はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

高山南峰のコアジサイ 2

2017-06-14 15:47:15 | 低山歩き
                       高山から瀬名へ 
歩行記録                                                        H29-6-9(金)
歩行時間:6時間00分   休憩時間:1時間30分   延時間:7時間30分
出発時刻:8時30分     到着時刻:16時00分
歩  数:26、054歩(推定距離18.52km)    GPS距離15.2km
行程表
 吉原バス停 0:50> 高山峯山林道入口 1:00>  竜爪林道合流 0:25> 高山 0:20> 高山南峰 1:00> 山原分岐 1:00>
 柏尾峠 0:30> 帆掛山 0:15> 梶原山 0:40> 西奈リンクバス停

 
         高山南峰のコアジサイ                          高山南峰のコアジサイ

  アーァ! 矢張りコアジサイは早すぎだぁー!

          
          高山南峰のコアジサイ                               高山南峰

  1本離れた所にあったこれが最高。これなら峯山林道のコアジサイの方が良かったな。

          
               倒 木                                  山原分岐

  柏尾山稜の中で尤もキツイ南峰の斜面は一歩一歩ユックリ下ったので滑ることも無く何とかクリアできた。
下りがきつければ上りもきついのは道理で、ここの上りは傾斜もあるが距離も長くていつもヒーヒーしてしまう所だ。
  昼になったが一向に食欲はないが、少しは腹に何か入れなければダウンしてしまう。と、握り飯を食べることにした。
昨日買って一晩冷蔵に入れといた握り飯はポロポロして美味しくない。口に入れても胃に落ちていかないの水で流し込もうと
これまた昨日買っておいたペットボトルで飲み込んだ。何だこれは? 甘い! 水と思って買ったのにジュースだった。
ラベルには “アクエリアス クリアウォーター” とか書いてあったので水と思って買ったのに何だこりゃぁ。
それでも腹に入れなければと何とか1個半は胃に収めました。

 
            梶原山が見えたがまだ先だ                         新東名北沼上トンネル

  合流した農道から梶原山が見えたが、まだまだ先は長い。それよりこの農道を下って平山に下った方がよっぽど速そうだなぁ
心は揺れるが平山からのバスは少なくて、瀬名のバス停まで車道を歩かなければならないのも嫌だなぁ。我慢、我慢。

 
                清水市街                                  山原中継所

  また山道に入ると今度は東側から清水市街や山原中継所が見えていた。
瀬名側より清水側に下りた方が楽かしら、なんて考えも湧いてくる。

 
               一つ目の橋                                 二つ目の橋

  このあたりは道は緩やかだが急な斜面にトラバス道を造ってあるので、小さな橋が何ヶ所かある。そのうち2個の橋は補修が
行われていてロープが張ってあった。滑らないよう慎重にと心掛けたので無事クリア。
なのにロープも無く、なんでもない小橋では少し滑って一瞬冷っとした。油断大敵ですね。

         
                        柏尾峠                                峠の地蔵さん

  やっと柏尾峠に到着。天保3年(1833)のお地蔵さんが見守る峠は、かって静岡側の長尾川上流地区と清水側との縁組が盛んで
この峠も 「嫁入峠」 と呼ばれていたと石碑には書いてある。
いい名前じゃないですかねぇ。どうせならその峠名の方が風情があったのに勿体ない。

 
                清水市街                                    峠の鶏

  峠から覗き込めば清水の街並みはすぐ下まで延びてきている。多分バスだって来ているだろう。
でも、でもです。あそこからのバスの行先は清水駅だ。すると静岡駅に出るより二駅も遠くの駅になってしまう。それは勿体ない。
ようやく胸の不快感も薄れてきて、本来のケチ根性が復活したようです。
ところが峠から帆掛山への道は、アップダウンの山道を避けて農道の方に足が向く。だらしがないが今日はヨシ!としよう。

  間近で大きな鳥の鳴き声がする。うん!若しかして例のトリか? 賢パパさんが時折紹介してくれる柏尾峠のカシオ君か。
峠を少し行った所に嘴で落葉は突っついているトリが見える。近づいても一向に逃げる気配がない。それどころか時折大きな声で
 「コケコッコーー」 と鬨の声を挙げている。そうトリはトリでもニワトリでした。
このカシオ君以前は3羽か4羽いたようだが、今はこの1羽になってしまったそうです。こんな場所では鶏を狙う狐やハクビシン、
イタチなどがいるだろうに良く生き残ったものだ。そういえば途中に 「熊注意」 の看板もあったが熊だって鶏を狙うだろう。
このカシオ君は用心深く動きが良いので逃げ延びているのだろうが、いつまで続くか。がんばれ! カシオ君! だ。
それにしては人間は恐れていないようだ。私が近づいても逃げることもなく平気で近づいてきた。

        
           バナナ                 バナナの苞                    バナナの苞アップ

  歩いているとバナナの木は時々見かけるが、ここのバナナが一番大きく数も多いと思う。しかも新しい木も生えてきている。
中には花なのか蕾なのか分からない物をぶら下げているのもある。一体なんだろうと調べてみたが、以下は受け売りです。
  花とも蕾とも見えた物体は 「苞(ほう)」 だとか。しかも 「食用バナナのほとんどは紫色」 だとも書いてある。
するとここのバナナは苞が薄い黄色なので食用ではないことになるのか?
苞の額が1枚めくれ、その下に見えているのは雄花で、雌花は苞の上の方にある緑の塊り、そうバナナの実の先にあるのが雌花とか。
と、ここまで来て疑問が湧いてきた。受粉が行われない前からバナナができている? そんな馬鹿な!

 で、更に調べてみると全然違う栽培日誌をを見つけた。それには苞の下に見えるのがバナナの花で、ここで受粉が行われバナナの
実になっていく。実が成長し下向きだった房が上を向いてくると次の苞の額がめくれて次の花が出てくる。
この繰り返しによってバナナは段状の大きな房になっていくとあった。
しかしその説明でも正直納得できなかった。だって写真の苞にはまだバナナの花が見えるのに、成長したバナナはズート上なので
間が空き過ぎている。他には苞が無かったので比較できなかったので何とも言えないが何故でしょうね。

  他にもへ~と云った事も書いてあり、果実だと思ていたバナナは正確には野菜だそうで、その定義は1年間で枯れてしまう物から
取れたものを 「野菜」 。何年も生きる物から取れたものを 「果物」 と定めてあるらしいです。
因みにバナナは一度収穫した物は切り倒してしまうそうです。
更にウィキペディアには 「高く伸びた茎のような部分は偽茎(仮茎)と呼ばれ、実際には葉鞘が幾重にも重なりあっているものであり、
いわばタマネギの球根を引き延ばしたようなものである。茎は地下にあって短く横に這う。」
とありました。
イヤァー! お陰でバナナの知識が大分増えました。

 
             帆掛山下の茶畑                               帆掛山下の駐車場

  今まではたとえ農道を歩いても、このバナナの所から山頂までは茶畑の中の道を歩いていた。でも今日は最後まで農道を歩いて
山頂に行ってみる。
 同じ柏尾山稜の農道でも清水の吉原側はミカンの栽培が主だったが、ここ静岡の瀬名側は茶の栽培が主だった。
以前農家の人が 「固まって栽培した方が出荷がしやすい。」 と言っていたが、その通りなのだろう。

  帆掛山と梶原山は夜のデートスポットだと聞いた事がある。夜農道を車で来て山頂から清水と静岡の夜景を見ながらのデートを
するらしいが、多分ここに車を置いて山頂に行くのだろう。
一度ここからの夜景を見てみたいが男が一人ブラブラしていたら “覗き” と間違えられそうだ。でも一緒に夜景を見に来る相手は
いないので夜景見物は実現しそうもない。

 
              帆掛山の三角点                                清水市街

  大内村の二等三角点です。この山頂は一本松公園ともいわれ、いつ来ても誰かがいる人気の山頂です。
今も4組6人のハイカーが登山談議に花を咲かせていたが、その中にも入らず一人離れた所で景色を見ている私です。
ここから国の重要文化財のある霊山寺を通って大内に下ればバスは走っているが、もうそんな気は起きません。
ここから最後の梶原山まで行って、そこを下った方のが静岡に近くバス代も安くなる。と、もういつもの自分に戻りました。

 
               梶原山山頂                                  梶原景時慰霊碑

  今日一番快適な尾根道を梶原山に向かう。梶原山も人気がある山だが誰も居なかった。
鎌倉時代の武士梶原景時がこの山で自死したこから山の名前になったのでしょう。

 
           草薙(日本平)方面                                   東静岡駅方面

  梶原山は帆掛山からは見えなかった静岡の街並みも見えるので、眺めとしてはこちらの方が雄大です。
いつかここを仲間ウォークで歩きたいと思っているが、スタート地点もゴール地点のバスを利用しなければならないので二の足を
踏んでいる状態です。でもマイカーで帆掛山の駐車場まで来て、行きは農道歩きで柏尾峠に行き、そこから尾根道を帆掛、梶原と
歩き、そこから農道を戻る周回ルートはどうだろう。いつか提案してみよう。

          
                       茶畑の中の道                               農道合流

  梶原山から瀬名に下る道は最初こそ急だったが鳥坂の妙立寺の分岐からはなだらかな道になり、農道に合流してしまうと
後はのんびり終盤モードに入ってしまった。

 
              トキワツユクサの群落                             トキワツユクサ

  白い露草、トキワツユクサ(常盤露草)が所々に群生している。青い露草ほど目立たないがこの花もアップで見れば中々可憐な
花だ。だがウィキペディアによればこの花は、“外来生物法により要注意外来生物に指定されている” そうです。

 
                  キウイ                                       ビ ワ

  短い農道だったが途中何ヶ所かでキウイが栽培されていた。キウイは一時は盛んに栽培されたが、今は手を加えなくなった畑を
見かけるようになってしまった。だがこの農道のキウイは何処も整備され今も増やしている畑もあった。
キウイと言うと蔓が何重にも重なって生茂っている畑が多かったが、ここの畑は1本のキウイが広い栽培面積を持っているので、
蔓がスッキリした感じで伸びていた。矢張り長く続いている畑は手の入れ具合が違うのだろう。

  ビワも成っていたがこれは栽培したビワでなく自然に芽が出てきたようで農道の藪の中にあった。
手を伸ばしたが残念! 手が届く範囲には実はなっていなかった。

 
                 あと少し                                    光鏡寺

  アーァあと少しで到着だ。瀬名は山から下りればバス停はすぐなのが嬉しい。
もう不快感は完全に無くなり空腹も感じるようになった。全く二日酔いなんて大人げない、70過ぎた男がするものではないと反省。
これからは二日酔いにならないような酒にしなければと思うのは簡単だが、私にできるわけはない。
せめて朝飯を普通に食べられるぐらいの酒にしなければと思うのでした。

  この寺のある辺りは今川の一族の瀬名氏が住んでいた所です。その瀬名一族の瀬名姫(築山殿)は、あの直虎の大河ドラマでは
端役だが、私は直虎より大河ドラマの主人公に向いていると思っている。もし大河ドラマになればこのお寺も俄か歴史ファンで賑わう
事でしょう。多分いつかはそうなると思います。今川ファンの私は。


     *********************************************************************
<<おまけ>>
          
                        河内の大石                                 河内の大石

  飲み会の会場となった近くに市指定の文化財になっている大きな石があるというので見に行ってきました。
高さ19m、周囲長さは60mもある大石で、安政地震の翌年の大雨で真富士山中腹から流出したものだそうです。
山ではこのような大きな石は時々見かけるが、他に何もない平地で見るとその大きさを余計に感じるようです。
大石の横には石を祀った大石神社があり、そこにあった由来記を少し紹介します。
 
 日本一安産石由来記 茲興津川上流 真富士山麓 清水市河内石澤に 高さ19m、周り60m 容姿雄大にして端麗な
石英粗面岩の一大巨石を見る。これ世謂安産石で、これに高御産巣日神神皇巣日神を祭る。(中略)
時は安政元年霜月二十八日 突如として起こった大地震は真富士連山を震撼し、岩石をとばし地鳴続き人心胸々として
唯藪中に逃れ祈祷するのみ 続いて翌年には豪雨沛然として到り正午より夜半に及び、地震にて崩れ落ちた土砂岩石を
泥流と化し流れ去った。
 夜明けて空は一点の雲もなく晴れ渡り前日の恐ろしさは忘れたかのような好天気であった。
そこに純白な一大巨石が端座していた。(攻略)」

成程如何に凄い自然災害だったかが分かりますね。しかし最後まで読み通すのは大変なので、安産の事は他を探しました。
 「大石を村の人は、山の神の化身として崇めてきた。山の神は十二様ともいって、一年に12人の子を産むとされるなど、
生殖能力の強い神とされる。そのため、この大石は安産石として知られる。」
とか
 「大石が川を流れてきたのを、狭い産道を通ってこの世に生まれ出たと見立てて「安産石」とも呼ばれている。」
果たしてどちらの説が正しいのか、判断はお任せします。


  オットもう一つおまけがあります。
今回の1回目で紹介した東海自然歩道が通行不能の話ですが、自然歩道の途中にある “清水森林公園やすらぎの森管理センタ”
で現地の話を聞いてきました。

 1・林道は落石はあるかもしれないが昨日も静岡に車が行ったので走れると思う。だが正確にはこの先林道案内板があるので
   それで確認してくれ。(林道案内板は “落石注意” の表示はあったものの “通行禁止” は無かった)
 2・自然歩道の事はここでは分からないが車が走れるならなぁ  との事でした。
マー林道の案内板には落石注意は付き物なので林道は通れるのでしょう。しかし自然歩道は分かりませんね。
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