最近、暇さえあれば、映画『どついたるねん』を見ています。
赤井英和演じるボクサーが試合で脳にダメージを負い、一度引退するもカムバックを果たすという大阪が舞台の映画です。
この映画の何がスゴイかというと劇中に登場する３人のボクサーは本物の元プロボクサーなので、役者さんが映画の為に少しトレーニングを積みました的な安っぽさがないところです！
逆に俳優ではないので演技の方は..(^_^;)
決して全国ロードショーではなかったであろう映画ですが、私にとっては魂を震わせてくれる映画です。
私が好きなシーンは、主人公安達の復帰戦の入場前、大阪府立体育館ロビーでのイーグル友田との会話シーン。
安達『元気やった？』
友田『... 目をやられて』
呆然とする安達。
友田『引退です』
安達『網膜剥離か..皮肉やな..』
友田『ええ..』
直後に入場曲が流れ..いゃ〜カッコいい(>_<)
興味がある方にはDVDをお貸しします！
最後に皆さんにとってはどうでもよい豆知識を書いておきます(笑)
●赤井英和さんは、わが母校『浪速高等学校』そして『近畿大学』の大先輩です
●劇中に登場するレフェリーは浪速高等学校の体育教師、そして同校ボクシング部顧問の戸田先生です。私も体育を習っていました。
●私は中学生の時、出演している相楽晴子さんの大ファンでした。
●私も15年程前、上段膝蹴りをもらい、網膜剥離の手術をしました。
●劇中で主人公がトレーニングで走っている橋(めがね橋)が実在する事を母親から聞いた私はいつかトレーニングで走ってみたいと思っていましたが、今はそんなことはこれっぽっちも思っていません。
●浪速高等学校に入学後、名前の順で教室の席を決められたのですが、私(エグチ君)の席のひとつ前のウラタ君はボクシング部..ひとつ後ろのオオイシ君は空手部に入部するとの事でした。二人に誘われそれぞれのクラブの練習を見学に行ったのですが、恐ろしくてどっちにも入部できませんでした。
結果、ボクシング部のウラタ君と空手部のオオイシ君に挟まれたエグチ君は帰宅部という屈辱の一年間を過ごすのでありました。
以上！
