忘却への扉

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人の姿の見えない戦争

2017-03-10 | 平和を

 【 野党共闘し軍拡に歯止めを 】 内子町 女性( 83・主婦 )

 ◇連日のように激動する世界のニュースを見てなお私が非戦・反核を訴えるのは、七十余年前に戦争の悲惨さを体験して、二度と子孫に同じ思いを味わわせてはならないという不動の思いがあるからである。しかし、一方で、近隣の国々の動きに対して「国防」の視点も外すことはできない。
 ◇私が一番心配しているのは、日本の政治があくまで自国を[大国]と自任し、広大な面積や豊富な資源のある国々に負けじと「軍拡」に急ぐ姿勢である。科学に疎い私でさえ、無人攻撃機、サイバー攻撃、ミサイル開発などの言葉を耳にすると、「人の姿の見えない戦争」への不気味さを思う。
 ◇もうこのような開発競争を続けても、どの国も幸福にはなれないのではないか。日本は美しく寛容な国として憲法9条を守り、まずアジア諸国の信頼を得て、危機を除くべきである。今こそ野党は共闘し「軍拡」への歯止めをかけていただきたい。]
                                    《 こだま 読者の広場 》 地方紙「投稿欄」より

 ( 忘却への扉 ) 北朝鮮が弾道ミサイル4発を日本海に向け発射、内3発は日本の日本の排他的経済水域に落下。繰りかえす首相や菅官房長官が登場する報道に、「オオカミが来たぞ」と戦闘準備を煽る姿が重なり双方に警戒心がわく。
 北朝鮮が韓国や日本など近隣の米軍基地の存在と、度重なる合同軍事訓練に苛立ち、今回の弾道ミサイル発射は、在日米軍を攻撃が訓練の目的と朝鮮中央通信は報じた。
 「欲しがりません勝つまでは」は、先の大戦中国民に強いた言葉だが、[日本の政治があくまで「大国」と自任し、(中略)「軍拡」に急ぐ姿勢]は火に油を注ぐのが目的か。
 平和憲法(前文、9条ほか)日本の希求すべき本来のあり方を、現政権が意図的に破り、戦争への道を突き進むのでは、他国を批判できる立場を自ら投げ捨てること。

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