逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

嘉門達夫の ゆけ!ゆけ!川口浩!!

2009年07月22日 | アポロ11号・宇宙開発
NASAが40年前に全世界に公表した人類最初の月着陸『アポロ11号』のビデオは、学術的な記録ではなく、当時の日本で放送されていた娯楽番組『川口浩探検隊』のパクり(パロディ)で不真面目極まりないもので有るが、40年も過ぎればご当人の川口浩さんも今では故人となり有名番組自体も今では忘れられようとしている。
パロディの面白さは、ぱくった『本物』を知らないと面白さが半減するものです。
しかし『映像』である『川口浩探検隊』を此処で活字だけで紹介するのは難しい。
こんな場合には嘉門達夫の作詞した『ゆけ!ゆけ!川口浩!! 』がこのテレビなどの映像メディアの娯楽番組の持っている面白さ、可笑しさを一番表現しているだろう。





川口浩が洞窟に入る。♪
カメラマンさんと証明さんの後に入る。
洞窟の中には白骨が転がる。
何かで磨いたようなピカピカの白骨が転がる。
すると頭の上から怖い蛇が襲ってくる。

何故か不思議な事に尻尾から落ちてくる。
蛇の攻撃を避けると動かないサソリが襲ってくる。
サソリの次は毒蜘蛛だ。ヒロシは素手で払い落とす。
行け行け川口浩ゆけゆけ川口浩ゆけゆけ川口浩。
どんとゆけ。

原住民が底なし沼にはまる。
溺れている原住民の顔は笑っている。
川口浩はピラニアに噛まれる。
噛まれた素手が突然画面に大アップになる。
さらに未開のジャングルをすすむ。
道には何故かタイヤの跡が有る。
ジャングルの奥地に新人類発見!
腕には時計の跡が有る。
こんな大発見をしながら決して学会には発表しない。
川口浩の奥ゆかしさに僕等は思わす涙ぐむ。
ゆけゆけ川口浩ゆけゆけ川口浩ゆけゆけ川口浩。
どんとゆけ。!

大発見をしてジャングルを後にする。
来る時あれだけいたヘビもサソリも毒クモもいやしない。
底なし沼さえ消えている。
ゆけゆけ川口浩ゆけゆけ川口浩ゆけゆけ川口浩。
どんとゆけ。! !

コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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私も嘉門達夫は好きですけど (kaetzchen)
2009-07-22 20:09:30
河内ローカルでないと,アカンと思います.(^_^;)
批判精神 (ブログ主)
2009-07-23 14:24:36
kaetzchenさん、コメント有り難う御座います。

嘉門達夫はライブいがいは、全国放送ではなくり地域限定のローカル放送や衛星放送しか出番が無いようですが、日本では概してパロディの持つ意味を低く認定されている様で、残念なことです。
嘉門達夫は政治に対しては全くパロッて居なくてもこの扱いですからね。
マスコミなどの大手のメディアから政治に対する批判精神が無くなって久しいが、『何の為に有るか』の自らの存在意義をもう一度考えてもらいたいものです。
面白いですね。 (東西南北)
2009-07-24 21:30:06
 大槻教授「宇宙人が存在するの?」

 SFさん「あなた。存在しないって言えるの?」

 大槻教授「宇宙人って、何なの?」

 SFさん「実は、イギリス人の中にいます」

 大槻教授「はあ?何いっているの?」

 SFさん「これです。(写真を見せる)」

 大槻教授「普通のイギリス人じゃない。どこが宇宙人なの?」

 SFさん「わかりませんか?やっぱりね。宇宙人は、普通の人間には、わからないように変装していますからね」

 大槻教授「言語は?喋ったりするの?」

 SFさん「Ican speak English」

 大槻教授「英語じゃない」

 SFさん「やっぱり、わからないようですね。英語にしか聞こえないとは」

 大槻教授「英語だし、イギリス人ですよ。あなた、何を言っているの?」

 SFさん「ちがうんですよ。そう見えるだけなのですよ。わからないだろうな。やっぱり、普通の人間には。
人間には、まだまだ未知のパワーがあって、普通の人間には、それがわからないのです。宇宙人がイギリス人になっていないと断言できますか?その可能性を否定するのですか?実は、わたし、宇宙人なんです。」

 
 
 
東西南北さん、コメント有り難う御座います (ブログ主)
2009-07-25 16:38:21
世の中、恥知らずな厚かましい人はいるものですね。
それにしても科学者の中で大槻教授ぐらいですね。この厚かましく恥知らずなニセ科学連中をマトモに非難しているのは。
ところが日頃『水からの伝言』を批判しているニセ科学批判をしている連中は、応援するどころか大槻教授の行為を批判している。
彼等にとっては(被害者が少ない)ニセ科学の子供だましの『水からの伝言』だけがニセ科学なのですよ。
もっと流行っているインチキのニセ科学は、自分達にとっては『ニセ科学ではない』として見て無ぬふりです。

近頃一番流行っているらしい江原啓之の守護霊だのオーラだののスピリチュアルカウンセラーの話ですが、
電話での子育てに悩める若い母親からの相談。
幼い子供が、自分たち大人には見えない『霊』や『死んだ人』などが見えて大変怖がって連日泣く。
如何も本当に『霊』が見えているらしいので、どの様に(霊などの見えないものが見える)この子を育てら良いかとの質問に対しての江原啓之の答えです。

若い母親に、『早くお子さんを病院に連れて行ってください。』
私は、いっぺんで彼が好きになりましたよ。
自身の日頃の言い分と正反対の、この何ともインチキ臭い好い加減さが、楽しいじゃ有りませんか。

半世紀以上も前の話ですが、
今では穏健になったが天理教は元々は拝んで病気を治す過激な新興宗教だった。
大家が天理教の地域の幹部らしく信者がよく拝んで貰いに訪れていた。(当時我が家は大家の母屋のはなれの物置小屋を借家して住んでいた)
有る若者が母親らしき人に連れられて定期的に通ってくるのですが、段々やせ細っていく。
病気が段々悪化してきているのですよ。
そしてとうとうこの若者は死んでしまう。
同じ頃に大家の子供が熱を出すが、拝むなんてことはせずに大急ぎで病院に連れて行った。
親父は『トンデモナイ奴だ。本当に自分が信じていたなら、(自分の信じるものの為には)子供の命を犠牲にする位でないといけない』と怒っていたが、うちの親父と大家の親父さん。
どちらの親父の方が正しいのだろうか。?
色々考えられるが、子供の立場からなら絶対に自分の父親より、適当でいい加減な大家の親父の方が良いですよ。
実の息子が言うのだから、これは間違いありません。

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