ひとりで過ごす 続き

周りを見ていると、人を引き寄せる能力があるのは、人付き合いがマメで、裏表なく誰とでも分け隔てなく接している人。
私には到底出来ない。
でもその人たちは、私のように好き嫌いで友達を選んでいる訳ではなく、無意識のうちに身に付いたコミュ力を充分に発揮して、自然体で人を惹き付けるんだろうな。
もちろん、そうなるためには相当の場数を踏み、努力をしている筈です。
なので、今の私がそれを得ようとすると、相当のエネルギーが要りますし、今更人に受け入れられる自信もありません。

だから、おひとりさまとしてどこか自分を誤魔化してるのかもしれない。
ひとりは楽だし自由だけど、心の奥底では、どうしようもない寂しさを抱えている。
そして、それを誰にも言えず、平気なふりをして、能面のように過ごしている。自業自得なんだけどね。

ネットの世界では、私と同じような人たちがブログ等でメッセージを配信してます。
それを見て、どこかでホッとしてる自分がいます。
おひとりさま、友達少ない又はいない、仕事は不安定、劣等感の塊、なのにプライドは高い…。

本当はリア充な自分を夢見ているけど、現実はプア。
人に助けを求めたいけど、上手く人に立ち回ることが出来ない。
真っ直ぐだけど不器用。

それでも皆、日々一生懸命に毎日を過ごしている。
私も頑張らなくちゃ、と思える。
そう思ったら、ネットも悪くないかな。

おひとりさまでもボッチでも、後ろ指差されないような世の中になって欲しいし、せめてそれも個性と認めて欲しいですね。
人生死ぬときはひとり、なんですから。