逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

政界「ゴキブリホイホイ」としての小池百合子「希望の党」

2017年10月04日 | 政治
『一般市民を小馬鹿にした「幸福実現党」や「みんなの党」を連想する小池百合子「希望の党」の不真面目さ、』

小池百合子への皮肉『明治大正の自由民権運動を連想する枝野幸男命名の「立憲民主党」の時代錯誤さ、』 

立憲・民主の対語とは、憲法制定以前で議会が存在しない明治初期の長州軍閥によるコネ(人治)と専制・独裁なので板垣退助あたりかピッタリだが、今回の枝野幸男の場合には過去に憲法廃止(明治憲法の復活)発言とか関東大震災の朝鮮人大虐殺の追悼文を否定した小池百合子を露骨に皮肉って『立憲民主党』と名付けているのである。
(なんと、『立憲』の意味を知らないと平気で口走る自民党議員がいたらしいが立憲主義は中学で必ず習う言葉なので、義務教育さえ満足に履修しなかった文盲にちかい勉強嫌いな人物が日本では国会議員になっていたらしい)

この逝きし世の面影では、『小池[希望の党]の首相は公明党の山口那津男代表だった』(9月27日)、『「アウフヘーベンする」小池百合子新党』(9月28日)、『ガラガラの安倍首相の渋谷ハチ公前街頭演説(2017年09月29日)、『日本の政治家の資質とはサイコパス(精神病質者)だった』(9月30日)、『希望が自民党に代わり得る保守の選択肢 自民党の石破茂元幹事長』(10月0日)た短期間に5つの同趣旨の記事を書いていたが、大手のマスコミとか有識者では何故か類似の主張が全く見当たらない。
やっと保坂展人が一部分だけだが、この『逝きし世の面影』の主張と似たことをハフポス記事で行ったので今回簡単に整理(大事な部分だけを抜粋)して紹介したい。(それにしても折角良いことを主張しても保坂展人は何とも間が悪い。今の護憲リベラル派では日野皓正児童虐待(往復ビンタ)事件で保坂展人は世田谷区長としての判断を逃げてしまい『ギリギリ体罰ではない』と、ジャズの権威を恐れて敵前逃亡した結果、政治的評価が地に落ちている)

「排除の論理」はなぜ心を打たないのか 10月総選挙大波乱へ

総選挙の公示は刻々と迫る中で、ようやく「総選挙の構図」が見えてきました。
 2017年10月02日 保坂展人世田谷区長、ジャーナリスト

10月2日枝野幸男が、「希望の党の理念や政策は私たちのめざす理念や政策の方向性とは異なる」と「立憲民主党」を立ち上げる。
目がまわるようなこの1週間で、何が起きていたのかをふり返ってみたい。
9月28日、冒頭解散(10月10日総選挙公示)と同じ日に、野党第一党民進党の前原誠司代表が、『選別ない』と明言して民進党解党と希望の党(小池百合子代表)への合流を発表する。
28日の民進党両院議員総会では満場一致で承認される。

『久しぶりに「排除の論理」という言葉がメディアに浮上 』
ところが、早々に小池百合子(希望の党)は民進党を全員受け入れるつもりは「さらさらない」、「憲法改正」「安保法」で「選別をさせてもらう」と明確にする。小池百合子は、『新党に民進党色がつき、清新さが薄れるのを嫌った』との説も、・・・。

『1996年の流行語大賞「排除の論理」は、結党蒔の民主党で使われた言葉』
1996年新党さきがけや、社会民主党(同年1月に日本社会党から党名変更)から民主党に移るが、村山富市元総理や、武村正義元官房長官等を締め出した。
社民党は『全員民主党に移行する』と決定したが、解散総選挙直前に結党した民主党(鳩山由紀夫)は『選別』『排除』を明確にする。

(デジャブ:déjà-vu 既視感)
21年前の出来事の渦中にいた私などは、この1週間の政治ニュースに既視感を覚える。
排除する側には「権力行使」の充実感があるのかもしれないが、排除される側はたまったものではない。
2005年8月小泉純一郎総理「郵政解散」では、反対派に対しては「排除の論理」に止まらずに、「刺客」が話題となる。
野党対与党の総選挙ではなく自民党内の「改革派」と「守旧派」の勝負だと大芝居は、コロシアムでの剣闘士の殺し合いで観客が総立ちになる劇場政治で、小池百合子は「刺客第1号」として脚光を浴びた。

『本来「寛容な保守」とは「リベラル」と重なる筈だが、』
「日本の政界で最高最強のリベラル」と呼ばれましたのは名門ハーバード大を卒業した加藤紘一元自民党幹事長である。
小泉純一郎元首相とともに「YKK」と呼ばれる盟友関係にあった山崎拓元副総裁は「君は『憲法9条が日本の平和を守っているんだ』と断言した。振り返ると僕に対する遺言だった。日本政界の最強最高のリベラルがこの世を去った」と悼んだ。
私が衆議院に初当選した当時、自民・社民・さきがけ連立政権の加藤紘一自民党幹事長は、「自民党の議席から見ると、社民党の議席は確かに小さいけれど、国民の世論が分かれるような政治課題については、多数決ではないじっくりした議論を経てあなた方が納得するところまでこぎつければ、間違いがないと思っている」と何度か語ってくれた。

「最高最強のリベラル」の加藤紘一が、保守本流として自民党の舵取りをしていた頃から20年の月日が経過して、「政治の光景」は一変した。
とりわけ、安倍政権となって、総理夫人や総理周辺のお友達は、通常の市民にはありえない便宜供与という疑惑が「森友・加計問題」。
そもそも安倍首相による、この冒頭解散は「森友・加計問題」隠しだったはずです。

野党の隙を突いた「奇襲解散」という功利的な計算は、文字通り「計算違い」
安倍首相の解散表明直前に、小池東京都知事が「希望の党」をぶつけ、そして、前原民進党代表が打った前代未聞の奇策である希望の党への「民進党丸ごと合流」によって、政界はカオス状態に入った。

『小池「排除の論理」で野党結集の求心力より遠心力が働き、民進党の事実上の分裂劇へと転じ、ますますカオスが加速する』
政治は言葉がすべてです。公平で平等な社会をめざす社会的包摂とは、差別や格差を生む社会的排除とは正反対の姿勢です。
総選挙直前の「排除の論理」とは、権力を行使して他者の尊厳を奪う行為であり、寛容ではなく偏狭な態度です。
さらに、これからの政治は「苦しい思いをしている人々」「社会的排除の風圧に弱っている人々」に対しての共感力を持った社会的包摂の政策が問われるのです。

(自民党にダブルスコアで圧勝した野党共闘候補)
10月1日、東京都の武蔵野市長選挙で、民進、共産、自由、社民な野党連合の女性新人候補が自民党推薦候補と一騎打ちでダブルスコアで破り、圧勝した。
武蔵野市長選挙では、都議会議員選挙を制した都民ファーストは候補者を立てることもできず、公明党は自主投票。「野党共闘」の圧勝は今後の総選挙を予測するヒントがある。

ジェットコースターのような1週間、総選挙の公示は刻々と迫る中で、ようやく「総選挙の構図」が見えてきた。
基本軸は、今回の解散・議論封印「安倍一強政治」の強権的な政権運営に対しての審判です。
10月2日 The Huffington Post Japan (抜粋)


『丁寧に説明します』と言いならが決して真面目に答えない安倍晋三のソックリさん、質問に鼻先で笑って誤魔化す小池百合子の詐欺的話法。(二卵性双生児としての女安倍晋三)

『小池新党という「連続した一つながりの流れ」なのか、それとも政治勢力の連合(求心力)から政党の分断(遠心力)への劇的な大転換なのか、』

マスコミや有識者とは違い、今回の保坂展人だけは25日から28日までの動き(連合とか合同など野党勢力の求心力の高まり)と、それ以後の正反対の動きである小池百合子の『排除の理論』(権力側の与党による分断支配、全てをバラバラにする遠心力)との大きすぎる落差をはっきりと分かっている。
逆に考えると、大手マスコミなど『その他大勢』の有識者は、28日を境にして『求心力』から『遠心力』へと正反対にベクトルが変化したとの、明らかな驚きの事実を全く理解していない。求心力から遠心力への劇的転換ではなくて、『小池新党』という一つの流れとして描いている。

『健全な保守なら第二自民党ではないのかとの質問に対して、「第一を目指します」笑って答えをはぐらかす小池百合子』

今の小池新党(希望の党)ですが、はたして、与党勢力の一角(安倍自民党の補完勢力)と考えるか。それとも野党勢力の最大勢力とみるかで、最終的な結論が変わってくるが、28日までは明らかに野党として振る舞っていた。
ところが、それ以降は『健全な保守』とか『憲法改正。安保法案』の踏め絵を公言しているのですから、今の安倍自民党の与党(閣外協力?)として振る舞っているのである。

『政治家の理念や政策の違い(本物の踏み絵)とは、消費税と原発の是非』

具体的な政策では『消費税増税と原発再稼働に反対』なら与党ではなくて野党である。(ところが、いつの間にか原発と消費税が公約から消えていた)
そもそも今までの民進党が伸び悩んだ(低迷していた)最大原因とは、消費税や原発に対して超曖昧で意味不明、有権者から見て与党なのか野党なのかはっきりしなかったからである。
もしも野党の民進党が、政権与党の自民党と同じような紛らわしい理念や政策なら、誰でも同じで、コピー(偽物)よりもオリジナル(本物)の方に投票するのです。今までのような態度が曖昧な民進党が低迷していたのは当然だった。有権者心理を少しでも考慮すれば当たり前の話である。
★注、
憲法や安保法案など日々の生活に直結しない問題(遠い将来の話)では有権者は決して動かない、
ところが、毎日実感する消費税や3・11の大爆発から6年間も放射能を垂れ流すフクシマなど原発(目の前の身近な話)では動くのである。(原発を再稼働した西日本ですが、原発事故が起きた福島県からは遠くて、所詮『他人事』なのである)
政治腐敗でも同じ原理で、安倍晋三のお友達による国富簒奪のモリ加計疑惑よりも、もっと身近で下世話な安倍お友達記者の強姦もみ消しスキャンダルの方が影響がはるかに大きい。有権者の理論に訴えるよりも感情に訴える方が直接大量の票が動くのである。



『小池百合子(希望の党)の150億円(公金)の振り込め詐欺』

そもそも民進党が持つ150億円の原資とは政党助成金であり、これは税金から選挙の投票数等に応じて各政党の配られたもので必然的に『公金』としての性格を持っているのである。(私的な個人資産で無いので、政党が解散したら国庫に返す仕組みがある)
1週間前の9月25日に突如小池百合子一人が記者会見して立ち上げた『希望の党』は1回も選挙の洗礼を受けていない。
有権者の一票一票の積み重ねの結果が民進党の『150億円』であり、小池百合子が勝手に使っても良いような種類のカネではないことは明らかである

『長島や細野など自民党よりの右派議員が次々離党して、結果的に左傾化した民進党』

元々民進党内には自民党以上に右翼国粋主義の長島昭久元防衛副大臣など松下政経塾出身の議員が多数いた。
ところが今年7月2日の東京都議選での民進党の大敗北(小池百合子の都民ファーストの圧勝)を巡り都連幹事長だった長島昭久が『元々真の保守を目指していた』ので、『今の民進党の理念と自分は違う』として早々と離党して小池新党(都民ファースト)入りを虎視眈々と伺っていた。
(民進党都連幹部だった長島昭久の『真の保守を目指す』に対して孫埼享は長島昭久が今まで民進党に居た方が間違いだった指摘している。右翼の長島の場合は自民党所属の方がピッタリであった)
小選挙区制では野党側が理念や政策の違いを乗り越えて、話し合って候補を一本化して、野党と与党が一対一の構図にならないと、3~4割程度の少数派の安倍自民党が圧勝することは選挙をするまでも無く明らかである。(安倍自民は国政で4回圧勝したが、いずれも過半数以下の少数の得票で勝っている)
ところが民進党右派(松下政経塾)は、今まで必ず野党共闘に頑強に反対する(共産党を排除する)ことで結果的に安倍自民党の圧勝をアシストしていた。
長島昭久に続き、その後、解散風が高まるにつれ長島昭久と同じ松下政経塾出身の同類項(お友達?)が次々と民進党を離党する動きに出る。



『前原誠司・民進党代表のオレオレ詐欺』

次々と野党共闘に頑強に抵抗していた松下政経塾出身者(右派)が抜けた分、民主党は野党共闘路線に傾斜していき、とうとう今まで消極的だった党首の前原誠司までが、積極的に野党との話し合い(候補の1本化)を模索しだしたのである。
9月25日に小池百合子は唐突に一人で記者会見して『原発』と『消費税』のダブル凍結の公約で新しい『希望の党』を立ち上げると発表する。
その3日後の28日に前原誠司は『希望の党』への丸ごと合流を発表した。
もしも25日の小池百合子や28日の前原誠司の言葉が本物だったとしたら、今までの民進党とは大違いで大きくウイングを左に広げたことになるのです。
小池新党の公約が『原発』と『消費税』のダブル凍結だったなら、ほぼ日本共産党(志位和夫)の公約と同じなのですから、突然イタリアの『オリーブの木』のような緩やかな野党合同が我が日本国にも、とうとう出来あがったことになる。
松下政経塾出身で野党共闘に頑強に反対していた右派議員が抜けた後の民進党議員総会では、すんなりと、小池百合子『希望の党』への丸ごと合流が満場一致で賛成し、長年実現しなかった野党の合同が確定したのだった。
安倍自民党を倒す、野党共闘体制が出来あがったかに見えた。



『数千年前のトロイの木馬(騙し討ち )の真似だったのか?それとも400年前の戦国時代の凋落(裏切り)だったのか?』

ところが、突如、今までの『野党勢力の総結集、それぞれの理念や政策の違いを超えた大同団結』の動きとは180度正反対に小池百合子が安保法案と憲法改正を踏み絵とする『排除』の牙をむき、コペルニクス的に天と地が暗転して現在に至っている。
民進党代表の前原誠司が、まんまと小池百合子に騙されたのか、それとも最初から小池と前原が組んで民進党議員を騙したのかは不明だが、何れにしろ卑怯な『だまし討ち』か、汚い『裏切り』だったことに変わりはない。(そもそも民進党から脱党せず最後まで残っていた松下政経塾の大物は前原誠司一人だけだったのである)
★注、
韓国の中央日報安『倍首相は選挙で勝てるのか』2017年10月05日07時43分によると、
『民進党の前原誠司代表は先月28日のインタビューで「希望の党との合流方針はすでに10日前に話がついていた」と述べた。』と書いている。
前原誠司ですが、小池『希望の党』の露骨な選別姿勢が明らかになった10月3日に『想定内』だと語っているのですから、小池と前原の出来レースの可能性が高い。


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