忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

かちとって

2013-02-16 | 平和を
 夕方立ち寄った道の駅で高く美しい像を見上げて、その地名から過去に原発建設で国と電力会社らの利権屋側に騙された誘致派と反対派との激しい闘争のあった町かと想い出す。
 近県の過疎地で金と力で反対運動を強引にねじ伏せ原発建設に成功した電力会社が、「柳の下の泥鰌(どじょう)はいつもいない」のことわざに背き再びと狙いを定めた土地だった。どちらも本店のある県とは遠く離れている。
 金や仕事の餌よりも危険な原発ができることで、これまで培って来た安心を権力に乱されるのはイヤとする住民は町長をリコールしやがては原発建設を諦めさせた。
 同県内では3ヵ所で住民が原発関連計画を防ぎ止め、現在もゼロが続いている。反対運動参加が目的ではなかったが、私も当時の窪川を感じたくなりバイクで初めて町まで行って見た。

 そこと異なり近県では東電福島原発の人災事故さえ教訓にせず、住民の安心安全よりも金への欲望からか原発早期再稼動を待ち焦がれる人々が勢いづいている有り様とは・・・・。「長い物には巻かれろ」と強いものにはへつらう根性がしみついている土地柄からも来ているのだろう。
 それらを見抜かれ原発は増えより危険が近づいていても気づかず、共存だと見た目平気でいてる「井の中の蛙」が心配だ。
コメント
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