逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

誰でも成功するアベノミクス、1年前の白川日銀総裁1%発言の円安

2013年03月07日 | 政治

(1年前の2012年03月04日経済「逝きし世の面影」記事概要)
『日銀総裁のインフレ1%発言で「円安」に突入か』

日本銀行(白川方明総裁)は2月14日1%のインフレ目標の導入を決め金融緩和に踏み切った。
日銀は元々物価水準の『目安』を前年比上昇率で『2%以下、当面は1%』に設定していた。数値だけなら以前と全く同じ。
違いは今までは努力義務が無い『目安』だった。今回は言葉が『目途』。
日銀は『目途』(目標)の英訳に『ターゲット』を使わず、『ゴール』と訳して今まで否定していた『インフレ・ターゲット』と受け止められないよう気を配る。
日本語訳も『目標』(ターゲット)を否定して、『目途』(めど)を強調している。
英国など他国のインフレ・ターゲット導入は、インフレ抑制なので紙幣増刷ができない。
デフレ下の日本は名前は同じでもインフレ抑制では無くインフレ誘導なので一番安易な紙幣増刷が遠慮なくできる。
他国と日本の違いとは、世界で10億人が飢餓に苦しんでいる中で先進国が飽食による肥満に苦しんでる話に似ている。
人の基本的本能の食欲でダイエットが超難問で成功しないように、膨大な財政赤字を抱える国家にとってインフレ抑制は至難の業。
反対に日本のようなデフレ克服の紙幣増刷では財政赤字解消とインフレはセットなので成功は至って簡単。失敗したくても出来ない。
阿呆でも成功する。
市場はインフレ・ターゲットに敏感に反応。円相場は78円台から82円台に一直線の円安相場。
(ノーベル経済学賞のクルーグマンがわざわざ指摘するまでもなく)インフレ・ターゲットで日銀が紙幣を増刷すれば一石三鳥、膨大な税制赤字もデフレも円高も自動的に解消する。
今まで長い間、日本企業が苦しんでいた異常な円高は一体何が目的だったのだろう。

『資本主義制度の全般的危機』

資本主義全体が制度疲労を起こし末期症状で、数百年に一度の歴史的な転換点が迫っている。
ソブリン危機でギリシャのデフォルトが迫っているが、数千年前にギリシャで銀貨が創られて、今に続くマネーゲームが始まっている。
ギリシャ以前は小麦、羊などの必需品が『貨幣』(交換財)だったので貯蓄には限界があった。金銀など希少金属の『通貨』では無限大に蓄えることが可能になる。
アテナイの貨幣は銀98%の品質保証だったのでギリシャの『貨幣』には物理的な限界があった。
ローマ銀貨は98%から2%へと劇的に品質を落とし、実質的に通貨を無尽蔵に拡大したが、それでも製造原価の一定の限界があった。
今は紙幣の時代で『金』は完全に無限大になり人々の欲望も無限大で歯止めが無い。
ところが器である地球は有限である。
悪魔の碾き臼の新自由主義の無限大の欲望(金)の破綻は必然で危機は避けれない。

『日本資本主義の危機と右傾化』

80年前の世界恐慌で資本主義は全般的危機に見舞われ、日独伊など脆弱な資本主義国は非常手段としてファシズムが採用され一時的には成功するが国家自体が崩壊する。
ファシズムとは、資本主義の究極の搾取形態なのです。
今の日本がファシズム台頭の1930年代と似ている部分もあるが正反対の方が遥かに大きい。
昔とは大違いで日本人は世界で一番平和主義で人を殺せないのでファシズムになりようが無い。
橋下徹の言動はファシズムに似たハシズムと言われている。
小泉純一郎は二流政治家がタレントの真似をしたら『他と違う』と勘違いした市民から圧倒的な支持をうけた何とも阿呆臭い話。
橋下徹は二流タレントが政治家の真似をしたら矢張り『他と違う』と二匹目のドジョウがいた馬鹿馬鹿しい笑えない笑い話。

『日米の右傾化は胡散臭い』

米国は9・11で正気を失い対テロ戦争の自滅に走るが、日本も拉致事件で病的に右傾化・自滅にまっしぐら。
リビアやシリアのイスラム過激派武装勢力をアメリカなどが支援しているのですから9・11アルカイダ犯人説は余りにも怪し過ぎる。
もっと怪しいのは日本を右傾化させた北朝鮮の拉致事件。
米国は朝鮮戦争のトラウマがあり武力行使する考えが無い。
冷戦崩壊で極東地域から米軍の段階的撤退は避けれないが、対米従属しか無い売国的な自民党や官僚や政府は困る。
起死回生の妙案が拉致事件でのマスコミによる雪崩の様な北朝鮮バッシングの凄まじいキャンペーンによる緊張状態。
何年間も一番影響力があるがテレビのニュース枠は北朝鮮バッシングしか流さなかった。
アメリカ人が9・11で右傾化したように日本人は極度に右傾化。
北朝鮮は今でも戦争中で、日本人拉致は敵国の同盟国の後方攪乱程度の発想なのです。
米朝会談で朝鮮戦争の終結(北朝鮮承認)が解決したら核も拉致も即座に解決する。
米中韓など世界にとって、日本の従軍慰安婦や南京大虐殺否定の方が余程大きな問題で、拉致事件は30年も前に起きた被害者十数人の歴史上の小さな事件。
これで日本は11年も引っ張った。
30年前の北朝鮮の引き起こした日本人十数人の拉致事件と、70年前の日本の引き起こした数十万人の拉致や大虐殺と、どちらが世界的な大事件であるかは言うまでも無い。
FBIが国際手配している子供を拉致した日本人親は百人以上。ハーグ条約を批准していない日本は世界から見たら極めて重罪の拉致を放任している拉致大国で、人権無視の『発想』が根本的に違っている。

『今(去年2012年3月)の円安を報道しないマスコミ』

日銀の為替介入による『円安』はマスコミによって大きく報道されたがインフレ目標での『円安』はごく小さい扱い。
日銀にりよるインフレ・ターゲットでの『円安』は、余程都合が悪いのだろう。
『円』が急激に下がりだしたらマスコミは『ドルやギリシャ国債など欧州のユーロ危機が回避される見通しだから』と日銀のインフレ・ターゲットでの『円安』を否定。
真っ赤な嘘である。
欧州のソブリン危機ですが収まるどころか3月2日には米格付け会社(ムーディーズ)は、ギリシャの長期国債格付けを『Ca』から、最低ランクの『C』に引き下げる。
『C』は、通常はデフォルト(債務不履行)に陥っており、元利の回収見込みが極めて薄い債務のこと。

『悪魔の碾き臼だった新自由主義』

中曽根康弘から始まり20年前から本格的に導入された新自由主義の悲惨な結末は必然である。
経済が需要と供給、生産と消費の両輪で成り立っている事ぐらい、中学生程度の経済知識でも分る。
経済に手品は無い。
経済をサプライサイド(生産側)だけの問題と捉え、『徹底的に生産側を合理化して安くて良い物を作りさえすれば需要は自動的に付いて来る』は大間違い。
ユニクロ程度のミクロな個々の企業の経理か経営の視点である。(少数では儲かるが、他が真似ると全員が損をする)
生産コストの削減はマクロ経済(社会全体)では、結果が反対となる。
20年間も一生懸命にやった構造改革、リストラや賃下げ等の雇用条件の悪化や社会保障の縮小は、暮らしを直撃して『消費』を冷やし結果的に景気回復を妨げ、現在の膨大な『財政赤字』と『デフレ経済』と『超円高』の日本経済の三重苦を生んでいる。
ブッシュ政権がイラク進攻で『アメリカ軍はバクダット入城でイラク人から花束で迎えられる』と考えたのと五十歩百歩の自分勝手の能天気なお気楽さ。
悪魔の碾臼、新自由主義の詐欺的な真っ赤な嘘に日本の政府、財界、連合幹部など全員が騙される。

『原発安全神話と似た構造の経済神話』

『原発安全神話』は原発ペンタゴンの長年の努力の結果(世論誘導)だったが、同じ誤った世論誘導が経済問題でも起きていた。
ユーロ危機ですが『PiiGS が酷すぎるだけ』と矮小化しては駄目で、欧州共通通貨のユーロの危機なのです。
昔の様なギリシャ単独通貨ドラクマなら何分の一に通貨の大幅切り下げられる。
人口が1000万人程度で観光が一番の資源のギリシャ通貨が数分の1になれば割安感から世界から観光客が押し寄せ経済が回復すが、共通通貨ユーロなので出来ない。
ユーロの危機は、いわれているほど酷くなく実は米ドルの方が問題点が大きいのだが『目先を眩ます』目的であるとの指摘もあり、真実や先行きは不透明。

『米国が日本を秘密裏に仮想敵国扱い』

日本は68年前にアメリカに袋叩きされたトラウマで軍事的野心が全くないし憲法9条もある。軍事的な仮想敵国にはならない。
冷戦崩壊後、アメリカに軍事力で対抗出来る仮想敵国は世界から消滅する。
アルカイダは目くらましか猫だまし。
ソ連を失ったアメリカは、軍事の代わりに『経済』で仮想敵国を想定した可能性が高い。
150年前に当時の覇権国の大英帝国がGDP大国インドの経済を根本的に破壊して植民地化した19世紀の歴史と同一の経済行為の21世紀版である。
日本は長年軍事外交をアメリカに丸投げ。経済でも同じでアメリカ議会対日要望書を数年後に官僚達が一所懸命努力して実現する。
日本の国是である『対米従属』には明確な動機があった。
敗戦後の焼け野原復興の成功体験が『アメリカの言う通りで日本が繁栄する』との安易過ぎる妄想を生んだ。
君主論のニッコロ マキャベリの『国家は、自分の国益の為に行動する』との世界中で誰でも知っている原則に『アメリカだけ例外』と自分勝手に思い込む。

『日本の経済を意識的に破壊』

日本は『アメリカが悪いことをする筈がない』と勘違しているが、日本の戦後復興はアメリカの国益に叶ったから協力しただけ。
日本経済は第一義的には政府に責任があるが、アメリカに真正面から敵対して独自に立てた経済政策はほぼゼロ。
アメリカの政財界の言う通り忠実に行った結果が、今の閉塞状態である。
今とは大違いで、ジャパンバッシングも多少あったが仮想敵国ソ連がアメリカの脅威であった20年前まで、基本的に米国の言う通りで間違いなく日本は発展した。
ところがソ連崩壊以後は正反対になる。
日本政府の問題点ばかり目がいって、アメリカが旧ソ連に対してとっていた、あるいは150年前にイギリスがインドに対してとっていた『どうすれば対象国の経済を根本的に破壊できるか』との見地から、日本を見るようになった『不都合な現実』を見落としている可能性が高い。
そう思って、今の日本国の政治経済の数々の不思議を見れば全ての謎の答えが出てくる。
日本だけが冷戦崩壊後20年間もマイナス成長のデフレ経済に苦しむ。
しかももっと不思議なのは、それでも日本の『円』は史上最高のレベルの異常な高さ(経済の圧倒的な強さ)なのです。
通常は日本の『円』とは正反対に、その国の通貨が暴落する。
インフレ対策に有効な消費税増税ではデフレの日本では劇薬で、TPPや消費税増税で日本の経済の根本が破壊される。
(8千字を超える1年前の元記事を短く要約)



『安倍晋三シンドローム 別名、ピーピーひなどり病』

漫画中毒のネットウヨの『中国が悪い』に、それ程大きな間違いはないが死に至る恐ろしい安倍晋三症候群ですね。
『弱いのに強く見せざるをえないタカ、勇ましいことを口にしても、ピーピーひなどりみたいに鳴いているようにしか聞こえない。』ので別名、ピーピーひなどり病。
この『逝きし世の面影』ブログが主張している経済認識とネットウヨや安倍晋三の現状認識がほぼ一致している。
中国共産党が世界の『共通の敵』であるかは別として今の日本の若者たちの苦境は本物で怒らない方が間違っている。
ヒトモノカネ情報など全てが国境を超える悪魔の碾臼、新自由主義の跳梁跋扈で、大企業が世界を相手に競争しているのと同じで、一般労働者が無理やり中国などの為替関係で違いすぎる低賃金の労働者と競争させられている。
基本的に無茶苦茶。これでは生活が出来ない。
中国韓国に向かった怒る若者自体は何の不思議もない。基本的に正しいが悲しいかな社会科学の知識が不足しているので『中国共産党が敵だ』と思い込んだのですね。
真実のごく近くまで達しているのだが、右傾化で脳みそは空っぽで目は節穴。
口先ばかりが勇ましいが売国的な安倍晋三シンドロームである。

『安倍晋三の、崩壊した冷戦(ソ連封じ込め)の粗悪な二番煎じ(模造品)』

中国は宇宙遊泳に成功しているので、半世紀前の超大国ソ連に匹敵する軍事力はある。
半世紀前のソ連は陸軍や核やミサイルでは米軍に拮抗していたが海空の通常兵力では到底及ばす脆弱だった。
ソ連封じ込めの『永久に終わらない戦争』(冷戦)は残念ながら20年以上前に終わって影も形もない。
最後の冷戦の残滓として北朝鮮問題が残っているが安倍晋三は年がら年中救う会の青バッジを胸につけ冷戦復活を夢見ている。
冷戦時代、米国は経済的にソ連を完全に封じ込めていた。
紀元前のローマとカルタゴのポエニ戦争の昔から政治経済と軍事は一体不可分。
ヒトモノカネ情報が自由に国境を越える今は米中両国は経済的に不可分に結びつき、安倍晋三が望む中国封じ込めは夢のまた夢。
冷戦当時の対ソ軍事対決は見せかけで、米軍は日本の最前線である北海道には一兵も駐留させなかったし、自国のアラスカ州には核やミサイルを配備しない。
アメリカは剣道の名人の寸止めのように細心の注意を払っていた。
冷戦は本物の軍事対決では無かったのである。
アメリカにとっては冷戦を含むすべての『戦争』とは、日本の無駄に大きい箱物造りの公共事業と同じで、永久に終わらないことに最大の意味があったがレーガンが過激にやり過ぎてゲームオーバーで唐突に終わって仕舞う。
アメリカは建国以来常に仮想敵国を想定して超大国にのし上がった歴史的な経緯がある。
今の仮想敵国は力量不足のイラクでもイランでもない。ましてやもっと実力が無いローカルなアフガニスタンのタリバンや正体不明のアルカイダでもない。
No.1の超大国の仮想敵国は『何処の国が最適か』と考えれば、間違いなく20年前の冷戦崩壊当時の実力No.2の日本ですよ。
相手が中国でもアルカイダでも朝鮮でも誰でも良いが冷戦再復活は良い話で、日本以外の何処かを相手に冷戦を復活させれば日本が助かるが、所詮無理な願望でしょう。

『死んだ東西冷戦は二度と生き返らない』

日本の『中国封じ込め』ですが、米国の知日派(軍産複合体)の方針を自分勝手に忖度しているだけ。まったくの勘違いか、悲惨な思い違い。
日本が無駄に大きい箱物造りのゼネコンだけではない様にアメリカも軍産複合体だけではない。
そもそも経済制裁とか封じ込めとは、いじめや体罰と同じで彼我の圧倒的な力量差が絶対条件である。相手から報復されないから、安全だから可能なのです。
行うなら中国が弱かった20年前に行うべきだった。
今では日中は逆転しているのですよ。GDP値では拮抗しているが貿易量の総額では何倍も中国が上なのです。
日本が中国いじめや封じ込めを行っても力量差の関係で無理。封じ込めが成立しない。
田中宇が『中国と対立するなら露朝韓と組め』と言っているが、当然な主張でしょう。
多数派だから少数派を封じ込めることができるが、日本は中国だけではなくて周りの全ての国と揉めている。
これはもう、無茶苦茶です。
現状では、本当に日本国が行ったとしたら、それは『中国封じ込め』ではなく日本の『引きこもり』(鎖国?)にしかなりません。
そういえば日本の青少年の『引きこもり』ですが、世界では類似例が全くないので外国人には理解不能の不思議な現象らしい。
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100万人は脅威? (90式)
2013-03-06 23:21:42
「引きこもり」現象ですが、
この状態の人は100万人にのぼるらしいです。
ニートも入れたら更に多いでしょう。


どこの国にもプー太郎は居ますが、家に引きこもるという現象は多分日本特有だと思います。

Wikipedia参考だと、平均年齢は30代です。
今後、ニートや引きこもりを食わすために政府の負担は確実。これらは日本国の脅威なのでしょうか。
筋の悪い構図 (酔狂人)
2013-03-07 09:26:01
努力しておかしな方向に引っ張る連中がいるのですよね。

90式さん、観点は凄くいいと思いますが、構図の作り方があまりよくないことないですか。

>今後、ニートや引きこもりを食わすために政府の負担は確実。これらは日本国の脅威なのでしょうか。

この見立ては確かに正解でしょうが、そもそもこの政府は人を救わず、むしろ競争社会を煽り立てて弱者をニートや引きこもりに追い込みますから。あなたの見立てはどっちからというと弱者に厳しく、そういう構図を推進した連中側の視点に立っていると思いませんか?

そもそも「弱者をしごいたら壊れちゃいました」の世界ですよね。で、「あいつらが弱いのが悪い」のだと言い張っているに等しいですよね。

永久に救いのない解決不能の世界ですよね。強者が弱者を救わず、弱者が生き難い競争社会を作っておいて、その責任をそもそも解決能力のない弱者に求める。そんな強者側に立つあなたが弱者側に落ちてくることを私は望みます。で、「肉屋を支持した豚」とののしりたいですね。(もちろん、冗談ですよ。)

という感じで、あなたは正しいのですが、筋道の作り方があまりよろしくないですよ、と言いたかっただけです。
個人は弱いですからね。個人主義者ほど、社会のことを考えないと結局自分の身を守れなくなり、さらに社会を疲弊させて行きます。
追記 (90式)
2013-03-07 09:46:25
Wikipedia参考だと30代と書きましたが私の誤解でした、引きこもりは21歳程度です。


酔狂人さん、お返事ありがとうございます。
私の書き方が足りなかったのですが、私も自己責任論には反対です。
精神病や発達障害への理解の無い社会と、それを放置してきた政府も悪いと思います。
Unknown (JUNSKY)
2013-03-07 10:18:34
【gooブログ】は、1年前の記事を案内してくれる処が便利ですね。
他のブログサイトはどうかは知りませんが、【FC2ブログ】には無い機能のようです。

私もたまに使います。

リンク記事参照。
http://blog.goo.ne.jp/junsky/e/8372f57c3210bfbfd0a750c77e9b264c
全体主義とは究極の個人主義のこと。 (酔狂人)
2013-03-07 10:20:35
追記。
全体主義とは究極の個人主義ではないかと最近考えるようになりました。人のことを考える人間なら全体主義なんてありえませんよね。
全体主義国家における密告行動とか考えてみると国家権力と個人が直接結びつき、個人同士は分断されているように思うのですが。
全体主義か、ムラ社会か (りくにす)
2013-03-07 23:00:49
90式様、酔狂人様、はじめまして。
なんだか面白い(しかし気がめいる)話になってきたので、参加させてください。
この国の政府は競争社会を勝ち抜いてきた人ばかりで構成されておりますから、エリートに弱者への配慮を求めるのはそもそも間違っているのかもしれません。
このごろ儒教関係の本とかばかり漁っておりますが、朱子学→科挙官僚制度の社会体制が日本でも採用されて以来、(西洋化・近代化の装いで隠蔽されているが)競争社会がずっと続いているそうです(『朱子学化する近代日本』小倉紀蔵著)。だから誰もが国家に忠誠を尽くし、かつ同胞と競争する、という思考に慣らされてしまうのですね。
全体主義もとい究極の個人主義、競争社会から逃げる先といえば、浅学ゆえ同調圧力の強い「ムラ社会」しか知りません。与那覇潤氏のように「江戸時代が好き」と屈託なく言うつもりはありません。

究極の利己主義の表れとしての「博愛主義」もありうるでしょうが、その場合救う弱者と救わない人の線引きというものが行われると思います。どんな人でも救うセーフティーネットは宗教を母体にするものしかありえないような気がします。ところで引きこもりの平均年齢、21歳は若すぎる気がしますがどうなのでしょう。
引きこもりの平均年齢 (90式)
2013-03-08 00:41:59
引きこもりの平均年齢ですが、Wikipediaの資料を読み間違えてました。
正しくは家族会07年調査で30代でした。
つまらないミスで連投する事に成りましたがお許しください。

不登校の問題にしても、教育体制には批判が行かず、「個人の心理」の問題にされがちです。組織に甘く個人に厳しいこの風潮はなんとか成って欲しいが、まだ時間がかかりそうなのが残念です。
アホでも成功するアベノミクス (宗純)
2013-03-08 10:25:39
皆さんコメント有り難う御座います。

それにしても読者の誰一人も、この記事のメインである『アベノミクスは誰でも成功する』には言及しない。なんとも不思議な話である。
まあ書いている本人も、『アホでも成功するアベノミクス』にはブログ記事冒頭で触れているだけで、あとは日本や資本主義全般でアベノミクスに直接的には言及していない。
私が詳しくアベノミクスを解説しなかった理由は、ごく簡単で仕組みそのものが簡単だから。100%何の疑問も無いからですね。
まさに、誰がやっても間違いなくアベノミクスは成功するのです。
ところが護憲派の政治ブログで、私と同じ見解が皆無。ほぼゼロなのです。
新自由主義やTPPを批判している経済学者でも同じで、アベノミクスを批判している。その影響で護憲左派のブログは軒並み右にならえで批判している。
ノータリンの極右の主張だからと条件反射的に疑っているのですね。
困った話である。
政治は結果責任の世界であり、結果が良いものは正しいのです。
そしてアベノミクスの成功は(私も記事に書いたが)1年も前に証明されている、論争にならない既成事実ですよ。
誰も『アホでも成功するアベノミクス』にコメントしなかった理由が、100%の常識であるから『あえてコメントするまでもない』と考えたのであれば、喜ばしいが、
その逆の、『到底納得いかない』『疑わしい』であれば大問題。
果たして答えはいずれなのでしょう。

ファシズムが「国家』とか「民族』などをスローガンに掲げていたので『ファシズム=全体主義』との間違った印象操作が行われているが、これは悪質な与論誘導の典型です。
国家や民族(全体)を主張したのは、彼らが単に政治的に右翼だったからですよ。
右翼とは習性として必ず国家だの民族だのの『全体の大事さ』を強調するものなのですね。
だからといって、右翼を全体主義と呼ぶものは一人も居りません。

儒教(朱子学)は基本的に帝王学(君子の道徳)であり何よりも秩序を重んじる。
江戸幕府が公式学問に採用したのは当然な判断だった。儒教の異端である陽明学は道徳の実践を大事であるとしたので大塩平八郎の乱のようなことも時には起きてしまうが、朱子学では大震災時でも暴動も略奪も絶対に起きない絆社会が出来上がる。
宗教が世俗世界を支配していた欧米の政教分離原則が、逆の政治など世俗勢力が宗教を利用していた日本に導入されて、本来の意味を意味を知らないので『言葉の通りである』と解釈される。
これと同じで本場の中国では儒教は上に立つ君子が心得なければならない道徳なのですが、我が日本国は庶民を含む一般道徳とされる。だから日本では暴動も略奪も決して起きないのです。

日本独自の他に例がない『引きこもり』ですが、いつまでの大人になれないネットウヨの大量派生と同じ理由でしょう。
基本的に『大人になりたくない』『親離れしたくない』子供の思惑と、いつまでも子離れが出来ない『子供を手放したくない」親との不思議な共同作業で、ピーターパン症候群の一種ですね。
一人前の大人になりたくない。
独り立ちしたくないのですが、これは日米同盟にしがみつく今の日本国の姿とそっくり同じです。
アホでも成功するアベノミクス? (はじめてのコメント)
2013-03-08 13:14:39
いつも興味深くブログを読ませていただいております。
円高デフレを円安インフレにさえすれば経済はよくなるとは本当でしょうか。第一、経済というのは人々の思惑が入り乱れる複雑なものはず。エリートが何々すれば景気は良くなる。新自由主義を取り入れば景気は良くなる。今度は円安インフレ、公共事業の大盤振る舞いで景気は良くなる、と。そんな簡単ものでしょうか。
第二に、数%のインフレは問題なくて、今のデフレは問題が大有りだと。前の選挙では自民党から共産党まで、テレビも新聞でもデフレ脱却さえすれば景気は良くなるといっていましたたが、これも本当なのでしょうか。ここ20年デフレ(といってもほとんど安定した物価)で大人たちはインフレを忘れている。そして、インフレを知らない子供たちが大人になっている。みんなインフレの怖さを何とも思っていない。本当に数%のインフレになる保証はどこにもないし、結局予想もしない猛烈なインフレを引き起こし生活をズタズタに破滅するかもしれません。
もちろん、自分はアベノミクスが成功してほしいし、こんな心配は杞憂で終われば何よりですが。
管理人様、文章があまり整っていなくて申し訳ないです。これからも興味深い記事をよろしくお願いします。
猫でも○○でも成功するアベノミクス (宗純)
2013-03-08 14:32:22
はじめてのコメントさん、はじめまして。
良好なブログ環境の維持とコメント管理の必要から、当ブログでは匿名のコメントは不掲載とするローカルルールがあり『はじめてのコメント』では困るのです。次回の投稿時には何でも結構ですから個人が識別できるHNでのコメントを是非ともお願い致します。

アベノミクスですが当ブログのように『正しいのだ』と言い切っているブログは極少数。
というか護憲左派ではゼロですね。
手放しで新自由主義を賞賛していて、いつもの例なら大賛成するはずの自称マクロ経済学者の池田信夫さえ賛成していないのですよ。
今の日本が異常な円高とデフレに長年苦しんでいるのは誰でもが知っている話ですね。
通貨高とデフレ経済ですが、これらは『人々の思惑』とは無関係に、紙幣の無制限の大量発行(今のアベノミクス?)で簡単に解決する程度は、経済学の初歩の初歩の知識であり、なんの間違いも無いのですよ。
歴史的にも1930年代の大恐慌のデフレ経済からいち早く抜け出したスェーデン銀行や、最近ではユーロ危機の影響での投機筋のスイスフラン買いの高騰からの脱出で、スイス銀行が無制限の紙幣の大増刷で解決したのですから、アベノミクスの成功は論争にならない既成事実ですよ。
デフレも通貨高も、紙幣の大増刷で必ず解消されます。これはなんの疑問もない。
日本の場合には大問題だとされている膨大な公的債務も自動的に解消されることは、冷静に考えれば誰にでも簡単に理解出来ると思いますよ。
『前の選挙では自民党から共産党まで、テレビも新聞でもデフレ脱却さえすれば景気は良くなるといっていました』は間違いです。
輪転機をグルグル回してお札をすりまくると言っていたのはアホの安倍晋三だけなのです。
話は逆で『自民党から共産党まで』全員が例外なく20年間も今の『はじめてのコメント』さんと同じ事『本当に数%のインフレになる保証はどこにもないし、結局予想もしない猛烈なインフレを引き起こし生活をズタズタに破滅するかもしれません』と、言っていましたよ。
マルクスが150年前に資本主義経済では8年から10年周期で必ず景気が変動して、インフレとデフレが交互に繰り返す仕組みを科学的に解明する。
ところがですね、ケインズ政策というデフレの特効薬が発明された第二次世界大戦後の世界ではインフレしか起きていないのですよ。
その唯一の例外は日本国なのです。
デフレがバブルの副産物として起きたと日本では思われているが、日本のバブル程度の現象は世界から見れば年がら年中、何処かの国で必ず起きているのです。
バブル自体は不思議でないし、バブル崩壊はもっと不思議でない。
バブルは必ず崩壊するものなのです。
世界で日本だけが陥ったデフレですが、これはバブル崩壊が原因ではなくて、実は同じ時期に起きていた冷戦崩壊が原因であるとするのが、この記事の隠れたメインテーマなのです。
アメリカが密かに第二次冷戦(日本相手の経済戦争)を始めたのではないのか。
実際の戦争でも情報戦の占める割合は大きいが、実弾が飛ばない経済戦争での主戦場は情報宣伝戦がメインなのです。
そして軍事大国アメリカの最も得意とするのが、情報宣伝やよ論誘導などのプロパガンダなのです。
冷戦崩壊後の「新秩序」とアメリカの仮想敵国
2011年01月15日 | 軍事、外交
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/6c0f3f873e6f30a4141b8cade428fbaa
米国ソブリン危機(Xデー)を秋まで先送りで、止まらない円高
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/08a35f4d630df7f95428474264c1f44c
タイミング (ちくわ)
2013-03-08 16:25:27
その切り札を今まで切らなかった理由
そして今、切った理由はなんなのでしょうか?
やはり参院選?
福島県、3万8千人中で小児甲状腺癌3人発症の異常事態 (宗純)
2013-03-08 17:25:24
ちくわさん、コメント有り難う御座います。

日本の政治家や官僚が紙幣増刷の『切り札を今まで切らなかった理由』ですが、これは簡単で日本国のデフレ経済の斗掛けの相手がアメリカなので、わかっているが絶対に出来なかったのですよ。
日本で一番実力が有り、首相の椅子が目の前にあった小沢一郎がインチキ臭い疑獄事件で突然失脚して何年も刑事被告人になったが理由が不明。たぶん「日米安保は第七艦隊だけで良い』がアメリカの逆鱗に触れたのです。
政権交代で人気絶頂だった鳩山由紀夫の例もあるが、
米国防長官自ら世界一危険と折り紙をつけた普天間の基地の移転で首相の首が簡単に飛ぶのです。
普通の常識や判断力があれば、我が身が可愛ければ誰も怖くて口にできない。
『今、切った理由はなんなのでしょうか?』ですが、これは恐ろしい。
間違いなく、去年の年末に日本を取り巻く何かの条件が突然変わったのですよ。(と、アメリカが判断したのでしょう)
私が今考えているのは、
福島県、3万8千人中で小児甲状腺癌3人発症の異常事態
2013年02月20日 | 放射能と情報操作
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/753f9a2af3c886e73508a2ff3cae53c6
京大の小出助教は福島第一原発の被害者の保証は国家が破産しても足りないくらい膨大であると指摘しています。
半世紀前の日本国自身の行った試算でも、原発事故での日本の破産は確実なのです。
福島第一原発事故の損害額はいくらか、幻の半世紀前の政府試算
2011年07月12日 | 放射能と情報操作
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/7b4e313790b249e9575ec6f853d29e7c
世界第三位の経済大国である日本の破産はギリシャのデフォルトなどと比べられないくらい世界に影響するので、アベノミクスで一息つく余裕を日本に与える(情けをかける)のは当然な判断でしょう。
健康診断のあとで、女房が突然優しくなり今までは駄目だった高額の道楽品を買えると喜んでいる友人の友人の話とソックリで、これは縁起が悪すぎて到底喜べないのです。
おとなしくなんかない朱子学思想 (りくにす)
2013-03-08 22:21:24
宗純様へ
本来であれば朱子学を導入すると韓国のような競争社会になります。家族同士が競争するから絆社会にはなりません。また、朱子学社会の君子は臣下の諫言を容れてはじめて完全な君になるので、無前提に神聖不可侵な存在ではありません。
まだよく分からないのですが、江戸時代初期に林大学頭によって導入されたのは、看板こそ朱子学ですがたぶん別物です。本来なら建前上誰でも受けられる試験を行って人材登用を行い、このときの序列で人の待遇を決めるのが朱子学社会なのです。
江戸社会が本当の意味で朱子学化するのは18世紀末になってからです。明治維新後に人々が期待したのもすべての人が学問で身を立てられる朱子学社会でしたが、それは「神聖不可侵の天皇」と相容れないのでおかしな方向に流れてしまったのです。
今日の日本人がおとなしいのは朱子学のせいではなく、戦後教育(右よりの教育を含む)のせいと見るべきでしょう。ひところ話題だった「生きる力」とかはどうなったのでしょう。
『学問のすすめ』などに見られる平等主義みたいなものは、西洋由来のように見えますが実は隠れ朱子学だったらしい。そうやって競争社会を容認する風潮は残ったのに儒教的な道徳は忘れ去られ、日本のムラ社会的絆も忘れられて「自己責任」だけが残ったようです。

さて、この記事の本題に戻りますと、浜矩子氏の『グローバル恐慌』によると金銀本位制でないのにデフレになっているのは現代日本だけだそうですね。これを読んでからは単純に通貨の流通量を増やすだけで問題が解決するとは思えなくなりました。考えすぎでしょうか?
「隠れ基軸通貨・円」とデフレの関係がいまいちのみこめてません。再読しなくては。
情けをかける? (Saito)
2013-03-09 01:27:47
>世界第三位の経済大国である日本の破産は
>ギリシャのデフォルトなどと比べられないくらい
>世界に影響するので、アベノミクスで一息つく
>余裕を日本に与える(情けをかけ>る)のは
>当然な判断でしょう。

「情けをかける」なんて、ほんとでしょうか?国内的には、消費税増税のためと解釈していましたが、米国の意向で決まったインフレ誘導であるなら、米国にとって決定的な利益があるはずです。

円高は、「新帝国循環」による円売りドル買いで、買っても売れない米国債を日本が購入することで、米国の利益になっていると、どこかで読みました。それがどういう事情で変更されることになったのか。「世界に影響する」からなのでしょうが、もっと具体的にブログ主様の辛口分析を期待しています。
もののあわれと本居宣長の国学 (宗純)
2013-03-09 12:39:42
りくにすさん、コメント有り難う御座います。

元々の儒教の本場の中国の朱子学はこれこれなので、朱子学を公式学問として日本では、当然これこれなのだとの議論は無理があるでしょう。
元々の儒教なり仏教などは、日本に輸入した段階で大きく変化したのはみなさんご存知のとおり。
中国では儒教は宗教ですよ。
そもそもの根本の発想が原産地の中国と日本国内では完璧に違っているのです。
教義が儒教や仏教よりも明確なキリスト教なども日本国内では大きく変化する。
今の日本人の9割以上がキリスト教式の結婚式を行うのですが、キリスト教では婚姻は宗教の根幹部分をなすので、異教徒の結婚を教会であげる事を認めるなど、本来は無茶苦茶なのです。
もっと無茶苦茶なのはクリスチャンの大平正芳首相や麻生太郎が靖国神社を参拝したことでしょう。
一神教の信者としては最大の宗教犯罪であり無茶苦茶で言葉もない。
日本ですが朱子学よりも『日本とは何か』との答えでは、
ひたすら『日本的なもの』を捜し求めた『国学』の本居宣長の『もののあわれ』と『かんながらの道』の方がぴったりくるでしょう。
何しろ朱子学が150年前の江戸幕府公式学問であったように、宣長の国学の方は68年前の敗戦前までは天皇制の日本の公式学問だった。
ただし、加藤周一は『もののあわれ』や『かんながらの道』については、
『実は過去の日本に無かったし、もちろん現在にも無い。
多分将来の日本にも無いと予想される。』と指摘しているのです。
「日本人とは何か」加藤周一、周回遅れの吉本隆明
2012年03月21日 | 文化・歴史
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/59dc206c0b0c2aa0035a353156203aa6
そもそも我が日本国では今まで外から入ってきて、その『本質』を日本的に変質しなかったものは何も無い。
全ての外から入ってきた超越性は日本では通俗に変化し、深刻な根本的な対立点も曖昧になる。
日本の歴史に外から超越的な儒教や仏教が入ってきたが、日本的な超越的でない『かんながらの道』の伝統を、やはり根本的に変えることは無かったのです。

浜矩子さんですが、紙幣増刷によるインフレ発生の原理自体は経済学者として熟知しているのですが、『はじめてのコメント』さんと同じ事、
その他大勢と横並び、金太郎飴のごとく『自民党から共産党まで』全員が例外なく20年間も、言っていた、
『本当に数%のインフレになる保証はどこにもないし、結局予想もしない猛烈なインフレを引き起こし生活をズタズタに破滅するかもしれません』と、主張しているのですね。
これは何かが可笑しいと思いませんか。
不思議すぎるのです。
特に、浜矩子さんは『デフレになっているのは現代日本だけだ』との驚愕的な事実を正確に知っているのです。
今の日本ですが、他には全く例がない異常事態中の異常事態なのですよ。
論の前と後ろが困ったことに整合性が全くないのですよ。
この二つの事実から導かれる結論は、かなり恐ろしい。
経済学の基礎教育 (くまごろう)
2013-03-09 12:54:24
資本主義であろうが共産主義であろうが、現在の人間社会に於ける大きな決まり事である経済について、基本的なことは義務教育で教えるのが当然です。
しかし義務教育どころか大学の経済学部を出てさえ、基礎の柱が何本か欠けているのが日本における標準的な教育で、アベノミクスなどという造語が使われるのがその証明でしょう。
信用(紙幣)に基づく約束事の上でなされるのが経済であり、その約束事の上でケインズの理論の多くが正しいことは歴史が証明している筈なのですが、ケインズの理論に限らず、多くの理論がどのような「約束事」を想定して展開されているかという「基礎」に無頓着な人が多いので、判断の正確性が著しく低下する。
古典的な多くの、歴史の検証を経て「信用度の高い」経済理論は、今日のような変動相場制は想定していない。ある程度の期間はレートが固定であり、貨幣の発行は経済規模の拡大に伴って行われることを条件で考えられている。
ケインズのデフレ特効薬も、今日のような、瞬時に情報が世界を駆けめぐり、世界中をこれだけ大量の物資が行き交うことは想定されていなかったが、基本的な効用は変わりはなかった。
しかし変わった条件を利用、かつ積極的にルールを変えて利潤を求める存在が当然のように出る。そのきわめて分かりやすい例が禿鷹であり、先進国の人間に自覚が困難なのが、先進国です。
昔であれば資源を収奪して容易に利益か上がったが、そういう時代ではなくなり、多くの先進国は「無限の拡大再生産」を基本としてはやっていけなくなった。本来であればそこで新たなやり方を模索するべきですが、「日本」という特殊な先進国を利用することで持続してきました。
日本の特殊性とは、「国防と貨幣発行権が自国にない」という、国として致命的なことです。

貨幣価値は「供給量」と「発行元の信用度」で変わる。
EUとアメリカが供給を増やし続ける状況で、日本がそうしない(できない)のだから、円高になるのは必然です。
これが他国の悪意による円高ですが、必然の円高もあります。
日本の努力による、黒字によるのがそれで、経済収支が赤字の国のお金を黒字の国のお金に交換するのは、相場として当然の動きです。
日本の製品が当たり前に強いときはそれによって相場が変わっていく(円高)になるのは、当然の動きであり、ある程度のところでバランスがとれます。
しかし日本だけお金(正確には貨幣は発行できるが紙幣の発行がままならない)の供給量を増やせなかったので過剰な円高というアンバランスが続いてきました。
日本が更に自滅したのは、それに対抗して人件費と下請けコストをカットし、貿易黒字を維持したからで、デフレの理由の半分くらいはそれでしょう。
貿易収支が赤字であれば、正常な為替の動きとしては当然円売りになり、通貨発行の大義名分にもなる。
赤字は悪という思い込みが強すぎた日本人は、せっせと働いてアメリカに貢いできた。

今回の円安をアメリカが許したは、「死んでしまうかも?」と思ったか、消費増税、TPPなどの思惑の結果でしょうか。
TPPに関する情報は、アメリカの経済支配者は自由にアクセスできるが、議員には制限されているという話を聞きました。これはもう禿鷹どころではない、怪獣とか宇宙人並のものが襲いかかってくるということで、そうなったら世界経済がどうの議論する余裕などなくなり、奴隷身分から脱することを目標にすることになる。
参院選までは好景気で固いでしょうね。
神様と邪神を見分ける目を持つには。 (酔狂人)
2013-03-09 13:23:05
りにくす様

>この国の政府は競争社会を勝ち抜いてきた人ばかりで構成されておりますから、エリートに弱者への配慮を求めるのはそもそも間違っているのかもしれません。

いや、それが弱者にも配慮されているエリートの方々もそれなりにいらっしゃるのです。
そういう人たちが頑張ってくださるから何とかこの社会が回っているのだと思います。
流石に人間ですので完全無欠の神様はいらっしゃいませんが分野ごとに頑張っていらっしゃる方がいるのです。持っている力をろくでもない方向に使う邪神と、まともな方向に努力されている方々を庶民は見分ける目を持つべきです。邪神が力を持てば世が乱れます。

ただ、出来る人々の声は中々庶民には理解できないのです。
例えば、原発事故収束で努力されている田中三彦さん。
http://www.ustream.tv/recorded/29748918
少々音声が聞き取りづらいですが、聞くと大体の事故の経緯や処理の過程が分かると思います。
しかし、折角いわゆる設計者という原発の神様が分かりやすくお話して下さっても、聞く人がいなければ彼の力が生きてこないですよね。
そこで宗教で言うところの巫女や神官といった人たちが神様の言葉を分かりやすく広めていく行動がないとそこで終わってしまいます。田中氏は、十分分かり易い言葉で語っているのですが、それでも一般の人は興味がなかったり、理解できないのです。

経済の話でも
http://www.youtube.com/watch?v=i97su_sgVXc
小野善康 大阪大学 社会経済研究所 所長・教授 2010.7.15
これを聞くと今の経済問題が素人にもかなり理解できるはずですが、現時点で視聴者数2500弱であり、折角良いお話をされているのに全く拡散できていません。

また、以前私が投稿した中で
「まともなことをやっているならデータを隠す必要はないのですよね。むしろ堂々と俺はこれだけの仕事をやったと胸を張ればいい。」
と書いたものがありましたが
http://www.youtube.com/watch?v=2JLSIrfLq4w
「公文書管理法」 瀬畑源 一橋大学大学院特任講師 2012.4.12
この方の話を聞いていればこそ出てきた話です。
このようにまともな方向に頑張っている方々がいらっしゃるのです。
だから、希望を捨てる必要はなく、むしろ、われわれ庶民がきちんと見分ける目を持てるようになることが重要で、まともな筋道を作れそうな人を支持することが重要と考えます。
自分でまともな筋道が作れる人はある意味強者であります。庶民全員がそうなれるわけがないのです。だから、凡人は見分けることと、まともな人を支持することが重要になるのです。
邪神に騙されて、邪神を支えて自分の首を絞める愚かな行為は、人まで巻き込む最悪な行為になります。

例えば、霊感商法ってありますよね。
あれなんてやっている当人が邪神や悪霊の類ですよね。
もっとも、世の中には騙されたい、そうしたものを信じたい人もいるから、その需要に応えただけということも出来ますよね。
ですが、そういうのが勢いづいたらどういう世の中が出来てくるか考えてみてください。
朝青龍の荒業、恐怖の吊り落とし (宗純)
2013-03-09 16:38:28
Saitoさん、コメント有り難う御座います。

『消費税増税のため』との解釈が、この場合に一番正しい可能性がありますね。
第二の敗戦だった福島第一原発事故、3回目の敗戦確実なTPP
2013年03月04日 | 政治
へのコメント、
2014年の消費税増税の可否 (宗純)
2013-03-08 13:00:25
皆さんコメント有り難う御座います。

野田佳彦の民主党政権と自民公明両党との談合で決まった来年の消費税増税ですが、自動的に2014年から増税になるのではなくて『景気の動向次第』との付帯条件が付いているのですね。
日本の経済指数が悪すぎると消費税の増税は見送られるのです。
ところが、この判断時期が今年の9月時点なのです。
具体的な景気動向の指数は4月から5月程度ではないかと思われるのですよ。
今、アベノミクスで円安と株高、長期金利は0・6%以下に下がり経済は絶好調なのです。
今後の数ヶ月間の短いあいだに何かのとんでもない大事故大事件がないと、今年7月の参議院選挙でも去年の衆議院につづき自民党大勝利は、100%確実なのです。
何も起きなければ今年9月に最終決定の消費税増税も100%確実です。
それなら日本経済の崩壊もまた、100%間違いなく確実で、日本全土は敗戦の焼け野原ですね。

安倍晋三が今年7月参議院で大勝利すると間違いなく国政選挙は3年先の二〇一六年9月までありません。
安倍晋三はフリーハンドで誰にも邪魔されずにやりたい放題が可能なのですから、靖国公式参拝は確実です。
それなら猛烈な中国や韓国の反発が確実なのですよ。この場合にはアメリカのオバマが中国の肩を持つことが予想されます。日本経済は凄まじいことになりますよ。
今のアベノミクスによる株高ですが、モンゴル人の暴れん坊横綱朝青龍が一時はライバルだった大関の琴光喜に対して、一旦持ち上げてから土俵に叩きつける吊り落としの荒業で震え上がらせた話に似ていますね。
普通に投げ飛ばすよりも何倍のダメージが大きいのですよ。二度と歯向かわないようにダメを押しているのです
菅直人の経済ブレーンだった小野善康 (宗純)
2013-03-09 16:53:40
酔狂人さん、それは駄目です。
いくらなんでも小野善康大阪大学教授の経済の話を紹介するとは私に喧嘩を売っているのと同じですよ。
新自由主義を心底信じているお馬鹿の池田信夫の主張を宣伝するよりも二〇〇〇〇%は悪質というか、腹が立つ。
菅直人が民主党大勝利間違いなしの2010年の参議院選挙で消費税一〇%増税のオウンゴールの大失敗をした、摩訶不思議な原因と言うか張本人こそ、この小野善康ですよ。
小野善康が、意識して行ったのであれば大悪党であり、意識していなくて本気で信じていたのであれば救い難い大馬鹿者。
この二つのうちの、いずれか一つですよ。
デフレ経済下で増え続けるマネタリーベース
2010年09月12日 | 経済
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/bc4deba063caca5173e89f2a9ad39b34
(続)デフレ経済下で増え続けるマネタリーベース
2010年09月16日 | 経済
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/0b5a8431d164d047e58eb9560a7f9eac
すみません。見ておりませんでした。 (酔狂人)
2013-03-09 17:12:09
すみません。
古い記事は読んでおりませんでした。
ちょっと考えてみます。
(結論が出ないかも知れませんが。)

消費税増税論者だったのですね。 (酔狂人)
2013-03-09 17:33:37
うわ~、この人消費税増税論者だったのですね。
やられました。浅学をお笑いください。

その一方で
醍醐聰のブログ
http://sdaigo.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-a8b2.htm
菅直人首相に対してl
>「首相には、増税よりも、雇用を生み出すことが最も重要と何度も申し上げた」と説明。

とも表明されているのですよね。
二枚舌ですか。
消費が足りない国で贅沢品以外の消費税まで上げれば確実に可処分所得を減らし、消費を減らしますよね。
というわけで、参りました。
醜態を演じてしまいましたが。 (酔狂人)
2013-03-09 17:54:14
今回、醜態を演じてしまいましたが、このように専門外の領域を素人が扱うと結構危険なのですよね。
しかも、動画を観ていると実にいいことを並べ立てている。
宗純様のように疑って掛かってみているとそうでもないのでしょうが、何も頭にない状態でカウンター意見があることを知らずに、これを観たらどうなるかといえば、結構信者になる可能性が高いですよ。で、信用したら消費税増税論者だったというお話。
原発の問題でもそうですが、まさに専門家が良心を持たなかった場合どうなるか?を自分の醜態で実感した次第です。
インフレターゲットの落とし穴 (宗純)
2013-03-09 17:59:49
酔狂人さん、経済の記事にはコメント数が少ないのですよ。上に掲げた昔の記事へのコメントは大歓迎です。

ユニクロ経済学で有名な浜矩子さんですが、
『本当に数%のインフレになる保証はどこにもないし、結局予想もしない猛烈なインフレを引き起こし生活をズタズタに破滅するかもしれません』と、インフレターゲット論を批判しているのですね。
そして、これ自体は間違いではなくて『正しい』のです。
今の実体経済のデフレの原因は、需要と供給の乖離であり日本のGDPの1割程度の50兆円ほどの需給バランスの問題で、
王道としては、庶民の所得を増やすとか福祉に力を入れて、個人需要を喚起するのが正しいのです。
以前のインフレターゲットと今のアベノミクスは中身がまったく同一で邪道というか覇道なのですね。
ただしデフレは解消して、必ずインフレにはなります。この事実は去年の日銀総裁の1%発言で証明されている。
マネタリーベースはバブル崩壊後にデフレ期間中に日本では3倍増しているのですが全く消費者物価指数には影響していない。言葉を変えるとデフレ経済への影響がない範囲で日銀が紙幣を印刷していたのです。
日銀券ですが三倍増ではなくて無制限にすれば確実に通貨安とインフレとが加速する。
今の日本の一〇〇〇兆円近い公的債務も政府紙幣で帳消しとなります。
意味は国家による合法的な借金の踏み倒しですね。

お金の使い方の問題。 (酔狂人)
2013-03-09 19:33:13
>王道としては、庶民の所得を増やすとか福祉に力を入れて、個人需要を喚起するのが正しいのです。

全く仰るとおりだと思うのですが、誰が使い道を決めているのですか?

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MGLHAA6JIJVE01.html
野村証券と岩田一政・元日本銀行副総裁によれば、安倍首相が総裁を務める自民党は50兆円に上る公算の大きい外債を購入するファンドの設置を検討を表明。
(引用ここまで。)

上記のような話もありますし。
皮肉だったんですね。 (Saito)
2013-03-10 02:11:29
ブログ主様の皮肉「情けをかける」をまじに受け止めてしまって、すいません(笑)。

でも、笑っている場合じゃないですね:

>普通に投げ飛ばすよりも何倍のダメージが大きいの
>ですよ。二度と歯向かわないようにダメを押している
>のです。

ということは、消費税増税も、財務省の陰謀などという
程度の話じゃないわけか。。。しかし、日本が潰れても、
あちらにどういう得があるのでしょう?こんなに貢いで
くれる国って他に絶対ないですけど。
お久しぶりです (R.J)
2013-03-10 04:46:55
>王道としては、庶民の所得を増やすとか福祉に力を入れて、個人需要を喚起するのが正しいのです。

自民党は生活保護給付を引き下げる方向ですけれど、社会福祉政策としても経済政策としても、最低・最悪です。

生活保護自体、補足率が20%くらいしかないと言われているのに。

それから、今度のアベノミクスが成功するという記事ですが、これは日本国民にとっても成功なのでしょうか。

円安効果で外需をとりつけやすくなるという効果なら、小泉時代の「実感なき景気回復」と同じになるのではないかと考えます。
科学の一分野としての経済学 (宗純)
2013-03-12 16:41:02
みなさんコメント有り難う御座います。

返事のコメントを書くに当たり今までのコメントやら記事を読み返して重複しないようにしているので、これだけ長くなると大変な労力です。
記事も長いがコメントも長い。
しかも読者のコメントまでも長いのですから凄まじいことになっています。
そろそろ返事のコメントは、別立ての記事にしたいと思います。
科学では一つの事柄に対して、最初は色々な仮説が考えられるのですが、検証作業を経て段々と議論が収束していって最後には一つの仮説に辿り着き定説、原理原則が確立する。
経済学も科学の一分野である限りは全く同じで、最初は色々な種々雑多な仮説が考えれれるが、最後はやっぱり一つの真理に到達する筈であるのですが、対象が社会全体でありとんでもなく大きい。
しかも結果が出るまでは何年とか何十年単位の時間がかかってしまうのです。
しかもミルトン・フリードマンがチリのクーデターでアジェンデ政権を倒したピノチェトに新自由主義を押し付けて一時的には経済が上向いた例のように、短期では成功しても長期では大失敗とか、
浜矩子さんが有名なユニクロ経済学で説明しているように『少数が行えば必ず成功するが、他が真似て多数が行えば全員が儲からなくて大失敗する』。
単純構造の自然科学とは大違いで、巨大な社会全体を扱う社会科学の経済学では、短期と長期、部分と全体では答えが正反対になるなどの現象は、普通に起きるのですね。
悪魔の碾臼新自由主義で我が日本国は悲惨な状態になったのは明らかな事実ですが、
同じ新自由主義がお隣の中国を短いあいだに世界第二の経済大国に押し上げたのもまた明らかな事実ですよ。
世界的な新自由主義の大活躍が無ければ今の中国の躍進は起きていないのは確実なのです。
何れ程恐ろしいものでも経済では反対から見れば逆に素晴らしい効果があるのですね。
アベノミクスでも同じことが言えて円高と株安と膨大な公的債務が輪転機をグルグル回すだけでアホでも簡単に解決するのですから恐ろしい。

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