はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

志太奥:椿山・菩提山・笠張山周回2

2017-06-02 09:50:08 | 低山歩き
                       椿 山2 
歩行記録                                                        H29-5-28(日)
歩行時間:7時間10分   休憩時間:2時間35分   延時間:9時間45分
出発時刻:6時45分     到着時刻:16時30分
歩  数:36、750歩(推定距離26.08km)    GPS距離24.1km
行程表
 農民組合 0:30> 上滝沢バス停 0:10>  農道入口 0:50> 開拓の礎 0:10> 椿山三角点 0:40> 桧峠 0:55>
 菩提山 0:20> 林道滝之谷峠 0:25> 笠張山登山口 0:35> 笠張山 0:15> 新道登山口 0:35> 林道滝之谷峠
 0:50> 水車村 0:20> 不動峡 0:35> 農民組合430
                                                             
                                 志太奥周回概略図
        
                                 椿山への概略図


 
                   ウツギ?                                   ウツギ?

  開拓の礎の上に白い花を一杯付けた大きな木があったが、花が沢山ついている割に目立たない。これが桜ならさぞ華やかに見える
だろうが、花と葉が一緒に咲くとどうしても花が目立たなくなってしまうようだ。
花を確認するためアップで写すとウツギのように見える。近くにいた農家の人に花の名前を聞くと
 「なんて言ったっけかなぁ。コマドリが好きな花で・・・・・・」 しばし考えていたが 「ウーン!歳だもんで思い出せねぇな。」 と言う。 
 「ウツギですか?」 と聞くと 「いや違う」 と即否定。となるとこの花の名前は? ウツギだと思うのですがネ。

 
                 茶摘み                                     ヘビイチゴ

  少し遅い茶摘みをしていたが高台だから遅いのではなく、寒冷紗で陽射しを遮ったかぶせ茶の茶摘みです。かぶせ茶からは
玉露などの渋味が少なくうま味をもったお茶ができるそうです。
そう云えば清水山で茶農家の人が 「春早く芽を出すと太陽を浴びて渋みが出る。」 と言っていたが、かぶせ茶はその逆を狙った
のだろう。

  苺は苺でもこれは食べられない苺のヘビイチゴです。ヘビイチゴは子供の頃から毒があると聞いて育ったが、ウィキペディアには
 「毒があるという俗説があり、ドクイチゴとも呼ばれるが無毒。あまり味が無いため食用(特に生食)には好まれない。」 とあった。
とは言えとても食べてみる気にはなりません。

 
                              これは何イチゴ? 食べられるのかな?

  オレンジ色と言うか黄色のキイチゴは時々あって目にするたびに摘まんできた。ところがこの苺の色はオレンジ色と言うより赤に
近く、先程のヘビイチゴを薄めたような色だ。葉の形も丸みを帯びた楕円形で明らかにキイチゴとは違う形だ。
この苺は群生していて採る気になればジャムにするくらいは簡単に採れそうだ。だが採った形跡はない。
という事は食べれないのだろうか? 試しに・・・・・なんて決して思いません。飲み意地は張っていても食い意地は張っていません。

 
               椿山三角点                                 椿山山名表示板

  椿山の三角点はこの山の最高点でもなく山名表示板のある場所でもない。農道の左の脇道を入った別荘風の屋敷の庭にある。
ここが管理されているような敷地ならとても入れないが、ここは私が初めて来た数年前から空家でガラスは割れ、岩風呂も天井が
落ちた状態になっている。三角点のある庭も工事資材を置いてあるが、これも以前と変わらない状態だ。
なのに庭の草が少ないのは何故だろうといつも考えてしまう。と、マー私有地ですがいつも入ってしまいます。
標高484mの三等三角点の名称は椿山なので、この山が椿山と昔から呼ばれいる事は分るが、この山に椿の木が多かったか
どうかは分からない。以前農家の人に聞いたが椿は少ししかないと言っていた。

  山名表示板も色気のない所にある。農道の給水施設のタンクの広くなった所で写真を撮りやすい場所にしたのだろうか。
実際の最高点はまだ先で、以前藪を掻き分けて行ったが最高点と思われる所は林の中で視界は効かなかった。少し離れた所から
千葉山や高山が見えたが、態々藪を分け入る価値は無いと、それ以後は行ってません。

 
                 白いコアジサイ                          青くなりだしたコアジサイ

  コアジサイは農道に入るとすぐ目についたが、その後も点々とはあり農道の中では一番多かった花でした。
麓近くのコアジサイは木も小さく蕾も白かったが、上がるにつれ蕾は大きく色も濃くなってきた。
去年竜爪の高山南峰でコアジサイの群落に出合い、その後の5月22日に見に行ったが早すぎて駄目だった。そこで今年は
6月上旬に再度挑戦しようと思っているのだが、ここで次々とコアジサイが出てくるので困ってしまった。
 「コアジサイをわざわざ見に行く人は聞いた事がない」 なんてからかわれてしまったが、そんな事はない。青いコアジサイの群落の
中に身を沈めれば、まるで波の中にいるように感じるのではと思っている。
だが、こうも次々とコアジサイが現れると何となく食傷気味になって、態々この花を求めて行く価値があるのか疑問に感じてしまった。
実はこのコアジサイは今日の最後の不動峡辺りまでズート続いいて、菩提山の登りの林の中にはかなりの数のコアジサイがあった。
また、笠張山の下りでは藪のように生えたりしていたが、高山南峰のような大群落は無かった。

          
                          カシス                                 カシスの実

  桑の葉のような木に添え木をしていた青年がいたので 「桑で養蚕をするのですか?」 と聞くと
 「イエこれはカシスの木です。」という返事。初めて聞く名前で何度も聞き返して分かったのは、カシスと云う実を収穫して日本酒に
漬けこんで 「姫のみ」 と言うお酒を造るのだという。
今はまだ実は未成熟で緑色だが、これがブルーベリーのように黒くなれば採り頃らしい。
 この椿山では昨年までは薬用植物の “ミシマサイコ” を栽培していたが、今日見るとその看板は建っていたが植えてあったのは
お茶の苗木だった。多分儲からないので止めたのだろうが、このカシスもどうなるか心配になり聞いてみた。
 「お酒の方は人気があるので収穫量が増えれば何とかなります。」 との頼もしい返事が返ってきた。
若者よ頑張れ! という願いも込めて “カシス” の事を調べてみました。

  カシスの日本名は 「黒酸塊(クロスグリ)」 。黒くて酸っぱい塊りの事ですかね。大辞林には
 「ユキノシタ科の落葉低木。果実は黒く熟して酸味が強く、ジャム・ゼリーなどに加工する。つぶした実を漬けたアルコールに
砂糖を加え、濾過ろかして作るリキュールがある。」
  へ~桑に似ているのでクワ科と思ったがユキノシタ科だって。草でもないのにね。
 「栽培は北欧やニュージーランドなど寒冷な地域で栽培されていて、日本では青森県が9割を産している。」
ウーン寒冷な地が適地とすると、ここ椿山は海抜500mあるとは云えとても寒冷地とは言えない。大丈夫だろうか少々心配になる。
お酒にするにはカシスの実を地元志太泉の日本酒に漬けこみ、それを濾過してカシス酒の “姫のみ” にするそうです。
価格は500mlで1本 1,620円とかなりの値段です。応援したいがウーンどうだろう? 500mlで152円の氷結で満足している私には
チョッと口に合わない、いや懐に合わないかな。
 
          
               マムシグサ                               ???

  マムシグサの中で仏炎苞が暗紫色の物はムラサキマムシグサだと書いてあるものもあったが、付属体が黒と白の違いには
触れてなかった。このマムシグサは付属体が黒いので多分ムラサキマムシグサだとは思うが無難なマムシグサにしておきます。
この農道ではマムシグサは余り見かけませんでした。
 
  葉の上に咲く花はムシカリ(オオカメノキ)に似ているが花の形が全然違う。ムシカリはガクアジサイのように花の芯は小さな
花が蕾様に密集しているが周りは大きな花で取り囲んでいる。
一方ここの花は全て小さな蕾状態でアジサイはアジサイでもコアジサイの花を大きくしたような感じだ。
農道が下りだしてからは時折見るようになったが結局名前は分からない。

 
             菅笠を被って茶摘み                        ムシトリナデシコとオオキンケイギク

  お茶狩りの人が菅笠を被っているのを見て羨ましく案じた。何しろ菅笠は夏は涼しく少しの雨には傘代わりになる優れものです。
菅笠が涼しいのは他の帽子のように帽子と頭が密着していないので、風邪が頭と笠の間を通り抜けるからです。
四国を歩いた時は勿論これを被って30日以上歩いたのですが、さすがに四国以外では気恥ずかしくて被れません。
秩父の霊場でもこれを被った遍路は見かけなかったし、県内の霊場歩きでは遍路そのものにも出合いませんでした。
その時の菅笠は今ではPC部屋の飾り物になってしまっています。

  茶畑の農道脇に大崩の笛吹段で見たオオキンケイギクとムシトリナデシコが咲いていた。この二つの花は他では見かけなかった
ので農家の人が植えたのだろう。
このオオキンケイギクを最近では町内で一斉駆除をして焼却処理をしていると新聞で報じていたが、見た目には派手で綺麗な花だが
繁殖力が強く在来の野草の生育場所を奪い、周囲の環境を変えてしまうらしい。
そう云えば先日大井川の堤防を車で走るとこの花が道脇にズート続いていた。特に木橋で有名な蓬莱橋付近には多く、まるで植えた
ように多かった。多分ここでも綺麗な花だと善意で植えたのが増殖してしまったのだろう。
ネットを見るとこの花の駆除の方法などが沢山ヒットおするが、私は今までこの花が特定外来生物に指定され、栽培が禁止されている
とは知らなかった。これは私の情報収集能力が低いのか、それとも静岡県や焼津市ではまだ指定されず栽培は許されているのか。
何れにして増えてからでは面倒なので、少ないうちに対処した方が良いのではないだろうか。
昔、東名の法面に増殖した帰化植物のセイタカアワダチソウの刈り取りを町内総出で行った事を思い出します。

  ムシトリナデシコもこんな山中では見かけない花なので移植されたのだろう。この花も帰化植物だが特段害はないようだ。
ムシトリナデシコで思い出すのは、何年か前に河原砂漠だった大井川の河川敷が突如ピックに染まった事です。
普段は河原砂漠でも、年に何回か大雨が降ると河原一面の濁流となり、植物の種など全て流されてしまうだろうに不思議でした。
ただそんな光景はここ数年見る事ができません。同じ帰化植物でも嫌われるものや待ち遠しいもの色々ですね。

          
                  ???                              県道合流

  またまた名前の分からないものがあった。トラノオのように穂がスッと上に延びて花の先端から黄色の雄蕊状なものが出ている。
こう次から次へ名前の分からない植物があると調べる気も湧かなくなる。所詮は分からないのだと。
警察には犯人を割り出すために顔を認定するソフトがあるようだが植物でもできないかな。題して “植物認定SYS” 。
植物の写真をコピーしてクリックすると似た植物の写真が表示されるようになれば???などせず堂々と名前を書く事ができる。
そうだ! 歳を取り更に足弱になったら、軽の四駆で農道に登り一眼レフのマクロレンズで花を写そう。高山植物とはいかないが
野の花ブログで閲覧者を増やすことができるかもしれない。またくだらない妄想が湧きだしてしまった。

  県道215号線と合流。ここには島田市と藤枝市の市名表示板が建っているが、市境は開拓の礎の上の尾根あたりから始まり
菩提山まで続いている。なので菩提山まではその市境辺りを歩く事になります。
それにしても椿山の農道では随分上りそして下ってきた。なのに直線的に登るだけの県道と距離も時間も同じなんて考えられない。
オットmた始まってしまった。その話はもう止めよう。

 
             桧峠の地蔵堂(裏)                               桧峠の地蔵堂(正面)

  県道合流部から少し上ると桧峠の地蔵堂が見えてきたが、なにやら建て替えたのか新しく見える。
小さな集落なのに建替え費用はどうしたのだろうなど考えながら正面に出ると、なんだー昔のままだった。逆コースは初めてなので
裏から地蔵堂を見た事がなく勘違いしたのだった。

桧峠は今まで何度か紹介しているので今日はパス。そうそうここの集落は島田市伊久美でした       
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