忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

切り捨て対象の1つ

2016-10-08 | 共に

 【 耕作放棄地の現状理解して 】 松山市 女性( 56・主婦 )

 ◇20日付本紙「農地集約 試行錯誤」を拝読した。衰退する農業への対応としては一つの方法と思う。一方「条件の悪い農地は引受先がないまま耕作放棄と化す」とあったが、うちはそれに当てはまる。
 ◇うちの農地は郊外の段々畑だ。今年1月に母が死去した後は、会社員の夫に休日に手伝ってもらいながら農業に従事している。しかし、草を刈るのが精いっぱいで農作物を作る余裕はない。母が存命中に一度、関係機関に現状を話し相談したことがある。すると、人に貸すとかシルバ人材センターに助けてもらう方法があると教えていただいた。が、農地は郊外にあり狭いので、どちらも不可能と思いお断りした。私が作業できなくなればこの農地はどうなるのだろうといつも思う。3人の子どものうち2人は県外に職を得ており帰ってこないだろうし、近くにいる子どもは農地の場所さえ知らない。そうなると答えは明白だ。
 ◇全ての農家、農地を救済することは不可能だろう。が、この方法では耕作放棄地はいつまでも放っておかれることを政治家に分かっていただきたい。]
                                    《 こだま 読者の広場 》 地方紙「投稿欄」より

 ( 忘却への扉 ) 傾斜地の中山間の段畑へは曲がりくねった道路を走って作業に行き帰りすることが多い。その道路の排水路掃除とじゃまになる雑草や垂れ下がった雑木などは、関係者が自分なりに草刈りなどをする。
 危険な雑木切りと処分道路の少々壊れた箇所は、年に1回は道路全体を大勢できれいにする日がある。石積みや橋作りにコンクリート舗装までやる年もあるが、公共機関を当てにできないので、材料だけを渡され参加者がそれぞれ人力と道具やトラックなど持ち出しでの作業。
 家の農業を継いでる住民も次第に年を重ねるばかり、30代40代を過ぎてもこの地では若い方。耕作放棄園や農地の管理が疎かになりがちの園も増え始めた。
 高齢で作業を続けている人もいるが、子どもはいても「農業はわしらが仕事をできるうちだけよ」の言葉はよく耳にする。
 地元からも農業の現状を知る政治屋は、国会に県会と市町議市長や町長大勢いるが、農業など切り捨て対象と考えているのだろう。農業、漁業の衰退は商店街のある街と市そのものの衰退を進行させているのがはっきり見える。

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