風薫海航空翔

カゼカオル・ウミワタル・ソラカケル Presented by 柊(syu)

友よ、その答えは風に吹かれている

2005-12-09 17:43:04 | TOKYO生活
             

外苑前のいちょう並木を見にいってきた。太陽に照らされて黄金色に輝くいちょう、ハラハラと頭上から落葉を落とし道の上も黄金色でビッシリ敷き詰められている。色づいたいちょうのトンネルをくぐっていると、穏やか~な気分に浸れる。並木道のすぐ横は国道でジャンジャン車が走っているのに、ここだけ別空間みたい。素晴らしい~。大阪・御堂筋のいちょう並木も見事だけど、ここはもっと趣きがあるなぁ。こういう季節モノを体験したとき、神様に感謝したくなる。ホント日本人に生まれて良かったよ。以前から落葉の季節に来たかったので、念願叶って嬉しいなぁ。
ベンチに座って落葉が舞う姿に見とれていたら、ボトッ!という音が足元で鳴った。なんだなんだ??。
             
落葉に埋もれた梅干状の物体・・・あ~、ギンナンだぁ、今落ちたてホヤホヤなのね~。天然のギンナンを初めて見たけど本当に梅干みたい。グニャグニャしている。手に持つと、うげげっ!!先ほどから穂のかに香っていたのはこの匂い!強烈なギンナン臭に襲われた。ふと見ると両手に手袋とビニール袋持参のオバチャン2名が、一心不乱に落葉を掻き分けている。そう言えば御堂筋でも同じような人たち見かけたことがあるぞ。どこでもいるのね~

この場所を初めてみたとき「あぁぁぁ!ココあのドラマのロケ地やんかぁ!」と叫んだ。そう、アレですよ姐さん!トレンディードラマという言葉があった時代、きっとアナタも見ていたはずのあのドラマ「愛という名のもとに」最終回のラストシーンよぉぉぉ。鈴木保奈美や江口洋介・唐沢敏明、なぜか死んだはずのチョビまで現れてみんなで並んで歩いたある道が、このいちょう並木ウヒョーッ!。思わずワタシも鈴木保奈美になりきって(←)ひとりであのラストシーン再現じゃー。浜田省吾「悲しみは雪のように」BGMに、あのラストシーンのセリフを言うのだー。
       どれだけの道を歩けば人として認めてもらえるのだろう
       どれだけの海を渡れば鳥は砂地で安らげるのだろう
       友よその答えは風に吹かれている   
うーん、なんともおバカなことを。でもこういうおバカなことやってるときが一番楽しかったりするのよねん

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