t-catの徒然寄稿

興の赴くままの煩悩炸裂日記です。買い物(散財)やら、最近のハマリ物公開中。猫(ラグドール)と暮らして18年が過ぎました。

内容については触れますまい

2016-05-29 12:58:22 | レコメン・スクェア


昨日発売になり、
今日、書店巡りをしてる難民が続出しているのでは……

雑誌・月刊フラワーズのお話。

私は午前中に駅前まで出た折り、
書店に並んだ直後のを1冊お持ち帰りしましたので
そんなに話題沸騰するほど? って思っているんですが、
なんでもあっという間に
あらゆる書店の店頭から消え失せたのだそうです。

ポーの一族、恐るべし。

ほぼ1ヶ月前に予告が出た際、
そこで使われたカラーイラストや
白黒のイラストを見る限りでは
期待できないなあと思ったんですが……
本誌の表紙だけを見る限りでは
長年のファンの期待を裏切らないなあと
素直に思いました。

このエドガーを見たかったでしょ、
目力感じたかったでしょ、というメッセージ。
見事です。

本作については、まだ完結してませんので
講評は控えます。

読みたかったかどうかについては
正直、五分五分でしたので
その通りの内容だったとだけ書いときます。

ああ、でも、シューベルトの冬の旅をモチーフにしてました、
そこは良かった。
好きな曲ですので判官贔屓入ります。
第二次大戦中の微妙な空気感も良かった。

しかし、私はこの作者の作品は
何であっても許せる人間、
ファンではないんだなあと
実感したところはありました。

作者の成熟に応じて作品世界は変わる。

脱皮するように変革していく。

変革前の殻には戻れないんですよね。

絵で見せるマンガって残酷だわと強く感じました。

後編はいつ出るかわかりませんが、
前編を踏まえてまた変化するのだろうか、
それとも当初の予定通り書き進めるんだろうか。

寝た子を起こして良かったのか、否か。
不安を胸に、続きを待ちます。
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