逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

たちあがれない日本。平沼、与謝野、園田の国会風景

2010年04月15日 | 政治

3人揃って本会議で眠り込む『たちあがれ日本』の議員(13日、国会) (時事通信)

衆院本会議に出席した(右から)たちあがれ日本の平沼代表、与謝野共同代表、園田幹事長。
所属議員5人の平均年齢は約70歳。ようやく結党にこぎつけた疲れからか、目を閉じてうつむく姿が目立った [ 2010年4月13日18時5分 ]

『立ち上がる』為には、物事の順番として先ず本人たちが『目を覚ます』必要があるだろう。
3ヵ月後の参議院選挙の為に自民党を脱党して駆け込みで作られた新党・たちあがれ日本。
選挙管理委員会に届け出た参議院選挙用の略称は『日本』で、田中康夫代表の新党日本の略称『日本』と全く同じ。
これでは、余りにも手抜きで3ヶ月先の選挙用のやっつけ仕事が見え見え。
齢70の将来の短い『癌と脳梗塞』、消費税大増税と国粋主義者の組み合わせで、いずれは消え無くなる政党である。
ところが『病み上がり新党』だとか『たそがれ』だとか『立ち枯れ』などと過小評価して、うっかり侮ってはいけない。
何しろ彼等の後ろには平均年齢が80歳を遥かに超えた今までの日本社会を支配し続けていた妖怪三人組がチアガールとして応援しているのです。
シナや三国人、ババア発言等時代錯誤のレイシストでノーと言える日本を目指す反米?右翼で今年で78歳の誕生日を迎える石原慎太郎、CIAエージェントだった正力の流れを汲むマスコミ界のドンで一年半前の大連立の仕掛け人渡辺恒雄は参議選挙時には84歳、元祖新自由主義者で対米従属命の小泉純一郎の大先輩格の中曽根康弘も92歳になるが、今でも日本を自分の思いどうりに動かそうと画策している、これ以上禍々しい顔ぶれを知らない。

『たちあがれ日本』ですが、共同代表の与謝野は何とも不思議な『自民党を分裂させる心算はない』と解説不能なことを語っているのですよ。
与謝野馨はごく最近の自民党総裁選にも出た位の自民の幹部中の幹部で、今回は元大臣や副大臣クラスを自民党から引き抜いて新党を結成しているのですから、新党を支持するしないに関わらず誰が見ても『自民党の分裂』と判断するでしょう。

元々日本の右翼には主義も主張も理論の整合性もないので、『判断』と『責任』とが、『原因』と『結果』とが密接に結びついているなどとは考えない。
科学的事実を重視するとか、社会科学的に正しく考えないので、アメリカの対テロ戦争の真っ最中に元祖自爆攻撃の特攻を賛美したり、中国韓国の反対・批判の云々ではなく、大部分が対米戦争の戦死者である軍神を顕彰する靖国神社公式参拝の最大の問題は『反アメリカ』だとの大事な結論が理解できない。
普通の誰でもが出来る程度の、簡単な理論的な『まともな考え方』は出て来ないのです。
だから米議会での従軍慰安婦非難決議に対して、ワシントンポストに全面広告を出して、目的とは正反対に非難決議採択を後押ししてしまった国辱的な利敵行為をした自分たちの主張や行動の意味が理解できない。
『作る会』や日本会議の全面広告の結果、決議採択に反対していた親日議員がアメリカの世論を恐れて態度を変更してしまう。
口を噤むか賛成にまわったしまったのです、
自民党から分かれて党を割っているのに『『自民党を分裂させる心算はない』発言なんかも、自分の行った発言と、現実に起きている事の間に大きな乖離があるのだか、彼等にとってはそれ程問題でもないのでしょう。
政治理論で同じにするなら、新党『たちあげれ日本』ではなく平沼グループは郵政民営化反対の亀井静香に合同するべきでしょう。亀井代表がこれまでに何度も同じ郵政選挙での造反組みである平沼グループに対して合同を呼びかけていたのです。
消費税増税、財政均衡を主張するなら与謝野は、同じ主張の渡辺新党『みんなの党』と合流するべきなのです。
ところが政策的に近いところとは一緒にならない。
たちあがれ日本結党の意味は彼等もはっきり明言しているが参議院選挙後の『政界再編』です。
意味するところはずばり、自民、民主の大連立で衆参両院でも3分の2以上の絶対多数を取って憲法改正(9条廃止)消費税の大幅増税を実現する。
これなら極右国粋主義の平沼と消費税増税の与謝野の両代表の不思議な組み合わせの意味が『なるほど』と為ります。
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