忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

自分自身は全く痛みを感じない

2017-04-19 | 共に

 【 地 軸 】 地方紙1面下段コラムより

[ 新学期が始まった。黄色のカバーを付けたランドセルを背負った新1年生に思わず顔がほころぶ。みんな元気に育ってほしい。
 ▲ただ、本来安全なはずの通学路に危険が潜む。松山市内でも頻繁に「不審者情報」が流れる。最近は登下校時に名札を外したり、裏返しにしたりする子が増えている。個人情報をむやみに外部に知らせないためだ。
 ▲スーパーやコンビニでは、店員の名札がひらがなの名字だけのケースが目立つ。レシートに印字されているレジ担当者の名前が簡素化され、番号だけの店も。やむを得ない自衛策と聞いた。
 ▲フルネームを知られるとインターネット上の検索で特定され、詳細な個人情報が公開されてしまうことがある。ささいなトラブルがきっかけでも、クレームをつける側はたいてい匿名。一方的な主張を繰り返し、場合によってはそれをあおる動きも出てくる。
 ▲英国の作家、ジョン・ロンソンサンは「ルポ ネットリンチで人生を壊された人たち」(光文社新書)で、こうした社会現象を「公開羞恥刑」と表現した。軽率な発言やふるまいをした人物を集団で糾弾し、失業や離婚に追い込んでも、自分自身は全く痛みを感じない。不特定多数の一人だからだ。
 ▲実名のフェイスブックは「友人にうそをつく場所」で、匿名のツイッターは「見知らぬ他人に本音を話すところ」との指摘もあった。「名乗れない」あるいは「名乗らない」社会の行く末が怖い。]

 ( 忘却への扉 ) 子どもたちの名札や持ち物、自転車の持ち主名などを見かけなくなったころ、バラバラだったこともあり、最初は理由を聞いてもそこまと…とすぐには納得できずにいた。
 3月末行方不明となり遺体で発見された、ベトナム国籍の小3女児の事件。死体遺棄容疑でほぼ毎日、通学路で見守り活動をしていた保護者会長(46歳)の男が逮捕された。身近な大人を信じられない社会は深刻。
 自転車を買えば住所氏名と電話番号まで書いてあるのが当然だった昔、私も連絡先に電話し盗難被害品を持ち主のもとに何台も戻した。他の品でも名前から持ち主に知らせた。
 スーパーやコンビニ他、店員の名札をその人の信頼の証として、さほど関心を持たない程度に、ちらっと眼をやる程度ではいたが、個人情報であることは確か。
 逆にその大規模チェーン店側は、顧客の詳細な個人情報を入手運用しているのだが。ネット上で情報が飛び交う社会の危険性は多少承知の上での利用ではある。
 だが、国民の個人情報を法律の下、勝手に一括管理管理運用するのが、信用できない国家権力となると、[社会の行く末が怖い]。

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