆われてました。
   

再び1階に戻ると更に地下3階まで有るのが判り見る事に地下1、2階は地球環境の変動と生物の進化と云うテーマで恐竜の骨格標本が沢山ありました。
    
          

地下3階のテーマは「自然の仕組みを探る」で日本の科学者、法則を探る、宇宙を探る、物質を探るの4っつに分かれた展示で特に電気、磁気、温度、熱輻射、光の速度などの測定法の展示は興味深く印象に残りました。

地球館の次に日本館の地下一階に入るとシアター360が有りました。しばらく待つと案内されたのが球形の中央に橋が渡してあり立ち見で見る事になる。10分ほどの上映だ。テーマは「恐竜の世界」と「海の食物連鎖」、足元から天井までのスクリーンでスピード感や宙に浮いてる様な浮遊感があり迫力満点でした。

日本館の1階は暦、地震、時計、顕微鏡など自然を見る技で特に江戸時代の時と現代の時を併せ持っている時計が面白く凄い技術だなと思った。2階は日本人のルーツ、取り巻く生物、植物、気候などについて、3階は日本列島の生い立ちと化石、自然環境などでした。そのほか企画展として「発生生物学への誘い」と云うテーマで「卵からはじまる形づくり」を展示してましたが、もうこの頃になると疲れが溜まってきて集中して見学するのが難しくなりました。

久し振りに訪れてみたが以前来た時より格段に展示が見やすくなり見るフィールドが広く一度では見切れないと感じた。今度来るときはある程度見るもの絞ってきた方が良いのかもと思いました。
    

 

 

 

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2 コメント

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科学博物館 (Akiko.H)
2017-05-20 10:42:45
国立科学博物館の特別展と常設展、両方を踏破するとは、さすがkurakさん!ご立派です。
kurakさんは、科学少年だったのでは、とても楽しそうです。
子供の頃、ここのフーコーの振り子を見て、科学ってすごいなーとは思いましたが。
昨年は孫と一緒でしたが、見たのは恐竜ばかりでした。
でも、また行ってみたいなと思いました。
広い・・・ (あや)
2017-05-20 19:14:06
国立科学博物館て確かすご~く広い印象があるんですけど、Kurakさん、すごいですね。ほぼ見て回られたんですよね。さすがです。腰は大丈夫でしたか?
 そういえば私、高校時代、科学は苦手だったな・・・、と思い出しました。でも、恐竜は見たい!これは好きです。日本館にシアターがあるのも初めて知りました。これも面白そうです。行ってみたいかも・・・。
 屋上からの景色も素敵です。Kurakさん、素敵な1日の過ごし方ですね。お疲れは残っていませんか?

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