逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

69年前の悪夢に重なる日米韓三国軍事同盟

2010年12月12日 | 軍事、外交

『米国:マレン統合参謀本部議長、日米韓軍事協力を提起』(歴史問題巡り日韓両国困惑)毎日新聞 2010年12月10日

米軍制服組みトップのマレン統合参謀本部議長は9日、北朝鮮による砲撃事件を受けた日米韓3カ国の連携について、
『軍事面で過去しなかったような協力をする必要がある。過去にとらわれてはならず、前進すべきだ』と強調し、米韓軍事演習への日本の参加を改めて呼びかけた。
歴史問題が横たわる日韓間で軍事協力はほとんど行われていない。対北朝鮮という切迫した問題を受けた提起だが、両国間には困惑も広がっている。
マレン議長は、合同軍事演習について、
『米国が韓国と日本と協力する。日韓で協力する。3カ国間で協力することは全部必要だ』と日韓間の軍事協力の必要性も強調した。
一方、中国について、
『中国の消極性が北朝鮮が継続して憎むべき行為を続けていることにつながっている』と語り、北朝鮮に働きかけるよう強く促した。
(日本)
仙谷由人官房長官は9日の記者会見で、マレン議長が演習への自衛隊参加を促したことについて、
『訓練内容や、参加形態について慎重な考慮が必要だ』
『演習だから直ちに集団的自衛権という話にはならないが、歴史やいろんな事情がある。問題点を整理する作業が必要だ』と歴史問題も課題に挙げた。
(韓国)
韓国政府関係者は『歴史的な経緯から反日団体もある。協力は必要かもしれないが、今はまだすぐにそれを許す雰囲気ではない』と話している。

『軍人の政治発言とシビリアンコントロール』

軍隊(暴力装置)を政治(文民)が制御(文民優位)する『シビリアンコントロール』(文民統制)の原則は大事であるのですが、文民で有るか無いかに関わらず政治家側に『暴力装置』の機能と習性と、特に『軍事力の限界』を熟知していないと、日独伊三国軍事同盟の松岡洋右外相のように国家を破滅の道に導く。
そして一番始末に負えないのは、暴力装置の本質(危険性)をわきまえない対テロ戦争のブッシュ元大統領のような、戦争経験の無い『軍事力の信奉者』の文民政治家なのです。
『軍事力』には他とは比べられないくらいに強大なパワーがあるのですが、政治家たるものは圧倒的な『力』と同時に、限界もあるし大きな危険性も潜んでいる事を決して忘れてはならない。
これは原子力発電などと似ていて、他と比べられない素晴らしい圧倒的な能力を持っているのですが同時に恐ろしい危険も最初から必ず機能的に内蔵している。
軍や核が暴走した時には誰にも止めれないのです。
特に恐ろしいのは予期せぬ方向に暴走した時の制御方法が限られていて、コントロールに失敗してメルトダウンした時には対処方法が無いので破滅が避けられ無いことでしょう。

圧倒的なパワーを持っている軍や原子力の完全な管理の為には、その持っている『力』が大きいだけに単なる技術力以上の能力が管理者(政治家)には要求される。
管理者には卓越した知識、経験、技術などだけではなくて誰よりも優れた慎重さ、何事にも驚かない冷静さが是非とも必要です。
何にもまして冷静沈着、慎重であると同時に、それらの能力とは相反する素早い判断力と強力な決断力(リーダーシップ)も必要であるのですが、世の中にこんな人物は滅多にいない。
(管首相には間違いなく丸っきりない)
『軍』を正しく安全に扱える人物は滅多にいない。だから後から考えれば『有り得ない』悲惨極まる事故とか戦争が歴史上数々生まれる必然的弱点があるのです。
それならシビリアンコントロールは無意味かというと、そうでもない。
矢張り軍事問題では文民統制は大事で、『軍』の統帥権を『軍』自体が握らず文民政治家に分散することで多重安全装置フェイルセーフ(多重防護)を働かせているのです。
それにしても世界最大最強の今のアメリカ軍は心配である。
今のように軍人が政治発言を自由に行うようでは敗戦までの無敵神話の日本軍と似ていてシビリアンコントロールが完全に働いているとは言いかねる状態です。

『危険過ぎる韓国軍トップの発言』

ウイキリーリスクに情報の提供したのは現場のアメリカ軍の一上等兵らしいが世界中が大騒動になる。
前合同参謀本部議長だった新任の金寛鎮(キム・グァンジン)韓国軍国防相がこれまでの、敵の攻撃を受けた時の『交戦規則』を新たな北の挑発には適用しない、『交戦規則に拘らず徹底的に反撃する』と発表。
今までの韓国軍の交戦規則とは偶発の軍事衝突が全面戦争に発展しないように『比例性』が重視されていて、敵の攻撃と同種、同量の武器で反撃するとしていた。
今回の砲撃戦でも着弾した80発に対して80発を打ち返している。
海上に落下した北側の100発とは、4000発の南の軍事演習に対する威嚇射撃だったのでしょう。
金寛鎮合同参謀議長は、『自衛権とは・・・懲罰することで・・・敵の挑発意思がくじける時までが自衛権の範囲』と語っているのですが本気なら大変なことですよ。
これなら例えば一人の上等兵が北に向かって銃撃すると向こうも間違いなく銃撃してくる。
銃撃を受ければ機関砲で反撃、相手が機関砲で反撃すると大砲で、大砲なら空爆でとなり一発の銃弾から必然的に一気に全面戦争になだれ込みます。
ただ今回解任された金泰栄(キム・テヨン)国防相も1年半ほど前の合同参謀本部議長時代に『北朝鮮の核施設の攻撃』を示唆して野党側から追及された過去があるので、発言と行動とは一致しているとはならないのですが、今回だけは何時もとは大違いで『本気である』なら大問題ですよ。
日本も、北の危険性だけに注目しているだけでは危機は回避できません。

『危機を演出する?』

マレン統合参謀本部議長は日米韓三国による合同軍事演習も主張していますが、仙石さん、『無理である』と歴史的な問題点を指摘していますね。
ホンモノの戦争をしている米軍のマレンさん、まさか日本の多母神さんみたいに『脳内の願望』と『目の前の現実』の区別が無い、何てことは有り得ないとは思うのですが心配。
此の頃の日本の新聞報道だけも見ていれば、もはや戦争前夜ですよ。
ところが当時者の韓国側では日本よりもよほど冷静で、南北砲撃戦で日本では『北の砲撃』だか韓国は『沿岸砲で』とかならず書いてある。
崖をくり貫いた沿岸砲台は敵軍の上陸阻止を目的とした防御専門なので『攻撃が限定的である』との意味合いが含まれています。
韓国大統領も今回の砲撃を決して『軍事攻撃』とは呼ばず『武力挑発』と表現していて、『限定的』であるとのニュアンスがあり事態がこれ以上拡大しないように気を使っている。
問題の西海5島での砲撃演習も実施すると言っていたが現在まで行われておらす、このままなら中止される模様です。
韓国人も『北』の『ソウルが火の海に』と同じで、口があんぐりする様なとんでもなく過激な発言を時々行うのですが事実がそのままだとも限らないのですね。
南北双方とも『大事』にはしたくないのでしょう。
今回の南北砲撃戦は基本的に何処にでも有る2国間の領土紛争で双方の砲撃であり、韓国政府は最初から安保理提訴は考えてもいない。
日本の管内閣や日本のマスコミなど、関係ない第三者が今回のように煽り立てるなどは論外ですよ。
日本国内の『北の脅威』報道とは裏腹に、米軍が韓国から撤収することは既に決まっています。
また本当に第二次朝鮮戦争の危機が高まっているなら、安全保障(軍事)優先の軍事政権の流れを汲む現ハンナラ党政権が既に決まっていた首都の移転を中止したのも頷けない。
官民が総がかりで日本側が行っている、『北』の危険性が本当にあるなら、北の大砲の射程距離内で危険な38度戦の側の首都ソウルから安全な南への政府官庁の移転が、すべてに優先する最大の課題でしょう。
ですから、この騒動ですがインチキ臭い。
何となく、予算の確保の為の日本での恒例行事である年度末の駆け込みで行われる無駄な公共土木工事に近いのではないでしょうか。

『最後はやっぱり文民統制』

すべてはビリアンコントロールが完全に機能しているか如何かにかかっていると思うのですが、韓国の国防大臣は現役も前任者も共に軍トップの合同参謀本部議長です。
前ノムヒョン政権でも陸軍総参謀総長が任命されているのですが、制服組のトップが軍服を脱ぐだけで文民の政府閣僚を拝命して引き続き軍を統括する韓国の現状は敗戦までの日本軍とも共通するものです。
欧米や今の日本など先進国のシビリアンコントロールとは大きく違っている。
指揮権が完全に韓国にあるとはいえないので旧日本軍とは意味も重さも違っているが、かっての旧軍事政権大統領が日本の士官学校卒なのでそれが影響しているのでしょうか。
アメリカ軍の制服組トップのパウエル統合参謀本部議長が国務長官になったり第二次世界大戦の欧州軍最高司令官のアイゼンハワー元帥が大統領になった例はあるが国防長官への任命は無い。
やはり文民統制のためには、韓国のような国軍のトップの国防長官に文民では無くて、現役の軍人の繰上げ(横滑り?)任命は大問題でしょう。

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暴力装置とロボットの比較 (ましま)
2010-12-12 12:39:15
国はいろいろなロボットを持っています。軍隊ロボット、警察ロボット、刑務所ロボットなど。

ロボットは機械・装置ですから人間にはない莫大な力を持っています。アトムでも10万馬力??。

ロボットの性能や使い方を知らない人、操縦に慣れていない人、悪意のある人が使うととんでもないことになります。

現代、第一次世界大戦、第2次世界大戦から2世代4世代と遠ざかってしまったので、そこでねりあげられた運転教則本を知らない人の方が多くなりました。

だから「暴力装置」の意味を政治家まで誤解しているのです。ロボットが自らロボットを操縦することは危険です。そこで「文民統制」という知恵が生まれました。

しかし、文民の中には、無免許・暴走族のような人もいます。これを見分けるにはどうすればいいか。ひとつは見分ける能力を持つロボットを開発することです(笑)。
スーパーマン=正義の人 (宗純)
2010-12-12 16:40:20
ましまさん、コメント有難う御座います。

我々のような力のない一般の人間が、凡人で邪念や欲望があろうと誰も困らない。
ところが弾丸より早く飛べる超人のスーパーマンが凡人程度の自制心とか道徳の持ち主なら大問題ですよ。
世の中の平和の為には、持っている『力』に比例して『自制心』や高潔な『道徳』(哲学)を持つことは絶対条件なのは、全てに当てはまる原則でしょう。
社会性が無く我侭で自己中心的な発想しか出来なくても、何の権限も『力』もない小学生程度なら許されるし誰も困らない。
ところが大人なら許されないし周りのみんなが大迷惑する。
ましてや国家のもつ巨大な『暴力装置』では超人のスーパーマンと同じ原理で、本来私利私欲の無い正義の聖人君子で無いと本来は許されないのです。
ところが現実は如何もそうではなくて、欲望や煩悩に満ち満ちた俗人中の俗人が指揮権を握っているのですからこれ以上に恐ろしいことはない。
完全無欠で高潔な道徳を持つ正義の人では無くて、
ありふれた凡人程度の知性や自制心や道徳しかないスーパーマンなどは、何も行動を起こさなくても、その存在自体が『悪』ですよ。
軍隊が暴走した時には誰にも止めれないのです。2・26事件の時に数万人もいる警視庁がたった数十人の軍隊で制圧されて仕舞うのですが、警察力ではホンモノの『暴力装置』の軍隊に全く歯が立たない。
あの時に蛤御門の変の時の長州藩が目指したように、青年将校が皇居を占拠して反乱軍側が玉(天皇)を握っていればクーデターは成功、勝てたとの説もありますが、クーデターは通常2000人程度で十分なのです。
常識とは反対に、あまり大部隊では情報が露見する危険が増して反って成功率が下がる。
石原慎太郎などが考えている災害救助とか治安出動とか危険極まりない。
野中広務や後藤田正晴などホンモノの軍隊や戦争を知っている世代が現役を退いた後の知識も経験も無い保守の安保論ほど不真面目で無責任なものはありません。
自衛隊→自治体民兵 (現田石)
2010-12-13 08:51:02
隣国の安全保障と連動しつつ日本の安全保障論を考えたいと思っております。
日本の戦後の安全保証は、軍備全廃→警察予備隊→自衛隊と来たわけですが、戦争を知っている世代の経験が残っているうちに、日本国自衛隊→自治体民兵へと全面改組する研究を進めることが、我が国の喫緊の国民的課題なのではないでしょうか。なお「我が国の喫緊の国民的課題」は『北朝鮮人権侵害問題啓発週間』の啓発文書からパクってみました。
対兵力攻撃がアメリカの安全保障 (宗純)
2010-12-13 15:11:03
現田石さん、コメント有難う御座います。

それにしても、『安全保障』という言葉は、言葉自体が胡散臭いし、何かの誤魔化し(隠蔽工作)だと思いませんか。?
少し別の視点から考えれば『安全○○』なる代物で本当に安全な『もの』は滅多にありませんよ。
安全ピンとか安全剃刀の使用例を思い出してください。
ピンや剃刀は本来危険なものであるのです。
交通安全都市なんかの看板は死亡事故の多発地帯のしるしで、安全な町宣言などは痴漢などの危険があるからです。
ですからこの『安全』の文字には何の意味も無くて単なる日本の独自の不思議な修飾語の『枕詞』なのかも知れない。
あるいは、『○○は危ないから皆さん注意して安全に使って下さい』との注意書きの短縮形なのかの、二つのうちの何れかです。
ですから『何か』に『安全』とついていたら最初から先ず『危ないかも知れない』と疑ってかかるべきですね。
後の『保障』はもっといけない。
『保障』というから、字面上は何かが保障されているかに見えるが、『誰』が『誰』に対して『何』を『何の目的』で『どれだけ』保障しているかが全く不明なのですよ。
本来損害保障の契約である保険では、契約書は読めないくらいに小さな文字でびっしり書いてあるのですが分量が多すぎて読めないのですね。
だから誰も読まない。
しかも我々が出す掛け金と払い戻される保険金では、受け取る金額は必ず掛け金の半分程度であり、保障する側(損害保険会社)は儲かるのですが、我々のような『保障を期待する側』は損をする仕組みです。
前も後も両方の言葉が胡散臭いので、この『安全保障』とは、実は決してわれわれ庶民には基本的に得にならないのです。
何万戸もの住宅を所有する組織は絶対に火災保険には入らないし数百台を所有するタクシー会社は自動車保険なんかは契約しない。
貧乏人だけが契約するし、全ての人々全体のトータルで考えれば契約者が必ず損をする仕組みであるのに、個人個人では嫌々ながら契約しなければなら無い不思議な仕組みが『保険』であるのです。
基本的に大金持ちには保険や保障などは無用だとわかっているのですね。


『安全保障』などの言葉は基本的に大嘘ですよ。
世界最大最強のアメリカの安全保障戦略が我々一般市民的な常識の『安全を守る』の意味ではなくて危険極まりない攻撃的な「対兵力攻撃」なのです。
1番強い最大の暴力装置(軍隊)が『対兵力攻撃』なので必然的に全ての国家の軍隊がこの『対兵力攻撃』に対応したものになっているのですから、今の世界がこれだけ危険な世の中が出来上がってしまったのですね。
対兵力攻撃(資料)
2009年04月25日 | 軍事、外交

日本の自衛隊ですが、
憲法9条と自衛隊の悩ましい関係2008年02月18日 | 憲法
にも書いたのですが、
自衛隊の縮小して、マスコミが天まで持ち上げた小泉流新自由主義『構造改革』を自衛隊にも適用。
自衛隊の徴兵制か志願制かの議論が、ブログ界であったが、今の正規雇用の自衛隊員を、非正規雇用(パート、派遣社員)に置き換える。
本当の『聖域なき構造改革』なら当然で、半世紀以上の間、働かなかった自衛隊が非正規雇用化されるのは自然な流れで、外国にもアメリカの州兵の様な例がある。
また、非正規雇用の自衛隊員なら、大幅な経費削減が図れる。
市民と自衛隊の垣根が無くなり、災害救助の迅速化や、自衛隊の民主化等良い事づくめ。
特に良いことは今の若年フリーターや失業者を全て雇用して失業率ゼロにする事が出来て日本経済も治安も劇的に改善出来ます。
日本は約31億円の戦闘機F-15を108億円で、約16億円の戦闘ヘリコプター「 アパッチ」を72億円で買っているのですが、この無駄を省き日本の若者に還元すれば今世間を悩ましているほとんどの問題が解決します。
太田昌秀元沖縄県知事 (疑問に思う人)
2010-12-15 12:42:24
著書の中で、本土決戦が起きれば、沖縄戦で県民にどの様な事が降りかかったのか、理解できるだろうという趣旨の事を書いていましたね。
官僚というのは、自分たちの権益を守るものですから、軍事でも、それは変わりない。
とするなら、そりゃあ予算と人員は増やしてほしいですから、中国やDPRKなんかは格好の口実ですよね。しかも、国民自らが不安を感じていて、自衛隊増強が必要ではと思っているのですから。
軍事力で物事を解決することの限界を、日本は学んだはずです。軍事は一つの手段ではあるが、目的ではない。そうしない様に、外交があるし、悲劇は繰り返してはいけないのですが、マーフィーの法則に、理論的に発生する可能性のあることは、いつか必ず発生する。とありますしねえ。この道は、いつか来た道になるのでしょうかね。
益々危ない雰囲気になる近頃 (宗純)
2010-12-15 17:33:52
世の中は如何なっているのでしょうか。?一見するとこれでは戦争前夜ですよ、
実に不思議ですね。
御存知のように日本の凶悪犯罪はどんどん少なくなっている、
少年犯罪も少なくなるし、幼児に対する猟奇的な犯罪も数えるほどしかない位に少なくなるのですが、マスコミでは毎日毎日凶悪事件を報道するので人々は不安になり、事実とは正反対の日本国の治安の悪化を憂いているのですよ。
その結果が犯罪に対する厳罰化で、すこし昔なら年間1~3件しかなかった死刑判決が今では数倍になりなり二桁の大台に乗り、死刑囚は100人を超える有様。
無期懲役の終身刑化も進み『無期懲役でも20年程度で釈放される』など夢のまた夢のお伽話になり、10年で倍化して1000人を超えている。
もう刑務所なのか、高齢者の養護施設なのか区別がつかないと人々が大勢収容されているのが現状です。
介護が必要な痴呆状態の80代の囚人を監獄に入れている何かの理由があると思う方がどうかしている。
刑法が厳罰化された勢いで、交通事故の罰則も異常極まる状態に。
交通事故等の過失に対して、今では併合罪も入れれば最高刑は懲役30年ですよ。
こんな厳罰がマトモだと思う方が可笑しい。
それなら故意犯ならこれ等との釣り合いを考慮すればのこぎり引きとか車裂き火あぶりの導入でもしないと平等とは呼べない。
これは何かの心の病気の世界ですね。
交通事故ですが死者数はどんどん少なくなり今では4000人台の少なさに減っているのですよ。ところがそれのと反比例して厳罰化がどんどんすすんでいて、結果、酒酔いの発覚を恐れて逃亡するので、今までではあり得ない数キロの『引きずり死』なんて痛ましい事件も起きる。
これ、戦争(安全保障)でも同じで、ますます世界は経済的に不可分に結ばれつつあり、
今までとは大きく違い、間違っても中国と日本は戦争が出来無いほどに親密な関係にあるのです。
戦争の危険性ですが、
もちろん今でも十分にあるでしょう。
これは、今での日本で交通事故死や凶悪犯罪が起きている事実とおんなじで、
昔よりも確率的には何分の一には低下したとはいえ、毎日起きるのと同じです。
戦争の危険はあるが、少し昔の何分の一の低い確率なのです。

ただ戦争が完全に無くなれば間違いなく軍隊などはリストラの対象になる。
世の中は『狡兎死して走狗烹らる 』の言葉のとおりであるのですね。
昔の戦争では、『なるほど』と納得する当たり前の合理的な理由があったのですが、冷戦崩壊後には意味不明の不思議な戦争が増えているのです。
戦争が起きる一番の理由は、『戦争で勝ったほうが利益がある』からです。
戦争に何かの利点がある為ですが、此の頃では負けた側だけでなく勝った側も大損する。
1999年の米軍を主体とするユーゴ空爆等、理由が全く不明で合理的な説明が出来ず、関係者全員が大損をしているのです。
イラクやアフガンでも緒戦に勝ったアメリカがやはり大損している。
『何の為』が不明で、戦争の理由が日本の無駄に大きい箱物行政と同じで、『行うこと』自体に意味があり、公共事業化しているのですね。
ウサギがいなくなると猟犬が一番最初に始末されるのです。
ですから米国のマレン統合参謀本部議長がわざと危機を煽り立てるのは当たり前であるのです。
NHK特集 (疑問に思う人)
2011-01-11 14:19:47
企画院総裁鈴木貞一の聞き取りの中で、日本には確たる方針がない。だから、三国同盟ということで行ってしまった。という体の発言が。
まったく何にも変わっちゃいませんね。今も、中国が危ないから日米関係をうんたらとか言って、将来のビジョンが何も無い。1年先は読めても、10年先、20年先を読める人間は居ないのですかね。
日本が自分で決めれる話ではない (宗純)
2011-01-11 17:15:40
疑問に思う人さん、コメント有難う御座います。

韓国軍の戦時指揮権が米軍にありその現地司令部は韓国国内ですが、後方司令部(国連軍後方司令部)は07年まで日本のキャンプ座間(陸軍司令部)だったのですが、現在は横田の空軍司令部に置かれている。
自衛隊ですが、陸自は別ですが海空の指揮命令系統の言語は日本語ではなくて宗主国の米国の言葉であるのですよ。ですから自衛隊では世界基準のメートル法ではなくて本場のイギリスでも使うのを止めたヤードポンド法を未だに使っているのです。
自衛隊とは名誉有る自立した軍隊(国軍)なのではなくて哀れな植民地の軍(セポイ)なのです。
日米韓三国軍の統合とは日本がどうのこうの言える種類の話ではなくて既に決まっていることがらで、本来日韓は1時間の時差があるのですが、無理やり時差ゼロになっているのですね。
ですから経度が同じであるのにも関わらず、南北朝鮮の間には時差が1時間もあるのですね。

それよりも1月9日の防衛大学校校長の毎日新聞への投稿が植民地軍(アメリカ軍の傀儡軍)の本音が出ていて面白い。
曰く、『安保確立と消費税増税』なのです。
彼によると冷戦終結後の失われた20年と語っているのですが、冷戦までは核超大国の仮想敵国ソ連の存在がありアメリカは日本を邪険にはでき無い(大事にしなければならない)事情があったのです。
ところが今はその大事な仮想敵国は消滅しているのです。
では今のアメリカの仮想敵国は何れの国であるのか。?
外務官僚や自民党民主党の対米従属派は『中国である』と思っているようですが、大間違いですよ。
何故なら、冷戦終結から今までの何があったかを思い出してください。
アメリカの対日要求どうりに行動した日本はゼロ成長だが中国は倍倍ゲームの有様で、これはアメリカの協力なくしては絶対にあり得ない話です。
アメリカに対して唯一脅威を与える存在だった超大国ソ連がゲームオーバーでアメリカの仮想敵国でなくなった後の、本当の仮想敵国度はアメリカに次ぐ世界第二の経済大国(アメリカの脅威になりうる唯一の実力の有る)の、我が日本国だったのです。
そう思って今までの自民党政権や今の民主党管政権の数々の不思議な亡国の言動や、今回の五百籏頭真防衛大学校長の発言とは『如何にして仮想敵国日本の力を奪うか』に収斂するのです。
アメリカと言う国は常に外に敵を作って、それを叩いてきたのですが、冷戦以後は何も無い状態が続いていた。
10年前の9・11時件以後はウサマ・ビンラディン率いるアルカイダ、それをかくまうタリバンとの公式発表であるのですが、元々アフガニスタンのタリバンは9・11以前から知れれていて今でも実在している。
ところが大騒ぎしたほうの、ウサマ・ビンラディンとアルカイダのほうは益々実体が不鮮明になるばかりで存在自体が疑われている。
政治経済外交と軍事とは一体のものであるとはプロイセンの戦略家クラウゼヴィッツの「戦争論」の指摘であるのですが、この事実を日本人は忘れがち。
冷戦崩壊時に最早軍事力ではアメリカに歯向かえる国は出てこないのですから、アメリカが次の仮想敵国に軍事力ではなくて、アメリカに次ぐ経済大国を選ぶのは至極当然なり理論的な帰着ですよ。
幾ら今までの敵国のソ連が消滅しても、手のひらを返して突然最大の同盟国の日本国を仮想敵国にするなど、幾ら事実であり国益の為とはいえ、そんな不正義な理不尽なことは公には絶対に出来ない。
それがあの胡散臭い対テロ戦争の本当の目的ではないでしょうか。?
仮想敵国は日本と発表すれば大問題だが、敵が仮想のテロ組織のアルカイダなら誰(特に日本は)も文句は言わないので都合が良いのです。
日米台の軍事同盟が現実的 (むむ~)
2011-09-26 04:05:23
日本人は中国が嫌いなだけですよ。

今の中国政府に好感を持つアジア諸国の国民はいないでしょ。中国の主張は「領海侵犯を続けていれば、その内に相手国国民は慣れる。」だそうです。空母、ミサイル、戦闘機等の軍事力をバックに、南シナ海、東シナ海を手中に治める心算でいます。さらに、西太平洋の海洋資源までも。

中国好きは、日本国内では社民党支持者、公明党支持者位ではないでしょうか。多く見積もっても、日本国民の1割程度と思います。世論調査では、中国に反感を持つ日本国民数は全体の4分の3程度です。

どうも、民社、公明党支持者の中国好きは、イデオロギーに近いものがあります。現実を見ないで歴史的な事象を見てその事象に好感を持っているようです。はっきり言ってこれは洗脳ですね。

日米韓の三国同盟は存在しませんよ。今後も存在することは無いでしょう。日米台の軍事同盟の方が現実的です。台湾海峡有事で軍事同盟を結成すると思います。この同盟を軸に日米台韓+東南アジアそ軍事同盟が結成されて、アジアの海を中国から防衛す事に成るでしょう。

さて、このアジア戦争が起こるかどうかは中国共産党次第です。現在の様子ではこの戦争は現実化しそうですよ。
沖縄人は日本から独立を (むむ~)
2011-09-26 04:17:39
沖縄人は日本から独立することが良さそうだ。

新聞やTVで見聞きする範囲内では、日本本土人から見ると、沖縄は対中国防衛の最前基地以外の意味は無いようです。

独立国家として日本から独立して、自国の防衛はは沖縄人がするころが相応しいでしょう。何処の国と軍事同盟を結ぶかは彼等の自由です。

多分、日本と米国以外の国と結ぶ事になると思います。日本人として日縄軍事同盟には反対します。沖縄は要らない。
むむ~さん、はじめまして (宗純)
2011-09-26 11:28:08
今の日中の国民感情は最悪であり、ご指摘のとおりですが、ところが田中角栄の昔はそうではなかったのです。
今とは大違いなのですね。
パンダブームなどがあり、今とは反対のムードであったのですよ。
その当時の日中の経済格差は数十倍の開きがあり、当時の中国軍の装備などはアメリカなら軍事博物館に展示していそうなほどの代物であり、地続きでもない日本が脅威に感じる何の問題も無かったのですね。
昔の親中感と同じで、今の反中感情も(アメリカの世界戦略として)多分意識的に作られたものでしょう。
隣国と紛争を起こせば双方が損をするのですよ。(アメリカが漁夫の利を得る)
日本の経済発展にアメリカの思惑が大きかったように、実は現在の中国の経済発展もアメリカの支援が無ければ不可能なのですよ。
冷戦終結時の日中の経済格差は一桁違いのとんでもない開きがあったのです。
ところが現在は御存知の通りにGDPで日中は同じに成っている。
これは名目GDPの意味であり中国が元が意識的低く設定されているからで、購買力平価で換算すれば中国が日本の倍ぐらいになります。
日本にとってはとんでもない脅威なのですよ。
中国の存在は日本にとっては経済的にはとんでもない脅威なのですが、軍事的にはやっぱり日中両国では各段に日本優位の立場に変化は無いのですよ。
我が日本国ですが、ユーラシア大陸とは200キロも離れた海洋国家であり、幾ら陸軍力があっても攻略出来ない天然の要害の地であり、歴史的に見て日本に侵攻したのは世界征服を目指したモンゴル帝国とアメリカの2ヶ国だけの例外話なのですね。
津軽海峡程度しかないドーバー海峡で大陸と接しているイギリスが、当時世界最強を誇ったナポレオンのフランス軍やドイツの鉄の軍団を退けたのです。
ましてや、その十倍近い東シナ海や日本海は絶対に渡れないのですよ。
日韓の軍事的な同盟を言うなど、マレン統合参謀本部議長ですが本当に困った人ですね。
極最近では、このマレンさんはアフガンの米大使館がタリバンに攻撃さえたのはパキスタン軍の責任だと言い出して、温厚なギラニ首相までが『アメリカは我々の長年の努力を全て否定することになる』と反発するなど大騒ぎに。
わざと騒動を起こして、身内で揉めさせよとしているのではと思う程の不思議な話ですね。
基本的に日中は戦争どころか、中国がへそを曲げれば日本経済が大騒動になるほど密接に結びついているのですが、
これは言葉が同じ中台ではもっと一体不可分なのですね。
台湾人は100万人もが今では中国本国で働いているのですよ。
双方が失うものが大きすぎるので、台湾海峡有事など起きることは無いのです。
中国軍ですが5キロ先の金門馬祖の渡海能力も無いのですから200キロ先の台湾に幾ら中国が欲したとしても軍事侵攻出来ないのですね。
軍事的な脅威は恐れる必要性は無いが、本当に恐ろしいのは中国の経済侵攻であり、戦争とは政治経済の延長であるとはプロイセンの戦略家クラウゼヴィッツの言葉なのですが、これは今でも正しいのです。
ところが、今の日本の大企業の殆どが中国に生産拠点を移しているのですよ。ところが中国の脅威を言う時に問題としないとは辻褄が合わない。
これこそ最大の日中の問題点であり脅威であることに何故皆さんは気が付かないのでしょうか。

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俄に戦争気分を煽り立てるマスコミ。憲法蹂躙! (岩下俊三のブログ)
米軍制服組みトップのマレン統合参謀本部議長は、北朝鮮による砲撃事件後、『軍事面で過去しなかったような協力をする必要がある。過去にとらわれてはならず、前進すべきだ』と米 ...
大学に行くことの経済的価値 (ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ)
Tweet とは一体なんだろうか。(なんか相変わらず大卒者の内定率の話が話題になっているみたいだけど。) 一般的に経済学的な説明としては大きく二つ。 ?大学に行き学ぶことで労働者としてのスキルが高められ(人的資本 を形成)社会に出てからより高度なスキル...
捜査段階から一貫して関与を否認 『死刑求刑』 裁判員裁判で無罪判決 (JUNSKYblog2010)
2010年12月10日(金)  当然の判決だと思う。  被告が全面否認のまま、「死刑」が求刑された裁判員裁判で、  市民から選ばれた裁判員は、検察の『証拠』の信頼性を疑問視し、 被告に「無罪判決」を下した。
プーチン首相、アサンジ氏逮捕で欧米を批判 (人類猫化計画)
■なんか海老蔵の喧嘩みたいになってきたような それにしても日本では、メディアを含めてウィキリークスやアサンジ氏を 犯罪視する見方が強いってのが、なんとも情けない。 そのうちプーチンに、...
北朝鮮: 米日同盟に好都合な脅威 (マスコミに載らない海外記事)
馮昭奎 2010年12月2日 Global Times 最近終わったばかりの、黄海における米韓軍事演習中、菅直人首相は、緊急行動を必要とする、あらゆる不測の事態に備える為、東京に留まるよう閣僚に要請した。 朝鮮半島の二ヶ国間における、最近の砲撃応酬の後、日本政府は地域に対し...
漏れの元にも気をつけながら...ウィキリークスのこと (ミクロネシアの小さな島・ヤップより)
大きなハスノハギリの木の葉から、通り過ぎたばかりのにわか雨の水滴がしたたり落ちるのを見ていたら、昨今のウィキリークスのなりゆきが頭に浮かんだ。実はこのブログの左サイドバーには、数ヶ月前からウィキリークスへのリンクを貼っている。こんな騒ぎになってサイトが...