ガルパン戦車14作品目であるM26パーシングです。公式キットを使用して製作しました。
公式キットには両フェンダーを支えるターンバックルが付属していますが車体前方のT字シャックルが付属していません。タミヤ製は逆でシャックルが付いていますがターンバックルはありません。
なのでタミヤ製のパーシングの後方のシャックルを小改造して装着しています。
車体機銃と防盾内の同軸機銃、砲塔のアンテナ基部をアドラーズネストの物に交換しています。
砲身はキットの砲身は横から見ると空洞が目立つので金属砲身に交換し、
キット付属の組み立て式履帯もフリウルの金属製履帯に交換しています。
キットにはワイヤーが付属していないのでシャーマンの先端部にモデルカステンのソフトステンレスワイヤー0.8mmを使用しています。固定具はエッチングの切れ端をコの字に曲げて接着しています。
ワイヤーの先端部は後方のT字シャックルが付いていた所に固定されていますが、説明書通りに接着するとワイヤーが取り付けられません。設定画を見ながら角度を変更、隙間が出来るのでパテで埋めています。
また、フェンダーを切って短くしています。
左右フェンダー、道具箱にある大量の小さなコの字型のパーツはファインモールドのエッチングパーツを使用しました。
砲塔後部の重機関銃銃身止めはキットでは寝ているため切って真ん中をプラ棒にして立たせました。
車体と砲塔にある7カ所のぺリスコープを開口しファインモールドの米軍用ペリスコープを使用してガラス部分を再現しています。キューポラのペリスコープは設定では後ろ側、キットでは前側にあるので、ハッチを切り取り後ろに移動し、ペリスコープを上下に切りキューポラの表裏に接着しています。
今回パーシングに乗せるためにプラッツのフィギュアシリーズからメグミを製作しました。
基本アクリルで塗装していますがアクリルに無い色はラッカーの筆塗で塗装しています。
肌色はキットのままのサフレス塗装です。
戦車に乗せてみました。砲塔にプラ板を貼り手の位置にキューポラの淵が来るように高さを調整しています。
全体でみるとパーシングがかなり大きいのがわかります。
塗装は履帯色で履帯とシャドウを吹いてからオリーブグリーンに少量の濃緑色を混ぜたものを吹き、機銃はつや消しブラック、デカールを貼ってからクリアを吹き、フィルタリングとスミ入れをしています。
今回はメグミ車を作りましたがパーシングはドラゴン2両、タミヤ1両購入していたので中隊長車を別仕様で作ろうと思います。今回は砲身、履帯を交換した「全部乗せ」です。さすがにすべて交換できませんので。