7月1日夜(日本時間2日未明)、バングラデシュの首都ダッカで、各国の大使館などが集まる地区の飲食店が6人~8人による武装集団の襲撃を受けた。
武装集団は客ら20人から30人程度を人質に取って店内に立てこもった。武装集団は銃器のほか手投げ弾などの爆発物も所持しており、警察当局との間で銃撃戦となり銃撃戦で警察間2名が死亡した。
現地時間2日朝(日本時間2日午前)になって治安当局が飲食店に突入し、人質12人を救出したが、その内2人は外国人だったようだ。
人質の中に日本人が含まれていた可能性があり、日本政府は、救出された外国人がその日本人なのか否かを確認中とのことだ。
一方、ロイター通信が現地警察の話として伝えたところによると、日本人とみられる外国人1人が突入作戦中に現場を脱出したという情報もある。
バングラデシュでは昨年10月、邦人男性が射殺される事件が発生。イスラム過激派組織「イスラム国」の関連組織を名乗るグループが犯行声明を出すなど、国内でテロ組織の活動が活発化している。