南丹・船井小学校教育研究会 <研究日誌>

南丹市と船井郡京丹波町の小学校と教職員で組織する研究会です。

生徒指導部会(10月19日 第3回領域部会)

2012年03月30日 | 生徒指導部

南丹市立平屋小学校2年生にて道徳「ぴょんたくんのゴール」から、生徒指導で大切にしていく「自己存在感」「共感的な人間関係」「自己決定」の3つの視点を生かした学習指導の在り方について授業研究会を行いました。

研究授業では、児童の生活実態の把握や個々の児童の内面理解に努め、自らの課題を解決する意欲と実践力を育てることを意識して授業を組み立て、展開されました。

事後研究会では、「担任の先生が児童に語りかけるような話し方が安心感を与えていた。」「子どもの気持ちに寄り添った展開になっていた。」「ペープサートの提示や、動作化を有効に取り入れていた。」「終末に担任の先生が読んだ6年生の作文が児童の心に響いていて効果的だった。」などの意見が出され、マラソン大会前の時期に意欲を高めるためのタイムリーな内容が、生徒指導で大切にする3つの視点を生かすことに好影響を与えるという話をしながら、指導方法、学級経営についての研修を深めました。

この後、各ブロックごとに分かれて実践レポートの交流を行いました。その中で、各校の取組、成果や課題等について話し合い、特活と生徒指導とを連動した取組、年度初めに6年生がリーダーとしての自覚をしっかり持つための取組などを交流し、他校の実践を自校にも生かせるものはないかと熱心な交流をすることができました。

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生徒指導部会(6月29日 第2回領域部会)

2012年03月30日 | 生徒指導部

今回の研修は、「保護者との連携をどのように進めるか」をテーマで、京都府総合教育センターの服部康子先生に講演していただきました。

講演では、パンフレット「信頼ある学校を創る」

    −学校に対する苦情への対応−

(京都府教育委員会、京都府市町村教育委員会連合会発行)を

  もとに、対応のポイントを分かりやすく話して下さいました。

 

講演の後半は、演習でグループに分かれて、事例に対する対応を考え合いました。

服部先生は、学校は保護者を「抱える器」と考えることが大切である。その器をどう鍛えていくか。また関係機関との連携によって、より大きな器にしていくことも必要だとまとめられました。

   

 

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家庭科部会(1月25日 第5回教科部会)

2012年03月17日 | 家庭科部

 1月25日(水)に、南丹市立殿田小学校で第5回家庭科部会を開催しました。

  今年度最終ということで、実践発表や講義・実習(京都府総合教育センター出前講座)、活動のまとめを行いました。

《実践発表》

  南丹市立神吉小学校  米田美智子 教諭

  「課題を解決するために必要な思考力・判断力を家庭学習で」

                  〜元気な毎日と食べ物〜

   ◎ごはんとみそ汁をつくろう。

   ・児童は家庭科への興味・関心が高く、特に調理に関する学習に関しては意欲的である。

   ・自分たちが育てた野菜を使うことにより興味・関心を持たせることができた。

   ・米の吸水実験をすることにより、10分でほぼ吸水することがわかった。

   ・だし入りとだしが入っていないみそ汁を比べ、だしの大切さをつかむことができた。

   ・他学年を招待して試食することにより、「おいしかった。ありがとう。」の手紙をもらったり、褒めてもらったりしたことが自信につながった。

   ・学校で実習したことが家庭でも生かされた。

   ・調理の段取りをつかむようになることが他の学習で見通しや計画性をつかむことにつながっていった。

   

《講義・実習》京都府総合教育センター 出前講座「短時間でできる家庭科の実習」

  京都府総合教育センター北部研究所  研究主事兼指導主事  栗山 真美子 先生

   家庭科クラブで行う調理実習は、45分で調理・試食・片付けをしなければならないことが多

  くあります。そんなときに作れる「お手軽なお菓子」について、教えていただきました。

   当日、実際に作ったのは、『チョコレートブラウニ−』『クレープ』『カスタードクリーム』『ブラ

マンジェ いちごソースかけ』『かたくり粉のわらび餅』です。

   その中の、『ブラマンジェ いちごソースかけ』『かたくり粉のわらび餅』のレシピを紹介します。

 

☆ブラマンジェ いちごソースかけ(5人分)

コーンスターチ

35g

牛乳

400g

砂糖

40g

バニラエッセンス

少々

ソース

いちご

100g

砂糖

40g

レモン汁

少々

  〈作り方〉

   1 いちごソースを作る。いちごは2〜4つ割りにし、砂糖をふりかけておく。砂糖が自然に溶けるまで20分くらい置いた後、裏ごしする。レモン汁で味を調えて冷やしておく。

   2 鍋にコーンスターチと砂糖を入れ、牛乳を少しずつ加えながらまぜる。

   3 2を中火にかけ、木じゃくしで絶えず鍋底からかきまぜながら、クリーム状になるまで十分火を通した後、火からおろしてバニラエッセンスを加え混ぜる。

   4 水でぬらした型に3を流し入れて冷やし固める。

   5 一度水にぬらした皿に盛りつける。上からソースをかけてできあがり。

 

☆かたくり粉のわらび餅(5人分)

かたくり粉

50g

300cc

砂糖

20g

きな粉

適量

砂糖

適量

少々

    〈作り方〉

     1 鍋にAを順に入れて混ぜ、中火にかけて木じゃくしで混ぜる。

     2 少しずつ固まってくる。全体がもったりしてくる。透き通るまで混ぜる。透き通ったら弱火にして1分間混ぜる。

     3 水をはったボウルに入れて冷ます。

     4 親指と人差し指で一口大に切り、氷水で冷やす。

     5 きな粉をかけてできあがり。

《本年度の活動について…部員の意見より》

  ・公開授業では、実習を含めた授業の中で問題解決し、集団で考える時間をつくることで、学びが

深まるということを学ぶことができた。

  ・実技研修や講演から、基礎基本をしっかり身につけなければならないことを知り、そのためには、多くを取り入れすぎないことや、作品作りや調理実習の内容を工夫することが大切であるということを学んだ。

  ・本年度は、継続して総合教育センター研究主事兼指導主事の栗山先生に指導していただき、どの視点で子どもを見取るのか、どう評価するのかがよくわかった。新指にそった指導方法や指導の工夫を具体的に示していただいたことで、実践にすぐに生かすことができた。

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国語部会(11月30日 第4回教科部会)

2012年02月24日 | 国語部

平成23年11月30日(水)に南丹市立西本梅小学校において、第4回国語部会を開催しました。

当日は、第4学年の授業を公開していただき、その後、事後研究会と実践交流を行いました。

 【公開授業】 

◆第4学年 

説明のしかたについて考えよう

    「アップとルーズで伝える」 

 

4年生の説明的な文章教材「アップとルーズで伝える」の授業を参観させていただきました。

本時は、各段落の内容の読み取りの学習を終えた後の、「書くこと」の学習であり、身の回りのものから見つけた「アップ」と「ルーズ」の良さを自分の言葉で伝えることをねらいとして授業が展開されました。

授業の中では実際にさまざまな写真が提示され、「アップとルーズクイズ」で、これまでの学習を振り返ったり、「アップ」と「ルーズ」について確かめたりする学習が行われました。子ども達の視覚に訴えながら、学習への興味関心を高める工夫がされていました。

また、自分が選んだ写真をもとに「書く」活動においてはワークシートを活用しながら、自分の言葉で写真の良さや伝えたいことを書きまとめていました。4年生の子ども達が、大変落ち着いた態度で学習に取り組み、一人一人が自分の言葉で自分の考えをじっくりと書きまとめながら、真剣に学習に向かっていました。

授業の後半では「ペア学習」を取り入れ、ペアで互いに発表し合うことで、再度自分の考えを確かめたり、友達の発表へのアドバイスをしたりすることが大切にされていました。

説明的な文章教材の学習において「読むこと」を「書くこと」にどのようにつなげていくか、どのような指導が効果的であるか等、「書くこと」についてのさまざまな指導の手立てについて学ばせていただきました。

  

 【事後研究会】

事後研究会では、以下のような意見が出されました。先生方から大変多くの意見が出され、有意義な協議の時間を持つことができました。

・児童が大変落ち着いて学習していた。本時の学習のめあてをしっかりとつかんでいて、大変よく考え、意欲的に学習していた。

・前時までの学習の積み上げが感じられ、「アップ」と「ルーズ」の違いについて、児童がよく理解していた。

・「ペア学習」は有効であり、児童が互いにアドバイスをし合ったり、自分の考えを深めたりすることが出来た。

・選んだ写真をもとに「書く」活動を行うので、写真の選び方がポイントとなる。児童に写真を準備させる際には「アップ」と「ルーズ」の判断がしやすいものを選ばせる方が良い。

・「書く」学習においては、ヒントカードの提示や、板書の工夫等、書けない児童への細かな手立てが重要である。

・書き方がよく分かるような視点を児童に与えておくことが大切である。「書く」時のキーワードを明確にしておくことも必要である。

・単元を貫く言語活動が大切であり、この活動が児童の力を高めていくものとなる。

・授業の中で習得した基礎、基本を、どのように次の学習に生かすのかが大切である。教材文の具体的な表現方法を大切に取り上げ、それを生かしながら、いろいろな書き方を活用できるようにしていきたい。

・説明的な文章教材で学習しただ言葉の使い方を「リーフレット」作り等の学習で生かし、児童が進んで活用できるようにしていきたい。学習したことを、教室に掲示しておくことも有効であり、書く学習の中でいつでも活用できるようにしていきたい。

 【実践交流会】

  事後研究会の後は、3つのグループに分かれて、各校の取組を交流し合いました。

・「書く」学習では、説明的な文章教材の中で学んだ基本的な文の形を生かしながら学習を進めた。「まず」「それから」「さらに」などの言葉や、文中で必ず使う言葉、書き方のパターン等を児童に意識させながら指導している。

・「学習の手引き」を活用し、相手意識をもたせながら学習を進めると効果的である。

・学習の足あとを残しておくことは、児童にとっても、指導者にとっても大変有効である。

・ワークシートを活用して、丁寧な指導が出来るようにしている。互いの学びの良さを交流し合うことも大切である。

・自分が何を伝えたいのかを明確にして書かせることが大切である。書き手が意図をもって、学習に取り組ませるようにしたい。

・詳細な読み取りから、ポイントを絞った学習に変えていくことが大切である。児童の実態をふまえながら、指導の流れや指導方法について十分に検討し、実践を積み上げていきたい。

・古典の指導においては、「親しむ」ことを大切にしてきた。短歌は、文学的な文章教材の学習と関連させながら、指導の工夫に努めている。

・文学的な文章教材の学習では、どこに着目すれば文章が読めるのかを児童に指導し、自力で読める力を大切に育てていきたいと考えている。

・どの子にも分かる授業を目指して取組を進めている。ワークシートと板書を一体化させたりしながら、個々の児童の実態に合わせた指導を大切にしている。

・「書くこと」では、メモの活用を通して焦点化を図ったり、手がかりとなるキーワードを提示したりしながら、指導の工夫に努めている。

 

今回もグループごとに、日々の授業におけるさまざまな実践を積極的に出し合いました。各校の先生方が、指導の資料や掲示物、児童の作品、ワークシート等、具体的なものを準備していただき、今後の指導に生かせる内容が大変多く出されました。

その後は、全体で報告し合う時間をもって互いに交流し合い、授業改善に向けた協議を深めることができました。

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国語部会(7月27日 第3回教科部会)

2012年02月24日 | 国語部

◆内容◆ 

1 実践発表

    ○京丹波町立丹波ひかり小学校

「学びのユニバーサル」 〜すべての児童が分かる・できる授業をめざして〜

2 出前講座

   ○小学校国語科教育講座

    「文学的な文章の授業改善を中心に」

      講師 京都府総合教育センター主任研究主事兼指導主事  辻村 敬三 先生

 


                              

◆実践発表◆

 ◇京丹波町立丹波ひかり小学校  第4学年 「一つの花」の実践から

「学びのユニバーサル」

    〜すべての児童が分かる・できる授業をめざして〜

京丹波町立丹波ひかり小学校4年生の一学期の実践を発表していただきました。「一つの花」の授業で大切にされてきたことを中心に、発表をしていただきました。

  (1)「一つの花」の授業で大切にしたこと

   ○ことばの力の基礎・基本を身に付ける

作者のさまざまな表現上の工夫に注目させることで、登場人物の様子や思いをより深く読み取ることができる。

特に、倒置法や比喩表現、文末表現などの効果を考えたりしながら一人一人の読みが深められるようにしてきた。

○言語活動の具体化をはかる

 「一つ」という言葉が作品中に繰り返し出てくることや、「一つ」と対比される言葉があることなどから、「一つの花」に込められた作者の思いや、題名の意味を考えることが大切である。本文中の言葉を大切にし、根拠を明かにしながら考えさせたり、話し合わせたりしてきた。

○「学びのユニバーサル」

ことばにこだわり、登場人物の思いを図示化するようにした。また、授業の中でペア学習により交流する場を設定することを大切にしてきた。

 (2)授業を終えて

・ことばにこだわり、根拠を明かにして自分の思いを伝える授業にこだわってきた。すべての児童が「分かる」授業を創造するためには、発問の精選が大切であり、焦点化した展開を考える必要がある。

・ペア学習は確認のための話し合いにおいて有効であった。有効な学習形態を取り入れながら、話し合いを深めることが大切である。

・視覚的に文の構成・論理に気付かせる図示化をすることは、児童の理解を助け、深めることができた。

・授業でねらいに迫るためには、焦点化した内容で発問を精選すると共に、ポイントを絞った板書を考えていくことが大切である。

・児童の力を高めていくためには、温かい学級作り、互いに学び合える学級作りを進めることが大切である。学習の基盤となる学級作りを進めながら、日々の1時間1時間の授業を大切にしていきたい。

    「ことばの力」の基礎・基本となる力を身に付けるために、どのような手立てが必要であるのか、また、すべての児童が分かる・できる授業を創造するためには何を大切にするべきか等、大変多くのことを学ばせていただきました。

日々の授業を振り返り、これまでの授業のスタイルについて見直すと共に、焦点化されたどの子にも分かる授業をどのように創造していくのかについて、改めて考えることができました。

 


 

◆出前講座◆

 ◎小学校国語科教育講座

「文学的な文章の授業改善を中心に」

    講師 京都府総合教育センター主任研究主事兼指導主事  

                            辻村 敬三 先生

「読むこと」の授業改善について、京都府総合教育センター主任研究主事兼指導主事の

辻村敬三先生にご講演いただきました。

 【「読むこと」の授業改善の方向 】

1 「読むこと」学習指導の基本的な考え方

・・・指導事項構成の変化

・学習過程に即した構成になっている。

・「解釈」という新たな概念が解説書に明確化

 されている。

・「自分の考えの形成及び交流」が大変重要である。「自分の考え」と「交流」がキーワードであり、自分の考えが持てるように「読むこと」の学習を進めることが大切だ。文章を読んで理解したことを自分の言葉で表現できるようにしていきたい。

 2 文学的な文章を「読むこと」の授業改善

・教材を詳細に読むのではない授業の組み立てを考えることが必要である。

・気持ちの追究を最終目標にしないようにする。これまでの指導からの転換を図ることが重要である。

・指導事項に即した目標を設定する。

・硬直化、形式化した指導過程、指導方法を見直すことが大切である。

 


 

 【 ワークショップ 】

◎文学的な文章「読むこと」

「作品全体を概観する(第1次の指導)」

 

〈学習指導過程〉

 第1次・・文章全体を概観する。

第2次・・身に付けさせたい「読む力」を

   課題として分析的に読む。

第3次・・読むことで得られた自分の感想や考えを表現し交流する。

 ○「第1次の指導」について

・第1次では音読が大切であり、文章と向き合う音読の時間を大切にする。

・「時と場所」「人物理解」「大まかなあらすじ」、これは、すべての文学的な文章を読む際に、必要なことであり、文章全体を大まかにつかむことが大切である。

・作品全体を概観する第1次の指導に時間をかけることが大切である。

 

辻村先生から、「読む」ための基本的な力をどのようにつけていくのか、読み方の技能をどのように身に付けさせるのかについて大変くわしくご指導いただきました。文学的な文章教材の具体的な指導方法について多くのことを学ばせていただき、大変有意義な研修会となりました。

 

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算数科部会(1月25日 第5回教科部会)

2012年02月06日 | 算数部

〈講演〉

  講師:京都府南丹教育局 指導主事 日下部 進 先生

  演題:「算数の授業の進め方 〜新学習指導要領にかかわる内容に基づいて〜」

 

   なぜ学力をつける必要があるのかという話から始まり、算数的活動を中心に、「算数的活動をどう捉えて指導すればいいのか」「先進校ではどのような実践をされているのか」など、具体的な例を色々とあげながらお話していただきました。そして、最後には、集中できる授業を展開するためのポイントも教えていただき、明日からの実践に少しでも取り入れられたらという思いになりました。

 

《算数的活動の捉え方》

 具体物を用いる活動だけを算数的活動と捉えがちであるが

   ・算数に関する課題について考えたり、算数の知識をもとに発展的・応用的に考えたりする活動(思考)

・考えたことを表現したり、説明したりする活動(表現)

 これらの思考力・表現力を育てるための活動を算数的活動として重視する。

 

 

《算数的活動を取り入れる時の教師の構え》

   ・学び合いのために話し合い活動を充実させる

   ・子供の考えや変容を読み取ろうとする

   ・表現力・思考力の育成を意識しておく

   ・子どもが主体になって学べる教材を選ぶ

   ・算数の学習を他教科・日常生活と結ぶことを意識しておく

 

《集中できる授業を展開するために》

  Point1『リズム感のある学習』〜集中力を高める〜

     ・授業のユニット化

     ・静と動の組み合わせ

  

Point2『導入』〜やる気と見通しをもたせる〜

・目標(めあて)流れの明確化

     ・基礎的な知識の復習

     ・興味を引き出す発問や具体物

 

Point3『展開』〜多様な学習形態で個々の力を高める〜

   ・個別学習    ・ペア学習

・グループ学習  ・一斉学習         

point4『まとめ』〜達成感・充実感をもたせる〜

・本時の振り返り ・評価

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特別支援教育部(第3回領域部会)

2012年01月19日 | 特別支援教育部

具体物の操作を大切にして

 〜知井小学校で算数の公開授業

 10月19日、南丹市立知井小学校で第3回部会を開催しました。
 まず、算数科の公開授業が体育館で行われました。広くて、いつも学習している教室とはずいぶん勝手も違ったでしょうが、担任の稲葉学先生が5年生の児童の緊張をうまくほぐしながら、楽しく温かい雰囲気の中、マンツーマンの授業が進められました。
 余りのある割り算の学習でしたが、キャンディ、みかん、消しゴムなど、問題に出てくるものは全て実物を準備。児童が具体物を操作しながら、「余るということ」を実際に体験し、理解できるよう工夫されていました。
 事後研究会でも、絵や数図ブロックだけでは理解することが難しい児童には、実物を使って指導することが効果的であるとの意見が多く出されました。

 また、事後研の後、八木小学校の下野皓亮先生から、南丹病院内で行われている院内学級の実践報告がありました。けがや病気のために入院し、療養生活を送る児童の学力を保障し、退院後に元の学校にスムーズに復帰できるよう、一人一人に合わせたきめ細かな指導をされていることがよくわかりました。

算数の公開授業

院内学級の実践報告

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家庭科部会(11月30日 第4回教科部会)

2012年01月10日 | 家庭科部

《公開授業》

  京丹波町立下山小学校 第6学年

  「生活に生かそう」

     〜生活を楽しくするものを作ろう〜

 

  ・ミシンの使い方や玉結び、玉どめのし方、ボタンの付け方など、第5学年での学習の復習をしながら、お弁当入れを作成し、基礎基本を定着させた後、それぞれオリジナルの作品を作るという計画で進められました。(お弁当入れは、家庭科部会の夏の研究会で実技研修したもの。)

  ・本時は「お弁当入れにボタンをつけよう」というめあてで授業が行われました。

   まず、4種類のボタンの付け方(正しいもの、正しくないもの)を比較して、正しいボタンの付け方を確認しました。次にDVDの動画で正しいボタンの付け方を思い出させ、自分のお弁当箱にボタンを付けました。最後に、ボタン付けを行って、うまくいったこと、がんばったこと、困ったことなどについて、ふり返りをし、全体で交流しました。

 

 

 

 

 

《事後研究会で出された意見》

  ・学級経営がしっかりとできており、分かりやすい授業だった。

  ・丁寧で、細かい準備がなされた授業だった。

   (4種類のボタン付けのサンプル作り、DVDの動画、フラッシュカード 等)

  ・「ボタンの付け方」ということに絞り、基礎基本を丁寧に指導されていた。

  ・1時間の流れがテンポよく、最初から最後まで児童の興味を惹きつけていた。

  ・子ども達の気づきを大切にした授業だった。また、ふり返りは感想だけでなく、わかったことがしっかり書けていた。

 

 

《実践報告》

   5校から、「はじめてみようソーイング」「楽しい小物作り」「生活を楽しくする物を作ろう」「はじめてみようクッキング」などの実践報告が行われました。

 

 

 

・玉結び、玉どめをマスターするため、アルゴリズムを唱えながら練習 

      【玉結び】

     

      1 つまんで

      2 くるりん

      3 ズルズルズル

        (お兄さんの登場)

    4 ピッ

 

 

      【玉どめ】

 

      1 まっすぐ針

      2 グルグルグル

      3 おさえて

    4 ピッ

 

・ソーイング(手縫いやミシン縫い)は、個別指導に人手が必要なことが多い。そのため、参観日を利用したり、地域の学習ボランティアの方に支援をお願いしたりしている。

・基礎・基本(例:玉結び・玉どめ・名前の縫い取り・ボタン付け・なみ縫い・返し縫い・かがり縫い 等)を丁寧に指導し、それを使って自分なりのアイデアを生かした作品を作成した。

・はじめてみようクッキングでは、ゆでたまごで、ゆで時間によってゆで具合がちがうことを知らない児童が多かったので、時間を変えて実験を行った。

 

《指導助言》

  京都府総合教育センター北部研究所  研究主事兼指導主事  栗山 真美子 先生

   1 授業に関わって

     ・先生の明るさでたいへんよい雰囲気で授業が進められていた。

     ・自作のボタン付けの例、DVDの動画を使用するなど準備がきちんとできていた。

     ・課題解決をするために言語活動が行われていた。根拠を明らかにすることが大切である。

   2 実践報告に関わって

     ・基礎・基本を大切に授業をしていることはたいへん大切なことである。

     ・指導内容を保護者に知ってもらうことが大切である。(保護者の理解)

     ・地域とつながって指導するのはよいことである。その場合は打ち合わせが大切である。

   3 その他

     ・「教育課程改善チェックリスト」に関わって詳しく指導いただきました。

      ()調理に関わっては、中学校は1食分を作るが、小学校は一品ずつ作れたらいい。等

   ・e-カードやe-絵本の紹介をしていただき、さっそく送っていただきました。

 

 

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算数科部会(11月30日 第4回教科部会)

2011年12月23日 | 算数部

〈公開授業〉

 

 第1学年 「ものとひとのかず」     

 授業者 南丹市立摩気小学校  

         岩崎 ひろみ教諭

■本単元は、置き換えの問題と順序数の問題で構成されています。どちらの問題も問題文から場面を想像して、おはじきやブロックを操作したり、図や絵をかいたりしながら考える学習で、その思考過程を大切にすることが本単元の大きなねらいとなっています。また、本単元は、第1学年の最初に取り扱われる「文章題」です。「どのように考えたか。」という過程を大切に、児童の筋道立てた説明が重視されます。

本時の学習では、ノートに問題を写し、自力解決に入ると、式と答えだけでなく、どのように考えたのかを図にかいていました。数名の児童の考えをホワイトボードに書き、自分の考えを大きな声でしっかりと伝え、集団解決が深まっていきました。

 

〈事後研究会〉

小グループに分かれて、めあてを提示するタイミングや算数的活動におけるおはじき・ブロックの効果的な使い方、確かめ問題などについて意見を出し合いました。そして、最後に各グループで話し合われた内容を交流しました。大変落ち着いた授業態度、一生懸命に粘り強く考えたり図に示したりでき、大きな声で発表もできる1年生の授業を公開していただき、改めて低学年からの積み上げの大切さを感じました。

 

 

 

 

〈実践発表〉

「主体的な学びにつながる指導方法」について

  発表者 南丹市立園部小学校  梅原 伸雄主幹教諭

 

日々実践しておられる授業を通して、また、本日の公開授業とも重ね合わせながら、主体的な学びにつながる指導の方法を、教えていただきました。本当に分かったかどうか確かめるために、聞き取ったことを、言わせたり書かせたりして再現する活動の大切さも再確認しました。

 

 

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生活科部会(11月30日 第4回教科部会)

2011年12月23日 | 生活科部

 平成231130日(水)南丹市立胡麻郷小学校において第4回生活科部会を開催しました。内容は以下の通りです。

■内容

  ○授業公開   

   第1学年  

   単元名「あきって 気もちがいいね」 

  ○事後研究会

  ○実践発表   

   第1学年  

   単元名「みんな みんな 大すきだよ」

 

 胡麻郷小学校には、自然豊かな樹木園があり、本単元の学習の舞台となりました。本時は、秋みつけの活動の中で気付いたことを発表し、その気付きをお互いに共有する学習が進められていました。児童は友達に伝えたい気付きを様々な表現方法で自信をもって発表し、国語科や他教科でも身に付けた表現力を授業の中でさらに高めることができました。

 

 

■研究協議

樹木園について

・児童にとって一番身近な自然である。春の時点では、年間通しての活動は計画していなかったが、一年間通して活動することに価値があると考えるようになった。

・授業の中だけでなく、日常の生活の中で常に活動させることが大切である。

・学校の近くに自然があるようでない中、この樹木園はすばらしい環境なのでたっぷり活動させたい。

  発表について

・友達の良さを認め合う良い学級集団ができている。

・児童がよく鍛えられている。 

・自分たちのめあてを意識し発表することができていた。

・発表の中で児童の自然な受け答えがあると良い。(良さを認めてもらったら、ありがとうと言える等)

・発表する時の態度等について確認するより、教師が高めたい視点についての確認ができた方が良かった。

・表現方法が様々で自分の発表の仕方を大切にしていると感じた。

・発表ばかりの活動の中で児童が飽きてくるのではないかと思ったが、児童がクイズ等に参加するなど発表内容が工夫されていて良かった。

・交流の中で児童が深めた気付きを発表できるように、教師がモデルとなって示す必要もある。

 気付きの質を高めるために

・何かを見つけるだけでなく、気付きを自分の生活に結びつけたり深めたりすることが難しい。

・友達の気付きをどう共有していくのかが課題であると感じた。

・学習の中だけの秋みつけとなっているので、児童の日常とリンクさせていくことが大切である。

・うまく児童の考えを引き出すような単元計画を立てる必要がある。教師から秋まつりをしようと投げかけるのではなく、児童が秋まつりをしたくなるような手だてをしかけることが大切である。

・児童の考えを引き出すために、評価を生かす必要がある。

・秋まつりの活動までに、どのようなものを見つけたのか、今までの季節と何が違うのか等を充分振り返ることが大切。例えば、秋に実を付けるものが多いことや葉の色が変わることなどを捉えさせることが科学的な見方を育てる。

・比べる対象となる視点を与えることが大切である。(例えば、季節・生き物など)

・板書を活用して次時の活動に繋げていくことも必要である。

・気付かせたい点は教師がポイントを押さえ指導することも必要である。

・生活科の学習を充実させることは学力を伸ばすことにつながる。

・生活科は様々なアプローチで言語活動を充実させることができ、そのことで気付きの質を高めることができる。

・教科で身に付けた力を生活科の学習の中で活用できるような学習を設定する必要がある。

■実践発表

・評価のシートに言葉をそえながら毎時間評価していることが良い。

・評価を次の活動や指導に生かすことができている。

・評価シートはそのまま成績に活用でき、成績の根拠がしっかりしている。

・日々の評価が十分でないと反省した。思い出しながら評価するようではいけない。

・このように評価のシートを作ってみると、児童をみとる視点や評価する点がはっきりする。

・毎時間一枚の白い紙に児童の様子やつぶやき等をメモすることで評価に生かしている。

・毎時間しっかり児童を評価することが、次の学習を豊かにすることがわかる。

・学年や2学年で協力しながら児童を評価し、互いの評価の基準等について交流することで教師の評価力を鍛えていくことができる。

・毎時間ワークシートで活動のまとめをさせることは、児童のその時間の気付きを整理することに繋がる。また、次の時間に生きてくる。

・お母さんに手紙を書く活動など、家庭と双方向連携がしっかりできている。

・親を巻き込むことで児童を伸ばしていく。

 

 

 

 

事後研究会・実践発表共に研究テーマに沿った意見交流となり、生活科における質の高い授業について考えることができました。

 

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