漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

読み問題  (漢検DS:“読み”問題から・・・気になったところのみ・・・)

2017年09月17日 | 書き・読み問題
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・漢検DSの1級の読み練習、まだ半分も終わってないけど、気になった読みがあったので問題形式でお知らせ・・・あと半分以上残ってるので、続編があるかもしれません・・・復習、確認のためにお使いください・・・

1.しくは、いわゆる天道は是か非か 
2.今のき者はみな吾が敵なり 
3.これ、禹域をむ   
4.彼女はい外見に反して芯の通った女性だ  
5.険しいを仰ぐ  

6.重使を発してを為すに如かず 
7.江戸時代、姨子結びという女性の髪型があった 
8.をもって、その然るを知るか 
9.女性の名をう  
10.い動きで応戦する 

11.昨夜の雪で枝がる 
12.てば打つほどいよいよ廻り歩き、戦争の間にあわなんだと  
13.惨劇に胸をめる
14.に小鳥が巣をつくる 
15.時日か喪びん
👍👍👍 🐔 👍👍👍

1.儻(も)しくは、いわゆる天道は是か非か ✖「くわ(しく)は」とかにしそう?
2.今の勍(つよ)き者はみな吾が敵なり ✖「よ(き)」とか間違う?
3.これ、禹域を甸(おさ)む    ✖「さだ(む)」と間違えやすい   
 *甸:テン、デン、おさ(める)、か(り)、か(る)
4.彼女は孅い外見に反して芯の通った女性だ  かよわ(い)✖文によっては「かぼそ(い)」と勘違いしそう・・・
5.険しい岑を仰ぐ  みね

6.重使を発して媾を為すに如かず よしみ
7.江戸時代、姨子結びという女性の髪型があった おばこ  姨捨山(おばすてやま)は有名だが、✖「“うば”こ」と読みそう・・・
8.奚をもって、その然るを知るか なに  *奚:ケイ、しもべ、なん(ぞ)、なに
9.女性の名を娉う  と(う)
10.慓い動きで応戦する すばや(い) *慓:ヒョウ、すばや(い) *「すばや(い)」訓のある漢字:剽 勦 慓 狡 聿

11.昨夜の雪で枝が撓る しわ(る)  *「しわ(る)」読みはこの字のみ。
12.捶てば打つほどいよいよ廻り歩き、戦争の間にあわなんだと  う(つ) *捶:スイ、う(つ)、むち、むちう(つ)  
   *「南方熊楠 十二支考 馬に関する民俗と伝説}の一節
13.惨劇に胸を悽(いた)める
   *悽:セイ、いた(む)、いた(ましい)、かな(しむ)
14.椏に小鳥が巣をつくる きのまた
15.時日曷か喪びん  いつ(か)

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自ら反りみて縮からずんば、カツカンパクといえども吾惴れざらんや

2017年09月17日 | 故事成語類
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・これも漢検DSの1級の読み問題のひとつ・・・「惴れざらんや」の「惴(おそ)れざらんや」の読み問題だったけど・・・

・記憶に新しい、漢検過去問の「褐寛博」・・・もうだいぶ前から、この熟語には練習中に触れていたんだ・・・「非望を覬覦するの愚」の「非望」もそうだったけど、意外に、漢検DSも役にたっていたんだ(^^)

自ら反りみて縮(なお)からずんば、褐寛博といえども吾惴れざらんや

・<孟子>の一節。孔子が語った「大勇」についての言葉。
  「吾嘗て大勇を夫子に聞けり。『自ら反りみて縮(なお)からずんば、褐寛博といえども、吾惴れざらんや。自ら 反りみて縮(なお)かれば、千万人といえども、吾往かん。』」
・孟子が師である孔子に「大勇とは」と尋ねたときの孔子の言葉。

・訳、通釈は不要だと思うけど・・・
「自らを省みて、正しくないとわかれば、たとえ相手がとるにたらないものでも私は恐れる。しかし自らを省みて、正しいと思うのであれば、私は千万の敵であろうと恐れることはない。」
 「自分を顧みて、自分の言い分が間違っていると悟ったら、日頃、馬鹿にしていたり、軽蔑しているような者でも畏まって自分を改める。しかし、自分の信念に間違いがないと確信したならば敵は、幾千人いようとも、吾一人往かん。義とは、そのようなものである。 」

*「縮」の現行読みには“縮(なお)”はナシ・・・。

(漢検2)褐寛博(カツカンパク):①粗末なだぶだぶの衣服。 ②身分の低い卑しい人。無頼漢。 *広辞苑ほかにもアリ。

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市はテンすれども征せず・・・   

2017年09月17日 | 故事成語類
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・漢検DSの1級の読み練習、まだ700/2699字・句・・・まだまだ色々と記事にするのがありそう・・・はやく、練習に戻らなくちゃ・・・


市はテン(廛)すれども制せず 

・・・DSはこういう問題だったが、調べると、「市はテン(廛)すれども“征”せず」のようだ・・・

・出典:「孟子・公孫丑章句上」 (文・解釈ともネットから借用、ちょっと加筆訂正などしているので正確かどうかは不明)

・つづきの文
 「市は廛して征せず、法じて廛せずば、天下の商、皆悅んでその市に蔵することを願う

 (「市は廛(てん、店舗税)して征(税)せず、法じて廛(てん)せずば、「天下の商」皆悅んでその市に藏することを願う。)

  解釈その1:店舗税だけにして物品税や消費税を取らない、あるいは規則だけにして一切の税をとらない(自由な無税の市場?にすれば、あらゆる商人商品が押し寄せる。
  解釈その2:市場に対しては店舗税だけに留めて取引税を取らず、店舗税は法定の税だけに留めるならば(*)、天下の商人は歓喜してその市場で荷揚げしたいと願うだろう。
  (注)後段の原文「法而不廛」は衍文という説もあるようだ・・・が、略。


・さらに(途中の文を省略して)つづきの関連の文
 「・・・廛(てん、住宅・住む)に夫里の布(賦役税・地税)なければ、天下の民、皆悅んでこの氓(たみ:流れ込んでくる民、流民難民)がやってきてその民となることを願う

  解釈その1:「住宅税・賦役税・地税が無税」なら世界中から人は流入してくる。
  解釈その2:居宅に夫・里の布(住民税と固定資産税)をかけなければ、天下の民は歓喜してその国に帰化したいと願うだろう。

 *「夫里之布」・・・漢検四字熟語辞典掲載アリ・・・詳細はそちらを参照・・・この四字熟語の出典は上記の孟子のここからのようだ・・・
 *氓(たみ)
  (漢検2) 
    意味 :たみ。移住民。庶民。「氓俗」「民氓」
    下つき:蒼氓(ソウボウ)・民氓(ミンボウ)・流氓(リュウボウ)

ー参考ー「廛(テン)」には、「みせ・店」の意味のほかに、「居宅」の意味もある・・・前半と後半の「廛」は、その違いがあるようだ・・・

(漢検2)
廛:①やしき。すまい。「廛宅」 ②みせ。店舗。「廛肆(テンシ)」類)店
店:①みせ。品物を並べて売るところ。「店舗」「商店」 ②たな。貸家。「店子(たなこ)」「店賃(たなチン)」
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くじを引く ・・・抽選・抽籤=掣籤・掣簽=拈鬮・鬮拈=“抓鬮”

2017年09月17日 | 類義語・対義語
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●当ブログの<対・類問題>で、“くじをひく”で、掣籤・掣簽=拈鬮・鬮拈の問題を出しましたが、もうひとつ、当ブログ内から、“くじをひく”の熟語を見つけました・・・これも漢検DSとは直接的には関係ないが、DS文章題(読み)の「抖藪」関連を調べていて再発見したもの・・・(「音訓整理」の「抖」の次が「抓」だったので、たまたま目に入って見つけることができた・・・)


抓鬮(ソウキュウ) :くじをひく。

 *対・類問題で出るとはとても考えられないけど、音読み問題ぐらいなら出る可能性はあるかもね・・・

 *一応、念のため、タイトルのとおり、類義語としては、

 *くじを引く ・・・抽選・抽籤=掣籤・掣簽(セイセン)=拈鬮(ネンキュウ)・鬮拈(キュウネン)=抓鬮(ソウキュウ)

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山機霜杼

2017年09月17日 | 四字熟語
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●漢検DS準1の“読み”問題はひととおり終了・・・現在、同DSの1級の“読み”問題を復習中・・・といっても、“読み”というよりも、その問題文を見ながら、いろいろと調べ物をしたりして学習、理解を深めているところ・・・単なる“読み”の習得よりも、とても為になっている・・・時間はかかってるが・・・。
●そのうち、単発的に、あるいは連続的に、分野別(例えば故事成語類でも出題してもおかしくないような文など)に紹介していくつもり・・・

●今回は、その過程で発見した四字熟語・・・直接的にはDSとは関係なし・・・“山”関連の熟語を大字源で調べていたら発見したもの・・・


                山機霜杼(サンキソウチョ) 

(大字源):(国語)自然の織り成す造化の妙をいう。山は布を織る機、霜は杼(ひ)(横糸を巻きつける道具)のようである。(懐風)

(参考)ー漢検2ー
杼:チョ・ジョ ひ・とち・どんぐり
意味:①ひ。機(はた)織りで横糸を通す道具。「杼機」 ②とち。どんぐり。くぬぎの実。
「杼」から始まる言葉 ▲杼(ひ)
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29-2向け <語選択問題 おさらい+β>(3/3)

2017年09月17日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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・29-2向け語選択問題は、 <語選択問題 おさらい+α > (その5 オシマイ)でオシマイの筈でしたが、例の猫姐さんの準1読み・書き問題に触発されて、さらに、おさらいの意味でつくってみました・・・ま、簡単だとは思いますが、一応、復習にもなると思うので・・・

・<於邑>も出題しようと思ったけど、当模試などでも既出なので省略・・・
 「気オユウして止むべからず」(於邑) *漢検2下つき 
 (参考)
 (模試・語選択)4.於邑・於悒 (おゆう):悲しみや憤懣で胸がつまり、また、むせぶこと *漢検2掲載熟語「於邑」
「於邑(オユウ)」=(大字源・「於」の方での掲載)①悲しんで気分のふさぐさま=於悒 ②憤ってかっとなるさま (大字源も「邑」の方で掲載の「於邑」=「悲しみや憤懣で胸がつまり、また、むせぶこと」となっている。)
(松陰)・・・死に臨みて相於邑(おゆう)するは・・・:於悒。悲しみのため気持ちがふさがる。煩悶愁苦すること。

・では本問・・・

<語選択問題βー3>
1.あおり、もてあそぶ。おもちゃにする。
2.よどみなく調子のよいこと
3.色糊で布地に文様を印刷する染色法
4.まっすぐにたつこと。また、しっかり定めること。
5.食事に注意して養生すること
<語群>
( ろうぜつ、かさん、はろう、くせつ、なっせん、じゅりつ、えんてん、しんぜん )
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1.時代の波にハロウされた一生だった 簸弄 
  大字源:あおり、もてあそぶ。おもちゃにする。根も葉もないことを言って騒ぎを起こさせる。翻弄。
2.自らの見聞をエンテンと話し続けた。 宛転  
  広辞苑:①ゆるやかに動くさま ②眉がゆるく弧をえがいているさま。特に、美しい眉にいう。③よどみなく調子のよいこと
3.捺染なっせん・・・複数回 
 工場でナッセン加工を施す。捺染    
 桜の花びらの模様をナッセンする。
 広辞苑:色糊で布地に文様を印刷する染色法。・・⇔浸染(しんぜん)・・・過去記事で掲載済み(模試の対義語だったか?)
4.自らジュリツするの志を欠いている。 竪立(豎立)
  大辞林  豎立・竪立  まっすぐに立つこと。また、 しっかりと定めること。
  *広辞苑ナシ (漢検2)竪立(ジュリツ):まっすぐにたつこと。また、しっかり定めること。
5.カサンして老いを扶く可し 加餐 (杜甫)ご飯をたくさん食べて、老いの身のたすけにしよう。
 (漢検2)加餐(カサン):食事に注意して養生すること。また、健康を祝う語。「くれぐれも御―ください」 
              食を加える意から。手紙文などに用いる。
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