正さん日記

世の中思いにつれて

希望の党、憲法改正推進で風を吹かせることができるか

2017-10-09 12:18:09 | 政治

 明日、衆議院議員選挙が告示される。今回の選挙は安倍晋三首相が急遽解散した中で、最大野党の民進党が希望の党、立憲民主党、無所属に分裂し、野党が林立した中で行われる。

 政党の図式は、保守の与党自民党、公明党、保守野党の希望の党、日本維新の会、日本のこころ、リベラル、革新野党の立憲民主党、共産党、社民党の3つに分流し、保守政党が与野党に分かれる結果になった。

 保守の与野党ともに憲法改正を目指す政権公約を打ち出しているので、政党の規模から見ると憲法改正になだれ込んでいく状態になっている。

 しかし、国民の憲法改正への意識は、憲法9条を含めて、改正派と反改正派はほぼ五分五分の状態になっているので、政党の改正勢力と護憲勢力とアンバランスになっている。

 その点、憲法改正を最大の争点として考えた場合、護憲勢力の小選挙区における票の行き場が失われている。

 今回の選挙で台風の目と見られ、その暴風に乗り込もうと民進党の議員、立候補予定者が、憲法改正、安全保障法制に賛成するという踏み絵までされて大量合流した希望の党が、ここに来て暴風の威力が衰えているとの見方がある。

 つまり、希望の党代表の小池百合子東京都知事の人気が下降気味とのことだ。その理由は多く考えられるが、東京都議会選挙まで小池氏の素性が良く分からなかったが、今回、選挙公約に安倍首相と同じように、憲法改正を積極的に進めていくことを信条にしている右派政治家ということがはっきりしたからではないかと考える。

 敏感な小池氏は、こんな雰囲気を肌で感じ、首相候補の必須条件になる、衆議院議員になるための選挙に未だに立候補する意思がないと言っている。しかし、明日の告示を控え、最後っ屁があるか否か、まだ分からない。

 こんな国民を翻弄するやり方もそろそろ飽きられ、無党派層など憲法擁護派が小池「希望の党」から心が離れて行ったのではないかと思われる。「関連:10月5日

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