“マ・モ・ル”を守る！

マナー（行儀・作法）・モラル（道徳）・ルール（規則）…

昨今、これらを理解することができない人間が増えてきた感が否めない。
すべてはあの“バブル期”にある。
“シーマ”などの高級車がバカ売れし、地上げの横行や不動産への投資など…
いまの○○がそのままコピーである。

汗水流すことなく、お金が稼げたのである。
汗水流すことなく、センセイと呼ばれていたのである。
汗水流すことなく、安定していたのである。
汗水流すことなく、中流階級なのである。
汗水流すことなく、生活できたのである。

時の総理大臣は誰だったのか知る気もないし、責任転嫁もしたくないけど、
人々が私利私欲に暴走し、他人を蹴散らしてでも階段を上ろうとしていたあの時代…
あまりにもバブルの“ツケ”は大き過ぎたようだ。

バブル期以降の義務教育においては、肝心要の教育者の育成が滞っていたのか…
そして子供を育てる親があまりにもお粗末過ぎるせいか、
大きな勘違いによる“躾”教育で“ゆとり（おバカ）”な自らが
“ゆとり（おバカ）”を育ててきたのである。

いま現在、嘱望されている若者たちが、希望に満ち溢れて就職した企業で、“パワハラ”に遭い、
将来を見出せずにニートに陥って、親のすねをかじり続ける…

“バブル期”の仕事において“Yes”だけで生き延びてきた輩が、金の卵に対して
“パワハラ”をしているのである。
その輩たちは、“マ・モ・ル”を守ることを教わっていないのである。

だからこそ、いまの“ニッポン”には“マ・モ・ル”を守ることが重要なのではないだろうか。