ぱんくず日記

日々の記録と自己分析。

時間

2017-07-17 23:04:30 | 日常
昨夜、早くに帰宅してようつべ動画を見始め、
自分が日頃散歩で利用する路線の車窓動画に見入って丑三つ時まで起きていた。
今朝は7:30過ぎに覚醒した。
休日とはいえ超絶朝寝坊である。

一昨日までカンカン照り続きで近郊の湖沼地帯が干上がりそこらの草木もミイラ化し始めて
旱魃の心配をしていたら昨日昼から夕方まで半日雨が降った。
今日は一日曇りで湿度高いらしい。
草木が潤うにはもう少し水分必要な気もするが予報を裏切って爽やかに青空が見え涼しい風が吹いてきた。

今の当地は物凄く快適かも知れない。
気温17.2℃、湿度は雨上がりで77%、緩い風がさわさわ吹いている。
最高気温も22℃程度らしい。
暑くも寒くもなく、少しひんやりしている。

いつの間に入って来ていたのか、窓枠に蛾が貼り付いている。
昨日の雨から避難していたらしい。
動かない。
死んでいるのかな。

紙で救い上げたら弱々しく手足を動かしたので窓から落とした。

昨夜見入ったようつべ動画というのは市内の街並みを走行する車中から撮った動画だった。
私が住んでいる街を、おそらく本州の何処からか旅行で訪れた人やこの地元から転出した人が故郷を訪ね懐かしんで
ぐるぐる走行する車の中から街並みを撮っただけの、超ローカルな動画ばかり数本。
風呂上がりに頭にタオル巻いたまま、数時間も見入るうちに日付が変わった。

私の行動範囲の街並みの動画には、街路だけでなく死んだ父の最後の住処も一瞬映像に入っている。
撮影の日付を見て泣きたいような何とも複雑な感情が湧き起こった。
いずれの動画も撮影された時には父がまだ存命だった。
撮影されている街並みの、私が今見ている過去のこの街の一角で父と私は在宅介護生活をしていた。

ああこの動画の日時に父はデイケアに通っていた、この動画の時は肺炎で入院していた、
この動画の日時には父も父の行きつけの珈琲店の店主もまだこの世にあり、父の友人も生きていた、
動画に姿は映っていないが撮られた日時にはこの街の一角に確かに存在していた、とぼんやり考えた。

もう更新しない自分の介護ブログを見ると、
動画の日時の翌日に父はヘルパーさんの料理してくれた焼き魚を電子レンジで破裂させ、
更に数日後には誕生祝でケーキを嬉々として頬張った。
今は既にこの世にいない人がこの動画の時間の中では存在している事を、見ながらぼんやり考えた。

それからJRの旅客列車の車窓をただ延々と発車から終点到着まで何時間も撮った動画を見続けた。
鉄道マニアの人々が撮った車窓の映像である。

私が先月今月と40年ぶりに訪ねて散歩した母方の祖父母のいた田舎町を通る路線や、
父が生前SLの機関士をしていた大昔に片足を機関車に挟まれる事故に遭ったり
定年後に再就職で勤務した山中の温泉地区を通過する路線もマニアの人々が動画投稿していた。
子供の頃の列車の旅はほんの1時間であっても退屈で苦行だった。
自家用車は余程の金持ち以外所持し得なかった時代の長距離移動の手段として鉄道しか選択肢が無かった事もあり
乗車中の退屈を如何にやり過ごすかが子供時代の大きな課題であった。
何十年も経った今、
退屈な子供時代の記憶の積み重ねによって車窓から見える地形が特別な物に変わっている事に気づく。

おそらく私が何時間も見入る動画のどれもこれも、地元に立ち入った事のない人にとっては何が何だか、
何がいいのかさっぱりわからない無意味で退屈なものに違いない。
しかし私はこれらの車窓の動画に何時間も見入って、気づいたら午前2時過ぎていた。

過去を懐かしむ事は多いが、過去に戻りたいとは思わない。
あの無闇に追い立てられ切迫した日々に再び戻りたいとは断じて思わない。
ただ動画に映っている街並みのあの店もこの店も今は廃業して更地になっていたり
そこで生活を営んでいた人々が移転したり世を去って今は不在だったりする。
時間が経って後の、今の自分が過去を覗き見ている摩訶不思議を味わった。

昨日浸けた水出し珈琲を濾過した。
先に作っておいたのはあと残り少ないが数日寝かせてまろやかに甘くなっている。


変なコップで飲んでいる。

これは元々「侍プリン」というウマいけどお高いプリンの空き容器である。
ワンカップの空き容器で客に水を提供していたラーメン屋のおばさんが昔いたが、
このプリンの容器も分厚いガラスなので割れ難いため愛用している。

・・・・・

一日中音楽を聴きながら珈琲を飲み、書きかけ放置状態だったこの日記ブログの記事更新をして日が暮れた。
昼間薄っすら日が差したり陰ったりしていたが夕刻には雲が重苦しく暗くなり風も冷たくなった。
今日は終日引き籠もって一歩も外に出ずに母宅を訪ねる事もしなかったので安否確認の電話だけはした。

母は元気そうだったが何かの拍子に動悸がするらしい。
体調の話から体のあちこちが痛む話に変わって
薬屋で薦められたエミューという鳥由来の脂入りのお高いクリームが効くとか
不眠がちで眠れずイライラするとか深夜ラジオを聴くと昼夜逆転してダメだとか本も読みたいが目が悪くてダメだとか
一時期韓流ドラマにはまったが今は見るドラマが無いとか他愛もない愚痴をしばらく電話で聞いた。
昔の俳優は個性強くアクも強く圧倒的な存在感があってドラマも映画も昔の方が面白かったと言っている。
それは私も同感である。
顔の表面だけ小奇麗な人ばかりで見てもつまらないと思う。
80過ぎた母が「あの俳優がよかった」というので誰の事を言っているのか名前を聞くと嵐寛寿郎だそうだ。

鞍馬天狗か。。。。。orz
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