問題を探らないアプローチ。

きょうは清瀬で大槻理事が主宰している勉強会にはじめて出席。
原宿でカウンセリングをされている田中先生のお話でした。

解決指向アプローチ（ソリューション・フォーカスド・アプローチ）と呼ばれるこのカウンセリングは、様々な問題に対して何が原因か探らないやり方です。
うまくいった例外を探して育てるこの方法は、問題に関する専門知識がなくても対処ができたりします。なんと言っても本人が知っている解決法を探すお手伝いという思想、これはキネステにも通ずるところがありますね。

個人的な収穫は「他人を尊重する」＝「他人の大切なものごとに敬意を払う」という定義。
「世間」＝「他人」という太宰治の定義並みに頭がすっきりしました。

かたちになりました。

きょうは藤沢のＮＰＯ法人ぐるーぷ藤さんが建てられた、小規模多機能施設「ぐるーぷ藤一番館・藤が岡」のオープニングにお呼ばれしました。
思えば４年前、ＮＰＯ連絡会ではじまった福祉のすまい研究会に私も参加させていただいてから様々な方とのご縁が広がっていったのですが、その象徴ともいえるこの建物が現実になるのは感無量です。
本当に様々な方々が手弁当でつくりあげたこの施設に関わる全ての人に幸あらんことを。

これも恒例。

絞ってもこのくらいにはなるカタログの山。けっこう住宅改修関連では収穫もありましたが、はたして無事、カバンの底が抜けずに帰れるでしょうか？

毎年恒例です。

国際福祉機器展を今年も見学。
もう５回目くらいかな？写真が撮れないらしいですがそのうちレポートを書くつもりです。

きれいに納める。

ある現場のトイレの縦手すり。
角材を壁の隅に打ってそこに角付け用の金物を使って手すりを付けました。
利用者さんにもよりますが、洋便器の先端から壁が近い場合、これで丁度良い場合があります。シンプルで安価、下地の心配もないのでお勧めです。

ＮＰＯつながり。

今日は日曜にもかかわらず現場作業。某ＮＰＯさんの掲示板修理です。下の階が工事中につき駐車場が空くのが日曜だけとのことで休日作業になった次第。
地域で地道に頑張っている先輩ＮＰＯからの依頼もなんとなくうれしいものです。

認知症とのつきあいかた。

きょうはくにたち郷土文化館にて開催された、ＮＰＯ法人在宅ケアを支える会主催の介護教室に。テーマは認知症の方との関係づくり。先生は喜多さんという大学の先生です。
アルツハイマー型認知症の人は、自分の記憶の新しい方から失うこと、つまり症状が進むほど「若返る」んだそうです。
その方の記憶ががいまいくつなのか、若いころの記憶を聞きながら探り、それに合わせた役割を周りが演じれば、その若い頃の馴染みの登場人物として覚えてもらえるという話は役に立ちそうです。
ただ、若返るということは年齢によって反抗期になったり、恋愛の嫉妬に狂うこともあるそうで、そのあたりをきちんと周囲が落ち着いて認識できないと大変な修羅場になるらしいです。

出前講座にいきました。

月曜は大和ＹＭＣＡにキネステティクの出張講座に行ってきました。講師はベテラン下西先生です。
20人ほどの参加者の方のほとんどがヘルパーさんだったそうで、
具体的な演習の要望の声が活発にあがる、生き生きとした講習会になっていました。

床での演習用マットも揃えて持参しますので、うちでもやってみたいという方、お気軽にご連絡ください。

新企画好評でした。

今年も開催の介護教室、本年第一回は「リハビリマッサージ」講座でした。
ペアを組んでの実習が進むにつれてなにやらリラックスした雰囲気に。気持ち良さそうです。
相手の呼吸に合わせて押す、手や腕の力に頼らずになどのポイントが個人的にはなるほどと思った点。
次回は８月のキネステティク講座です。

とりあえず一段落。

先月末から週一ペースでヘルパー講習の講師が入ってましたが今日で一段落。
今日はほとんど高校生でしたが、われわれの頃と授業態度はあんまり変わらんですね…自分も一番前で寝てたし。なんて失礼な奴だったのでしょうか。因果は巡る。
やはりボーダーラインは騒がなければよし、なんでしょうかね。

台風接近の中帰宅準備中。