ぱんくず日記

日々の記録と自己分析。

徘徊の日

2017-10-06 23:21:06 | 日常
晴れ。
本日一日仕事休み。

ごろごろだらだらしたいと思うが部屋の中にいても寒いだけだ。
海に行く。

バスに乗ろうとしたら少しの差で行った直後だったらしい。
では次のバスが来るまで歩こう。

木々の枝は葉が落ちて寂しくなってきた。


路肩に植えられた審判の喇叭が朝晩の低温に抗っている。


落ちる前の明るい黄色。


白樺は幹が露わになった。


バス待ちしていると足元に飛んで来た。
車が行き来するバス通りは風が強い。
翅にかかる風圧を避けようとするのか翅を閉じたり開いたりする。







翅の目玉模様でこちらを威嚇する。
携帯を構えてその目玉模様を撮ってやろうとするが風のためすぐ翅を閉じるのでうまく模様が撮れない。
しばらく睨み合っている間にバスが来た。

・・・・・

海だ。
久々の海。








前にも増して砂が波で削られている、と言うよりは抉られている。
打ち上げられ、置き去りにされた貝殻。

打ち寄せる波は届きそうで届かない。

10月の海は鋭い銀色をしている。
しばらく波を眺める。






























帰りのバスが来るまで1時間近くもある。

週日であるが1時間に1本しかバスが来ない。
去年頃からバスの運行が半分に減ったのだ。
土日祝日ならその更に半分だ。

間もなく昼だ。
バス時刻まで道の駅の食堂で豚丼を食べる。
豚肉は厚さ4mmくらいはあるかな、柔らかい。
山椒をかけて食べる。


食堂は昼時だと言うのに客が少ない。
交通の便が悪く夏が終わって海を喜ぶ観光客も来なくなったためか。


帰りのバスが来た。
市内に戻る。

・・・・・

市内に戻った。
高台方面に行くバスを待つ。
植え込みの花にさっき見たのと同じ蝶達が群がっている。
写真はそれぞれ全部違う個体達である。

もう数日すると明け方には霜が降りる。
それまでの命だ。

・・・・・

市内の浜に来た。
満ち潮であるが波は殆ど無い。












高台の上にあった赤い屋根に白い壁の学校の廃屋は現在取り壊し工事中。
立ち入り禁止で近寄る事は出来ない。
あの位置からの海の眺めは当分見られない。


急傾斜の坂を上った。
更に高い場所から海を見る。






視界は一面銀色。


日が暮れるまでまだ十分時間がある。
岸壁まで戻って来た。


漁船が集まっている。




縄張りを巡って睨み合うオオセグロカモメとカラス。


バカでかい船がいる。


閲覧室のある公共施設に向かう。


どう見ても漁船ではない客船でもない船が視界を占領している。


ここは日当たりがいいのかナナカマドの実の色が濃い。


これから閲覧室でまたビザンチン美術の画集を眺める。




・・・・・

太陽が低くなった。
岸壁に戻ろう。
日没は見えるだろうか。

太陽が暈を被り沈殿した雲がいるから夕日は見えなさそうだ。
中途半端に気温が高いからだ。

頭上を見上げると鳥が旋回していた。


岸壁の茶屋でビッグイシューを読む。
やはり今日も日没は見られなさそうだ。




ん。
たった今、揺れたよね?
震度2くらいかな。

持って来たビッグイシュー2冊とも読み終えた。
やはり夕日は無理だな。








帰宅途中母から着信あり。
お高いシャインマスカットを買ったので分けてくれた。
煮物も。
夕食で早速頂いた。
 

巨大粒のマスカットは甘いが個人的にはキャンベルの方が好きだ。
皮をがじがじ噛み締めて強い酸味が出て来るのがいい。

・・・・・


気分転換と暖房節約を兼ねて朝から晩までほっつき歩き回いた。
休日らしい休日、有り難や。

さっき岸壁にいる時地震があって揺れたがやはり震度2だった。
Twitterを開いたら何とM6.2?
しかもその後全国各地で揺れ、東北からお江戸、横浜方面までも揺れたらしい。
あこちで揺れ始めているのか。
嫌な感じがする。

洗濯をしながら反省飯をまた炊いた。

小分けして冷凍、毎日の昼食に持参する。

明日からまた仕事だ。
昼の弁当は簡単なものにしておこう。