忘却への扉

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いまでも苦しんでいる

2017-08-16 | 平和を

 【 防げない放射能 伝えていきたい 】 u i 女子( 13 )

 「あの時代は殺すか、殺されるか」。私はこの言葉を聞いて胸が苦しくなりました。被爆者の方のお話の中に出てきた言葉です。その方は涙ながらに自分のつらい過去を語ってくれました。戦争中の暮らしや原爆を落とされた瞬間についてでした。
 たくさんのお話を聞いて、私は被爆者の方に対し、原爆を落とされ70年以上たった今でもまだ苦しいのだなと思いました。原爆を落とされてすべてが終わったというのではないのです。あの時、被爆していまだにその後遺症に苦しんでいる人がいます。
 放射能は目に見えません。だから、防ぎようがなくてこわいなと感じます。私は被爆者の方のお話を聞いて、たくさん学びました。これから私は「伝える」という活動に力を入れたいです。この投稿を通して原爆について理解を求める人が一人でも増えますように。]
  《 こだま 読者の広場 【 ヤング落書き帳 】 伊方中学 広島での平和学習 》 地方紙「投稿欄」より

 ( 忘却への扉 ) 広島と長崎への被爆破壊の状況を私が初めて知ったのは中学生の時、小さな図書室の記録写真集からだった。原爆ドームは、高校を卒業して仲間たちと出かけた視察旅行で立ち寄り、後に長崎の被爆地も訪れた。。
 高校生で戦争と平和に関する本を集め始めたが、伊方と言えば私にとっては身近な稼働中の核発電所のある場所。本棚には核の恐ろしさを示す原爆の本と共に原発の本が多数を占める。
 「防げない放射能」の危険は嫌だと、伊方核発電所誘致問題が起こる前から思ってきた。海を渡ればヒロシマだ。伊方の中学生たちも、東京電力福島第1原発の大事故で放射能が広範囲に振りまかれたことは記憶に焼き付いているはず。
 伊方は核発電所のある場所、電力製造に軍事兵器の原爆材料と同じ核でなく、環境破壊や汚染に安全・安心の他の選択肢をなぜ取らなかったのか。戦争と核電力どちらも一握りの人々の金儲けの貪欲な強引さ。

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