読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

黒澤明と『用心棒』 ドキュメント・風と椿と三十郎

2016年08月07日 17時33分01秒 | ■読む
都築政昭著、朝日ソノラマ刊 同著者の「黒澤明と『七人の侍』」を読んで感動し本書も手に取りました。同様に丹念な取材により製作の現場を再現しており、正にドキュメントの感があります。また、(作品によっても、監督によっても異なるでしょうが)映画監督の役割と求められる資質が理解出来ます。そして黒澤監督が聖と俗、虚と実、シリアスとユーモアといった対極の要素を組み合わせて、独りよがりに陥らない名作を生んだのだと . . . 本文を読む
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