正さん日記

世の中思いにつれて

謝罪しない安倍首相の真珠湾スピーチ

2016-12-28 13:55:15 | 政治

 安倍晋三首相がハワイ真珠湾を訪問、アメリカのオバマ大統領と共にアリゾナ記念館で犠牲者に対し献花した上慰霊した。これに先立ち、オバマ大統領と最後の首脳会談を行った。

 日本の首相が真珠湾を訪問し慰霊するのは吉田茂、鳩山一郎、岸信介氏に次いで4人目だが、アメリカ大統領と一緒に慰霊したのは安倍氏が初めてだ。

 安倍首相とオバマ大統領が慰霊を終わった後、出席者の前で演説、ともに過去に戦闘を交えた国が和解し、今は同盟関係を築いたと述べた。

 両首脳の演説については、アメリカのメディアも格調が高かったと総じて高評価をしているようだ。

 ただ、安倍首相の長い演説の中で、75年前の日本軍による真珠湾への先制攻撃に対する謝罪の言葉は一切なかった。

 オバマ大統領が広島を訪問、原爆犠牲者を慰霊した時にも謝罪はなかったが、安倍氏もこれに合わせるかのように意識的に謝罪の言葉を使わなかった。

 しかし、アメリカ国民も、広島の原爆犠牲者の関係者も一言謝罪をしてほしかったのが本心だろう。両者がことたてて謝罪を避けたのは、いずれの国内にも謝罪すべきではないという厚い保守層があるからだ。

 ただ、安倍首相とオバマ大統領とでは自ずから立場が違う。何千万人という多くの犠牲者を出した太平洋戦争の突端は日本の真珠湾攻撃であり、広島、長崎の原爆投下は、その結果もたらされたものである。

 日本が真珠湾攻撃をしなかったならば、太平洋戦争はなかったかも知れない。その意味で、戦争を仕掛けた日本の方が先ず第一に謝罪する理由がある。

 日本の立場は、アメリカに謝罪すれば、謝罪を要求している中国にも謝罪しなければならないからだともいう。

 しかし、日本が真に日米和解を確信的なものにするためには、先ずきちっと謝罪することが必要ではなかろうか。そのためには今回の75年目となった真珠湾訪問は謝罪する絶好の機会だった。

 その意味で、安倍首相の真珠湾慰霊後のスピーチには美麗字句はふんだんにあったが、反面どこか空疎な感じかあった。「関連:12月8日

 

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