大阪市立豊崎小学校が授業の一環に取り入れておられる、
能楽お稽古のようすです。
謡と小鼓、数日ずつのレッスンのカリキュラムで、
久田陽春子先生が小鼓の授業を受け持たれました。
小学4年生の子どもさんたちが正座をし、両手をついてご挨拶したり、
自分たちが使う小鼓を丁寧に礼儀正しく他の人に渡したりする姿は
たいへん立派で、見ていてとても気持ちがよいものです。
今の時代、礼儀作法の学習は家庭ではなかなか難しいことのようです。
未来を担う子どもたちには、どんな環境で暮らしても
「日本の意識」を核に持って育ってほしいと思います。
22日には、大阪能楽会館の協力を得て
能舞台で保護者のかたに向けて成果を発表する機会がありました。
後日、クラスの子どもさんたちより可愛らしい文集が送られてきました。
「難しかったけれど小鼓を打つのは楽しかった」など、
嬉しいメッセージをたくさん頂戴しました。
ひとつの経験として、ずっと大切にしてもらえたらと思います。
最後までお読みくださり ありがとうございました。
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