忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

非核の国是に背を向ける政府

2017-07-11 | 平和を

 【 地 軸 】 2017/6/26 地方紙1面下段コラムより

[ 「現実はもっと悲惨だったからです」。広島の原爆資料館にあった等身大「被爆再現人形」が撤去されてから2カ月。資料館を訪れて聞いた説明にうなづきつつ、複雑な気持ちになった。
 ▲被爆者に不評だったこともあり、本館の改装に伴ってい品を中心とした展示に見直したという。人形は被ばく者から当時の状況を聞き取ってつくり、原爆で焼け焦げた衣服を着せていた。
 ▲子どもたちから「怖い」という声が出たとも聞いた。戦争を知らない世代に、被害を分かりやすく伝える展示物だったのは確か。それでも想像を絶する地獄絵を人形で再現はできなかったようだ。
 ▲「核兵器なき世界」の実現を掲げたオバマ米前大統領が来館してから1年余りがたつ。彼が人形を見たかどうかは「秘密」と教えてくれなかったが、その日を境に米国を中心に外国人の来館者が増え続けている。世界の目をヒロシマに向けさせ、核兵器の「非人道性」を伝える一歩になった。
 ▲しかし足元の日本政府には届いていないようだ。国連で開かれている「核兵器禁止条約」の制定交渉への参加を2回続けて見送った。「非核」の国是に背を向け、交渉のテーブルに着こうとしない姿にあきれる。
 ▲人形の撤去には今も賛否の声が寄せられているという。双方に共通するのは、あの悲しみを風化させず、後世にどう伝えるべきかという「温かい」意見。被爆地の世代を超えた議論が「語り継ぐ力」をはぐくむ。]

 ( 忘却への扉 ) 広島市内に子どもたちが住んでいたこともあり、平和公園へはよく訪れ、原爆ドームはもとより資料館見学も毎回だった。
 だが、資料館が改装され展示状況が変わった後は1回も行けていない。「現実はもっと悲惨だったはず」と思いながら見ていた。
 資料館の展示物が残酷なので、もっと怖くない展示をとの声があるのも事実。だが、その声の中には、戦争の実態から目をそらせる戦争を美化させようとする団体の考えも入っていると私は受け止めていた。
 安倍政権の戦争へ踏み出すための暴走強行を見れば、やはりと分かる。広島原爆資料館の改装を聞いて、私は展示品の説明をしていた責任者に、「悲惨な現実を隠さないで」「収集物を大切に保存し、いつでも見れる機会を…」と頼んだ。
 「戦争は嫌」とはっきり意識したのが、中学校の小さな図書室で見た広島・長崎の原爆被災の2冊の記録写真集。忘れてはいけないと、私の本の部屋にも原爆投下時の写真集など非戦関連の本はたくさんある。元気な間にゆっくりと、想い出のいっぱい詰まった平和公園で1日を過ごしたい。 7/7

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