逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

「二大政党に埋没」しない為に80削減に賛成すべし

2010年08月14日 | 政治

マスコミがそろって「二大政党」と「政権交代」を持ち上げ、財政均衡のための経費削減を叫び『国会議員自らが手本を示せ』と各新聞が社説で国会議員削減論を言っている。
民主党菅直人首相は参議院全国区40議席減、衆議院比例区80削減で比例100議席小選挙区制300議席の400議席を打ち出して、これに呼応する野党第一党自民党との協議を呼びかけている。

『可也危険な政治情勢と社共の実力』

マスコミは全て賛成しているし政党でも自民党民主党などは賛成しているし、国民の各層でも一定程度の賛成があるのですよ。
反対している社共など護憲勢力ですが、幾多正論を掲げても今や両党とも一ケタ台の弱小勢力で政局に影響を与えられないでいる。
ここで比例区が縮小すれば第三党以下の少数派の意見は完全に国会から閉め出されてしまうことは目に見えている。
しかし断固反対して止めるだけの力量が果たして今の護憲派にあるのだろうか。ここは、根本的に戦術や考え方を改めるべき時(最終段階)に来ています。
今の社会の潮流に真っ向から逆らって勝てる力量がそもそも共産党にも社民党にも無いのですよ。
自分より遥かに強い巨人ゴリアテに向かって真っ向から力勝負を挑んでも力比べ(国会での多数決の)なら到底勝てるはずがない。
『国会議員を減らすべき』とのマスコミの論調は『間違いである』として反論していれは、このままでは相手の術数に嵌まり込み、みすみす負けるのは火を見るより明らかです。
ここは80議席減に賛成して比例区100議席に賛成する『政治的(戦略的)な判断』が社共の執行部には求められるでしょう。

『小選挙区比例併用制への転換こそが筋』

世が太平なら、慣例重視、前例踏襲で済ますことが出来るので、国会議員などの政治家はそもそも一人も必要ではなく、決まったことを忠実に守る事が使命の優秀な官僚組織さえあれば事足りるのである。
ところが今の日本国ですが、今までのことを繰り返していては生残れない転換点に差し掛かっていることは万人が認めている事実である。
そして日本国の進路を決めれるのは『国会』(議員)以外には無い。
国会議員の質が低くて、しかも仕事を真面目にしていないので『削減するべし』との今の日本のマスコミ論調や自民民主の発言ですが、普通に考えれば質が低くて無能な議員が多いのであれば、『減らす』ではなく、質の低さを量でカバーする為に『大幅に増やす』のが正しい問題の解決方法である。
考え方が根本から間違っている。
『他国に比べれば多い』との意見は、外国は米国しか無いと思っているからで、欧州基準なら何分の一の少なさなのです。
日本よりも若干国会議員数が少ない米国ですが、少ないのは軍事や外交をつかさどる連邦議会の議員数であり、普通の市民生活に関係する内政のほとんどは、強力な立法権の有る州政府が握っているし州政府には其々独自の上下両院の州議会の設置しているのですし、
そもそも地方自治が徹底していて市長どころか警察の署長や裁判官検事から検死官、果ては野犬の捕獲員までの公権力を行使する立場の役職は選挙で45万人も選んでいる。
日本のように公安委員や教育委員のように本来公選制のものまでが任命制の国とは根本的に違っている。

『多勢に無勢の負け戦、相手の力を利用する作戦』

共産党社民党ですが、比例議員削減に反対しているだけでは芸が無さすぎる。
マスコミは全て削減に賛成しているのですよ。これでは主張がいくら正しくとも多勢に無勢で勝てないことに早く気が付くべきでしょう。
今のままでは単なる改革を嫌う『既得権益の擁護者』であるとのマスコミの悪質な印象操作にまんまとはめられる危険が大きすぎる、
現行の選挙制度では決定的に少数党が不利で、第一党が得するように出来ているのですが、忍びがたきを忍び耐えがたきを耐えて、当面は80議席削減にとりあえず賛成して、その代わりに今の小選挙区並立制ではなくドイツの採用しているより民主的な併用性にするべきであると、世論を誘導するべきなのです。
ドイツ式の小選挙区併用制なら比例定数100議席小選挙区300議席なら議員は小選挙区で選ぶが当選議席数は比例で選ぶ(調整する)のです。
例えば全議席数が400なら小選挙区では当選者がゼロでも、共産党の得票が7%なら議席は400×0・07で28議席、社民党が4%の得票なら400×0・04で16議席が比例区から与えられる死票が全く生まれない民主的な選挙制度なのです。
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良論 (愚樵)
2010-08-13 18:53:14
先に断わっておきますが、私は社民共産、特に共産はキライです。

キライですけど、ないよりはあった方がよいと思っている。なくてはならないとまでは思いませんが、ね。キライなものも一定数存在する方が健全だと思う。

だから、面影さんの意見には賛成。社民共産は定数削減に基本的に合意し、条件闘争をすべし。これは正論、いや、良論、というべきでしょう。

良論の意味は、“キライだけどあった方がよい、健全”と言ったのとほぼ同じと捉えてもらえばよいかと思います。社民共産にとって、議員削減に賛成することはとても正論とは認められないでしょう。それはいいんですが、正論の他にも良論が存在することを認めなければならない。そして、取るべきは良論なのです。

まあ、しかし、正論を保留して良論に与することが出来るか、私はできない方に賭けます。要するに彼らはそういう「人種」なのです。彼らのとっては“私は正しい”が全て。彼らの正論が容れられなければ、容れない側が間違えていると断ずる。そうすることで“私は正しい”を守る。

私は最後の最後まで、“私は正しい”の枠から出られないだろうと予想します。
比例定数削減には反対です。 (東西南北)
2010-08-14 05:32:06
 どうもお久しぶりです。

 今、他の記事も読んでみました。共産党の敗北原因の基本と特徴にソ連崩壊以後の日本共産党自身の共産主義・社会主主義思想の見直しの「怠慢」・「不徹底」と韓国の軍艦沈没事件を挙げているのはあっていると思います。

 なお、政党助成金の受け取りについては無党派層にアピールする日本共産党の勝利の原因であって敗北の原因ではないと思います。まさに、公務員攻撃の国民感情にも合致しますので、真っ先に削減・廃止を訴えるべきと思います。政党助成金を受け取らないことは敗北原因ではありません。

 党内の財政問題でいいうなら供託金没収の選挙区を完全に無くすような方針を徹底すべきです。供託金は国家の没収されますので、玉砕作戦であり、敵に塩と同じになるし、党内の財政基盤を掘り崩していきます。供託金没収ラインを確実に超える程度の得票を実現できるような常日頃の活動を地道に行い、そちらの活動へ没収される資金を投入する方が合理的です。

 さて、前置きが長くなりましたが、比例定数削減には反対です。ただし、条件を付けて議員定数を削減する「議論」をすることには賛成です。改憲手続法のように議論自体をする必要がない、そんな議論をするならキャリア官僚の天下り実態と全面禁止の議論に集中した方がよいし、社会保障・税制など他にも議論することは山ほどあるという態度ではありません。あくまでも「議論」はしよう、と。問題は、議論の中身です。

 その条件とは、国民の民意が議会に正確に反省する比例区の削減ではなく、民意を歪める小選挙区を削減し、参議院と同じ中選挙区へ戻しながら並立制を併用制とすることです。同時に、参議院においても中選挙区における1票の格差是正措置と併用制の導入、中選挙区での議員定数削減を同時進行させるという方向へ議論を展開してみることです。面影さんの眼目は民意を最大限に反映させる併用制の導入なので、東西の案でも大丈夫な筈です。

 要は、比例定数削減に賛成することは民主主義の原則への重大な誤りなので、これに賛成しない原則を守りながらも面影さんのような人の意見を反映させる柔軟性を示せば東西の案になるはずですが、面影さんも言うように議員定数削減自体が、そもそも国民が議会へ進出し、積極的に民主主義を取り戻していく根本原則に反する方向なので、議員定数削減を自らが積極的に提案するのは駄目だと思います。


 

 
1936年に死んだベンジャミン ( 逝きし世の面影)
2010-08-14 11:36:07
愚樵さんコメント有難う御座います。

今から74年前の1936年といえば第一次世界大戦のバブル景気がはじけて世界的に今の日本のようなデフレ経済が進行していた不況の時代なのですが、
この年に動物園で最後のフクロオオカミ(タスマニアタイガー)の一頭が死に絶えるのです。
愛称は(オス名前の)「ベンジャミン」と呼ばれるいたのですが死んでから調べたら何とメスだったのですよ。
野生の最後の1頭は6年前の1930年にすでに殺されていた。
オーストラリアがそれまでの懸賞金をかけて害獣として駆除していたのを180度方向転換して、かけがえのない貴重な動物であることに気がつきフクロオオカミの保護区を設定するのは絶滅二年後の1938年の事なのですが、時すでに遅し。
この最後の1頭の「ベンジャミン」ですが映像として残っておりネットでも『動画』今でも見れますが、大英博物館の最後の日本狼(絶滅年1905年明治38年)のように写真とか剥製とは違い実際に生きていた時の姿が再現されるのは、・・・・
見ていると何とも表現が出来ないほど辛く悲しい。一言で表現すれば『さびしい』でしょうか。
今の社共両党ですが、今眺めている日本の政治情勢はこのベンジャミンの最後に近いのですよ。このままでは必ず滅びます。
日本狼やタスマニアタイガーのように貴重な存在でなくとも山ビルとかハブやマムシのような誰からも嫌われているものでも、最後の一匹が死に絶える時には矢張り、この世界は少し寂しくなる。
例え害獣でも何かが絶滅するとは世界が寂しくなり矢張り悲しいのですよ。
ましてや日本から社共がなくなれば悲しいどころではなく、とんでもなく悲惨なことになるかも知れないのです。
負け戦のいやな予感 ( 逝きし世の面影)
2010-08-14 11:56:48
東西南北さんコメント有難う御座います。

生まれた時から有るものは、これからも変わらずあり続けると思いがちですが、実はそうではないのです。
高齢の親が死ぬのは当たり前のですが、それでも子供達にしてみれば『死ぬのだ』とは思わない。何となく(自分にとって都合の良いように)これからも生き続ける見たいな甘い考えになるのですね。
今の政治情勢ですが、これは厳しいですよ。
危険な水準に達しています。
今の共産党や社民党の行っているような『小選挙区制反対、比例定数削減反対』はその主張がいくら正しくても多勢に無勢で勝てない。
安倍晋三の行った教育基本法の破壊の顛末を護憲左派は忘れるべきではないのですよ。

いくら貴重なかけがえのないものでも失われる時は一瞬であるのです。
そしてこの戦いが『負け戦』に近い非常に困難なものであることに今の共産党指導部は気が付いていないのですよ。
沖縄選挙区で10万票以上無ければ当選出来ないのに独自候補を立てて3万程度で落選する愚は避けなければならないでしょう。
『正義は一つ』『正しいものは正しい』として最良のものを要求しても無理な時は、一歩後退しても『少しだけ良い』程度でも満足するのが政治的な判断であると思います。
いやはや (愚樵)
2010-08-14 14:50:31
・面影さん

共産社民を絶滅したタスマニアタイガーに喩えるとは。面影さんの愛の深さに脱帽です(笑)

が、それほど心配は要らないかと。社民党や共産党といった政党が絶滅したとしても、そのDNAがなくなるわけではないでしょうから。選挙制度の改悪(とは私は必ずしも思ってませんが)で政党が消滅したとしても、そのDNAが世に必要とされるなら違った姿形でで現れてくる。その点、もう二度と復活することのないタスマニアタイガーとは違います。

・東西南北さん

お久しぶりです。

>要は、比例定数削減に賛成することは民主主義の原則への重大な誤りなので、

なぜそう言いきれるのか、私にはよくわかりません。選挙制度も民主主義の手続きに従って定められる。天皇「陛下」の「勅令」によって定められるのではないのです。

東西さんは民主主義の原則を実に簡単に定義なさっているようですが、民主主義社会の構成員すべてが合意する「民主主義の原則」とやらは、いまだ見出されていません。

民意を正確に繁栄させるのが民主主義というならば、代議員を選出しない直接民主主義を推薦すべき。そして、そう考えるなら、共産党の民主集中制など、いの一番に民主主義の原則から反していると指弾されねばならない。

要は、東西さんが考える原則に民主主義の原則という名を付けて、押しつけているだけのことでしかありません。
愚樵さん、駄目ですよ。 ( 逝きし世の面影)
2010-08-14 17:10:42
この記事ですが、色々記事自体にも問題があるのですから、なるべく纏まる方向で話を進めてもらわないと・・・・
それでは問題が混乱するばかりですよ。
メスだったのに死ぬまでオスだと思われていたフクロオオカミのベンジャミンの悲劇なんか、何とも教訓めいた話だと思いませんか。?
このタスマニアタイガーは生きている時には殺すことに懸賞金まで出ていたのですよ。
ところが突然全ては失われてしまうのです。(とんでもなく気を使ってコメントしているとは思いませんか?)

民主主義の原則と共産党の民主集中制の話は近々別に記事を上げたいと思いますので今回コメントはは止めて起きましょう。皆さんそのときにはコメントを御願いいたします。
愚礁さんへ。 (東西南北)
2010-08-15 01:36:09
 お久しぶりです。一言だけ。

 民主主義とは国政の最終決定権が世界各国の民族と国民一人ひとりにあるという原則であり、法の下に世界各国の民族と国民は人類として平等であるという科学の真理なのであり、合意があるとかないとかの次元の問題ではないのです。これが立憲民主主義の基本です。

 その上で、愚礁さんのいうように議会制民主主義を議会主義、つまり議会主権ではなく、世界各国の議会は自国の国民、民族一人一人に丁寧に議論を提示する審議機関へ民主的に変革していく必要があります。つまり、議会とは国民の合意形成を図る審議機関であり、国政の最終決定権の実質は世界各国の国民と民族にあるとするのが科学的で正しい民主主義なのです。

 したがって、丁寧な世論調査と慎重な議会での徹底審議、議会審議の透明化、報道の徹底などが当面、必要なのであり、最終的には住民投票制度のような国民投票制度へ帰結していくという軌道が社会科学の理論的予見です。その場合にも議会は審議機関として一層の民主的運営が実現するのであって、直接民主主義といえば議会不要などとする思い込みの民主主義論ではないのです。

 世界各国は世界各国の民族、国民のものであるので、民族自決権、国民主権と法の下の平等は東西の押し付けではないということです。これは社会科学ですので教育を徹底しなければならないと思います。
面影さんへ。 (東西南北)
2010-08-15 01:49:26
 比例定数削減を積極的に提唱しながら併用性の導入を、などというのは自殺行為で、そんなことをしても日本共産党が伸びる保障などどこにもありません。したがって、原則を貫きながらも柔軟に民意を反映させる議会改革を提起していく必要があります。

 生活が苦しくなっているにもかかわらず民意を反映せず庶民増税したり不安定雇用が増えたり、社会保障が縮小していくことに国民は怒っているのでって、何も議員定数を削減しないことに怒っているのではないと東西は思います。ここに本質があります。

 議会情勢ですが、公明党、みんなの党、共産党、社民党、自民党の一部、民主党の一部も比例区での削減は反対ですし、自民党と民主党で比例区削減で一致するなら別に選挙制度だけの問題ではありません。すべての法案、予算案・条約案は通過します。

 したがって、今、日本共産党が存在意義を示すなら、国民の生活向上を実現するような主張と運動を議会と草の根でがんばる政党を増やして議会を国民の手に取り戻していく議会改革こそ必要だと訴える道理を尽くすことだと思います。

 その時に、やはり反共主義に対してどのような思想・理論的な説明をするか、が日本共産党の場合、独自の問題としてあります。日本共産党について敗北原因は運動論、政策論ではなく、社会主義・共産主義思想・理論の内容、中身のレベルなのです。
いやいや、すみません(苦笑) (愚樵)
2010-08-15 06:21:34
私の“私は正しい”が全てという主張を裏付けるのにもってこいの人材が現れましたのでね、少し悪のりしてみました。わはは。

それにしても、東西さんのお答は期待に違わぬもの。「技術部」ですね。ま、話を拡散させるなという管理人さんのご意向ですので、その話にまたの機会ということで。
別の提案 (愚樵)
2010-08-15 06:53:11
コメントを革めまして。

国民が議員定数&公務員の削減を求める根っこにあるのは、要するに「不信」なんですね。その不信はジャーナリズムにも及んでいて、“マスゴミ”などという名称を賜ることになる。“ゴミ”とは要らないということですから、議員も公務員もゴミ扱いになってしまっている。

もちろん、すべての議員・公務員がゴミというわけではない。そんなことは国民だってわかっている。議員や公務員は民主主義国家というシステムを機能させるのに不可欠なパーツです。

パーツと言ってももちろんそれは人間ですから、自覚することができる。国民が求めているのはその自覚。ゴミだという自覚なんですね。そして、自覚すればどのように反応するかも示している。定数削減です。ここが本質だと私は思っています。

が、左翼系のアンテナには、本質がこういった具合に具合にみえない。なぜか。“私は正しい”だからです。“私は正しい”はつまり“庶民は誤り”なんですが、そう見るから、民主主義において最も重視しなければならないはずの「民意」が見えない。見えないから“正しい私”に従うべきだという主張になる。要するに左翼は庶民をどこか見下している。だから嫌われるんですが、そこへの自覚が全く欠如している。

国民が求めているのは、国民が示す方向性に沿いつつ、それを上回る回答です。ですから定数削減は絶対外せない。これは最低限のラインです。その方向で、どれだけ「不信」を払拭できる提案ができるか。議員・公務員の定数とシステムへの信頼は比例しない。諸外国はいざ知らず、日本はそういった情況に陥っている。だから、他国の例など参考に全くならない。まして諸外国を基準に“かくあるべし”といった議論は害悪ですらある。

以上を踏まえて、私なら次のように提案します。

衆議院の主たる役割を意志決定、参議院を合意形成と位置づけた上で、

・衆議院の定数を300,参議院を200にする。
・衆議院は完全小選挙区制。参議院は完全比例代表制。

すっきりわかりやすいでしょ? 現在のような混乱期には込み入った議論・提案は得策ではない。相互不信が蔓延ってしまっているわけですから、込み入ればいるほど議論は混迷します。

党利党略を捨て、どこまで枝葉末節を削磨できるか。今、それができるのは社民共産だと私は思うのですがね。「民主主義の科学的原則」などという呪文を用いて定数増を図ろうとしても、「不信」に陥っている国民の目には党利にしか映りません。
愚樵さんへ (東西南北)
2010-08-15 08:32:55
 まず、東西の述べた民主主義の原則、民主主義の科学は学校教育でも十分に対応できる内容の穏当な科学的理論です。ですので、むしろ、子供に対しては大人として教育責任を負うのですから東西の述べた民主主義についての科学を見下し、押し付けと捉えるのは誤解というか子供の根拠のない反抗期に等しいので自覚する謙虚さは必要な道徳と思います。

 次に、愚樵さんのいう国民の公務員・議員への不信なるものは、庶民増税がなく不安定雇用も安定化し、社会保障・教育の無償化など生活向上を実現するような政治を進めた場合には起こるでしょうか?東西の感覚では起こりえない。それこそ民主党への政権交代で国民が期待する政治だからです。ところが、民主党政権の現状、自民党・公明党政権での裏切りが不信の根拠にあるのです。したがって、定数削減をしても国民の期待に沿わない様な現状の政治であれば、さらなる議員削減論、参議院廃止論、憲法改正論などへ進むだけなのです。そのような道を悪乗りし、提唱するなど醜悪ではありませんか?自覚区が必要と思います。

 今、日本共産党が存在意義を示すなら、国民の生活向上を実現するような主張と運動を議会と草の根でがんばる政党を増やして議会を国民の手に取り戻していく議会改革こそ必要だと訴える道理を尽くすことだと思います。

 その時に、やはり反共主義に対してどのような思想・理論的な説明をするか、が日本共産党の場合、独自の問題としてあります。日本共産党について敗北原因は運動論、政策論ではなく、社会主義・共産主義思想・理論の内容、中身のレベルなのです。
東西南北さん へ ( 逝きし世の面影)
2010-08-16 15:11:55
東西南北さんには、どうも『相手の論の核心部分とは何か』との視点が不足してるように思えてならないのですよ。
だから文章がやたら長い。
ブログのコメント欄であるのですから、一番大事な部分一本に主題を絞るべきであると、思います。
私がこの記事を書いた動機は、『このままでは必ず負ける』なのです。
主義主張とか政治制度、社会のあり方の良し悪し、正誤を論じたものではないのですよ。
記事の目的は、避けられない負け戦で、『どれだけ損害をくい止めれるか』一本なのです。
それが定数削減で日本式の並立制を廃止してドイツ式の併用性の採用なのです。
併用性の採用なら極端な話。全国会議席が小さな市の市議会程度の50議席になっても6%の得票率で現在の当選者と同じ3議席が獲得できるのです。
共産党を含む護憲左派勢力ですが、
主張が正しい間違っているの議論以前に、全般的退潮傾向にあり『負けている』のです。
正確には『負け続けている』のですよ。
この悲惨で腹立たしい事実を客観的事実として先ず認めてから、その科学的事実を踏まえて次の考え方を構築していかなければならない。

愚樵さんの論ですが、これは可也厳しい意見ですが
『共産党などが負けたのは、一般有権者の期待や考え方(要求)に背いたからだ』(共産党や護憲左派の退潮は本人達の自己責任)、有権者の望む方向にしか世の中は動かない。
今庶民は『公務員削減』になっているのは長年のマスコミを上げの官僚バッシングが予想外の大成功を収めて完全に『国民世論』的な水準にあるのです。
そして官僚たたきと同じ水準で議員数の削減が論じられていて、これも長年のマスコミを総動員した印象操作は大成功しているのですよ。
このことが『悪質な印象操作であり真実で無い』と知っている層は知識人など極少数で国民全部では5%程度の少なさなのです。
ですから小泉純一郎のような『誰にでも判る短い言葉』が必要なのでしょう。
ところが共産党は今までこの正反対の路線をおこなっていた。
例えるなら、手前に引かなければ開かないドアを『ドアの正しい構造は必ず押し開きである』という自分達の考えを優先して、一所懸命に押しているようなものですね。
これではいくら努力してもドアは開くはずが無いのです。
今までの共産党とは何時でも、自分達(共産党)の考えを有権者に理解してもらうことだけを考えていたのですよ。
これでは勝てない。
勝つためにはその逆の態度である、
有権者の考えに自分達(共産党)を合わせないといけないのですよ。
有権者の考えを理解することが、共産党にとって一番大事なことなのです。
アウフヘーベン (愚樵)
2010-08-16 18:44:01
別の言い方をしますと、アウフヘーベンなんですよ。止揚。

互いに背反するテーゼとアンチテーゼを統合してより高い次元へ到達する。

「共産党の主張」というテーゼと「民意」というアンチテーゼを統一して、より次元の高い政策を導き出す。

このときに、テーゼをアンチテーゼの上位に置いてしまっては、アウフヘーベンなんかできっこないでしょ? 共産党およびその支持者がやっているのがこれ。それも愚直にやるから、ある意味始末に負えない。

国民を見下すということでは、国民を「B層」と蔑んだ小泉・竹中の一派と官僚も同じなんです。ま、だから私は(特に)共産党を官僚組織と呼ぶんです。ただし非正統の官僚組織ですが(笑)

共産党と小泉一派との違いは、愚直か狡猾か。小泉一派はB層を宣伝で誘導する。マスゴミとタッグを組んで。ただ、狡猾な分だけ愚直よりは賢しいんですよ。邪な目線ではあっても、国民の欲するものを見ている。

愚直な共産党にはそれがない。己に愚直で、しかもその自意識もあって、ゆえに国民も愚直になれば同じ考えを共有できると思い込んでいる。そして共有できない者を見下す。こんなのでアウフヘーベンできるはずがないんです。

アウフヘーベンができない者、つまり進化することができない者が「革新」だなんて、出来の悪い冗談ですよ。絶え間のなく否定と肯定を繰り返し、自己進化を遂げていく者にこそ「革新」を名乗る資格がある。

言っときますが「自己進化」は独善ではないですよ。政党であるなら相手は国民であり、国民との「対話」から否定と肯定を見出さなければならない。自分たちの「理論」に修正を加えて、それを手前味噌で進化と呼んでも、そんなの外部の者は信用しません。

対話なきところに信頼もまたない。信頼があれば、相手の言葉に耳を傾ける。「科学」などといった呪文は不要なのです。
面影さんへ。 (東西南北)
2010-08-16 23:01:23
 東西としては日本共産党の敗北原因は反共主義を基本に韓国の軍艦沈没事故問題である、と考えていますし、議員定数削減に賛成する国民世論の事実の背景に目を向ける必要があると思います。事実の背後にある本質を分析するのが科学的理論です。これがないと正しい方針を出すことができません。


 したがって、「愚樵さんのいう国民の公務員・議員への不信なるものは、庶民増税がなく不安定雇用も安定化し、社会保障・教育の無償化など生活向上を実現するような政治を進めた場合には起こるでしょうか?東西の感覚では起こりえない。それこそ民主党への政権交代で国民が期待する政治だからです。ところが、民主党政権の現状、自民党・公明党政権での裏切りが不信の根拠にあるのです。したがって、定数削減をしても国民の期待に沿わない様な現状の政治であれば、さらなる議員削減論、参議院廃止論、憲法改正論などへ進むだけなのです。そのような道を悪乗りし、提唱するなど醜悪ではありませんか?自覚が必要と思います。」、


「比例定数削減を積極的に提唱しながら併用性の導入を、などというのは自殺行為で、そんなことをしても日本共産党が伸びる保障などどこにもありません。したがって、原則を貫きながらも柔軟に民意を反映させる議会改革を提起していく必要があります。

 生活が苦しくなっているにもかかわらず民意を反映せず庶民増税したり不安定雇用が増えたり、社会保障が縮小していくことに国民は怒っているのでって、何も議員定数を削減しないことに怒っているのではないと東西は思います。ここに本質があります。と述べました。」

 やはり反共主義に対してどのような思想・理論的な説明をするか、が日本共産党の場合、独自の問題としてあります。日本共産党について敗北原因は運動論、政策論ではなく、社会主義・共産主義思想・理論の内容、中身のレベルなのです。
 
 韓国の軍艦沈没事故の問題では徹底的に北朝鮮政府と韓国政府の両方に軍事情報開示、説明責任を中立的な立場から求める報道を日本共産党はすべきであったのかもしれません。

 
小選挙区削減 (透明)
2010-08-16 23:05:28
僕は東西南北さんの案派ですね(笑)
/* 少数政党には激痛か議席消滅を宣告する結果 */
こうなってしまうと最悪ですね。
今の日本ではつい最近まで無党派でした現在はネットウヨクやってますなんて人が増えてます。
話を何でもかんでも朝鮮や中国の事にすり替える。
こうした人たちに少数政党の重要性を説いても理解できないでしょうね。
アメリカの二大政党制の意味の無さ、そして自民党と民主党の違いの無さ。
この辺も国民はそれほど理解していないとおもいます。
オバマ民主党になれば911の真実が少しは明らかになるだろうと皆おもいましたが何も出てこない。イラクアフガニスタンの戦争も相変わらず。
なにがチェンジなのかと。
社共に投票した事のある人、国民新党支持者のように郵政民営化の企みも理解できている保守このような人々を出来るだけ取り込む。
減らすのなら小選挙区で削減せよ!
愚樵さんへ (東西南北)
2010-08-16 23:06:39
 国民の浴するものをよく見ているだけではアウフヘーベンできないのです。国民の欲する事実の背景、つまり、本質に目を向ける科学の目が必要なのですよ。

 生活が苦しくなっているにもかかわらず民意を反映せず庶民増税したり不安定雇用が増えたり、社会保障が縮小していくことに国民は怒っているのでって、何も議員定数を削減しないことに怒っているのではないと東西は思います。ここに本質があります。

 愚樵さんのいう国民の公務員・議員への不信なるものは、庶民増税がなく不安定雇用も安定化し、社会保障・教育の無償化など生活向上を実現するような政治を進めた場合には起こるでしょうか?東西の感覚では起こりえない。それこそ民主党への政権交代で国民が期待する政治だからです。ところが、民主党政権の現状、自民党・公明党政権での裏切りが不信の根拠にあるのです。したがって、定数削減をしても国民の期待に沿わない様な現状の政治であれば、さらなる議員削減論、参議院廃止論、憲法改正論などへ進むだけなのです。そのような道を悪乗りし、提唱するなど醜悪ではありませんか?自覚が必要と思います。

 民主主義の大問題であり、自殺を食い止めねばならない問題なので厳しく述べさせて貰いました。

 民衆の欲望するもの、民衆が科学的に欲望するものを見抜く目を社会科学というのです。今回の議員定数削減問題では、民主党政権、自民党・公明党政権の政治に対する不信が本質原因なのあって、国民の国民による国民のための民主主義政治改革を進めてほしいという国民の叫びなのです。

 
話がすれ違っている ( 逝きし世の面影)
2010-08-17 18:15:56
東西南北さん透明さんコメント有難う御座います。

何か、話が合っているようで根本的に食い違いがあるようです。
この記事の題名は確かに『80削減に賛成すべし』との刺激的なタイトルになっているので『小選挙区制に賛成せよ』が、私の主張であると誤解する人が今回の様に若干名出て来る事は予想の範囲であり、仕方が無いかも知れませんが、
前のコメントで、
何回も繰り返していたのは、
『このままでは必ず負ける』なのですよ。
これが、この記事のメインテーマです。

小選挙区制の良し悪し、弊害は既に記事の中でも触れていて『民主主義を根本から破壊する』危険性があるのですよ。
ですから『単純小選挙区制』だけは何としても防がなければならないのです。
此処の読者のレベルは、小選挙区制の弊害など既に知り尽くしているので今更そんな話はする必要は無いと思いますよ。
今の情勢は直ぐ其処に危険が迫っており、そんな暢気なことを論じておれるほど余裕は無いのですよ。

目の前に『敗北』が迫っているのですよ。
何故気がつかないのでしょうか。?
いくら『正しい』主張でも衆寡敵せず。
我彼の力関係、天の時地の利、人々の思惑など全てが現在、不利なのです。
正しいか正しくないかを論じている場合は既に過ぎ去っていて、目の前に迫り来る『敗北』を如何にして最小限の損害で止めれるかを論じているのです。
このまま玉砕する心算ですが。
今よりも遥かに有利であった時でも共産党は不利な戦術を採用して、最悪の結果を招いているのです。
小選挙区制ですが最初に国会にかけられた案は小選挙区制の弊害を少なくするために小選挙区250比例区250だったのですよ。
共産党の頑張りで否決された結果が前よりもより悪い、最悪の今の制度なのです。

細川連立政権が発足した1993年の総選挙は去年の民主ブームの総選挙と全く同じで史上初めての政権選択選挙と呼ばれて、政権構想から除外された共産党は圧倒的に不利であったが当選者は15名です。
共産党ですが02年の小泉訪朝以来の北朝鮮バッシングの日本全体の右傾化の影響で長らく衆議院490万、参議院440万票で低迷しているが、何とこの時はそれよい低い衆議院480万票(7・7%)だったのですが、有利に選挙戦を戦って勝っていたのです。
最初の小選挙区制の選挙だった1996年には710万票(12・5%)で何と26名で前回の中選挙区制よりも11名も当選者が多かったし小選挙区でも2名の当選者が出ているのです。
南北さんは勘違いしているようですが、今の日本で中選挙区制に戻しても共産党は以前のような当選者数は望めないのです。
そして多くの人が勘違いしていますが、今回の参議院選挙を例外として、実は昔のに十数議席から二十数議席を得ていた当時の日本共産党と今までの何回かの勝てない共産党の得ている得票や得票率には大きな差が無いのですよ。
今の490万に対して510~550万程度の小さな差なのです。
当時の共産党は一部の大都市だけに支持が集中していて得票率と議席数が近かったのです。ところが現在は大都市部と農村部の差が小さくなっているのです。このために中選挙区制では以前より不利なのです。
南北さんの、>『、国民の国民による国民のための民主主義政治改革を進めてほしいという国民の叫びなのです。』との主張ですが、
いくら正しくても残念ながら1割にも満たない支持しか得られないのです。
そして選挙とは戦争と同じで、勝てば官軍で負ければ賊軍なのです。
面影さんへ (東西南北)
2010-08-18 02:00:56
 東西の述べた衆議院を中選挙区制へ戻すというのは小選挙区を中選挙区へ戻すということで比例代表制の部分はそのままですよ。小選挙区では民意を反映しないので中選挙区の方がよりましです。本当なら完全比例代表制がよいですが。要するに、参議院と同じ選挙制度としながら、中選挙区での1票間の格差是正をする、ということです。

 そして、議員定数削減を積極的に日本共産党が主張するような民主主義の自殺行為はそれこそ政治センスがないと考える理由も述べました。

 結論として、衆議院の小選挙区100削減、参議院の中選挙区の1票の格差是正を実現し40削減。ということになるか、さらに、進んで衆議院で100削減になる代わりに民意の反映を拡大する併用性になるか、小選挙区を中選挙区とし、衆議院と参議院の選挙制度を揃えるか。

 こういう出口の想定ではないでしょうか?
ドイツ降服後3ヶ月以内の対日参戦 ( 逝きし世の面影)
2010-08-18 09:58:02
一言でいうとヤルタ会談でルーズベルトアメリカ大統領に対日参戦を確約しているソ連に最後の望みを託した日本帝国のように『情勢判断が甘すぎる』のです。
敗北は確実で、
しかも残された時間は、ほんの少ししか我々には無いのですよ。
『避けられない負け戦』で、考えれる選択肢は『どれだけ損害を小さくくい止めれるか』だけなのです。
それが定数削減で日本式の並立制を廃止してドイツ式の『併用性』の採用なのです。

南北さんの最初のコメント、
>『議会情勢ですが、公明党、みんなの党、共産党、社民党、自民党の一部、民主党の一部も比例区での削減は反対ですし・・・』<
なのは事実ですが、
これらの総数は100~150程度ですよ。
基本的に第一党だけが総取り出来る小選挙区制では民主や自民は大儲け出来るのですから賛成しないはずは無いのですが、今までは世論の反対が怖くて出来なかったのです。
ところが今は彼等にとっては理想的な環境であるのですよ。
反対派が多数派であるなどの幻想は捨てるべきです。
比例削減賛成(単純小選挙区制)派は250~350の過半数以上ですよ。
南北さんの主張、情勢判断が甘すぎます。
南北さんは今までのコメントでも、
>『何も議員定数を削減しないことに怒っているのではないと東西は思います。ここに本質があります。』<
いいえ。
定数を削減しないことに怒っているのですよ。
そもそも、『怒り』とは理性的なものではなく理不尽な、感情的なものなのです。
理性的な正しい『怒り』なるものは極小数の自分の感情をコントロールできる訓練を積んだ例外的な『怒り』です。
多くの国民は怒っているのですが、その矛先が公務員とか議員などの『公的』なものに向かっているのです。
今までの自民党(今なら民主)など政府にはストレートには向かわずに、長年続いていた官僚バッシングの大成功の結果、身近な存在の公務員や議員に怒りが集中しているのです。
まさに、『定数を削減しないことに怒っている』のです。
何故国民の『怒り』がストレートに全ての原因である与党に向かわないかの不思議ですが、
良く考えれば不思議でもなんでもない。
議会制民主主義では与党とは、『最大多数の国民』の意味でもあるのですよ。(この事実を共産党は失念しているのです)
与党の責任とは、『支持した国民の責任』でも有るのですから、目の前の問題の責任の所在を与党ではなく『公務員とか議員』など別に転嫁したくなるのは、誰であれ人情なのですよ。
自分自身の罪(失敗)を、正しく見つめられる人間は極少数なのです。
だから、今のように『怒り』は議員や公務員に向かっているのですよ。
愚樵さんは、
>『国民が議員定数&公務員の削減を求める根っこにあるのは、要するに「不信」なんですね。』<
と語っているが、
私は『不信』以上の悪感情(怒り)であると思います。しかもこの怒りはホンモノで無視できないレベルであるのですよ。

そして、『怒り』とは時として不可解で不条理で理不尽なのですが、正しい科学的な『理論』よりも遥かに大きいパワーを持っているのです。
ですからいくら共産党が正しくとも、この国民の怒りを無視しては絶対に勝てないのです。

韓国軍哨戒艦天安沈没の怒り(風評被害?)が日本共産党にふりかかり、参議院選挙で大敗した目の前の事実を見れば、この非論理的で理不尽な『怒り』のパワーの大きさには唖然とさせられるが、これが日本の厳しい、厳しすぎる政治情勢なのです。
面影さんへ (東西南北)
2010-08-18 11:26:27
日本共産党が積極的に比例定数80削減を提唱し、同時に民意を反映させるような併用性を世論に訴えるというのでしょうか?

 それなら併用性だけを訴えればよいのではないですか?定数削減で経費削減になると国民が誤解しているなら政党助成金の削減の方が経費削減になるし、国民生活を向上させる議員を増やすことで現状の政治を変える方がいいと国民に訴えればいいですよ。

 日本共産党が定数削減など訴えた事実を残せば、日本共産党も議員削減に賛成したという事実が残るだけであり、禍根を残すことになるし、賢明とは思えません。

 妥協点のギリギリで議員定数ではなく議員歳費の削減ではないでしょうか?

 民意を正確に反映する比例定数を削減するのは、国民の不満と期待を裏切っている政治の現状を一層、二大政党制へ近づけるし、第三極を求めて「みんなの党」へ投票した選挙戦の特徴を踏まえないものと思いますj。

 敗北原因は共産主義・社会主義思想に対する国民感情ですよ。ここへの情勢認識が甘いのが共産党です。だから、未だに大企業の国有化を重要文書に明記し、大企業敵視論、自由主義経済の敵論、私有財産没収論などの反共主義の沈殿を許しているわけです。これが敗北原因の最大のものです。賃金論にも言えます。能力が高くても低くても平等論なんて思想攻撃を呼び込んでいます。死刑についても憎悪の哲学が共産党だ、という攻撃の根拠になるのです。こうした思想上の弱点をなくし、政治上も思想上も攻勢的に運動していけるようにする必要があるのですが、情勢認識が甘いのか、ドグマを真理と誤解する体質が酷いのか。わかりませんが、政策論は勝利の原因であり、敗北原因は思想問題と認識すべきです

 
目前に迫っている全面敗北 ( 逝きし世の面影)
2010-08-18 17:14:29
彼我の力関係と、社会情勢を冷静に考えれば、いくら理不尽でも『定数削減は避けれない』と主張しているのですよ。
共産党社民党には、これを止めれる『力』は今では全く無いのですよ。
今や一桁代の弱小政党で政局にも政策にも影響力は極僅かなのです。
昔の社会党のように3分の1の大きな議会勢力があるなら大問題であるのですが、比例区削減を止める力が社共には無いんですから、賛成反対はどちらでも大きな意味は無いのですよ。
垂直尾翼を失い全ての油圧系制御機能を失って唯一エンジンの出力調整しか出来ないで最早無事着陸は不可能でどれだけ被害を小さくして墜落できるか考えている日航123便の機長と同程度であるのですよ。
あるいはドイツイタリアが降服して最後に残った日本にポツダム宣言が発せられた状態であるのですよ。
アメリカの原爆攻撃とソ連軍の対日参戦は目の前に迫ってきているのです。
この記事の趣旨は最悪の結果を予想できるので、何とか損害を最小限に食い止める方法は無いかとの考えですね。

仰られている細々した戦術上のことは共産党、社民党など政治家が考えてくれるでしょう。
政治とは交渉事で何かを譲って何かを得るのです。
成功する秘訣は、あれもこれもと幾つもではなく、何か一に要求(目的)を絞って努力するべきなのですよ。

クラウゼヴィッツは戦争論で『戦争とは政治の延長である』と喝破したのですが、それなら政治は戦争と全く同じ原理で動いているのですね。
政治とは戦争と全く同じで、何が正しいか悪いかではなく、彼我の力関係の強弱で全てが決まってしまうのです。
ここは嫌らしくいこう  (元大阪府民からの伝言)
2010-08-18 22:40:28
議員定数削減に賛成する替わりに、自分たちが少しでも有利になる選挙制度を提案するのは有りだと思います。
いっそのこと、民主党の案以上に削減数を上積みした過激な案を出すのも良いでしょう。
正論を吐くだけではなく、こういうある種のしたたかさや嫌らしさをあえて出すことも必要だと思います。
それもかなり露骨にやるくらいのほうが一般受けするでしょう。
少なくとも「きれい事ではなにもできない」という批判をねじふせるきっかけにはなると思いますよ。
たまには我田引水的な悪役をやるほうが頼もしく感じられますし。
面影さんへ (東西南北)
2010-08-19 00:02:14
 国民感情の非科学的側面の事実を認識しているのは理解するのですが、国民感情の科学的本質を捉えていないと思いますので一面的だし、違うと思います。

 これが1点。さらには、対処方法として日本共産党が比例定数削減にどのような態度表明をしなければならないかについて比例定数削減することを提言する点も違うと思います。

 つまり、日本共産党の敗北原因である思想問題への対処を述べないような方法がまさに全面敗北と面影さんが感じている原因なのですよ。

 もうかれこれ90年です。日本共産党が日本に誕生してから。そろそろ思想・理論上のドグマが敗北原因として最大の存在だと認識し、真理に忠実になる必要があると思います。

 どうしても大企業の国有化、能力の高低を格差に反映させたくない賃金論、死刑廃止など刑事政策の基本を明確に示さないことが共産主義・社会主義であるというのであれば、大企業の国有化、能力の高低を格差に反映させないこと、死刑執行の容認について積極的に説明していくべきでしょう。

 これこそ面影さんのいう市民の正しい科学的な良識の上に共産党のドグマを置くような日本の反共主義の特殊性を見ない情勢認識であり、強引な戦略と思います。

 もちろん、戦術としての政治上の闘争は勝利の原因なんです。つまり、思想・信条が異なっても一致点での政治運動を共闘しようという方法。思想差別は違法だというやり方での裁判闘争、論争、言論戦。これは政治上の戦術として正しく科学的で民主的なので東西も大賛成なのです。

 しかし、問題はそこにはない。敗北原因にもはや誤魔化しが効かなくなっている。今こそ、思想・理論の発展を真剣にやる時ではないでしょうか?
今のような、力比べでは勝てないのですから ( 逝きし世の面影)
2010-08-19 10:06:23
元大阪府民からの伝言さん、コメント有難うございます。

左翼護憲派のこのブログ読書の方でも、
『日本は官僚(公務員)が多すぎて将来大変なことになる』と完璧に信じていて、『それは日本の現実とはかけ離れていて「事実」とは違いすぎる』と、何度注意しても聞き入れずに『公務員(議員)削減すべし』と延々と自説を繰り返しておられた方がいましたが、マスコミが長い間流していて『公務員バッシング』や『無駄な議員』の宣伝は完全に信じられているようなのですよ。
議会内の勢力では多数党に有利であるので、元々『削減』は最初から多数派なのです。
ですから共産党社民党など削減反対派は『世論』だけが頼りなのですが、その『世論』が今のマスコミの大宣伝が大成功している現状では『頼り』どころか完全に『削減派』で、彼我の力関係ではすでに『勝負』はついてしまっているのです。
誰が見ても褒められる正しい王道である、正面からの力比べの正攻法では、まったく勝ち目は無く、足取りであるとか、蹴たぐりや、はたき込みなどの邪道の奇襲戦法しか社共には残されてはいないのです。
『議員定数削減反対』の今の社共の主張ですが、いくら民主主義の根本であったとしても、有権者からは『既得権益の擁護』に走る保守派的な事実と正反対の悪感情をもたれて、正しい理論が逆に得票が減る可能性すらあるのです。

低賃金の派遣社員の非正規労働者や、働きすぎで過労死寸前の正規労働者は、外から見れば生活を保障されて優雅に余裕がある公務員や議員をねたましく思っているのですよ。
日本の不況の深まりにつれこの、ねたみや嫉みの『不』の感情が今や『怒り』の感情まで高まっていて最早無視できないレベルにまで高まっています。
このままでは必ず負ける。
市民の要求である『議員定数削減』と引き換えに『ドイツ式の併用制』の導入であるとか、
みんなに『恵まれている』と思われている議員年俸の半減であるとかの、インパクトのあるスローガンを掲げて、相手の力を利用して反撃するべきです。
今の様に立てこもる陣地を守ることだけに汲々としている有様は見苦しい。
ジリ貧である負け戦の籠城戦を何時までも続けるよりも、いっそ城門を開き打って出る必要があるでしょう。
何か、話が合っていいるようで混乱しているような ( 逝きし世の面影)
2010-08-19 10:36:07
東西南北さん、コメント有難う御座います。

仰られていることは重々承知しておりますし基本的には賛成でもあるのですが、何か話が合っているようで混乱しているのですよ。
時間をかけて論議すべき社会や政治に対する論理的な話と、今の危機的状況にある時間が無い(今すぐ決断しないと大失敗する)緊急的な対処療法の政治判断の話とを、南北さんは同時に論じておられるのですよ。
だから聞いている当方も、語っている南北さんも、何かしっくりとはいかないのですよ。
これは別々の場所で論じるべきなのですよ。
そして、この東西南北さん的な問題は実は日本共産党自身も抱えていて、長い間時間をかけて論じるべきである21世紀に適合した共産主義の構築問題と、今の目の前の日々の政治活動とを今は一つのものとして扱っているのですが、残念ながらどちらも成功しているとは言い難いのです。
今一つの共産党指導部が両方を統括しているのが現状ですが、この二つは、どちらも大切ですが、可也次元が違うし求められる能力も違うのですよ。
社会科学を研究する純粋な学術団体としての共産党と、目の前の課題を解決する政治団体の共産党では全く目的も性格も違っているのですよ。ですから組織的にも独立した別々の組織に編成しなおす必要が今では大事になってきたのです。
全く違う能力を必要とされる二つを、今一つの能力が有るとは思えない指導部が受け持っているのでどちらも失敗しているのではないでしょうか、?
FK氏へ ( 逝きし世の面影)
2010-08-19 12:29:41
このブログのコメント欄は広く一般に公開されていますが、何を書いても良い掲示板でも無ければFK氏の伝言版でも無いと何回も注意したはずです。

不真面目な態度で他の読者の迷惑になっていますので、独自の専用記事を用意してあるはずで、このコメントも移設しておきました。
次回からはコメントはそちらの記事に送ってください。

君がどれ程不見識であるかは十分わかりましので、塵コメントは見つけ次第落書きとして削除します。
なるほど、しかし... (愚樵)
2010-08-19 13:53:30
・面影さん

>これは別々の場所で論じるべきなのですよ。

同意します。

実は私もそのように感じてはいました。が、漠然と感じていただけでして、面影さんのご指摘のおかげで明確に意識できたような気がします。

最初に断わった通り、私は共産党がキライです。が、実は共産主義という思想そのものはキライではない。好きといってもいいかもしれない。もっとも、私が好き(かもしれない)な共産主義はあくまで「愚樵の共産主義」ですから、面影さんや、そして東西さんの考えておられる共産主義とは同じではないかもしれない。私が考え続けてきたことは、もしかしたら共産主義と呼んでも差し支えないのではないか、と思い始めている程度ですから、一致しなくて当たり前なのですが。

共産党と共産主義は別々に考える。たぶん、私が共産党がキライな理由はそこが出来ていなかった為でしょう。私が私なりにもっている共産主義(というよりコミュニズム)のイメージと、現実の共産党のイメージがあまりに違いすぎる。だから、本当は別々に考えれば良かったのに、名前が一致しているために同じく括りで考えてしまうところがあった。その矛盾が「共産党嫌い」となって表れていたのでしょう。

さて、それはそれとして、気になったのは面影さんのスタンスです。

>社会科学を研究する純粋な学術団体としての共産党と、目の前の課題を解決する政治団体の共産党では全く目的も性格も違っているのですよ。

当エントリーの主旨からすれば、面影さんが擁護しているのは「政治団体としての共産党」と考えざるを得ません。が、そう考えると共産党を擁護する理由が私にはよく解らなくなってきます。

共産主義と共産党が一致しているというなら、思想としての共産主義を支持するがゆえに共産党を支持する、という態度は理解できます。が、共産主義と共産党を別々に捉えてなお、共産党を擁護する理由はなにか?

自民党や民主党の支持者なら別に疑問には思わないのです。彼らにとって政党を支持する理由は思想なんかではない。利益団体としての政党。が、共産党に利益団体としての役割を求めたところでほとんど意味がない。あと、考えられるのは、共産党が面影さんのアイデンティティとなってしまっているということくらいですが...?

ちなみに、私が小沢一郎を支持するのは現実の利益団体としてです。検察の小沢を嵌めようとする一連の行動は、逆にそれだけ小沢に現実的・政治的な「力」があることを示しています。それは共産党などよりよほど逞しい現実的な力であり、対米従属に抵抗する(これは最近、共産党も大きく取り上げるようになりました)最大の力。そう認識するから支持する。思想的に支持しているわけではない。
共産党を支持する理由は極簡単 ( 逝きし世の面影)
2010-08-19 15:22:51
愚樵さん、コメント有難う御座います。

今の日本で護憲左派の最大最強勢力は共産党しかないので選択肢がない。
憲法9条を守る為には護憲左派の第一人者の共産党に頑張ってもらう以外には方法が無いのです。
ただ、今の共産党に第一人者としての自覚が無いのがもどかしい限りなんです。
今と違い、昔のように非武装中立の社会党が3分の1の勢力を持っていれば共産党は『自分の党の主張だけ』を言っていても何ら問題ではない。
ところが今の政治情勢は護憲派の最大勢力である共産党の敗北は、護憲勢力全体の敗北とほとんど同じなのです。
そして今の憲法9条ですが、可也危険です。
最後の一頭だけになって滅びる寸前のタスマニアタイガーのベンジャミンが狭苦しい動物園の檻の中で動き回っている姿に重なって見えるのですよ。
この時には野生のフクロオオカミの最後の一頭は6年も前にすでに殺されているが、明治憲法が教育勅語と対になっていた様に日本国憲法は教育基本法と対になっていて、これは安倍晋三によってすでに殺されて何も残っていない。
いくらDNAが残っていても一度滅んだものは二度と復活はしないのですよ。

学術研究団体としての共産党と、政治組織としての共産党の話ですが、日本共産党の正常化のためには避けては通れないでしょう。
自民や民主などでは、この学術研究団体は独自には必要ではなく、そのつど必要な時だけ民間の有識者のブレーンの意見を聞けばよいのですが、共産党の場合には自分自身が『最高権威』であるのですね。
だから民主集中制が問題になるのであって、『権威』と『権力』とが一体なので、例えるなら世俗の封建領主(権力)と法王(権威)とが一人のダライラマの政教一致の神聖政治と同じ構造なのですよ。
これでは世界の共産党の歴史で数々の悪しき問題が起こって当たり前なのです。(アクセルがあるがブレーキの無い車なのです)

共産主義ですが、これは社会科学の重要な一分野なのです。
共産党では社会科学の最高峰であると主張していますが、最高峰の形容詞にそれ程決定的な意味は無いでしょう。
(誰であれ自分が一生をかけてうち込んでいる分野は誰にとってもそれが最高峰なのです。
自分が命を賭けてやっていた当時の登山なんかスポーツの最高峰だと自負していたが、多分国母選手にとってはスノボがスポーツの最高峰ですよ。)
共産主義は経済学と歴史学と弁証法的唯物論の哲学の分野を網羅しているので社会科学のトライアスロン的なものですね。
科学では、『全ては疑いうる』との健全な科学的懐疑心が一番大事なのですが、今の共産党にこれが一番不足している。
科学とは『間違いの自己修正過程のことである』との謙虚な立場も大事で有るが、これも今の共産党には不足している。
科学的真理の探求とは決して民主主義の多数決原理とは関係ないのですが、これも政党としての共産党には求める方が筋違いなのですね。
科学的真理を探求する学術団体と、目の前の利益を得ることが目的の世俗の政治団体とは、元々基本的な目的も構造も全く別であるのです。
本当の政党の意味と,民主集中制の意味 ( 逝きし世の面影)
2010-08-19 16:51:06
今の日本国では『政党』の意味は政治団体以上の意味を持っていませんが、実は昔はそうではなかったのですし、今でも外国ではそうでは無いところの方が多いのですよ。
何故日本共産党が民主集中制を綱領に残しているかの理由が、実は誰も今の党幹部は正しく理解していないのですよ。
共産党は民主集中制の説明で、みんなで民主的に決めたことはみんなで守る必要があり、党で一たん決めた決定を守るのだと説明していますが、そんな説明で誰が納得しますか。?
馬鹿馬鹿しい。
それは単なる民主主義の原則ですよ。何故わざわざ民主集中制の原則などと言う必要があるのか。
理由が何処にも無いのですよ。
実は今の日本共産党には『民主主義』の部分はあるが、何処を探しても『民主集中制』の部分は残っていないのです。
実体は何も無いが、大昔の死んでしまった実体の無い言葉だけが今も残っているのです。
この言葉は残っている方が、今のように大失敗を繰り返しても簡単には責任問題にはなりにくいので、多少は幹部の利益にはなるのですね。

では本当の民主集中制の意味とは何か。?
実はクラウゼヴィッツが戦争論で『戦争(軍事)とは政治の延長である』(政治=戦争)と名言を残しているのですが、それなら必然的に政治組織の政党とはそもそも軍事組織でもあるのですよ。
議会制民主主義(代議制度)が進化している西欧や日本では軍事組織としての政党は何処にも残っていないのですが、その代わりが文民統制の原理であるのです。
世界では民主主義の発展段階のレベルにより今でも軍事組織と一体である政党はいくらでもあるのですよ。
例えばレバノンのイスラム教ドルーズ派の左派進歩社会党やキリスト教マロン派のファランヘ党や有名なシーア派のヒズボラ(神の子党)などは政党の性格よりも軍事組織の性格のほうが強いのですよ。
戦争を行っているイラクやアフガン何か、まるっきり政党と軍事組織は一体です。
勿論欧州でも昔は事情は全く同じで、共産党は社会民主党左派として誕生したが准軍事組織としての性格があったのです。
ドイツのスパルタカス団や中国の国共合作や国共内戦を思い出してください。
政党とは軍事組織だったとの歴史的事実が思いだされるはずです。
政治結社は組織原則が民主主義なのですが、何処の軍隊でも軍事組織は中央集権なのですね。
だから1世紀近い歴史がある日本共産党の綱領には大昔の化石的な言葉である民主集中制が残っているのですが、当たり前ですが今では自体は全く無いのです。
しかしそれにしても共産党という組織は一度決めた用語はいくら問題があっても使うことを決して止めないのですよ。
カルトと共産党 (愚樵)
2010-08-19 19:28:59
・面影さん

>共産党の場合には自分自身が『最高権威』であるのですね。
>『権威』と『権力』とが一体なので、例えるなら世俗の封建領主(権力)と法王(権威)とが一人のダライラマの政教一致の神聖政治と同じ構造なのですよ。

現代は、そうした『権威』と『権力』の一体化現象を「カルト」と呼びますね。そうするとやはり共産党もカルト現象のひとつ? 

カルトにしては規模が大きいが、創価=公明も同構造でカルトと言えますから、そう考えれば共産党がカルトであっても不思議じゃない。

まあ、カルトであったとしても“良性カルト”というべきでしょう。そして世界最大のカルトはイスラームですね。もちろん、イスラームも基本は良性カルトです。

『権威』と『権力』の一体化、聖俗非分離をカルトとするのは「近代」の特徴でもあります。「近代」とは乱暴にいうとキリスト教精神のグローバル化であり、キリスト教は聖俗分離。“カエサルの物はカエサルに。神の物は神に”ですからね。また、日本ももともとから聖俗分離。天皇制はその典型で、『権威』はあっても『権力』は持たないのが常態とされた。日本がキリスト教発の資本主義に過適応したのも、聖俗分離が共通している点に求めることもできるでしょう。

そう考えれば、科学を神の位置に据える日本共産党は、良性とは言え聖俗不可分のカルトであり、一般の日本人から好感をもって迎えられないのも自然なことなのかもしれません。

その通りなのです ( 逝きし世の面影)
2010-08-20 16:37:11
愚樵さん、コメント有難うございます。

仰られている事は事実で、共産党に当てはまるのですが、実はそれ以外の政党にも当てはまるし、そもそも国家自体にも当てはまる原理原則に近い話であるのですよ。
カルトの強弱の違いが有るだけなのです。戦前の日本を思い出してください丸っきり同じだと思いませんか。
西欧ですが、これも程度の差ぐらいはあるが実は違いは無いのですよ。アメリカなんかその実体は丸っきりの政教一致の神聖国家ですよ。
共産党だけに当てはまる話ではないのですね。
共産党が持っている欠点や危険性ですが、これは良く考えてみれば、そのまま『国家』にも当てはまる欠点であり危険性であるのですよ。
その為に近代国家は三権分立の原則を作って弊害を少なくする努力をしているのですね。
ですから共産党の問題点の克服でも全く同じ手法が有効で有ろうと考えているのですよ。
三権分立で其々が牽制し合って暴走を止めるのですよ。
具体的には政治部門の共産党本体と、完全に政治から独立した学術研究機関に特化した理論の共産党と、大手新聞に匹敵する発行部数を誇る赤旗は政治からの縛りを緩くできるように編集部を記者の互選として自由化する。などですね。
この三権分立した三つの共産党がお互いに批判し合ったり励ましあったりして競走すれば面白いと思いませんか。
三権分立すれば、今までの何処を切っても同じ金太郎飴状態の共産党とは全く違うものになります。
間違いなく日本の市民の共産党を見る目は全く違ったものになるでしょう。政権を担う事も夢ではなくなります。

>『そう考えれば、科学を神の位置に据える日本共産党は、良性とは言え聖俗不可分のカルトであり』<

全くその通りですね。
自らは『普遍性』を主張する宗教などいくら世界宗教だなどと言っても『普遍性』の点では大きく『科学』に遅れをとっていて絶対に勝てないのですよ。
『科学』が今の現代人に支持されている理由とは、まさに信じるものにも信じないものにも平等な唯一の『普遍的』な存在であるからなのです。
今この『科学』と正面から戦って勝てるものは何も無いのですよ。
史上最強のツールである『科学』を神とすれば最強の宗教が生まれる可能性はあるのです。
だから一部の愚かな科学教信者の共産党員は、あれほどとんでもない自信を持ておりいくら悪くても自分の間違いを認め無いのですよ。
ところが『科学』とは『間違いの自己修正過程』の意味でも有るので、そもそも(最初から正しいことが前提である)『神』とは正反対の性格があるのです。
ですからこの科学教信者の共産党員の存在とは、自己矛盾の極みというか、いくら頑張っても絶対に本物にはなれないはるな愛のような『女になりたいニューハーフ』の悲劇なのです。

国家神道と共産党 (愚樵)
2010-08-20 19:09:33
・面影さん

いささか記事の趣旨から外れますかもしれませんが、ご容赦を。

>戦前の日本を思い出してください丸っきり同じだと思いませんか。

思います。それは、正確に言えば、明治維新以降、天皇が神の座について日本が近代化し始めた頃からの日本ですよね。

が、渡辺京二著の『逝きしの世の面影』に記されている日本は、そのような日本ではない。当時、庶民は将軍様は知っていても、天皇=みかどの存在など知らない者が大多数だったといいます。

日本はもともと女性原理が強い「くに」です。維新以降の国家神道は、天皇を神の座に据えることによって日本を男性原理の「くに」に作り替えようとした。そうしなければ西欧列強との競争に負けるという危機感があったからでしょう。そのことの是非はおくとして、結果としてそれは失敗に終わった。『ニューハーフ』の悲劇ではないが、男になりきれない女のヒステリーのような状態になった。それが戦前のカルト状態であると私は考えます。

ちなみに9条は、ヒステリーが解けて我に還ったがゆえに「出てきた」ものだと考えられるでしょう。

が、女のヒステリー・カルトが敗戦で根絶したわけではありません。2つのヒステリー・カルトが生き残った。ひとつは右翼という形。もうひとつは、戦前から国家神道とは別の形で存在していた左翼、その代表はいうまでもなく共産党です。

共産党は神の座に科学を据えますが、この科学の在り方は一神教の超越神の在り方と同じ。つまり男性原理です。近代国家がカルト的なのも、理由は近代国家が男性原理的だからでしょう。しかし、戦後日本の「民主主義」(敢えて「」つき)は、決して男性原理的に機能してきたわけではありません。

日本における右翼・左翼は、ともに行動原理は男性原理的。つまり国家神道と共産党は「同族」だとも言えるのです。男性原理は互いに排斥し合いますから、右翼と左翼とが相容れないのは当たり前。これは世界中どこでも同じですが、日本においては、いまだ女のヒステリー的なところから抜け出せていない感が強い。日本共産党もまだまだ、です。
三権分立した共産党 (森田 進)
2010-08-20 21:23:13
面影さん

「その為に近代国家は三権分立の原則を作って弊害を少なくする努力をしているのですね。
ですから共産党の問題点の克服でも全く同じ手法が有効で有ろうと考えているのですよ。
三権分立で其々が牽制し合って暴走を止めるのですよ。
具体的には政治部門の共産党本体と、完全に政治から独立した学術研究機関に特化した理論の共産党と、大手新聞に匹敵する発行部数を誇る赤旗は政治からの縛りを緩くできるように編集部を記者の互選として自由化する。などですね。
この三権分立した三つの共産党がお互いに批判し合ったり励ましあったりして競走すれば面白いと思いませんか。
三権分立すれば、今までの何処を切っても同じ金太郎飴状態の共産党とは全く違うものになります。
間違いなく日本の市民の共産党を見る目は全く違ったものになるでしょう。政権を担う事も夢ではなくなります。」

これは面白い、勉強させてもらいます。
面影さんへ (東西南北)
2010-08-21 01:31:45
 話を簡潔にまとめると日本共産党の敗北原因は反共主義ですね。面影さんのいうような比例定数削減案など提唱しても敗北します。原因を認識していないからです。

 要するに、共産主義になるくらいなら戦争になって消費税もあがったほうがまし、というのが反共主義の事実なのですよ。これが国民感情レベルにある共産党敗北原因の事実です。

 消費税は下がってほしい、上げないでほしい、社会保障は無償化へ近づけてほしい、雇用は安定化してほしい、すべて日本共産党の政策は提唱していますね。

 でも、日本共産党と協力して共産主義と勘違いされるくらいなら「名誉」の戦死を選ぶ方がまし、共産主義だけは死んでも嫌。

 これが共産党の敗北原因です。だから、全面敗北を回避するなら政策は今まで通りで大いにいいんですが、共産主義思想の内容をもっともっと東西のように説明しなければならないと同時に、思想上・理論上の不純物を切迫感を持って急速に除去しなければならないのです。

 基本思想の違う人間は、別政党を結社する自由があるのですから。

 その上で、政策協定で政治上の協力をすればいいのです。基本思想の違う人間は別政党へ分離すべきであって、面影さんのいう三権分立などという生ぬるい措置では全面敗北するのです。

 もっとリアルに急激にインパクトのある措置が必要なのです。約90年も同じ政党として思想研究をしながら、21世紀になり、ソ連が崩壊してもなお牢固として基本思想を変えない、または、うじうじと不確信の人間は、別政党を結社すればいいのです。

 これぐらいのことをやる必要があるのではないでしょうか?
わが日ノ本は女無しでは夜も空けぬ国 ( 逝きし世の面影)
2010-08-21 15:12:09
愚樵さんコメント有難うございます。

世界的に見ても、もっとも女性原理の国が、我が日本国であることは、どうも事実であるようです。
神話の女性である最高神天照大神の岩戸隠れの伝説の古事記の記述にもあるように、日本国は古代の神代の昔から根本的に女性が中心になっていて女無しでは夜も空けぬ国なのです。
これは武力優位で男性中心のはずの封建時代になっても、この傾向は変わっておらず北条政子のような尼将軍や日野富子のように夫の将軍よりも金も権力も持っていた女性が生まれた。
ただ女性優位の反動で『たわけ』の言葉があるように男の方は分割相続で困窮してしまったのです。
この日本社会で一番経済的に困窮していた下級武士が何かの間違い(政治的大混乱)で政治権力を握ってしまったのですよ。
日本国のごく一部の男性優位の長子総取りの非民主的な価値観の道徳を基礎とする明治民法が作られてしまったのですが、これが根本的な間違いであったのです。
日本でも一番の貧乏たれのけちん坊の下級武士で無くて、経済的に余裕がある欧米的な新興ブルジョア階級が政権を握ったのであれば世の中は全く違ったものになていたでしょう。
長子相続ではなく商家の基本道徳である『実力重視』で優れた番頭を婿取りして本家の後を継がせ、実子には分割相続で分家させていたので日本では何十代も家業が続いていたのです。
単なる生まれた順番での男の長子相続なら、時々はお馬鹿な遊び人が生まれるので間違いなく店がつぶれるので、商売が繁盛するはずは無いのですよ。
基本的に今までの女性重視の日本の道徳や風俗を完璧に無視して、その反対の欧米風の男子優位の新しい日本国を作ったのが間違いの元なのです。

昔私の老母が、敗戦までのに日本のことを『なんとも酷い国やった』『女には選挙権の一つも無かったんじゃ』、敗戦後は『今は本当に良い国になった』と繰り返し言っていたのを思い出します。
日本では基本的に家庭で女が財布を握っていて実際に外で働いて稼いでいる男性は『お小遣い』を受け取るのが普通ですが、世界的に見ると全くの少数派らしいですよ。
この「お小遣い」制度ですが、日本と韓国台湾だけに見られる奇習で本土の中国大陸では見られ無いところから韓国台湾の例は日本の植民地時代の名残でしょう。
国際結婚の破綻の原因は、この基本的な考え方の違いが大きくて欧米の見かけだけの女性優位と実体とは大違いで、日本以外の国では男性が家計の全般の財布を握り女性には全く家計の権限が無いことがあるようです。
世界の半分以上の巨額な日本の個人貯蓄世界一の原因でも、この家計全般を握る女性の力と男性の力関係の違いである可能性があるのですよ。
例えば100万円近いボーナスが自由に男が使える権限が有れば自分の趣味の音響装置であるとか大型二輪なんかを買う可能性が高いが、日々の一円でも安い買い物に気をつけている主婦が財布を握っていれば許す筈が無いのですよ。
今の世界的に珍しい日本のデフレ経済ですが、これは女性優位のお小遣い制度に関係しているとの説も有るようです。
確かに男性優位ならもっと大きな買い物をするので個人消費は大幅に伸びて貯蓄率は劇的に下がります。
ソ連崩壊、まだ崩壊しないアメリカ ( 逝きし世の面影)
2010-08-21 16:50:14
森田 進さん、コメント有難う御座います。

巨大政党である共産党の三権分立のアイデアですが、これはソ連は崩壊したのに、それ以上に政治的には問題が大きいアメリカが崩壊しなかった理由を考えてみたことにはじまるのです。
ソ連とアメリカの両超大国ですが、実は良く見れば似ているところが日米両国の類似関係よりも、米ソ両超大国はその構造が全く同じ原理で作られているのです。
国家にとって少しの徳にもなるとは到底思えないアフガンに自分からわざ侵攻して大失敗しているように構造原理が実に似ていて、面白いことに違う部分よりも共通点が多いのですね。
ソ連が自分から大失敗のアフガンに侵攻していなければゴルバチョフ等の改革が成功していて、今でもソ連が健在である可能性は有るのですよ。
ソ連崩壊時に私が一番不思議だったのは、『何故アメリカは崩壊しないのか?』の謎ですね。
ソ連が崩壊するならもっと数字的に問題の大きいアメリカが崩壊しているはずなんですよ。
誰よりも早くソ連崩壊の予想を小児の死亡率の上昇から予想したエマニュエル トッド ですが、それならアメリカの数字は間違いなく崩壊のシナリオが避けられないのです。
まあ分母の大きさで辛うじて持っているとも考えられるのですが、それ以上に大きい要素はソ連は一党独裁でアメリカは二党独裁と複数の独裁党が交互に政権を担っていて、何となく市民が自分で『選んでいる』と錯覚させることに大成功している。これが大きいのですよ。
ユニクロの店頭表示で色やサイズを沢山用意して色々選べると偽装しているのに似ているが、民主党も共和党も中身には全く違いが無い。
民主がリベラルなんかは大嘘で南部の民主党こそが右翼の中の右翼でこれはリンカーンが共和党だった150年前の南北戦争に由来しているのです。
アメリカが自民と民主が合同した日本のように保守合同して『民主共和党』だったら、間違いなくソ連以上に早く崩壊しています。
その反対にソ連共産党ですが、これをソ連共党とソ連産党に2分割して交互に政権を担当するアメリカ型だったら崩壊していない可能性が高いのですよ。
今の日本共産党ですが、一つの指導部では運営できないほどに組織が巨大化したのが悪く作用して硬直化して停滞してしまった第一の原因でしょう。
一言でいえば人事問題で人材不足でしょう。
40万人以下の国連加盟国がいくらでもあるのですから、よほど優れた指導者なら可能かもしれないが何処の国でもそんな人材はめったには生まれないのですね。
記事のメインテーマは『猫だまし』です ( 逝きし世の面影)
2010-08-21 17:13:54
東西南北さんコメント有難う御座います。

>『話を簡潔にまとめると日本共産党の敗北原因は反共主義ですね』

全く、その通りなのですよ。

ただ、それだけ簡潔に理解出来る同じ人が、
>『比例定数削減案など提唱しても敗北します。原因を認識していないからです。』<
等と下らない些細なことに延々と拘るのですか。?
何故、相手の主張するメインテーマが『なんであるか』を少しも理解しようとしないのですか。?

選挙制度の良し悪しの科学論等は、このブログ記事では何も問題にはしていないのですよ。
南北さんには、どういえば理解できるのでしょうか。?
今度の試合の相手は横綱で、此方は残念ながら力量的に十両か幕内のどん尻で、正攻法(多数決原理)では到底勝ち目が無いので(必ず負けるので)『猫だまし』とか足取りや蹴たぐりなどの奇策が必要であると主張しているのですよ。

ですから、今回の南北さんの様に『猫だまし』はけしからんと仰られても、別に当方は『猫だまし』を絶対にせよ、とは主張していないので、なんとも話がかみ合わないで白けるのですよ。
主張しているメインテーマ(最大の問題点)は『必ずこのままでは負ける』なのですよ

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