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人間関係づくり・人間力育成の授業

2016年6月21日 奈良女子大学臨床心理相談特論③

2016-06-20 20:37:38 | 授業

 

奈良女子大学臨床心理相談特論3回目でした。

今日は、じっくりと前回のふりかえりから。

前回はストレスマネジメントでしたので、みなさんの気づきにフィードバックをお返しいたしました。

ちょうど一昨日の夜、NHKでストレスの特集やってましたので、それにも関連させました。

ふりかえりが大切だ!ということに気づいていただければありがたいです。

今日の模擬授業は双方向のコミュニケーション「南国の島」。

みなさん、作品を見比べて盛り上がってましたね。


終了後、7月に行うアサーションロールプレイングの練習です。

池田さん、中岡さん、ごくろうさまでした。お二人とも演技力高いですよ。

 

***

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11 コメント

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Unknown (なかおかみく)
2016-06-22 16:10:41
本日もありがとうございました!

一人ひとりのコメントに丁寧にフィードバックくださりありがとうございました。
「ストレスを感じやすい思考の人はいない」というお話、ワークショップの目的など、どれも自分自身のコメントだけでは出てこなかったと思います。
ファシリテーターとして前に立つ時はもちろん、カウンセリングでも拡散→収束のモデルを活かしていけたらと思います。
7月のロールプレイ、よろしくお願いします!
(深美です・・説明不足だったので、少しフォローしますね。「ストレスを感じやすい」というのは「ストレスを感じる機会が多い」ということです。ネガティブな思考の枠組みをもっていると、どうしてもストレスを受けることが多くなります。逆にポジティブな思考の枠組みをもっている人は、リフレーミング(パラダイムチェンジ)を自然と行っているので、ストレスを意欲に変えることができます。結果、「ストレスを感じる機会が少なく」なるのですね。しかし、常にアドレナリンなどの強力なストレスホルモンを出している人は、アドレナリンがつながっていくショートカット(?!)のようなものができてしまい、容易にストレス反応状態になってしまうようです。
おっしゃるとおり、カウンセリングはまったくファシリテーションであると言っていいでしょう。話を聴いていくうちにクライアントに拡散が起こり、適切なフィードバックのもとに収束します。これが「気づき」です。その「気づき」を受け容れることにより、成長が始まっていくのです。)
Unknown (さわだ)
2016-06-22 16:27:18
他の人の絵を見て、例えば「船といえばこんな形」と思いこんでいる自分の固定されたイメージに気づきました。
全く同じ絵を描くことはできなくても、情報を共有することで、皆が同じようなイメージを持つことができるのだとわかりました。

また、ストレスの話に関して、人間は今は、人間を恐怖の対象としているという所が印象に残りました。「人間が好きで、嫌い」という矛盾した感じを抱くことがあるからです。
今回、ストレスを感じやすいのではなく、たまたまその事に関してストレスを感じるだけだ、と気付くことの大切さを知りました。
気付くだけでも、「自分はストレスを感じやすいから人間関係に疲れる」といった考えにとらわれることは少なくなるように思いました。
ありがとうございました。
(深美です・・以前は人間の死の多くは感染症によるものでした。しかし、ハンス・セリエがストレス学説を提唱した20世紀中頃より、ストレスによる生活習慣病による割合が増え、今や死の多くの割合がそうであるようになってしまいました。しかも、ストレスは生活習慣病に至るまでに精神疾患をも引き起こしてしまうという極めてやっかいなものなのですね。1996年に心療内科の開設が始まり、2012年には、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病に精神疾患が加えられ五大疾病と呼ばれるようになりました。
おっしゃるとおり、ストレスを受けていることを認知するだけで、コーピングをはじめるという人間の力を引き出していくことが肝心なのです。ふつう、ストレスに対しては無意識です。無意識だからこそ人を攻撃したり、ものや人に依存したりというストレス反応を無意識のうちにしてしまうのです。これを人間性や性格という側面で見てはいけないのですね。)
Unknown (山本真以)
2016-06-23 04:03:17
昨日はありがとうございました。第2回目の授業で扱った感情をつかむということを意識しながら授業を受けました。書いた絵が見本と違ったときの感情、運命の出会いをしたときの感情など自分の気持ちをつかむという感覚が少し分かった気がします。また、今回の授業では前の席に座ることをポジティブに動機付けすることが印象に残りました。同じことでも捉え方を変えると全く異なる感情を生み出すことができることを実感しました。ポジティブな動機付けをできるファシリテーターになれるようにたくさんのアンテナを張ろうと思います。
次回も楽しみにしています。ありがとうございました。
(深美です・・なるほどね。ファシリテータとしてはみなさんの感情をつかもうとしながら進めているわけですが、参加者の側に感情をつかもうとする姿勢があれば、気づきや学びの深い場になるということですね。中学校の現場にいたころからそうだったのですが、相手のみなさんに「どうしたら一歩前に出ていただけるか」を考えていました。こちらから「相手を操作するために押し込んでいく〔かぶせていく〕」のではなく、一歩二歩こちらに来ていただければ、ここちよい、無理のない学びの場をつくることができます。そのための工夫や努力、あるいはイメージングをしているということになります。)
Unknown (にしお)
2016-06-23 04:17:28
「南国の島」でファシリテーター役をして、どう返すか、収束をどうもってくるかなど、カウンセリングを行う上でも大切だと感じました。。一方で、皆の気付きをベースに返すことの難しさを感じました。
私は、他の人が描いた「南国の島」を見たときに、1枚目と比べて見本と似ているなと感じました。しかし、共有の時間で“やはりちょっとずつ違うよね”という意見を聞いて、自分1人では気付かなかった考えを知ることができました。また、同じものでもそれぞれのイメージが違い、言葉でその違いをすべて補うことは難しいことに気づきました。
次回も楽しみです!ありがとうございました。
(深美です・・「皆の気付きをベースに返すこと」大事ですねぇ。ミニファシリテータをして、このことに気づかれたことは大変意味のあることです。実はそうすることで、カウンセリングに限らず、ものごとが非常にスムーズに進んでいきますし、相乗効果をも期待できるのです。イメージで言うと「皆の上に乗っかる」という感じですね。予定調和を排除して、相手の気持ちや考えを想像しながら言葉を投げかけます。そのためには「どういうこと?」とか「もう少し詳しく」というような「訊く」ことが大事になってくるのですね。慣れてしまえば、こんな楽ちんなやり方はありません。わたくし的には、今さら操作的だった過去のわたしに戻ることはできなくなっているのです。)
Unknown (かじもと)
2016-06-24 00:59:12
1枚目の絵よりも、質問ができる2枚目の絵の方がもとの絵により似ていましたが、それでも一人一人少しずつ異なっていたことや、もちろん誰一人見本の絵と同じ絵になる人がいなかったことが面白かったです。人は言葉と言葉でやり取りをしますが、相手が話してくれる場面や情景と全く同じものを頭の中で見ることはできないし、相手が感じていることをそっくりそのまま感じることも難しいと思います。だからこそ、たくさん対話をして分かりあおうと努力することが大切なのだと思いました。カウンセリングでも同じことが言えると思います。
次回もよろしくお願いします。ありがとうございました!
(深美です・・そうなんですよね。2枚目のほうが原画に似ているのです。だから、「2枚目のほうが描きやすかった」という気づきが生まれます・・というのがこのワークショップの模範的な気づきになります。・・という固定観念をもってしまうと、現にあの場でも出てきたように「2枚目は緊張しました。」という気づきを理解できなくなるのです。固定観念の予定調和に囚われていると「あれー、2枚目のほうが描きやすかったはずなのに、おかしいですねぇ」などという操作的なフィードバックを返してしまうという過ちを犯します。「みんなと同じような絵を描く、ということへのプレッシャー」を受け容れられなくなるのです。おっしゃるとおりカウンセリングもいっしょですね。固定観念を捨てて、クライアントの感情や思考にのっかってしまわなければ良いカウンセリングにはなりません。)
Unknown (つきやま)
2016-06-24 01:17:49
今回も、楽しいワークをありがとうございました。前回の授業で学んだことを生かしたいと思い、自分がいま、ここで何を感じているのかにしっかり向き合おうと思いました。ただ、やはり難しく、自分の感情をなかなかつかめないでいました。しかし、絵を描いたワークの中で、皆の感想を聞きながら共感する部分が多く、「皆と違ったら嫌だな、恥ずかしいな」とか、2枚目の絵では、忠実に再現しなければと思い「窮屈だな」と感じていた自分の感情に気付くことが出来ました。他の人の気付きをシェアすることで、本当に多くのことを得られるんだなと実感しました。次回もよろしくお願いします!
(深美です・・今、かじもとさんへのフィードバックをお返ししたのですが、コメントを入れて投稿したら、つきやまさんが、ちょうどそのことに触れて下さっていましたので、ナイスなタイミングですね。2枚目のほうが「窮屈だな」という感情はよく理解できます。しかし、そもそも見ていない原画と同じものを描いてね!・・という課題設定自体がむちゃなことなのですから、ほんとうはリラックスして描けばいいのに・・ということなのです。じゃ、なぜ「窮屈」なのか、ということですね。これはわたしの感覚ですが、ひょっとして「完璧主義」または、他者と比べての相対的な評価を気にしておられるのではないですか? 問題は自分が描いた2枚の絵が基本ですから、自分の作品がどうであったかが基本で、他者の作品は客観的に観ればいいだけのことなのですが、どうもそれが気になってしまう、ということでしょうか。違ってたら、またコメントで教えてほしいのですが・・。まぁ、こんなことをくり返しながら、ファシリテータとしての力をつけているわけです。わたくしは現場にいるときは、授業なんかさせてもらえない立場だったので、今もっている力は、退職して大人相手にファシリテーションや人生相談を経験して培ってきたものです。何が出てくるかわからないのがファシリテーションの醍醐味ですね。) 
Unknown (ひぐち)
2016-06-24 20:17:43
南国の島のワークでは同じ説明を聞いているのに出来上がった絵が全く違っていて驚きました。特に2枚目では相互にやりとりをすることができたにも関わらずひとりひとり違うイメージを持っていて同じ絵を描くのは難しいと思いました。このワークを通して人とコミュニケーションするときに自分の見ているものを言葉で伝えることはとても難しいと思い、人それぞれ感じ方が違うので全く同じようには伝わらないのでその違いを理解しておくことが必要だと思いました。
(深美です・・「自分が見えているものを言葉で伝えるのはとても難しい」からこそ、多様性を認めることが大切になってくるのですね。「椰子の木」といっても「フェニックス」や「ソテツ」のようなものもあるよね、って感じでしょうか。そもそも椰子の木に見えているものが違うものだったりすることもあるのです。多様性の理解は、自己概念を拡げ共感性を育てます。そしてその対極にあるものは「固定観念に囚われる」です。難しい生き方を強いられている人の多くは固定観念に囚われています。固定観念は他を認めない敵意につながります。敵意は容易に攻撃となってあらわれるのです。人を攻撃して他者を苦しめ、自分自身でも苦しんでいる人、世の中にはたくさんいます。)
Unknown (池田侑美)
2016-06-24 20:21:45
2枚目の絵を描く際、質問していいよと言われた時点で、「ああ、今度はみんな同じ絵になるってことか!」と半ば意図をくみとった気でいたので、逆に2枚目の方が描きづらかったという意見を聞いて確かになあと新しい発見がありました。ワークをやる際、そこにやる側の意図を入れて直接的にまとめとして伝えがちな感じがしますが、ワークをした後、その人が何かしら感じたり、気づいたりすることが大切なんだなと思いました。
(深美です・・まったくそのとおりで、ワークショップというものは何かしらの意図やねらいをもって実施されます。しかし、全員が意図やねらいを先読みしているとは限りませんし、先読みしたがゆえの感情をもってしまったりします。実はそのこころの変化の違いから気づきが生まれてくるのですね。そして、ファシリテータはその違いにより一人ひとりをアセスメントし、フィードバックを返していくのです。なので、ワークショップの中では何が起こってもいいのです。〔ただし、人権侵害や暴力は許しませんが・・〕参加しない人が出てきても構いません、「参加しない」ということ自体が一種の自己開示なのですから。)
Unknown (いしい)
2016-06-24 20:34:46
先日はありがとうございました。
今回は振り返りから始めていただいたことで、実際のワークだけでなく、このコメント欄での振り返りによっても学びを得られることをより強く実感できました。
また、それぞれの違いに気づける力と、その違いを正しく共有できる力を養いたいと思いました。日頃、ある程度同じものを共有しているだろう、という前提で人と話していることもあるように思います。ですが相手と全く同じイメージを持つことは本当に難しいことに気付かされました。相手の気持ちを想像し、対話をし、ときには今回のような時間を持ちながら、色々な気持ちを理解できるようになりたいと思いました。
(深美です・・「違いを正しく共有できる力を養う」、これこそが共感性を養うということなのですね。「違いを認める」とはよく言われることなのですが、同じ事に対しても「ありえへん」と感じる人もいれば「あるよね」と感じる人もいるわけです。「ありえへん」という感じ方からは敵意が生まれます。「あるよね」という感じ方からは歩み寄りが生まれるのです。カウンセラーは、クライアントの支援をする人ですから、「ありえへん」と感じながらの支援は、ありえへん・・ですよね。ワークショップというものは、「ありえへん」を「あるよね」に変える力をもっています。)
Unknown (たにもと)
2016-06-26 23:18:47
今回、「南国の島」の絵を描いてみて、自分がイメージしている風景と、ほかの人がイメージしている風景がそれぞれ異なっていることに改めて気づきました。また、質問をしていい状況のほうが、正解を求められていると「先読み」してしまい、プレッシャーを感じてしまうということに、とても共感できました。
日常生活の中でも、善意でしたことがかえって相手にプレッシャーを与えている、ということもあると思うので、とても身近な話として考えることができました。

次回も楽しみにしています。
よろしくお願い致します。
(深美です・・「先読み」のことにつきましては、つきやまさんのところでお返ししていますので、読んでみてください。わたくしが注目したのは「善意でしたことがかえって・・」というくだりですね。これは「おせっかい」と呼ばれるものなのですが、「おせっかい」とくれば「思いやり」が対極に浮かんできますね。「おせっかい」と「思いやり」は何が違うのか、また、またどうとらえられているのか。これは、地域、地方によって受け止め方にかなり差があるようです。5年ほど前に道徳の授業のワークショップで扱ったことがあります。よろしければ参照してみてください。
http://blog.goo.ne.jp/t-fukami/e/d8c34b0aa7776cc9d92dcb4271a3cbdd )
Unknown (小林 史奈)
2016-06-28 05:19:59
遅くなってしまいましたが、先週の授業で感じたことを送らせていただきます。
先週は、ストライクゾーンを広げるというお話が印象的でした。その後に2つの絵を描く体験をして、特に2つ目の絵で質問をする時に、ストライクゾーンが関わってくると思いました。目には見えないものと同じものを描こうとする時、どれだけそれについて想像を巡らせることができるかは、個人の経験と、それによって蓄積されたストライクゾーンの広さに大きく影響すると感じました。カウンセリングでもきっとそれは重要なことで、様々な経験を積んで、ストライクゾーンを広げていきたいと思いました。
遅くなってしまい申し訳ありません。
明日の授業もよろしくお願い致します。
(深美です・・なるほど。カウンセリングにとってかなり本質をついた気づきですね。「南国の島」というワークショップは、南山大学の星野欣生先生の「流れ星」(「人間関係トレーニング 金子書房)がオリジナルです。「質問をすればイメージが共有化することができる」ということを理屈だけでなく「実際こうでしょ」ということが描かれた絵のなかに具体的にあらわれる、というきわめて秀逸なワークショップなのです。つまりイメージで理解することができるのです。ストライクゾーンを拡げていくには「訊いて聴く」という経験を積み上げていくことで可能になります。それもカウンセリングという仕事のなかだけではなくて、実際の生活の中で実践することです。人間力にまで高まることが大事です。)

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