はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

本栖湖一周・竜ヶ岳3

2016-11-12 10:56:17 | 低山歩き
歩行記録   H28-11-6(日)
歩行時間:7時間40分   休憩時間:1時間50分   延時間:9時間30分
出発時刻:6時00分     到着時刻:15時30分
歩  数: 31、232歩(推定距離23.2km)    GPS距離16.5km
行程表
 本栖湖P 0:20> パノラマ台入口(本栖隧道前) 0:50> 烏帽子岳 0:15> パノラマ台 0:50> 中之倉展望地(分岐・峠) 0:55>
 中之倉山 0:25> 佛峠 0:25> 湖畔車道合流(憩いの森キャンプ場) 0:15> 竜ヶ岳登山口 1:05> 端足峠 0:55> 竜ヶ岳
 1:05> 湖畔車道 0:20> 本栖湖P

          
                  竜ヶ岳登山口(端足峠側)                          竜ヶ岳への標識

 湖畔の車道を15分も歩くと道がカーブしている所に標識が見えてきた。どうやらあそこが竜ヶ岳の登山口らしい。
標識には竜ヶ岳までは2時間となっているが、道々眺めた竜ヶ岳は高草山程度の山に見える。
標高は竜ヶ岳が1485mで本栖湖が900mなので標高差は585mと500mの高草山より2割程度高いが大した事はなさそうだ。
今日はここまで快調に歩いて来たが、ここで疲れを取っておこうと10分余も腰を下ろして休憩をした。

          
                  最初の林道分岐                                 注意書
                      
 林道を歩きはじめると平らに延びる道と山に登る道が分岐していた。雰囲気的に峠は真っすぐ延びる道だが少々不安になった。
実は登山口を歩きだしてからすぐの所に標識が建っていたが、意識せず真っすぐの林道を来てしまった。
若しかして上に延びる道が端足峠に行く道だったのかと不安を感じ始めたのです。
だが平らな林道の先には道の脇の太い木にピンクのテープを巻いてあるのが見える。あのテープは道案内のテープだろうか?

 以前塩の道の分岐で、ここと同じように太い木にテープをピシッと巻いてあった場所に遭遇した。その時はテープを道しるべ
だと判断して登って行ったのだが、そのうち同じテープが林の中の木にも巻いてあるようになった。
どうやらこのテープは道しるべではなく、伐採予定の木の印のようだったので慌てて引き返したことがある。
それ以後、太い木にテープがピッシと巻いてあるものは疑問を持って眺めるようになっていた。

 ここのテープもピッシと巻いてあるのでその疑いが強い。ここで道を間違えた大変だと、さっきの標識まで戻ることにした。
戻った標識は何の事はなく、上に行く道には “本栖湖湖畔歩道” とあり、平らな林道側には “端足峠・竜ヶ岳” となっていた。

 分岐までに戻り一先ずテープまで行ってみようと歩いていくと・・・ 何だぁ道の反対側には標識が建っていた。
ホッとすると同時に少々腹も立ってきた。この標識を分岐に建てれば誰もが安心て歩けるのに、と。

 ピシッと巻かれたテープはその後も道脇に出てくるので、どうやらこれは目印なのだろう。更に進むとまた道は分岐していて一方の
先に何か紙が貼ってある。近づいて見て見ると
 「登山者の皆様に 登山道は、立木にピンク色の樹木テープが巻いてある所がルートになっています。」 と親切に書いてあった。
でも、でもですよ。この注意書きを竜ヶ岳の登山口に貼ってあれば何の問題もないのに、と思うのは身勝手でしょうか。

 
               やっと竜ヶ岳が見えた                                 端足峠

 山道に入ると下に見える本栖湖が右に見えたり左に見えたりしながら高度を上げていく。峠に行くにしては中々厳しい登りが続く。
私の想像では佛峠とこの端足峠は朝霧方面と本栖を越えて下部に通じる旧道だったのではと思う。
今は石仏は見当たらなかったが “佛” という旧字体を使ったり、端足はどう読めば分からないような峠名だったりするのが根拠だ。
そうそうその端足峠だが、初めは適当に “たんそくとうげ” と読んでいた。それが標識のローマ字表記には “hasita toge” となっていた。
端足峠を “はした峠” とは中々読めませんよね。いや短足な私には全然読めなかった峠名でした。

 更に今日見た標識で読めなかった地名に釜額と三方分山があった。釜額には矢張りローマ字表記があったので “かまびたい” と
分かったが、三方分山の標識にはローマ字もカナも無かったので読めなかった。この標識のあった場所はパノラマ台を過ぎた精進湖
への分岐にあったので御坂山地にある山なのだろう。と地図で確認して場所は分ったが読みは分からなかった。
ネットで検索して “三方分山(さんぽうぶんざん)” だと分かったが、最初は三方五湖の影響で “さんぽう” とは読めませんでした。

 登山口までの快調さが嘘のように疲れが出てきた。確か峠までは50分とあった筈なのに50分過ぎても峠らしき雰囲気はない。
それに下の方では3組のハイカーとすれ違ったが、そのあとハイカーに会っていない。
道は鞍部を目指す感じではなく山頂を目指しているような道が続いている。まさか雨ヶ岳への道に迷い込んだのかと一瞬思ったが、
そんな訳はない、分岐場所は無かったし、道はしっかりと太い道だ。

 登山口から丁度1時間ほどの所で正面に竜ヶ岳と思われるとんがり帽子の山が見てきた。
しかし変だな? 今いる場所は竜ヶ岳の鞍部より高い所まで上がって来ている。峠は鞍部にある筈なのに変だなぁー?
またもや不安の芽が醸し出したその時、茶色の標識が目に飛び込んできて、そしてその先には色こそ違えど竜ヶ岳と同じような
とんがり帽子の富士山が見えていた。

 
               端足峠の紅葉                                  端足峠の裸木

 フ~標識にあった50分を越えて1時間5分も掛かってしまったが、何とか端足峠に到着。ウーン!疲れた。
端足峠は尾根伝いに東西に竜ヶ岳と雨ヶ岳を結び、峠道は南北に富士宮市根原と本栖湖を結んでいる。ただ峠の場所は竜ヶ岳と
雨ヶ岳の鞍部ではなく、雨ヶ岳側に少し登りかけた所にあった。きっと鞍部の沢が急峻かどうかで峠にならなかったのだろう。

 ここからが今日本来の目的の霧氷見学のコースになる。
霧氷コースは本栖湖-石仏-竜ヶ岳-端足峠-根原を考えていたので、当初は端足峠で時間が有ったら根原側に少し下って
みようと思っていた。だが今は疲労困憊でとてもそんな気は無くなっている。
マー東海自然歩道に行く道だから、しっかりしているだろうと思う事にする。

 端足峠で座りこんで休んでいると雨ヶ岳の方から60代と思しき男性が下ってきた。何処から来たのか尋ねると
 「竜ヶ岳から雨ヶ岳をピストンする予定だったが、疲れたのでここから下る」 と言っていた。
雨ヶ岳の道を聞くと 「上りは良いが下りは危ない所が何カ所かあった。」 だそうです。やはり私には無理だ。

 
              竜ヶ岳中腹から                                  雨ヶ岳

 竜ヶ岳と雨ヶ岳の鞍部は笹が広がった広い所で危なそうには見えない。下る道があるかと眼で探したが分からなかった。
鞍部は安全そうでも下ると危ない所があるのだろう。
富士山が大きく見えてきたが、既に12時を過ぎているのでスッキリとは見えない。それに天子山地から見る富士山は、正面にドカンと
見え過ぎで余り好きな富士山ではない。と贅沢を言えるほど今日は富士山が見えていた。
後ろを振り返ると雨ヶ岳が見えるが右の鞍部が佛峠だろうか? 良く分からなかった。

  
                リンドウ                                     もうすぐ山頂

 笹原を切り開いた登山道脇に小さなリンドウが咲いていたが、貴方はリンドウの花の色を聞かれたら何色と答えますか?
青色とか、紫色、両方を合わせた青紫色が多いと思いますが、私は濃紫(こむらさき)と答えたい。
何故か。それは、🎶 リンリン りんどうは濃紫 ♬ と歌う島倉千代子の “りんどう峠” が若いころ流行ったからです。
ここまで書いたなら序に蘊蓄も。
リンドウは漢字で書くと 「竜胆」 竜の胆と書くが、これはリンドウの根の部分を噛むと、熊の胆より苦いそうです。
その苦さが最上級と言いたいがため、最高の生き物とされる竜を引っ張り出し、その胆と同じくらい苦いといとして “竜胆” と書く
ようになったとか。また “リンドウ” は “竜胆” の音読みの “りゅうたん” がいつの間にかに 「りんどう」 になったとか。本当かな。

 ようやく山頂に近づいた感じの景色になってきたが、確か標識には峠から1時間10分で山頂とあった筈だ。それがまだ40分も歩いて
いないのにもう山頂? イエイエ笹原になってからが山頂までが遠かった。普段なら軽い傾斜の歩き易い道なので快調に歩けそうだが、
今は端足峠までの疲れが残っていて四苦八苦の状態。早く山頂よ来い、と祈りながら歩いた。

          
                      山頂広場                                   山頂標識

 峠から55分掛かり1時15分に竜ヶ岳山頂に到着。標高1485mで本日の最高峰だが三角点は無い。
山頂広場には大勢の人が休んでいてベンチには座れない。とは云え段差のない地面に座るのは苦手な私は、周りを見回したが
適当な場所は無かった。と、隅の方で数人の人が寝転んでいるのが見えた。シメタとその近くに行って恥も外見も無く横になって
しまった私です。何とも情けない話です。
しばらく横になって休んでいると隅のベンチが空いたので移動して残りの昼飯を食べたが、それにしても疲れた。
だがそれにしてもおかしい? 峠から山頂までが1時間10分の所を55分で歩いた事になるが、その時の歩きは疲れ果てたヨロヨロ
歩きに過ぎなかった。それが標準より速かったとはとても思えない。ここの標識の時間が遅い設定なら、登山口から端足峠までは
50分のところを1時間5分も掛かっているのが理解できない。正に???でした。

 山頂からの景色は富士山側は見えているが、今日歩いて来た本栖湖側が全然見えなかった。この先見える場所があるのだろうか、
是非とも本栖湖とその周りの山々を見て見たい。

 
                 八ケ岳                                       笹 原

 山頂で25分も休んで歩き出すと、アレ-元気が戻っている。道が下り坂になったのもあるが、普通に歩けて何組かのグループを
追い抜く事も出来た。
八ケ岳らしきものも見えたが霞んではっきりしない。笹原の向こうに雪山らしきものも見えるが何処だろう。
それにしても竜ヶ岳は名前に反しておとなしくなだらかな笹山だ。これで霧氷は何処に付くのだろう? だいたい霧氷の付く木が無い。
竜ヶ岳の霧氷は昨年ブログの写真で見てあの山ならと、こうして下見に来たのに肝心の霧氷が付く木が無いなんて・・・・・
私が何処かの山と勘違いしたのだろうか変だなぁー。


                       本栖湖と歩いた稜線。その奥に御坂山地

 本栖湖が見える場所に来て気が変わった。このまま木のない笹山を歩くより今日歩いた稜線を一望できる場所に行ってみたい。
それにはこのまま笹の尾根道を石仏の方に下っても富士山は見えるが本栖湖側は見えないかもしれない。
富士山も霧氷ももうどうでもいい。それより稜線の一望だ。確か途中から湖畔に下る道があった筈だ。

 
              石仏・湖畔ルート分岐                              何キノコ?

 山頂から8分ほどの所に石仏と湖畔への分岐がありそこを下りだす。少し下ると林になったがここに霧氷が付く?って感じ。
道は笹の所より急になったが、この際長い道を歩くより少しでも短い方がありがたい。
だが林の中の道で景色は見えそうもない。どうやら湖畔まで下らなければ今日歩いた稜線は見えそうもない。

 
               下りの雑木林                                   湖畔に着いた

 佛峠からの下りも長かったが、ここの下りはもっと長く感じた。竜ヶ岳の標高は1485mなので、そこから本栖湖の900mまで
500m以上を下るのだから長くて急に感じるわけだ。ただ道は整備され歩き易かったが最後には飽きてしまった。
高草山と同程度だろうと甘く見ていた事を反省した。

 登山道が太め目の遊歩道に合流したが、このまま遊歩道を行くと湖畔に出そうもない。それでは稜線一望が出来なくなってしまう。
エーイいいや。と遊歩道を突っ切り私有地ぽい草原を湖畔に向かった。その出口には鎖で封鎖されていたが鎖を跨いで車道に出る。
車道の先は廃車のバスが置いてあり、その中には人の姿もも見えていた。湖畔の入口には “釣船専用駐車場” とあり、湖畔には
何艘ものボートが船腹を上にして置いてあった。
注意されたら注意されただ。とそのまま湖畔に向かった。


                                 良く歩いたなぁ~

 どうですか、佛峠までは見えなかったが午前中に歩いた山波です。歩き終わった場所をこうして眺めるのが大好きで、歩いて来た
事を色々思い出しながら満足感に浸ります。
今日歩いたコースは今までの歩いた低山の中でも最高の部類に入るコースだと思う。眺めも良し道も良し距離も良かった。
今日のコースを簡単に説明するなら、
湖畔から烏帽子岳、パノラマ台、お札の展望台、湖畔までは誰でも歩ける初心者コース。
更に展望台から中之倉山、佛峠を越して湖畔に出るコースは薄い踏み跡を苦手としない人向きの一般コース。
私が歩いた端足峠、竜ヶ岳、湖畔コースは健脚コースになるだろう。
そして佛峠から雨ヶ岳を越えて竜ヶ岳に至るコースは、ベテランでしかも豪脚の持ち主か歩けない特別コースだ。
紅葉はもう過ぎているが、これからは雪を被った富士山が見える時期です。ここを歩いていない方は一度歩いてみてください。

 湖畔に出てからはもう完全に終盤モードのダラダラ歩き。車を置いた駐車場に着いたのが3時30分で、歩きだしから9時間30分
過ぎていた。最近の私の足では10時間は掛かるだろうと思っていたのでまずまずの歩きだった。
満足感一杯で帰路についたら、国道も新東名も紅葉狩りの車で渋滞の連続。行きの倍近い時間でようやく家に到着。車は嫌いだ!


(竜ヶ岳登山口からの標識と自分の歩行時間に納得できず調べてみたら、何の事はなく私の勘違いだった。
登山口の標識は 「竜ヶ岳2時間 端足峠1時間10分」 とあったのを、私は竜ヶ岳までを1時間10分、端足峠までを50分と思い込んで
いたのでした。結局私は 「端足峠1時間5分 休憩10分 竜ヶ岳55分」 の計2時間10分掛かっていました。)
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2 コメント

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Unknown (itta)
2016-11-13 23:13:33
お疲れ様です!!
いつものことですがよく歩きますね、、大賑わいの竜ヶ岳山頂にいる誰よりも長く歩いたのではないでしょうか?

霧氷は寒波の襲来に合わせると高確率で会えると思います。竜ヶ岳でしたら、ダイヤモンド富士と併せて楽しむこともできますね!
ittaさん (はぐれ)
2016-11-14 16:40:58
竜ヶ岳の霧氷は諦めました。だって霧氷がつく木が無いように見えましたの。
それに「ダイヤモンド富士」と合わせるとなると、スノータイヤにアイゼンと大幅出費になってしまいます。
年金オンリー年代としては我慢!我慢!です。

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