大相撲秋場所11日目、3場所連続で横綱を狙った大関稀勢の里は、今場所カド番ながら絶好調の豪栄道と対戦、勝利を目前にしながら、詰めで脇を開けて豪栄道の反撃を許し、痛恨の敗北を喫した。
これで、稀勢の里の綱取りは白紙に戻り、来場所再度挑戦することになろう。稀勢の里と豪栄道は同じ30歳、今までずっと稀勢の里が脚光を浴びてきたが、今場所豪栄道が優勝すれば立場は逆転する。
しかし、稀勢の里の将来はこれで終わった分けではない。一方、豪栄道も今場所は好調だが、今までは、大関としては不甲斐ない成績に終わっていた。
ただ、豪栄道が今場所優勝すれば、今年の初場所で琴奨菊が優勝しているので、4大関の内、安定感第一の稀勢の里だけが未優勝ということになる。「関連:1月24日」