忘却への扉

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忘れてしまっていた

2016-09-17 | 追憶

 【 家裁の人 】 毛利甚八/作 魚戸おさむ/画 監修・山崎司平 「第二東京弁護士会」 ビッグコミックス 発行所/小学館

 読書の秋、読みたい読まなくてはと思う本はいくらでもそばにあるのに、つい手軽な本をと手を伸ばしてしまう。「家裁の人」は第1巻が(1988年12月初版第1刷発行)の1922年2月第12刷発行本を購入していた。
 家庭裁判所判事 桑田義雄が主人公。父親は高裁の長官で桑田判事の司法修習生時代の成績も抜群、だが、桑田判事に出世欲などないようで、地方の小さな家庭裁判所でいいから木々や花自然に触れることのできる町を求めて希望する。
 1996年4月初版第1刷発行まで全15巻。その1卷ごとに約9作ほどの花や木に自然の題名を付けた作品が描かれる。子どもたちの事件が多いが、1作には何種類もの植物などの詳細な説明があり、家裁のある町の人と植物にもふれながら裁判の場面に関わってくる。
 裁判所の庭に空き時間を活用して花々を植えたり、のんびりした雰囲気を醸し出す反面、子どもたちの置かれた立場を見つめ、明確な判断を下す。担当者に任せておけば済むことでも、桑田判事は直接関わることも多い。
 現在の裁判所に欠けているのではと思われる、上の顔色をうかがうような形式的になりがちな裁判の世界だからこそ、桑田判事のような人材に救いを感じる。
 家裁ではないが、9月16日、福岡高裁那覇支部は翁長沖縄県知事が、米軍普天間飛行場の名護市移設を巡り、埋め立て承認の撤回に応じないのは違法だと国が訴えた訴訟で、知事の対応を「違法」だとして区に側の全面勝訴の判決を言い渡した。国側にあるとしか思えない司法判断は、最高裁も同様で三権分立の崩壊は強まるばかり。 

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