逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

『全国民を勝負師に』VS『日本の乗員を中国が銛で突いた』

2010年11月05日 | 地方自治

(西)『小さい頃からギャンブルを。国民を勝負師に』大阪府知事

大阪府の橋下徹知事は28日、カジノの合法化をめざす国会議員らを招いた「ギャンブリング*ゲーミング学会」の大会に出席し、
『ギャンブルを遠ざける故、坊ちゃんの国になった。
小さい頃からギャンブルをしっかり積み重ね、全国民を勝負師にするためにも、カジノ法案を通してください。』
と議員らにカジノ合法化を求めた。
同学会は東京都内のホテルで開かれ、カジノ合法化をめざす超党派の「国際観光産業振興議員連盟(カジノ議連)」の国会議員らが出席。議連会長の古賀一成衆院議員(民主)がこの場で、来年の通常国会にカジノ法案を提出したいと述べた。
橋下知事はカジノを含む統合型リゾート施設の府内への誘致をめざしており、この日も「増税よりカジノ。収益の一部は教育、福祉、医療に回す。隣の兵庫県知事が反対しても無視。わいざつなものは全部大阪が引き受ける」と語った。 2010年10月28日(朝日新聞)

(東)『海に落ちた海保職員を中国人が銛で突いた』東京都知事

フジテレビ新報道2001 『中国とどう向き合う!』2010年10月24日放送に生出演した石原慎太郎東京都知事は、
『情報てぃうのはね、必ずどっかから漏れてくるんだ。』
『政府の関係者からね。「側聞ですが」と聞きましたが。う~ん、とにかく。日本の巡視艇の乗員が落ちたのを。なんかの弾みに 、あのぅ中国の漁船が銛で突いてるんだってね。
それはねぇ、側聞ですがっつったけど数人の人から聞いた。
それはねぇ、やっぱりその実態ってえのお、私たち知る必要があるし、公開すべきだと思うし、それがやっぱりこの問題に対しての正当なねぇ、日本人の世論ってえのを作っていくと思いますよ』
『今の政府ってえのは、自民党も民主党もみんなもう世論調査を気にして、ピリピリピリピリしてね。世論なるいい加減なるものにおもねっているんだけども、私はね~え。とにかく尖閣でぇ漁船が向こうから 突っ込んできて、しかも航路妨害し、弾みに落ちたってえば日本の要するに乗組員を銛で 突いたなんつったら、魚じゃないんだから、マグロじゃないんだから』
『ま、嘘かほんとか分かりませんが、その噂が伝われば伝わるほど両国にとって良いことではないん だから、公開したらいい。それ(ビデオ)はあるんだから。あなた方メディアはしっかりしなさいよ』

その集団のリーダーの能力(資質)はメンバーの能力を超えることは無いとの、何とも身も蓋も無い言葉(裏法則?)があるらしいのですが、今回の東京や大阪の知事の公開の場所での言動であるだけに問題点は大きい。
これでは、日本人には『民主主義』とか『地方分権』とかの高尚な話は早すぎたのかも知れないと思わせる無責任で品性下劣な発言である。
石原慎太郎や橋下撤等は、いくら地方政治家といえど責任の無い『お笑い』芸人ではないのです。
あまりに馬鹿馬鹿しすぎて、東京や大阪は地方自治を廃して中央直轄地にでもする荒療治をしないと、無知な市民の悪しきポピュリズムの病気は治らないのかと思わせる程の低レベルで、政治ブログでは到底まともな論評が憚られる最低な話です。

(北)『ロシア大統領専用機に対して日本の戦闘機が発進』

2日付けロシア紙『コメルサント』によると、メドベージェフ大統領は10月31日にベトナム公式訪問を終え、11月1日午前9時(日本時間同8時)、極東サハリン州の州都ユジノサハリンスクに専用機で到着しようとした時に、日本の航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)した模様である。
日本が領土権を主張する北方領土の国後島訪問の為にメドベージェフ大統領は小型機へ乗り換えて午前10時(同9時)過ぎ、国後島のメンデレーエボ空港に到着したが、このときに(日本の戦闘機を警戒して)複数のロシア空軍戦闘機スホイ27が大統領機の護衛に当たったと報じた。

一体全体自衛隊は何ということをしてくれるのだろうか。何がしたいのだろう?
張作霖を爆殺したり満州事変を引き起こして日本を絶対に勝てない中国との泥沼の15年戦争に引きずり込んだ石原 莞爾等の関東軍参謀の亡霊が自衛隊の体内で未だに徘徊している様だと日本国は救われない。

(南)『尖閣諸島中国漁船衝突事件のビデオがネットに流出』

11月1日、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で海上保安庁の撮影したビデオ映像を公開したが、視聴者は衆参両院の予算委員会理事ら30人に限定し、6分50秒に短く編集しなおして、かつ映像、音声の記録機器や携帯電話の持ち込みが禁止された。
この様に、厳重に管理している風に見えたが、
ところが、11月5日、政府が国会に提出した映像より長い6本、計約44分の『海保が撮影した捜査資料の一部』がインターネットに流出。元の映像は海保の石垣海上保安部と那覇地検が所有しており、何れかの内部から流出した疑いが濃厚である。(あるいはビデオの提供をうけた民主党内閣の閣僚周辺?)

『う~む、この程度だったのか』
『中国漁船が体当たりしてきた』のが『一目瞭然』と胸を張って断言した海保の所轄大臣だった前原誠司前国交相、現外務大臣だったがビデオを視聴した国会議員の中には、民主党の小林興起衆院議員のように必ずしも、『一目瞭然』というわけではく『衝突』の程度・意味合いについて疑問を呈する人もいる。
ビデオをみた印象を『期待はずれだった』『これが「衝突」なのか』と明かしたのは、田中康夫参議院議員(新党日本代表)
新党日本のブログ『にっぽん改国』(11月1日夕)で、
『豈(あに)図らんや、「う~む、この程度だったのか」が偽らざる印象』『「衝突」「追突」「接触」の何れと捉えるか、批判を恐れず申し上げれば主観の問題ではないか、と思われる程度の「衝撃」』などと指摘した。
田中康夫は、ほかの複数の出席議員も同様の見解を『僕に呟きました』とも書いている。

これでは、流出したビデオの内容が問題なのではなくて、何故この程度のビデオを門外不出の極秘扱いにしたかの『何でも機密にしたがる』日本政府の問題では無いだろうか。?
または、機密であるはずの内部資料を勝手に流出させる海保(警察)や検察の、これまでの悪しきリーク体質の弊害ではないだろうか。?公務員の守秘義務はどうなっているのだろう。
それにしてもこれでは日本列島の西も東も、北も南も完全なユルふん状態である。
もっとも責任が重い筈の役職にある人物たち全員、その自覚が失われた為にダダ漏れ状態で緊張感の欠片も無いとは嘆かわしい限りである
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言行不一致 (疑問に思う人)
2010-11-19 10:31:52
橋下は偉そうな事を言う割に、行動が伴ってないというか、本質はその辺の政治家と変わらないですね。堺市長選時は相乗り批判→愛媛県知事選に自分の応援候補が相乗りで出馬は笑って誤魔化す。中国を批判→結局万博に出席。
ところが、なぜか人気が高いんですよね。正直、橋の下は鯉のぼりレベルと思うのですが、なぜか人気が高いですね。口先だけの政治家なのに。次の知事選では絶対に入れないのですが、みんな入れるんでしょうね。こいつのせいで、教育現場はガタガタになったと、両親が教員やってる友人がぼやいてました。
ワイルドカードかジョーカー (宗純)
2010-11-19 13:53:37
サラ金の顧問弁護士だった経歴からか大阪をサラ金特区にするとの余りにも酷い話もありますが、
光市事件での刑事弁護士の懲戒請求をテレビで呼びかけたなどをして威力業務妨害罪で有罪になっている立派な刑事犯罪人で賠償金まで払っているのに、何を言ってもマスコミが天まで持ち上げるところを見ていると、
厚生年金の保険金詐欺事件であるのに『人生色色』で誤魔化したり『自衛隊のいるところが非戦闘地帯』との究極のお馬鹿答弁(それなら全世界の紛争地に自衛隊を派遣すべきですよ。全てが非戦闘地域になり世界から喜ばれる)や『私に聞かれても判るはずが無い』との最高責任者である首相失格発言など、一つでも首が飛ぶほどの暴言が数々在った小泉純一郎を彷彿させる出来事ですね。

ただ上に書いた4つの事件では一番無責任では在るが罪は一番軽いですね。
反対にロシア大統領専用機に対する自衛隊機のスクランブル発進は日本のマスコミでは報道されていないが、事実であるならこれが最大の亡国事件かもしれませんね。何しろ相手側のロシアは核超大国ですよ。
あらまぁ (悲しい高校生)
2010-11-27 07:29:45
へー
残念ながらお笑い芸人じゃない石原さんを見たことがなかったです。
変なノスタルじじいだなぁって思ってましたが彼は知事なんですか・・・。

進学東京だけどすごく気分悪いね。




悲しい高校生さん、はじめまして (宗純)
2010-11-27 08:32:09
A・ピアスの悪魔の辞典で『Minister』の意味は普通に使われる行政機関の代表ではなくて、

『かなり大きな権限を持っているが、比較的小さな責任しかない代理人のこと』

と書かれているが納得です。
普通は権限と責任は正比例すると思われていますが、我が日本国では反比例の関係となります。
ですから責任者には責任がない。
最高責任者にはもっと責任がないのです。
虚偽は正当な弁護士業務だ! (赤影)
2011-03-09 12:34:40
虚偽は正当な弁護士業務だ !

 日弁連・会長:宇都宮健児は、「虚偽(詐害行為)は正当な弁護士業務だ」と主張(議決)して、懲戒対象弁護士を擁護し、これを撤回せずに、裁判で争っております。

 弁護士を指導・監督する立場にある宇都宮健児のこの行為は、不法行為を教唆するものであり、国民への背任です。

 表向きは、社会正義の実現(弁護士法1条)を強調しながらも、裏陰では、「虚偽(詐害行為)は正当だ」と指導しているのですから.弁護士トラブルが急増するは当然です。
 
 日弁連・会長:宇都宮健児らは、提訴し、勝訴するための「虚偽は正当だ」との理念を抱き、当然のように実践する人間たちだということでしょう。

 そして、組織的な権力を得ている日弁連・会長:宇都宮健児らのこの裏影での卑劣な行為を国民は知ることができず、それをとがめる手段もないのです。

 国民は、日弁連・会長:宇都宮健児らのこの卑劣な事実を知るべきであり、この元凶者たちを排除すべきです。

法曹界に正義はありません。


 江田法相、あなたは、国民が安全、安心に生活できる司法改革を命じられているはずではなかったのでしょうか。
 「虚偽は正当だ」と主張する日弁連会長らと ニコニコと意見交換(2011年2月)している場合じゃないでしょう。
 まじめにやって下さい。

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