逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

無条件降伏67周年目の日本の幸福度

2012年09月03日 | 政治

『民主選挙でヒットラーを選んだドイツ人』

当時最も民主的なドイツ憲法だったワイマール憲法を持っていて、しかも国内に共産党など左翼民主勢力が三分の一もいる状態で、何故人類の歴史上最悪の殺戮を行った極右民族主義政党のナチスやヒットラーが国民の9割以上の絶対多数を得ることができたのだろうか。
この謎の答えの一つが、第一次世界大戦敗北とその戦後処理の不公平さだった。
1918年に終結した筈の第一次世界大戦が、21年後により悲惨で大規模な第二次世界大戦(1939年)を引き起こしたと言っても決して間違いではないだろう。
1914年に始まった人類が初めて経験する国家を総動員する総力戦である第一次世界大戦は一般市民に塗炭の苦しみを与えて『戦争反対』の声が沸き起こり開戦3年目の1917年3月にロシアで革命が発生、大戦から離脱するが日本など欧米列強諸国は革命を阻止する目的で出兵し干渉する。
世界大戦は欧州の帝国主義国同士の内輪もめでアメリカは無関係(モンロー主義)であるとして参戦していなかったが、ロシア革命の1月後の1917年4月に膠着状態だった欧州戦線に210万人の大量の米軍が突如介入してドイツ軍は各地で苦戦に陥り敗走する。
翌1918年には、とうとうドイツでも国民生活の窮乏と軍部への不満から革命が発生し労働者や兵士が権力を掌握して皇帝は退位してドイツは米英仏に降伏する。
ロシアのソビエト(労働者・農民・兵士評議会)革命は成功したが、労働者・兵士レーテ(労兵評議会)のドイツ革命は旧ドイツ軍兵士によって編成されたフライコール(義勇軍)による武力鎮圧に敗北、壊滅する。
ドイツの帝政は廃止され最も民主的な憲法制度が導入されるが、敗戦後にドイツ固有の領土は大きく削られ経済は多額の賠償金の支払いでハイパーインフレが起きて大混乱。国民の不満や鬱積が危険なレベルまで高まっていた。
ここに颯爽と登場してくるのが元フライコール兵士で組織されたナチス突撃隊を率いたヒットラーである。
ヒットラーは領土問題など戦後処理の不公平を訴え隣国に対する露骨な敵愾心を煽ると共に、ドイツ帝国の敗北責任を左翼に向けて攻撃する手法で、偏狭で極端なナショナリズムを煽り素朴な大衆(有権者)の支持を集めていった。
実は第一次世界大戦の敗北当時、生活は窮乏し国力は枯渇していたがドイツは国土を占領されて降伏した訳ではない。
ヒットラーは、首都ベルリンなど国土の大部分や多数の兵力も温存していてドイツは十分戦えたが、共産党など左翼の裏切り(戦争中に革命を起こして後ろから撃ってきた)で負けたのだと演説し拍手喝采を浴び、普通の人々から圧倒的な支持を集める。
素朴な反共意識やドイツ人の名誉や自尊心(外国に対する敵愾心)を感情的に訴えたヒットラーは大成功したのである。

『ドイツと日本の共通点と相違点』

第二次世界大戦の同じ敗戦国でも、ドイツは早い時期に国境線を確定してすべての周辺諸国と和解することに成功している。
対照的に我が日本国は、1945年9月2日の無条件降伏調印から67年も経過するのに尖閣、竹島、北方領土と未だに全ての周辺国との領土紛争を抱えて争っているのです。
困難な問題を日本的に曖昧に『先送り』していた結果が現在の状態なのですが、ファイナンシャル・タイムズやニューヨー・タイムズなど世界的に著名な欧米有力紙も日本国の『異常』を一斉に取り上げて報道する異常事態に発展する。
日本が『世界ニュース』になるのは去年の3・11大震災や原発事故につぎ3回目なのだが、何れも代表的な『日本的不幸』である。
敗戦後のドイツと日本の大きな違いとは、極一部のネオナチを除いて『ドイツは悪くなかった』という者が一人も居ない。(法律で厳しく罰せられる)
ところが対照的に我が国では『日本は悪くなかった』と靖国参拝を繰り返す知恵足らずの子供程度の愚か者が政治家に大勢いることでしょう。
これでは周辺諸国と揉めないはずがない。
頑是無い小さな子供ではないのですよ。大人の普通の知識や経験があれば、世の中にはいくら正しいことでも決して口に出してはいけない『タブー』がある事ぐらいは、誰もが心得ていて当たり前。当然の常識である
物事は『悪い方が負け』て、『正しい側が勝った』から誰もが納得して丸く収まる。
敗北した側が『悪くなかった』なら、そのままでは絶対に終わらないし、終わらしてはいけないのです。
物事の論理的必然として『正義』が勝つまで何度でも戦争をして、正しい状態での白黒の決着を付けないと収まらないのです。
ドイツ人はヒットラーの『悪くなかったドイツ』が必然的にもたらす悲惨な結末(もう一度戦争をして決着をつける)を良くを知っているので、今では誰一人『ドイツは悪くなかった』とは口に出さない知恵がある。
ところが現在の日本では『悪くなかった』が上は首相や閣僚から一般大衆レベルまでまんべんなく蔓延っている。

『半分しか終わっていなかった日米戦争』

理由ですが、1945年8月15日当時の日本は来るべき本土決戦に備えて動員兵力の半分を国内に温存していた状態が、丁度第一次世界大戦敗北でのドイツ帝国降伏時の1918年と酷似しているからでしょう。
サッカーなどスポーツ試合では地元が必ず有利になる傾向があるが、戦争ではサッカー以上にホームとアウエーに違いがあり、グアムやサイパン島など外地(アウエー)では簡単に敗北した日本軍が、本土から遥かに離れた辺境の島とはいえ内地(ホーム)である硫黄島や沖縄県では文字どうり最後の一兵まで頑強に抵抗して、日本に侵攻してくる米軍に大きな損害を与えている。
戦争の悲惨さは、敵兵が国境線を突破して自国に雪崩込んだ後の血で血を洗う本土決戦(地上戦)を経験するから自覚出来る。
そしてすべての戦争の決着は、本土決戦の勝敗の後で決まるものなのです。
この例外(地上戦を回避、中途半端で終わった戦争)が、第一次世界世界大戦のドイツと第二次世界大戦時の日本国だった。
第二次世界大戦では、首都のベルリン攻防戦を含めてドイツは全土が戦場になるが、日本では地上戦の地獄を経験するのは、本州から遠く離れた辺境地域の硫黄島と沖縄だけだったのである。
空爆は受けたが、本土には敵兵が一人も上陸していない段階で日本は無条件降伏するが、この状態は1918年にドイツ革命勃発で否応なく無条件降伏したドイツ帝国に非常に近い。
『悪くなかった』が地上戦を経験していない日本本土では普通でも、実際に地上戦が行われた沖縄県では一人いない。
無条件降伏した1945年の時点では、実は日米戦争は半分しか終わっていなかったのである。
ですから今でも『日本は悪くなかった』と日本(沖縄以外の本土)の政治家が言い続けているのでしょうが、この『悪くない』論の行き着く先が必然的に旧敵国(アメリカなど連合国)との再戦争である恐ろしい事実を、昔のヒットラーやドイツ人は正しく自覚していた。
ところが、今の日本人では『悪くない』との主張が、必然的にアメリカとの戦争に繋がると知っているものが誰もいない。

『誰も戦争を考えていない日本』

『日本は悪くなかった』と言う『つくる会』の危ない偏狭なナショナリズム教科書を黙認して野放しにして居るばかりか石原慎太郎など一部の右翼政治家は積極的に推進する。
A級戦犯を軍神として祀る靖国神社に集団参拝して何ら恥じることがない。
戦後レジームからの脱却を標榜し、教育基本法を破棄し教育勅語の復活を唱え、戦争放棄の日本国憲法の改正(9条の廃止)を主張する。
冷戦崩壊後のすべての先進国での軍縮の流れに逆らい世界有数の軍事力の自衛隊の増強を図る。
これだけでは無く自国の安全保障で一番大事な隣国に対して、外交慣例を完全に無視して竹島や北方領土を『不法占拠』していると主張する無茶苦茶な日本が、戦争をまったく欲していない事実は驚愕的であり、信じれれないほど無知、無責任で阿呆臭すぎる。
通常の世界基準なら、これらは『戦争に一直線に向かっている』と見られるのです。
ヒットラーの先例にあるように、通常これらの異様な数々の『事実』は戦争前夜にだけ起きる事象で有り、戦争開戦の明確な予兆ですよ。
ところが目一杯隣国との緊張感を煽る石原慎太郎も田母神も前原誠司も橋下徹も誰一人として日本では、自分が『戦争を煽っている』との自覚が無いのですから情けない。
日本では偶発的な戦争勃発を心配するものは誰も無いが、日本以外の世界基準の外国では多分全員が心配しているはずです。

『安全保障に一番大事な国境線の確定作業』

敗北後に鉄鋼や石炭の産地である大事なアルザス・ロレーヌやもっと大事なドイツ揺籃の地である父祖伝来のプロイセンを全部失ってもドイツは40年以上前に隣国との国境線を確定させる。
日本のように自分の言い分を主張したのでは(今の日本と同じように)今でもドイツの国境線は確定していないでしょう。
では何故ドイツは大きく領土を削られても隣国との境界線を確定したのかですが一番確実な自国の安全保障政策が、実は隣国との友好であり国境線の確定作業だったのです。
日本のような遠く隔てた太平洋の彼方の国との同盟関係など、安全保障には何の役にも立たないことは何度も戦争を経験している欧州諸国では一般常識であり政治、外交問題の初歩なのです。
誰も望んでいない偶発的な戦争を防ぐ最も良い確実な方法が、出来るだけ早い戦争終結直後の国境線の確定作業なのです。
この軍事や外交の世界常識の一番遠い位置にいたのが我が日本国の現状であり、尖閣や竹島、北方領土など野田内閣のお粗末で危険な対応には世界のマスコミが驚いた。
敗戦以来67年間も対米従属で自国の軍事や外交をアメリカに丸投げして済ましていた日本の保守政治家は、外交や安全保障のイロハを完全に忘れ果てていて全く知らなかったのである。

『日本のオーデル・ナイセ線を認める以外の解決策は無い』

『100を理想とする事案に200を吹っかけ最終的に如何に90か最悪でも80でまとめる』のが外交の基本である。
ロシアと日本の対等な条約であった千島樺太交換条約で千島列島は日本領と確定したのですから『全千島列島の日本返還』こそ主張するべきで、今の政府が北方領土返還などと姑息に主張している段階で完璧に外交的には負け戦である。
日本側に勝ち目がない。
そもそも今の日本は4島一括返還以外全て駄目の硬直姿勢なのですが、南千島の国後、択捉と北海道の付属の諸島である歯舞、色丹とは全く性格が違うことは、ロシア(当時はソ連)も日本も政府間の合意が出来ている。
鳩山一郎首相は1956年に歯舞色丹の日本返還に合意したのですが、アメリカが横槍をいれ4島一括で無いと『沖縄を返さない『と脅され断念。以来今まで半世紀以上がすぎてしまった。
50年代に歯舞色丹返還が実現していれば、その後の粘り強い交渉を重ねていれば今とは随分違っていた。
森喜朗首相は鈴木宗雄を使って密かに歯舞色丹2島返還交渉を行っていたが、小泉訪朝で極度に日本が右傾化してしまい、今まで一貫して4島同時返還を主張していた手前『弱腰である』との批判を恐れて密かに中止。あの不思議な宗雄VS田中真紀子外相の真相は実は対ソ路線の対立であった。
ロシアは、スターリンとアメリカのルーズベルト大統領との約束であるソ連軍の対日参戦の褒賞が『千島列島の引渡し』であり、何ら疚しいところは無いと考えている。
ソ連への『千島列島の引渡し』を決めた不公平なサンフランシスコ講和条約に法律的な根拠があるので、出発点である講和条約の破棄から始めないと正当性が無いが、その根性が日本には最初から無い。
正等な要求である『千島列島返還』が言い出せないので、怪しげな地名抜きの北方領土なのですが、世界に地名を挙げれない領土紛争などは一つもない。
第二次世界大戦ですが、決して公平には戦後処理がなされた訳ではない。
ドイツは揺籃の地で先祖伝来の土地でもある旧プロイセンの地を戦争責任を問われ全て失っている。
日本国ですがドイツがオーデル・ナイセ線を認めたように、戦後67年も経った現在においては日本のオーデル・ナイセ線を認めざるを得ないのではないでしょうか。
今ドイツが『オーデル・ナイセ線は認められない』と以前の合意を撤回すれば大騒動で第三次世界大戦前夜になることは間違いありません。

『吉田茂の売国行為』

日本語では主語抜きでも言葉として成り立つどころか、わざわざ『主語』を一々入れないで省略することが常識であるのですが、英語など外国の言語では通用しない。
『北方領土』はスローガンとして(特に外国相手では)間違いである。
『北方領土返還』ですが実はサンフランシスコ条約に調印して日本固有の領土を放棄(売国行為)した責任のある自民党が、自分の責任を曖昧にして国民からの責任追及を逃れる為の方便程度で本心から千島返還を考えていない証拠である。
本気なら『国後択捉』とか『南千島』とか必ず具体名が入るものです。
竹島を北西領土とも尖閣諸島を西方領土とも、日本は絶対に呼ばない。
当たり前です。そんな呼び方をすれば交渉相手の外国から相手にされないのです。特に主語抜きの言葉が無い外国(ロシア)では日本以上でしょう。
日本から見たら北方領土ですが、ロシアからなら南方領土ですよ。
自分(自民党吉田茂)の売国行為を隠蔽する為の欺瞞的なスローガンが『北方領土返還』なのです。
卑劣極まる千島列島をただで外国に売り渡した売国奴が、自分の調印した悪事を訂正せずに、国民の不満を宥める目的で国内向けだけにポーズであり、最初からヤル気が全く無いから、固有名詞が無い(主語抜きの)不真面目な標語が出来上がる。

『正式な条約よりも優先する、最高首脳同士の密約』

1956年の日ソ共同宣言以前までは『国後/択捉』『歯舞/色丹』とはっきり言っていた時期もあったが、それ以降に国内では北方領土一本に表記が統一される。
サンフランシスコ条約の千島列島に含まれない歯舞色丹の2島先行返還の道を閉ざす、日本側(売国自民党)の隠された目的が『北方領土』だった。
それにしてもですね。日本が正式に受け入れたのはポツダム宣言でありヤルタ協定ではない。
1945年の敗戦時点で米ソの密約(ソ連軍対日参戦とその褒賞としてのソ連への全千島の割譲)は全く知らされていない。
ポツダム宣言にヤルタ協定の『3ヶ月以内のソ連軍参戦と千島割譲』の文言が添付されていれば、歴史は全く変わっていた可能性がある。
多分ソ連参戦を知っていれば日本軍は即座にアメリカに対する全面降伏(ポツダム宣言受諾)に応じていた。
これは確実です。しかし実際の歴史は違っていた。
日本側はヤルタ密約を知らないので無視して仕舞い、貴重な最後の機会を失って、原爆攻撃とソ連軍参戦の悲劇が起きるのですが、まったく無意味で不必要な野蛮極まる、はっきり言ってアメリカ軍の『だまし討ち』に近い汚い行為である。
対日戦勝後に米ソは冷戦状態に陥るが、特にスターリンとの約束を日本に無理やり飲ませたサンフランシスコ条約は1951年であり朝鮮戦争の真っ最中だった。
旧日米安保条約を結んだ同盟国である日本との正式な約束事(ポツダム宣言)よりも、アメリカは敵国(交戦状態)のソ連との密約を優先した。
考えてみれば形容し難い、何とも凄まじいアメリカの同盟国日本に対する背信行為である。
アメリカの価値観や判断では、1951年当時の日本国は第二次世界大戦の敵国のままで時計が止まっていたのでしょうか。
ソ連は冷戦の敵国ではあるが、旧同盟国で約束を守る必要がある大事な存在であったのです。
このアメリカの優先順位ですが、ソ連崩壊後に同じ白人でキリスト教徒のロシアと非白人でキリスト教徒で無い日本では、大事な順番が間違いなく元に戻っている可能性が高いのではないかと疑っています。
それどころか日本敗北67周年目の今年の8月15日に出された従軍慰安婦問題の解決を迫るアーミテージ・ナイ報告3の露骨さを考えれば、UN(連合国、国連)にある日本に対する敵国条項がアメリカでは密かに復活している可能性さえ十分考えられる。(形式的には今でも日本に対する敵国条項は国連憲章に残っている)

『誰も望まないナチスの国境線の復活』

現在の日本の政治情勢ですが日本共産党は全千島列島の返還ですが、それ以外の政治勢力は北方領土(歯舞色丹と国後択捉など南千島)返還と主張が異なる。
『正義にかなう』を国際政治に優先させるなら、この『全千島の返還』が一番正しいと思っているのですが、パワーゲームとしての『政治的な正義?(正さ)』なら歯舞色丹の即時返還での決着で不承不承でも日本は満足するしか道は残されていない。
今更、日本国の千島放棄のサンフランシスコ体制の根本的な変更は無理である。
それなら今のような、ことさら隣国との緊張を煽る結果を生む『ロシアに不法占拠された北方領土』なる表現は国益にはプラスにならない。
『不法占拠された○○』なる表記法を日本政府が採用するのは極最近のことで以前は違っていた。
この表現方法は『竹島』でも同じですが、防衛白書が発表されるたびに韓国政府から抗議が来るし必ず激しい反日デモが組織される。日本側でも市民感情が悪化する。
これは当たり前で、例えば台湾か中国政府の公式文章に『日本が不法占拠する尖閣列島』などの文言が一ヶ所でもあれば政府は厳重注意するであろうし日頃は大人しいことで有名な国民でも怒りが沸騰するのは間違いありません。
この『不法占拠している○○』との表記は日本が極度に右傾化して教育基本法が安倍晋三首相によっていとも簡単に破壊され日の丸君が代の強制が制度化されるのと時期がほとんど一緒なのです。
近年では不必要に隣国との緊張を煽る風潮が右翼だけでなく、マスコミ報道に影響され普通の一般市民層でも顕著である。
第二次世界大戦後に定まった世界秩序は必ずしも公平でない。
日本の千島列島と良く似た例が、西に大きく国境線が動いたドイツのオーデルナイセ線である。
共産党の『全千島列島返還』の論理だけなら正義にかなう正しい要求でも世界的にみれば、例えば欧州辺りから見たらの極右の『ナチの国境線の復活』に近い要求であると看做される危険性がある。
隣国との緊張緩和とは『何ものにも勝る最大の安全保障』で、日米安保など当てには出来ず本当に日本ロシア間で武力紛争が勃発した場合にはアメリカは良くて傍観、最悪究極の選択になって『どちらを取るか』になった時には宗教や人種的DNAの衝動でロシア側につく可能性が高い。
それなら尖閣や竹島程度の小さな無人島で争っている場合ではなくて、ひょっとしたら日本側についてくれるかもしれない中国韓国はもっと大事にしないといけないとの結論になります。


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7 コメント

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ソ連参戦についての疑問 (極左右嫌い)
2012-09-03 18:48:45
2012年8月15日放送のNHKスペシャル「終戦 なぜ早く決められなかったのか」では、昭和20年5月の時点で陸軍上層部は幾人かのヨーロッパ駐在武官からの電報でソ連参戦の情報は得ていたそうです。
ヤルタ密約の詳細までは知らなかったにせよ、ソ連参戦の情報は把握していたと思われます。
日本の軍部と安全神話の原発村との類似点 (宗純)
2012-09-04 10:54:22
極左右嫌いさん、はじめまして。

NHKスペシャルの内容ですが、興味深く実に面白いですね。
何人ものヨーロッパ駐在武官がソ連参戦の情報を掴んで日本に打電していた。
ところが肝心の日本の軍や政府や外務省のトップは最後の最後まで誰一人も知らなかったらしいのですよ。
これ、去年に起きた福島第一原発の爆発での未曾有の放射能汚染事故の顛末とそっくり同じですよ。
3月11日の大震災で原発が致命的な損傷を受け刻々と最後の爆発の瞬間が迫っていたのに、東電幹部も政府も保安院も安全委員会も、誰一人も最後の最後の爆発が起きるまで、原発が爆発すると知らなかったのですよ。
涙が出そうになるほど情けない話ですね。本当に腹が立つ。
1945年当時と全く同じで、正しい情報を発信していた人は何人もいたのですよ。
それなら責任ある立場の人が知ってさえいれば対策も十分立てれたのですよ。
ところが何もしなかった。
最初から、知ろうとしなかったのです。
今までの『神話』とは違うので『不都合である』として組織が一丸となって握りつぶしたのです。
これでは『想定外』どころか、最後の致命的な破局まで一直線であり、最後の大爆発事故は不可避です。
ソ連軍の対日参戦の事実が分かった時点で、日本軍が無条件降伏することはすべての関係者全員が事前に良く分かっていた。
ポツダム宣言受諾の天皇聖断の原因を考察する
2011年02月22日 | 政治・外交と天皇制
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/8b7b7d85d97e72438fa77282259e792d
実は日本が大損害を出すのは5月のドイツ降伏から日本が無条件降伏する3ヶ月間が一番大きいのですよ。米軍としては店じまいの在庫一斉セールで爆弾の雨を降らしたのです。
今につながる日本国の不幸のほとんどは、政府や軍の無責任極まるこの最後の無意味な3ヶ月間の時間の浪費が原因しています。
この記事を読んで (農婦)
2012-09-04 22:44:10
本当に、そのとうり、人間を、人間と思わない、にんげんがいたのですね。だから、大東亜戦争のしこり憎しみが漬物の如く凝縮され、延々と、のこされてしまったのでしょううか?コメントには全然成りませんが、ムンクの、「叫び」の絵をみて私は気が楽になるのには、不思議です~…笑われてもいいです~が、あの絵は、楽になるために描かれたのでは?と独り考えてます。?イヤー本当に頓珍漢のコメント何時も何時も、ご迷惑を御掛けしてます。今の政治家さんにあの絵の意味合いを論じてもらえたらと、一人、孤独に、考えている毎日です。すみません。
NHKが吉田茂のドラマを制作 (りくにす)
2012-09-05 21:33:16
なぜこのタイミングで?と思います。
「我々はまだ奴隷ではない」と思いたいからでしょうか。
もちろんこのドラマでは北方領土のことなんか出ないのでしょうね。
きょうはわたくし個人的に (農婦)
2012-09-06 01:39:18
きょうは、高校時代のとものいえに行って,胸が晴れやかです~。すみません。今の時間?。しかし,,,,,我が友も何も,こメントできないくらい知識は度座裏ませんでした?
我が友は,堂々と、13年も,牢獄にいたのです。世の方々、13年、たった13年です。我が友はふつうイジョウに眈々と,美しく,おかしく、??。いやー平静に、暮らす、とは、どうゆう、事かを、我も、我が友も、実はしっているのだと?言いたいです~。ですが、ですが、62さいのばあさんには、何もできなくて、皆さんすいません。おわかりでしょう。今の時間の時間帯に、こんなに意気込むババァです。わたしは,やはり、よっパラてます。大変失礼を。
読者の皆々様お笑い?偶然 (農婦)
2012-09-06 02:16:25
1976ねん9/9日、午前中に、毛沢東主席は、この世を去りました。、、、このことを私が知ったのは、2~3年前です。やはりよっぱらてて、私はダメです。こんな、非科学的な事を申し上げる事ははばかれますが。その日は,バケツをひっくり返す程の雨降りでした(東北地方)。なぜこんな記憶が在るのか、!!!。毛沢東主席が死んだ事すら、何もかも、世の中ことを、から、離れて暮らさなければならない人間もいるし、。ホントに、生きるってめんどうくさいでしねー
対米従属度の程度の高低 (宗純)
2012-09-06 13:49:26
農婦さん、リクニスさん、コメント有り難うございます。

NHKでは以前に『無税国家の創設』のニセ経済学で今の日本政治を混乱させた松下政経塾のスポンサーだった松下幸之助の話もやっていましたが今度は吉田茂ですか。
民主党一の実力者だった小沢一郎は、実力があったために睨まれて目の前にあった首相の椅子に座れなかった。多分小沢一郎の『安保は第七艦隊だけで良い』との発言が決定的だったのでしょう。
『最低でも県外』との鳩山由紀夫程度の対米自立志向の政策でも、日本では首相の首が飛ぶのですよ。
対米従属度の強さで、首相任期の長さが決まるのは今までの歴史的経緯を考えれば間違いなく正しい。
敗戦後32人の首相の内で4年以上の長期政権は1番が吉田茂、2番手が佐藤栄作、3番目中曽根康弘、4番目小泉純一郎と、例外なく全員が対米従属命の売国路線である。
実はそれ以外の歴代首相は、今と同じで1年と少しの寿命しかない短命内閣しか日本国には居ないのですよ。
ですから管直人、鳩山首相と1年で次々変わる短命内閣は予想の範囲内で何の不思議もない。
それより地元の千葉以外では首相になるまで誰も知らなかった人気も実力も政治信条も何もない小物中の小物の三流政治家の今の野田佳彦が再選されそうな動きは、通常なら有り得ない珍事ですよ。
『担ぐ神輿は軽ければ軽い程よい』ということでしょうか。
吉田茂以下4人の対米従属の売国路線の首相次が、所得倍増計画の高度経済成長路線の池田隼人が歴代5番目で4年3か月ほど。
歴代6番目の長期政権が日米安保条約改定(60年安保騒動)の岸信介が1241日です。
それ以外は全てが、1000日に満たない。
1997年の消費税5%増税の張本人で、日本経済が根本的におかしくなり始めた時の首相が橋本竜太郎で歴代7番目で900日台です。
日本の首相で1000日を越えた6人全員が在任中に株価が上昇しているとの共通点があり、消費不況の原因である無制限の規制緩和を推進して格差拡大の今の日本不況原因を作った小泉純一郎でも1割程度の極僅かの数字ですが株価が上がっている。
ですから今でも小泉人気(小泉待望論)が未だに一部ではあるのでしょう。

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