SystemMateデジタル情報斜読み!!

あなたのデジタルライフを応援するSystemMateからの情報発信!

世界のPC・携帯関連・インスタントカメラ・超伝導自動車・コップ1杯で洗濯

2008-06-17 20:20:13 | Dニュース

界パソコン市場-新興地域の成長と携帯型パソコンが需要をけん引-
(2008/06/13  日経エレクトロニクス)

米IDCは米国時間11日,世界パソコン市場について4半期ごとに実施している調査の結果を発表した。それによると,世界パソコン出荷台数は08年に前年比15.2%増の3億1000万台に達する見通しだという。出荷台数は2010年まで2ケタ成長が続き,それ以降2012年までは1ケタ台後半の伸びとなる。2012年の出荷台数は4億7200万台を超えると見込む。
08年の出荷額は前年比9.6%増加して2860億ドルを上回る見通し。出荷額は2009年から2012年にかけて年間5~6%増加し,2012年までに3540億ドル近くに達するという。
IDCは携帯型パソコンの成長見通しを修正している。携帯型パソコンの出荷台数は,デスクトップから携帯型パソコンへの移行や,台湾ASUSの「Eee PC」などの低価格ノートパソコンの登場にけん引されて増加しているという。これを受け,今回の最新の予測では08年のパソコン世界市場の出荷台数増加率を3月に発表した12.8%から15.2%に引き上げた。
地域別では,07年末における日本以外のアジア太平洋地域の年間出荷台数が米国を上回り,出荷台数で最大のパソコン市場となった。07年第4四半期には中南米,中東欧州,中東,アフリカ,カナダで構成するこれ以外の地域(ROW)が好調で,08年の年間ベースでは順位が3位から2位に上昇すると予測される。06年まで1位だった米国は,1ケタ台半ばで成長を続けるが,新しい地域では20%以上の成長を見せている。日本以外のアジア太平洋地域とROW地域は,07年末に世界の総出荷台数の48%を占めたが,この割合は2012年までに59%近くに達すると予測されている。

シャープ-ワンセグ携帯電話の累計出荷が1000万台突破-
(2008/06/13  毎日新聞)

シャープは12日、シャープのワンセグ携帯電話が08年5月末に累計出荷台数1000万台を突破したと発表した。06年5月に「AQUOSケータイ」第1弾モデルSoftBank 905SHを出荷し、約2年で達成したことになる。
今年4月時点で、業界全体の累計出荷台数は3000万台(JEITA公表値)という。業界全体の約3割がシャープのワンセグ搭載機と見られる。
シャープ常務取締役 通信システム事業本部長の長谷川祥典氏は、これまでの携帯電話の流れを振り返り「すべての発展のはじまりは、1999年のカラー液晶の搭載だった。今とは雲泥の差があるが、カラーになったことで表現力が飛躍的に上がり、情報を“読む”から“視る”に変わった」と述べた。
さらに2000年、モバイルカメラ搭載により「写メする」という文化が生まれ、液晶のカラー化がもたらした画像のコミュニケーション文化が始まったと分析する。2001年には「TFTカラー液晶、モバイルカメラ、クラムシェル(折りたたみ)という現在の日本の携帯電話の基本形が完成したと思っている」と語った。
01年~07年にかけては、メガピクセルカメラ、光学ズーム、11万画素から500万画素を超えるほどの画素数のアップなどにより「モバイルカメラから本格カメラへ変貌を遂げた時期」とした。「カメラの進化によって、QRコードや名刺リーダーなど、カメラは“情報の眼”として進化した。液晶も情報量が高まり、携帯電話はパソコンに並ぶ“情報機器”と呼べる存在になった」と話した。
今年の夏モデルでは、新たに提案する直感的にケータイを操る機能として、タッチパネル付きケータイの「NTTドコモSH906i」を紹介。指で画面をなぞるとページめくりできる操作感などをアピールした。
また、マウスのようにポインタを操れる「光タッチクルーザー」、脈拍をワンタッチで測定できる「脈拍センサー」、覗き見防止の「新ベールビュー」なども紹介。テレビAQUOSとの連携で、リモコンがわりにケータイでAQUOS向けのインターネットサービス「Yahoo!JAPAN for AQUOS」を操作できる「AQUOS連携」ほか、さまざまなものと携帯電話を連携していきたいと語った。
iPhoneの日本市場に対する影響について問われると、「新しいデバイスによって市場が盛り上がる。また、われわれのTouch機能にも関心がより高まってくるのではないか。メール文化の中では、携帯電話選びのポイントとしてメールの使いやすさとタッチパネルの使いやすさを追求していきたい」とコメントした。
複数のキャリアに端末を提供しているシャープは、今年の夏モデルは10機種45バリエーションで業界最多の品揃えとなる。

シャープ-6月下旬に中国で「AQUOSケータイ」を販売-
(2008/06/13  日経エレクトロニクス)

シャープは携帯電話事業説明会を都内で開催し,08年6月下旬に同社の液晶テレビのブランド名を冠した携帯電話機「AQUOSケータイ」を中国で販売開始すると発表した。
製品名は「SH9010C」であり,ソフトバンクモバイル向けの携帯電話機である「920SH」をベースに中国向けに改良したとする。通信方式はGSM方式に対応する。テレビ視聴機能は搭載しないという。中国の大手携帯電話機販売店や量販店経由で販売する予定。販売価格については「発売前なので差し控えたい」(同社 常務取締役 通信システム事業本部長の長谷川祥典氏)としながらも,「中国の高級モデル並みの価格である3000元(日本円で約4万5000円)以上」(同氏)になる見込み。なお,具体的な販売目標は明らかにしなかった。
中国市場にAQUOSケータイで参入する理由としてシャープの長谷川氏は,液晶テレビ「AQUOS」の中国での販売が好調であり,シャープ・ブランドが浸透していることを挙げる。当面は「中国の富裕層向けに高級機種のみを販売する」(同氏)とし,中国市場を先行するフィンランドNokiaや韓国Samsung Electronicsとの競争を避ける姿勢を見せる。今後については,「中国向けの携帯電話機を2008年度中に2~3機種投入する」(同氏)と語った。

LG Mobile USA-着脱Bluetoothヘッドセット搭載の携帯電話を発表-
(2008/06/13  日経エレクトロニクス)

LG Electronics MobileComm U.S.Aは11日,着脱可能なBluetooth対応ヘッドセットを搭載した携帯電話機「LG Decoy」を発表した。米ニューヨークで開催される「2008 SIG (Special Interest Group) HolidayGift Guide Event」で公開する。
本体はスライド型で,背面に直接着脱可能なBluetooth対応の無線ヘッドセットがはめ込まれている。背面につけたまま,ヘッドセットの充電も可能である。ヘッドセット単体での充電が不要となり,ユーザーの利便性が大幅に高まりそうだ。
携帯電話機の前面には5方向ジョイスティックを備える。200万画素のカメラ機能やビデオカメラ機能のほか,音楽再生機能を持つ。外部メモリ用のmicroSDのスロットも搭載する。きょう体は鏡面加工。
同社は2008 SIG Holiday Gift Guide EventでLG Decoyのほか,Bluetoothを搭載する携帯電話機「LG Rumor in Blue」,「LG Vu」,「LG FLARE」,「LG VOYAGER」なども公開する。加えて,新しいBluetooth対応ヘッドセット「HFB-500」,「HBM-310」,「HBS-250」も公開する。
これらのBluetooth関連製品は,08年夏に市場投入される予定。

富士フイルム-ポラロイド撤退でインスタントカメラが特需-
(2008/06/13  フジサンケイビジネス)

富士フイルムのインスタントカメラが突如、売れ出すという異変が起きている。インスタントカメラの代名詞でもあるポラロイド(米国)が専用フィルムの生産を6月末で終了し、日本でも供給を打ち切ることを決定。
これに伴い、世界で唯一のメーカーとなる富士フイルムの製品にスポットが当たり始めたという。
シャッターを押して1分以内に写真が仕上がるインスタントカメラは、現像が不要な手軽さから一時、一世を風靡。その後は記録などの業務用として、企業や行政機関を中心に使われてきた。
しかし、2000年代に入り、デジタルカメラが本格的に普及したことで需要が年々縮小。このため本家ポラロイドが06年末に、半世紀以上におよんだインスタントカメラの生産を中止していた。
業界関係者によると、最近の需要の8割以上は画像の改ざんが許されない医療機関や、捜査証拠品の撮影に使用する警察関係者だったといわれる。
日本市場でシェアの約7割を抑えていたポラロイドが、インスタントフィルム供給を続けていた関係上、これまで混乱が生じなかったものの、この打ち切りを決定したことで、「業務用ユーザーが富士フイルム製へと機種変更せざるを得なくなった」と業界関係者は解説する。
インスタントカメラは、通常のフィルムを使うカメラと違って、フィルムにメーカー間の互換性がない。フィルムが供給されなくなれば、カメラ自体が使えなくなる。
この恩恵を受けているのが、取り扱いを続けてきた都市部の大手家電量販店。ビックカメラの池袋東口カメラ館では「昨年、ほとんど荷動きがなかった富士フイルムのインスタントカメラが、このところ月20~30台のペースで売れている」と話す。生産が終了するポラロイドのフィルムはまとめ買いが相次ぎ、今や入手
困難な“レアモノ”になっいる。
富士フイルムのインスタントカメラには、手軽に楽しめる「チェキ」や本格タイプの「インスタックスワイド200」などがある。「チェキ」は実勢価格が5000円程度からと入手しやすい。
富士フイルムによると、専用フィルムの販売数量はピーク時である1998年の約6割水準に落ち込んでいるものの、業務用のため今後も一定の需要が見込めるという。これに加えてポラロイドからの移行需要が上乗せされることになる。
こうした独占状態をにらみ、富士フイルムは停止していたフィルムの生産ラインを再開。昨年の同時期に比べた生産量は1.5倍に拡大している。インスタントカメラの生産台数も同様に1.5倍に増やしている。
デジタルカメラ人気が高まる一方で、独特の描写をする中国製の「ホルガ」といったトイカメラが一部マニアの間で静かなブームを呼び、定期発行の専門雑誌が登場するまでになっている。デジタル化への反動として、インスタントカメラが再度、ブームになる可能性もありそうだ。

住友電工-世界初の「超電導モーター」電気自動車を試作-
(2008/06/13  日経・産経新聞・日刊工業新聞)

住友電気工業は12日、電気抵抗がほとんどない超電導モーターで動く電気自動車を試作したと発表した。
この種の自動車は世界初という。バッテリーの利用効率が高まり、環境対応車の一層の「省エネ化」につながるという。
モーターのコイル部分に使う銅線の代わりに同社が開発した超電導線を用いて、電気エネルギーの利用効率を高めた。電気抵抗がないと発熱しにくく、大きな電流を連続して流すことができるため、動力性能やバッテリーの利用効率の向上につながる。同社の試算では、二酸化炭素(CO2)排出量を従来の電気自動車に比べ10%以上減らせるとしている。
市販の乗用車に、同社が開発した世界最高レベルのビスマス系超電導材料を使ったモーターを搭載。
液体窒素を利用した冷凍機で零下196度Cの超低温状態を維持しながらバッテリーからの電力で動く仕組み。電気抵抗がゼロで、大きな電流を流せるため強い回転力が得られ、銅線を使う通常のモーターと比べ200倍の電流が流せる。その結果、大幅な燃費向上が見込めるという。
デモンストレーションでは、タクシー車をベースに改造し12ボルトの鉛電池を12個搭載。4リットルの液体窒素タンクを積んでいる。走行距離は時速30キロメートルで60キロメートル。試乗すると走りは滑らかで、音も静か。林和彦電力・エネルギー研究所長は「電流が大きいから、小型のモーターで高いトルクを得られる。変速機も不要になる」とアピールする。
ただ、試作には1000万円超かかった。実用化には、超電導現象が起きる温度をより常温に近づける材料をはじめ、コスト削減の技術革新が欠かせない。
同社は10年後をメドにバス、トラック、建設機械などへの実用化を目指す。

英リーズ大学-「コップ1杯の水で洗える」洗濯技術を開発-
(2008/06/13  Itmedia)

英リーズ大学は9日、コップ1杯の水で利用できる洗濯技術を発表した。家庭での洗濯とドライクリーニングの両方に活用できる技術。同大学の教授らが設立したベンチャー企業Xerosにより、英国市場で09年にも商用化される見通し。
新技術は、プラスチックの粒を衣類と一緒に回転させ、汚れを落とすというもので、使用水量は従来の2%以下。テストの結果、コーヒーや口紅の汚れなど「実質的にすべてのタイプの」日常の汚れを、従来のプロセス同様に取り除くことが可能だという。衣類はほとんど乾燥した状態で洗い上がるため、乾燥機の使用も減らせる。
英国の各世帯では平均して週4回洗濯しており、1回の洗濯で1日平均使用水量の13%に当たる21リットルもの水を使用しているという。リーズ大学は、新技術では洗濯時の使用水量が減らせるため、廃水処理の負荷を軽減することにもつながるとみている。また、ドライクリーニング業界で現在使用中の溶剤の中にはがんとの関連性が疑われているものもあるが、新技術を活用することで、こうした溶剤の使用を減らすための試験も実施中だという。



最新の画像もっと見る