忘却への扉

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イエスマンと忖度(そんたく)マンの群れ

2017-06-27 | 平和を

 【 地 軸 】 2017/6/23 地方紙1面下段コラムより

[「イエスマンばかり集めるとは、結果的に独裁政治になっていく」。自民党の下村博文幹事長代行の発言。国政のことかと思ったら、今日告示される都議選の話だった。
 ▲小池百合子都知事が代表を務める「都民ファーストの会」が過半数を占めることを警戒する。自分たちのことを「棚に上げて」と言いたくなる。
 ▲森友学園や加計学園の問題で明らかになったのは、イエスマンどころか、首相の意向をおもんばかって先に動く「忖度(そんたく)マン」たちの存在だ。議員だけでなく、官僚の中にも大勢いる。まさに独裁政治が近づいている。
 ▲さすがに歯止めが必要だと腹をくくったのか、自民党内で首相に距離を置く議員が勉強会を立ち上げた。石破茂、野田聖子両氏をはじめ、衆院愛媛2区の村上誠一郎氏も名を連ねる。「言わなければいけないことは常に言うべきだ」と石破氏。「いまさらですか」と突っ込みたい気持ちを抑えて、ここはエールを送りたい。
 ▲麻生太郎副総理も来月、麻生派と山東派、政策グループ「天元会」を合流し、新しい派閥をつくる。数の上では第2勢力。首相と同様「再チャレンジ」を狙っているのだろうか。
 ▲昔は弊害ばかりが目についた派閥争いも、党内の議論が活性化するなら歓迎する。民進党を筆頭に、今の野党はふがいない。都民ファーストの会も国政への影響は不透明。何としても「安倍1強」への対抗軸が必要だ。情勢はそれほど切迫している。

 ( 忘却への扉 ) 「イエスマンばかり集めるとは、結果的に独裁政治になっている」との自民党幹事長代行の発言に自ら自覚した上での1党独裁かと納得する。
 忖度も同じで、その下には「安倍1強」に異常に反応する議員や官僚たち「忖度マン」の存在がこの国の政治をゆがめている。
 安倍晋三首相に距離を置く議員の勉強会立ち上げとはいっても、本当に安倍首相に反旗を翻すことなどできるのだろうか。実際のところは時代に逆行する日本会議か神社本庁系の「一つ穴の貉(むじな=狐か狸)」でどこが違う。
  

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