日韓との“歴史認識戦争”本格化の様相

　韓国の夕刊紙の反応は「円安・歴史挑発…日本また“韓（朝鮮）半島侵略」

という反応だ。安倍晋三首相が国会答弁で「侵略の定義は国際的にも定まっていない」と発言したとして「安倍総理、日帝の侵略まで否認…ドイツなら辞職もの」（朝鮮日報、１面トップ）などと激しくかみついている。

 

　韓国にとっては“極右・安倍政権”（韓国メディアの表現）から予感通り歴史問題で論争を仕掛けられたかたちだ。しかし、韓国はすでに竹島や慰安婦の問題で日本非難・糾弾をやり放題でやってきている。おとなしかった日本が反撃に出始めたことで日韓の“歴史認識戦争”は本格化しそうだ。

 

菅義偉官房長官は２２日午後の記者会見で、首相による参拝の可能性を問われ「安倍政権は行くとも行かないとも言わない。個人の参拝は信教の自由に関する問題であり、政府が立ち入るべきではない」と表明した。信教の自由の視点に立てば、中国・韓国の反応は異常と言えるのである。

 

閣僚の靖国参拝　日韓“歴史戦争”本格化の様相

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130425/kor13042508210001-n1.htm

自民党幹部らが反発、靖国参拝批判の中韓に　「やり抜くべきだ」

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130424/stt13042421200012-n1.htm

韓国の政界・メディア、安倍首相発言を一斉非難「日本の行動は不快感与える」

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130424/kor13042422270003-n1.htm

日本が困難な局面つくった、中国外務省幹部

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130424/chn13042421430007-n1.htm