2月4日(土)名門香港ゴルフクラブで開催されたウルトラマラソン100kmの部にはるが参戦してきました。緩やかなアップダウンのあるゴルフ場内のラフやカート道を走るクロスカンのようなコース。1周約2.3kmを43周+α。制限時間13時間 7:00スタート、気温17~23度。
思い起こせば1年4か月前の2015年9月、気温30度超える猛暑の中、のりさん、はっしーさん、はるの3人が香港の陸上競技場400mトラックを250周=100kmに挑戦して完走したが、3人とも見事撃沈、市民ランナーの大きな目標の一つサブ10(10時間切り)ならず。はるは12時間1分とほろ苦いウルトラマラソン100kmデビューだった。今回はリベンジ!
前回の100kmは気温30度を超えて暑かったから記録が悪かっただけ…キロ6分で100km走ればサブ10達成、そんなに難しくないなあと心のどっかで少し甘く考えていた…サブ10を目指していざ出発!
スタートからキロ5分10秒前後で疲れがたまりにくいといわれる心拍150以下を維持しながら、飛ばしたい気持ちを抑え前半50kmは走る。30km過ぎにトイレに行ったくらいで休憩もなしで前半50kmを4時間20分くらいで。この調子だとサブ9もいけるかもとかなり甘く見ていた・・・。
50kmを過ぎてくるとだんだん疲れが。ウルトラマラソンの始まりはここからだった。前半は何とも感じなかった登り坂がきつくなり始める。タイムが徐々に落ちてくる。70kmではキロ6分を超えていた。
70km過ぎ、前半なんとも思わなかった坂が異常につらい。何度も坂の度に歩いてしまう。それに加え下半身のいろいろなところがつりそうになる何回も何回も。本当に苦しくて苦しくてできればすぐにやめたかった。でもここまで走ったのだからサブ10やりたい!休憩しようとも思ったが座り込むと動けなくなりそうなので、周回の毎にコースわきのモニターで走行距離だけを確認し、サブ10まだいける!と自分を励ましならペースはずいぶん落ちたが休まずひたすら走った。
エイドには麺やごはんやおかずやパンなどの食べ物がたくさん用意してあったがまったく食欲なし。ひたすら持参したパワージェルを1時間に1個、口に押し込んだ。唯一果物だけは食べられたので、カットオレンジとバナナは本当に助かった。飲み物は前半スポーツドリンク、後半コーラ。コーラはウルトラマラソンの後半では神ドリンク、炭酸とあの甘さが元気になる!
80km過ぎは辛くてほとんど記憶がない、キロ8分近くになったときもあった。前半作ったタイムの貯金がどんどん減るのに心が焦った。90km過ぎ、足などがつらなければサブ10はいけると確信。最後の力を振りしぼりキロ6分ちょいまでペースを上げる。
ラスト1周コールがかかる。感動よりやっとこの苦痛から解放されるという安心感。
無事にゴール 9時間40分38秒 サブ10達成!!
100kmの部なんと2位入賞!ちなみに1位は7時間22分、速い人の多くが10人24時間マラソンに出場したので、ラッキーな入賞!
ウルトラマラソン100kmはフルとは別のスポーツ。本当にしんどいと改めて思い知った。
ゴール後本当に疲れて30分間全く動けず。家にどうにか帰ると体重は3KG落ちていた。
(はる)
この夏はサロマ湖で、さらに高みを目指すとか??
僕は絶対に真似出来ません(したくない)ので、本当に尊敬しています!!
サハラとか南極とか、どんどんドMな方向に向かって、これからも頑張って下さい!!笑
全然関係ないですが、上から3枚目のアラレちゃん走りしてる奴が個人的にツボでした