ぱんくず日記

日々の記録と自己分析。

「くりぼっち」

2013-12-25 14:19:08 | 日常
昨夜追っ他婆昆布漁を断片的に聴いたら
「くりぼっち」という単語がやたら連発されている。


何だろう栗をどうにかするのかと思ったら、「くりぼっち」とは
クリスマスにホテルでいちゃいちゃする恋人も無く、
電飾ビカビカの街にも、鶏の脚やご馳走の並ぶパーティーにも出掛けず、
クリスマス・イブだというのに貧乏臭く惨めったらしく一人で過ごす人を
「くりぼっち」と呼ぶそうだ。
去年まではそういう単語は無かったな。
くりぼっち、めでたし。
めんどくさい社交辞令も食料の買い出しも調理も盛り付けもケーキの点火も
雰囲気作りの気遣いもくたびれる後片付け洗い物も何も無し、
ひたすら休養に徹し、この上なく有り難い。


キリスト教の信者でも何でもない世の中の多くの人々が何故かプレゼントを欲しがり、
電飾で飾り立てた樹木を愛で、ケーキの蝋燭に火を点け、鶏の脚を齧ってお祝いする。
イエス・キリストもびっくりなキリストの降誕祝いであるよ。
買い出しに出掛ければサンタクロースが来る来るという同じ歌が延々流れ、
歳末商戦もたけなわ、同じ売り場に門松や注連縄も売っている。
あの電飾で飾り立てた模造品の樅ノ木、枝を上向きにして正月の門松として
使い回せないものかね。
あ、門松は二つ無いとダメか。


今日明日の二日間、連休。
正月休みをシフトでバラバラに分散して休みをくれた。
一人で長芋を摩り下ろし、とろろ飯をずるっとひと飲みしつつ迎える降誕節。
ウマいなとろろ。
生卵は苦手なので入れなかった。


昼寝して、所用を済ませた後岸壁を徘徊し、夕方からじじの病院に行く。




岸壁から日が沈むのを眺めた。







                 

日が暮れた。
岸壁の商業施設でホットケーキとレモンティを食べた。

                 


じじの病院に行く。
ここ数日何となくじじに賛美歌やキャロルばかり聴かせたので
タクシーの運転手に勧められた「きみまろ」のCDを今日は持参する。

                 


もっともらしく飾り立てたクリスマスの雰囲気なんかよりも笑いが必要だ。
切実に。

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