桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

愉しい夜

2017-07-11 | Weblog
昨日は鹿児島市内でレンタカーを借りて志布志へ。
ダグリ岬の温泉に入った後、原口さんに会って、川畑さん夫妻のホテル、ビロウに行った。
夜は、何時もは川畑さんと行く夜の食事だが、昨夜は、志布志事件の1つ、叩き割り国賠裁判の中心として闘った浜野さんと川畑順子さんも一緒だった。
馴染みになった万俵で食事。それから隣のパールでカラオケ。
志布志事件は、川畑さんの踏み字国賠裁判に始まり、浜野さんの叩き割り国賠裁判で終わったが、もし川畑さん夫妻と浜野さんの闘いがなければ、今のようにはならなかったかも知れないと、俺は思っている。
川畑さん夫妻も浜野さんも、どちらかと言えば警察側にいた人だ。ホテル業を営む川畑さん宅には日常的に警察官が出入りしていたそうだし、浜野さんは消防団長。誠実に生きていただけに理不尽な冤罪を仕掛け来た警察に対する怒りは深くて、徹底的に闘った。そして、その人望ゆえに広範な人を集めた人権の会が結成されることにもなった。
昨夜も、あれやこれやの裏話を聴けたが、冤罪を被ったから出会った奇縁を喜びとする、実に愉しい夜を過ごした。
しかし、警察も馬鹿だよなあ。もし、素直にでっち上げを詫びていれば、川畑さん夫妻も浜野さんも、簡単に警察を許して、こんなことにはならなかったのに、今でも鹿児島警察は「でっち上げと言われては詫びられない」などとほざいているから、まだまだ志布志事件の闘いは終わらないし、これからも警察のみならず、日本の司法を変える闘いとして志布志事件は存在するだろう。
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