サジッタ&清史郎の部屋

相棒3頭と暮らす馬日記

馬体管理に関すること

2007-01-31 23:52:52 | 庄原TRF
馬には色々な常識があります。

例えば、冬も馬の肢は湯で洗ってはいけない・・・。

或いは、蹄油に天ぷら油を使うのは邪道・・・。

でも、それって本当でしょうか。やらないよりはやったほうが良い・・・程度のことではないでしょうか、と私は思います。

だから私は冬になれば、当たり前のように温水で肢を洗うし蹄洗もします。だって湯で洗った方が断然汚れは落ちるし、丁寧に洗えますもの。洗ったあとで冷水を掛ければ問題ないし、気温が低い日は速攻で湯も冷えますよ。蹄の皮脂が流されて乾燥肌になりますが、きちんと蹄油を塗れば問題なし。

蹄油は如何でしょうか。
私はサラダオイルとモクタールを5:1くらいの割合でミックスして使っています。かれこれ10年になりますが、TRF厩舎で蹄叉腐乱が起きたことは一度もないし、蟻道などのトラブルも皆無です。爪は丈夫だし、適度な運動と相まって爪の伸びる速度は速いです。
でもH.M.さんの社内研修で講師になられた一流の装蹄師さんは、食用油とモクタールは、『ダメなものはダメ・・・!!』だったそうです。価格は知れているのだから、グリース状のきちんとした蹄油を使いなさい、だったそうです。


人は妥協しながら馬を飼育しています。JRA厩舎の競走馬なら最高の環境で、金に糸目をつけずに管理できるのでしょうが、非営利の我々はそうはいきません。
コスト管理も重要だし、人間が楽をすることも否定しません。全てが馬の良いように・・・でなければいけないなら、餌一つやることは出来なくなります。
ヘイキューブみたいな、硬くて馬の歯の構造に合致していないものをやることなんて出来ませんよ。毎食、青草を刈りにいかねばならない。

要は、どこで妥協するかなのです。時間と金に余裕がある人は、少しでも馬の方に歩み寄ってやれば良いのです。

こんな私が気を使っていること。
1.ヘイキューブは水又は湯で完全にふやかして与える。
2.ボロ掃除は完璧に。基本は1日3回+ボロを見たとき。


明日は雪になるようです。夕方からグッと冷え込んできました。
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同じ写真で恐縮ですが・・・

2007-01-30 12:17:34 | 庄原TRF
ケイクンの治療で疑問に思ったことを、競馬場に勤務している獣医であるH.M.さんに質問しました。
とても丁寧に判り易く説明してもらいましたが、自分一人だけの知識にするのが勿体無くて、本人に掲載の許可をもらえましたので紹介します。

【H.M.さんへの質問】

私のブログにも書いているのですが、酷いケイクンになった馬を治療で引き取りました。元の厩舎では立ち腫れも酷く、球節から下のくびれが全くない状態でした。
それを先ずは大型のバリカンで飛節まで毛刈りし、指で掻き落とせる汚い瘡蓋は除去しました。それだけでも肢はかなりスッキリしたのですが、3週間後に小型のバリカンを買って、更に毛足を短く完璧な毛刈りを行ないました。
そうしたら、血管が腱が浮き出るくらい肢が引き締まって、大変良好な状態になりました。

獣医学的に見た場合、何が起きたのでしょうか。立ち腫れには色々な原因があるでしょうが、ケイクンとは無関係な立ち腫れする馬に毛刈りをしてみたら、効果あるでしょうか?

ある学生は、私の厩舎には善玉菌が多く居て、だから症状が改善するんだ・・・などとも言うのですが、如何思われますか?

【回答】

僕は微生物に疎いので、獣医学的なコメントはできないのですが、読んでみて思ったことを書いてみます。
ケイクン(繋皸)とは要するに皮膚炎です。皮膚に炎症が起きているのです。炎症とは生体の防御機構、回復機構です。
つまりケイクンとはなんらかの侵襲に対して生理反応が起きている状態なんですが、その侵襲というのは、まぁ大体が感染なんです。
ご存知の通り、馬の脚元はかなり汚染された環境です。いくら馬房を丁寧に掃除しても、馬のボロには大量の細菌がいるし、おがくずみたいな湿った環境は細菌繁殖の温床とも言えるでしょう。肢を綺麗に洗ったとしても、毛の間は湿度が保たれて汚物も溜り、細菌の繁殖に最適な環境になります。

毛を刈ることによって、汚れ(細菌の塊がいると考えてもらえれば結構)をつきにくくして、乾燥した環境を維持できるのです。細菌は生育するのに湿度(水分)が必要ですから、乾いた環境にすることによって細菌はそれ以上増殖しにくくなります。
つまり感染の原因である汚物の付着を防ぎ、細菌増殖を防ぐ乾燥環境をつくったため、持続的な感染が収まり、炎症も落ち着いたということです。

この馬に関して、立ち腫れとおっしゃっているのはおそらく炎症による腫脹だったのだと思います。熱感がありませんでしたか?(他の肢と比べて温かくなかったですか?)
炎症が起こると「熱感、発赤、疼痛、腫脹」が生じます。これを炎症の4徴と言います。(逆にいくら腫れてても熱感がなければそれは炎症ではないと判断します)

いわゆる立ち腫れというのは、飲み会の翌朝女子が「長靴が入らない~」というあのむくみで、原因は循環障害(血行障害)です。ですからこれが毛刈りで治るとは考えにくいですね。

「善玉菌」
あるあるに出てきそうな言葉ですね。どんな生理活性をもつ細菌なんでしょうか。ためしにその子に厩舎のオガ食べさせてみてください。立ち腫れを治す細菌がいたら製薬会社がほっとかないでしょうね~。



如何でしょうか・・・。皆さんの参考になれば私も、そして掲載を快く許可してくれたH.M.さんも喜ぶことと思います。
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ポチです

2007-01-29 10:39:50 | 庄原TRF
冬毛に覆われた顔は、縫いぐるみの馬のようです。

放牧場でもほとんど動かず、づ~っと舌をペロペロしています。

何を考えているのでしょうね? 遠い昔、全日本障害M-Aに出た時のことを思い出せているのではないのは・・・確か。次の餌の時間をひたすら待ちわびている・・・のでしょうね。(笑)

春からは24時間放牧の環境です。『早く春が来ないかな~』は人馬共通の思いです。
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厩舎設備改善

2007-01-27 21:55:12 | 庄原TRF
TRF厩舎の作業は、基本的に私一人です。

朝の馬房掃除、日中に目にとまればボロ取り、夕方の馬房掃除、夜飼い時のボロ取りと、厩舎作業の基本はボロ取りです。

以前は通路に設置の照明が届きにくい馬房の中にのみ裸電球を増設していたのですが、この度全部の馬房の天井に蛍光灯を一基づつ設置しましたが、これは工事費の支出以上に有益な設備でした。

以前は薄暗い中で夜飼い時のボロ取りを行なっていたのが、鮮明に明るい馬房の中のボロ取りはに想像以上に楽です。
TRF厩舎は30年近く前に養豚を行なっていた建物を改造して作ったものですから、外観は決して綺麗ではありません。でも、厩舎に改造して約8年。少しずつ手を加えて、とても使いやすくて快適な厩舎になっています。

決して若くないのですから、できるだけ省力化し効率良く作業を行ないつつ、基本的な管理は徹底させて、人馬ともに快適な環境を維持したいと願うところです。
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馬とは全く関係の無い話

2007-01-25 17:51:57 | 庄原TRF
私の生業は乗馬クラブ経営ではなく、アパート経営だと何度か申しあげています。

アパートには地元の大学に通う学生さんも多く入居していますから、これから卒業式までに何人かが退居されます。その時に、雑誌類などのゴミはゴミ置き場に捨てるのが普通です。

先日のことですが、ゴミ置き場に漫画と一緒に大学で使用したテキスト・専門書が捨ててありました。ゴミの出し方自体もナイロン紐で縛ってあり、資源ごみとしては収集されない(紙を編んだ紐でないと収集されません)状態した。まあ、書籍ゴミはゴミステーションに出せばただなのですが、まとめて古紙回収業者へ渡せばトイレットペーペーくらいはくれるので、一応ストックしています。

その事ではなくて悲しかった・・・というか、やるせない気持ちになったことが有りました。大学で学んだ専門書も私には捨てた行為に違和感がありますが、他にも綺麗な国語辞典、英和辞典、独和辞典が捨ててあったのです。卒業して就職したら、滅多に使うことはないでしょう。英和辞典なら可能性はありますが、独和辞典となると貿易関係とかヨーロッパと仕事上で関係があるとか出ない限り使用の可能性は限りなく0でしょう。だからといって・・・、辞書を捨てますか?
私には辞書を捨てるという行為は出来ません。(古本屋に持っていって僅かばかりのお金をもらう事はあるかも知れませんが・・・)

私は後少しで50才。幼少期に、食べ物を粗末にしたら罰が当たるとか、お米を捨てたら目が潰れる・・・とか言われた事のある世代です。
私も当然に不要なものは捨てます。親の世代からしたら、『勿体無いことをする・・・』と言われます。だけど、感覚的に辞書は捨てられない・・・。

私の感覚、古いのかな???・・・、おかしいかな???・・・。


追伸
この記事を1回目にUPしてから30分後、『独和辞典、ください・・・。仕事で独へ行く可能性があるから・・・。』と電話が来ました。(笑)
独和辞典、私は100%使わないから大歓迎。辞書も有効に使ってもらえて喜ぶでしょう。
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大師匠(荒木先生)に会いに行きたい・・・

2007-01-23 20:43:55 | コーチとして
 昨年春の傘寿の会でお目にかかって以来だから、ご機嫌伺いにあがりたい・・・ではありません。

 下手の横好き、徒に馬齢を重ねるがごとく、13期卒業生の中で現役時に技術が低かった私が、卒業後も何故か馬を続けること25年。単純に25年と言いましても勤務地の関係や、当地で行なわれた様々な出来事に絡んでお世話になった馬術指導者の方々から、色々な影響を受けながら馬を続けてきました。
しかし、脳裏に強烈に刷り込まれているのは、馬に乗ることの基礎を教わった京都産業大学馬場で4年間視界に入っていたことで、良くも悪くも私の馬術観の根幹を成しています。

 当時の京都産業大学馬術部は、荒木先生・坪田先生の2大指導者を筆頭に、堀田・山脇・谷口・村田・林といったコーチの方々が指導・調教にあたっていらっしゃいました。(う・・・、今とほとんど変っていない・・・)その中でも荒木先生の調教手法はとりわけ強烈で、馬の首を内方に畳み込み、輪乗り上で行なう深い二蹄跡運動でガンガン馬を責めつける(・・・素人にはそのようにしか見えなかった・・・)乗り方。それがしっかりと刷り込まれて、馬術=二蹄跡運動となったのです。卒業後に中国地方の田舎を転々としましたが、ハミ受けが出来ていようが出来て居まいが、とにかく首を内に曲げこみ推進・推進・推進と脚を使い続ける日々でした。馬術=二蹄跡運動、そして馬術=推進。これが私のベースでした。荒木先生には猛烈な推進があるから強烈に内方拳を引っ張っても馬が出来上がるのだから、自分も推進力をつけなければならないと意識していました。

 さて、では私の意識は正しかったのか・・・。ある部分は間違っていなかったでしょうが、実は非常に大きな間違いを犯していたと思います。
内方手綱だけを強烈に引っ張っているように見えた荒木先生の内方の反対側、外方の拳はどんな扶助を使っておられたのだろう? 素人だからハミしか見えたかったけど、後駆とハミの連動は如何だったのだろう? 速歩運動の段発は? 駈歩運動で馬の背はどんな動きをしていたのだろう? 
・・・、な~んにも覚えていないというか、目も前で起こっていることを理解できる目が無かったのです。
 もっと言うなら、最近自分の考え方の中で起きている大きな変化。馬術とは引っ張るタイミングではなく、譲る・開放するタイミングにこそ真髄があるのではないか。荒木先生が強烈に引っ張った後の開放のタイミングは如何だったのだろう・・・、なんていう事を思いながら馬に乗ることが多いです。

 私が大学に入学したのが昭和52年。日の丸を胸に付けて荒木先生がメキシコ五輪に出場されてから多分7年後くらいです。当時の日本で5本の指に入る馬術選手がトップに君臨した大学馬術部。今に例えるなら、杉谷泰造選手であり、林忠義選手であったかもしれません。そんな偉大な馬術家が調教する姿を見ながら、本質的な技術が何も理解できていなかったことが、今となっては残念でなりません。『技術は教わるものではなく見て盗むもの・・・』とも荒木先生は仰いました。

 時間を後戻りさせることが出来るなら、荒木先生の技術を盗みに行ってみたいものだと思います。

(母校 京都産業大学馬術部OBのブログ投稿記事より)

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かつてないほど・・・体が痛んでますよ~!!

2007-01-23 16:18:31 | 庄原TRF
カイロプラティックの先生が私の体を触って言った言葉。

先週の月曜日からハミを変えて本格的に乗り始め、かなり手ごたえがあるというか、ハミ受けも全然変ってきて、馬との体力勝負が続いています。
ハミ受けが良くなると、究極はハミが軽くなるかもしれませんが、今現在は非常に重くてがっしりとした感覚です。
当然、腕だけで重さを支えきれないから、坐骨を張って、全身でハミを受け、それに負けないくらい全身で推進しています。

体は辛いけど、運動自体はダイナミックだし、精神的には大変な充実感を感じます。だけど、腕・肩・坐骨・背中・太腿・脹脛・・・と全身の筋肉を使って運動しているのですから、筋肉は張った状態になるでしょう。

馬乗りの悪いところは、運動を開始する際に馬のウオーミングUP・クールDOWNは意識するのだけれど、人間の体に対するメンテナンスというか、そこら辺の意識が低い・・・どころか、無いのです。
だから間接は硬くなるし、筋肉の柔軟性は失われてカチカチに。

だけど基本的に運動はしているから、運動会の翌日に筋肉痛になるような痛み方はしないのです。ではどうなるかというと、じわじわと疲労が筋肉に蓄積していって、全身疲労となって体にダメージを与える・・・。

『暫らくは、週1回の間隔で治療に来てください・・・。』と言われてしまいました。だけど、保険の利かないカイロは高いんだな~。保険の利く鍼灸院との併用で、体のメンテナンスをしていくしかないですね。気持ちは若いつもり?なんだけど、体は正直ですから。
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最近思うこと・・・。

2007-01-22 21:00:31 | 庄原TRF
馬の世界ではよく、『口が硬い・・』とか、『口が柔らかい・・・』と言います。似たような言葉で、『ハミを受ける・・・』という表現もしますので、口やハミに関係する用語は多いです。

 馬に乗るということは、口向きを良くし、ハミ受けを向上させることを第一の目標にする訳ですが、日本語の【口】や【ハミ】といった言葉が、実は非常に曲者ではないかと最近思い始めました。
 中学生の時に馬の楽しさに触れ、高校生の頃には広大馬術部で練習させてもらい、大学では馬術部に入って、以来30年以上馬に乗り続けています。口を柔らかくする、ハミ受けを良くすることをいつも意識して乗っているのですが、口の硬い馬にハミを受けさせようと、或いはハミ受け悪い馬で何とかポジションを取らせようと、ある時期は内方を強く引っ張り、ある時期は外方だけを支持して内方を空で乗ったりと、試行錯誤の連続でした。

 最初の大きな転機はこのブログでも紹介しました佐藤五志さんの『乗馬技術の解析』という馬術書に出会ったときで、片方のハミを強く支持することは間違いで、常に進行方向にハミ・額の向きを合わせて乗ることを意識し始めました。しかし、ハミを受けるための意識は依然としてハミそのものであったり、馬の口そのものであったり、或いは項の後20cmの頚椎辺りを柔軟にすることに意識を集中して乗っていました。だから、やっていることはハミであり、口に意識が強く残っていました。

 だけどここ最近、意識に大きな変化が起きています。ハミって・・・何のために有るのでしょうか? 素人であれば、方向指示の道具・停止させる為に引っ張る道具なのですが、馬術的な言い方をするならば、馬とのコンタクトを計るための道具というのが正解でしょうか・・・。

では、調教の目的は何なのか。これは馬乗りのバイブル的な語句である F.E.I.馬場馬術競技会規程 第1章 第401条 目的と一般原則 に詳しく述べられています。その要求を満たすために必要なことは、柔軟な背中と活発な後駆の踏み込みであることは言うまでもありません。ではそのために何をなすべきか・・・。非常に抽象的で、漠然とした要求です。だからこそ馬術は置くが深く、30年の馬歴でもがき続けているのですが・・・。

私は最近・・・、馬を蛇腹(アコーデオン状物質)だと思ってのっています。蛇腹は縮めるだけでは役に立たない。引っ張って、縮めての繰り返しで初めて役に立つ物体です。そして蛇腹を縮める時には、力任せで縮めてはならない。アコーデオンカーテンなら何とか力任せでも対応はし易いけど、アコーデオンオルガンだったら蛇腹の中に空気が入っているから力任せでは縮まりません。空気を上手く抜きながら、蛇腹の伸縮を確認しながら縮めていっている。この時の状態を馬に置き換えたら、空気が抜けながら、曲線で縮むのに必要なのが背中の柔軟性と後駆の踏み込みでしょう。そして上下方向の縮みに必要なのが背の柔軟であるならば、左右方向で蛇腹を縮ませることに必要なのが馬体の屈曲だと思うのです。物体の回転運動を馬に例えるならば、舟の回転は前肢旋回。馬体に屈曲は必要ありません。飛行場などで連結したカートが先頭車両の通った後をクネクネ動いていく動作、あれは肩内・腰内・横歩の時に必要とされる屈曲動作だと思います。

話が横道に逸れていますが・・・、最近の私の動作は、柔軟な背中を作るためだけに意識を集中させています。だからハミは引っ張るというより、両ハミと後駆で押し込んだり離したりしながら、硬い物質をクネクネ曲げる動作に専念しているのです。文章では中々表現しにくいのですが、これは効果あります。
それに伴って、まだ実行してはいませんが、学生に対する姿勢や扶助の要求も変わるでしょう。だって、そうでないと馬が動きません。

 最後は何となく支離滅裂になりましたが、私の文書を見てどのように思われたか、或いは実行してみたらどんな感じだったか、実際に馬に乗っている方の感想をお聞きしたいですね。どなたかのお返事を待っています
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ニッカポッカ ファッション・・・じゃないです

2007-01-20 13:42:57 | コーチとして
高性能小型バリカンの威力は抜群でした。馬の毛刈りは、基本は怪我防止のために膝から下は刈り残すものですが、今回は治療目的ですから。

ケイクンの治療のために肢の毛刈りしていたヴェルランドですが、大型のバリカンでは限界があった。
今回は完璧です。背中のケイクンもバリカンで完全除去できました。

26,250円は高いか、安いか・・・。
次に使うのはいつの事やら・・・。

お世話になったヴェルランドへの恩返しです。
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やられた・・・!!

2007-01-20 00:08:14 | ジャリスコ
ジャリスコは、もの凄く好奇心旺盛な馬です。

清史郎とかだったら恐れて近寄らないようなものでもへっちゃらです。


ここ2~3日、朝の冷え込みが無くて早朝の運動が可能です。出だしは体が冷えているから、やや厚着なのですが・・・、体が温まれば衣類は脱ぎます。

今朝もキルティングのベストを脱いで、埒の柱に引っ掛けて・・・その後運動を終了。馬の手入れをして、餌をやって、掃除をして、ジャリスコを馬場に放牧して・・・。

『ハッツ!!』と気づいた時は手遅れでした。埒に引っ掛けていたベストは、ジャリスコの玩具となって、馬場でグチャグチャに・・・。

最近、色々な部分でやんちゃ振りが増してきた悪餓鬼です。
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