言葉って面白い!

この日本語、英語でなんていうの?その奥に深い文化の違いが見えてきませんか。

梅の花、満開

2007年02月24日 | 四季
梅の美しい季節です。
近くのお寺の境内に2本の大きな梅の木が植わっていて、白い花をいっぱいに咲かせています。

梅は中国から入ってきた植物です。
「ウメ」という言葉も、中国語で梅を表す「メ」からきています。
「メ」だけだと音が途切れて落ち着かないので、音を和らげる「ウ」の音をつけて大和ことば風に変えてできた言葉だといわれています。
平安時代には、さらにやわらかく「ムマ」と発音したこともあるようです。

同じようにできた言葉に「馬」があります。
これも中国語の「マ」に、音を和らげるための「ウ」をつけて「ウマ」になりました。

梅とウマは、日本に入ってきた最も古い漢語だといわれています。
生粋の日本語と思われている「ウメ」や「ウマ」も、もとをたどるとやはり中国なんですね。

http://blog.goo.ne.jp/syusakuhikaru/e/05984073166c43432d21b01a1c733a1b

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