忘却への扉

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上空が米軍訓練ルート

2016-12-12 | 平和を

 【 地 軸 】 2016/12/9 地方紙1面下段コラムより

[ 不安を募らせた住民も多かろう。米軍岩国基地所属の戦闘機FA18が一昨日、高知沖に墜落した。今年の同型機の墜落事故は、報じられただけでも海外で5件を数える。過去には米国の住宅地で住民が犠牲になったことも。
 ▲四国での事故の記憶がよみがえる。1989年に西予市の山中、99年に今回と同じ高知沖に墜落。FA18以外の米軍機では、88年に四国電力伊方原発近くに大型ヘリ。94年には高知のダムに戦闘機が落ちた。
 ▲事故が相次ぐ背景に上空の米軍訓練ルートの存在がある。民間機とは明らかに違う「ごう音」を耳にして驚いた経験を持つ人もいるはず。訓練内容など詳細が明らかにされない現状が歯がゆい。ルートを当面使わないよう高知県知事が求めたのは当然。愛媛も人ごとではない。
 ▲FA18の愛称「ホーネット」はスズメバチの英名。攻撃的な性格や野太い羽音に由来するようだ。一方、同じようにスズメバチの名を冠するのにどう猛さとは無縁の乗り物が、イタリアのスクーター「ベスパ」。
 ▲「ローマの休日」など数多くの映画に登場するので、オートバイ好きでなくても姿が思い浮かぶに違いない。丸っこいスタイルが醸し出す親しみやすい雰囲気は、現行モデルでも健在。
 ▲生産するメーカーはかつて航空機を手掛けた。ベスパにも航空機技術が盛り込まれている。空と陸の「スズメバチ」の意外な共通点。もっとも、街を走る姿に不安が募ることはないけれど。

 ( 忘却への扉 ) 同日、「地軸」の上段に位置するトップ記事には、 《 第4次厚木騒音訴訟 【 自衛隊機差し止め認めず 】 最高裁判決「高度の公益性」 》と大きな見出しで、住民側の逆転敗訴を報じていた。。
 [騒音の大部分は米軍機が占めるのに、裁判では基地の運用を定める日米地位協定がネックになり実質的な審理するされない。]
[ 軍事ジャーナリストの前田哲男さんは「判決から見えてくるのは『国防のためには騒音にたえろ』と言う大所高所からの態度だ。集団的自衛権行使容認など、最近の安倍政権の動きと合致するような自衛隊重視の姿勢で、住民の側に立っていない」と批判する。]
 強引な政府権力に司法がなびく現状。三権分立(国家権力を、立法・行政・司法のそれぞれ独立した機関に担当させ、相互に抑制・均衡をはかることによって、権力の乱用を防ぎ、国民の権利・自由を確保しようとする原理)の崩壊を最高裁判決は明確にした。
 米軍機が近くに墜落した伊方核発電所の、地元住民とも言える私たちは、日々増していく軍用機が飛び交うごう音に冷や冷やする。

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