逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

新段階に入って北朝鮮情報が大混乱するマスコミ報道

2017年09月24日 | 東アジア共同体
朝鮮半島上空を飛行する米空軍機(グアム島アンダーソン基地所属のB1Bランサー爆撃機)と沖縄嘉手納基地所属の米海兵隊のF15戦闘機。

『米軍機が北朝鮮沖を飛行 「今世紀では最も北まで」 けん制は新段階へ』9/24(日) AFPBB News

【AFP=時事】米国は23日、北朝鮮の核開発計画に対するけん制の一環として、爆撃機と護衛の戦闘機それぞれ複数機に北朝鮮沖を飛行させた。これにより既に高まっている緊張はさらにエスカレートした。
米国と国際社会が北朝鮮の兵器開発計画を阻止しようとする中、米国の爆撃機はこれまでにも同様の飛行を行ってきた。
しかし米国防総省は、今回は、今世紀に入って北朝鮮の沖合を飛んだ米軍の戦闘機あるいは爆撃機としては、韓国と北朝鮮の軍事境界線沿いの非武装地帯(DMZ)の最も北まで飛行したと強調。北朝鮮に対するけん制は新たな段階に入った。
国防総省のダナ・ホワイト(Dana White)報道官は「米国の決意を示すものであり、また米大統領はいかなる脅威も打ち負かす軍事的選択肢を多数持っているという明白なメッセージ」だと述べた。「わが国には米本土と同盟国を防衛するためにあらゆる軍事的能力を使用する用意がある」
ホワイト報道官によると、23日に飛行した機体は米領グアム(Guam)の基地から飛来した複数のB1Bランサー(Lancer)爆撃機と在沖縄米軍基地の複数のF15戦闘機「イーグル(Eagle)」で、北朝鮮の東岸沖の国際水域上空を飛行した。【翻訳編集】 AFPBB News

『北朝鮮東方を飛行=米B1爆撃機―境界線越え、反発確実』9/24(日) 時事通信

米国防総省のホワイト報道官は23日、B1爆撃機とF15戦闘機が北朝鮮東方の国際空域を飛行したと発表した。
声明によれば、北朝鮮と韓国の軍事境界線を越え「今世紀で最も北まで飛行した」と説明した。報道官は「北朝鮮による見境のない行為を重大に受け止めていることを明確に示した」と強調。この示威行動に北朝鮮が猛反発するのは確実だ。
声明によると、沖縄を拠点とするF15戦闘機がグアムから飛来した複数のB1爆撃機を護衛した。
報道官は、北朝鮮の核・ミサイル開発について「アジア太平洋地域における深刻な脅威だ」と強調。「米国がいかなる脅威も打破する軍事的選択肢を持っているという明確なメッセージと決意を示すための任務だった」と説明した。
米軍の声明は、北朝鮮の李容浩外相が国連総会で一般討論演説を行う直前に発表された。トランプ大統領が19日の国連演説で北朝鮮の「完全破壊」を警告して以降、米朝間の威嚇の応酬は激しさを増している。北朝鮮が今回の米軍の行動を受け、弾道ミサイル発射などの対抗措置を取る可能性もある。 【ワシントン時事】

『38度線を越えたのか(時事通信)、?それとも38度線を越えなかったのか(AFP)、?』

日本の通信社(時事通信)のように、『米国防総省のホワイト報道官は23日、B1爆撃機とF15戦闘機が北朝鮮東方の国際空域を飛行したと発表した。』、『北朝鮮東方を飛行=米B1爆撃機―境界線越え、反発確実』なら停戦ラインの38度線を大きく越えて、ロシアとか中国領に近い日本海の北側海域の北朝鮮領空ギリギリを飛んだ(最大限の挑発行為)との印象である。 
ところが、元ネタは同じはずなのに欧米系の通信社(AFP)では、『韓国と北朝鮮の軍事境界線沿いの非武装地帯(DMZ)の最も北まで飛行した』なら38度線は超えていない。しかも、この AFP Newsではわざわざ『と強調。』この部分を駄目を押しているのですよ。
米軍が提供した当該写真では、陸地と海岸線が写っており、やはり、『韓国と北朝鮮の軍事境界(38度線)線沿いの非武装地帯(DMZ)の最も北まで飛行した』の言葉を補強しているので、日本の時事通信よりもAFP通信の内容の方が正しい可能性が高いと思われるが、38度線の南側の飛行ならそれほど大騒ぎする話ではない。(過去に米軍はソ連国境に近いギリギリを飛んでいた)

韓国紙『北朝鮮危機:韓日抜きの米爆撃機展開、狙いは何か』では米軍B1B爆撃機の飛行ルートを米軍が公表していないと指摘。(イラストは想像図)

『米軍による単独行動を警戒する韓国』

★注、
朝鮮日報の『北朝鮮危機:韓日抜きの米爆撃機展開、狙いは何か』2017/09/25 では、米軍機は北朝鮮の地対空ミサイルの射程250キロに入らないように、北朝鮮の海岸から300キロメートルも大きく離れた公海上を飛行したとする想像図を掲載しているが、記事を書いた軍事専門記者は、その飛行ルートよりも、
『今回の武力アピールの大きな特徴の一つに米爆撃機・戦闘機が友好国の参加なしで単独で作戦展開したことだ。B1Bは昨年以降6回出動し、そのたびに韓国空軍のF15Kなどの護衛を受けるか、合同演習を実施した。しかし、今回は韓国の戦闘機による参加はなく、初めて東海上で独自に武力を誇示した。』と、日韓両国の戦闘機を抜いた米軍の単独行動だったことに注目している。
日本ではあまり注目されなかったが、トランプ政権の最有力閣僚であるマティス国防長官が『ソウルが被害を受け無い軍事作戦がある』と発言したことに対して韓国は敏感に反応。米軍による先制奇襲攻撃への警戒感を高めている。

『北朝鮮東岸の日本海で起きたプエブロ号事件と、米軍偵察機撃墜事件と、』

1969年4月15日、在日アメリカ軍厚木海軍飛行場(太平洋軍第7艦隊)所属(運用はNSA)のEC-121Mがソ連(ロシア)に近い北朝鮮沖合の日本海の吉州郡舞水端里でソ連と北朝鮮の間の電波情報の収集活動(諜報活動)を行っていたが朝鮮人民軍空軍のMiG-17戦闘機2機が迎撃、清津沖167kmの日本海上に墜落して乗員31名全員が死亡したが、米軍は何も軍事行動を行わなかった。
米軍偵察機撃墜の1年前の1968年1月23日にはアメリカ海軍の情報収集艦プエブロが朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)警備艇に拿捕されたプエブロ号事件が発生している。
北朝鮮東岸の元山沖の日本海でNSAの電波情報収集を行っていたプエブロ号の領海侵犯事件では1名が拿捕中に死亡、残る乗員82名が拘束されたが、アメリカが謝罪することで11カ月後の1968年12月に解決している。
31名が死亡した米海軍偵察機EC-121Mの撃墜はその5カ月後だった。38度線を大きく超えて日本海深く、ソ連(ロシア)国境付近の海域までアメリカ軍が飛行すること自体は何も目新しいことではないので、今回のアメリカ側の『最も北に飛行した』との言い分はデマとまでは言わないが、限りなく法螺話(誇張、何かの政治宣伝)である。

『トランプや北朝鮮を「必ず悪く言わないと駄目だ」とのポリティカル・コレクトネス(PC)を逸脱した記事が続発する異常事態』

マスメディアや有識者(エスタブリッシュメント)によって、ポリティカル・コレクトネス(PC)は日本では「政治的正しさ」と訳された。ところが、この「正しさ」というのが曲者で、絶対的な正しさの「rightness」ではなくて相対的な正しさ「correctness」であるところがミソ。「正しい」というより、「(規範、答えに)合っている」、「政治的にそう答えるのが正解」という意味だった
同じく、Twitter社にアカウントが凍結された菅野完も、
『最近よく言われるトーンポリシング(議論や主張の中身ではなく、言葉使いや態度を問題視すること)の問題ね。
これはあると思う。英語の「ヘイトスピーチ」に「憎悪表現」という訳語を与えた人は万死に値する。
差別者が特定の出自をあげつらい、「朝鮮人死ね」と書き込むのも、それに対して「差別すんなよ、アホ、ボケ、死ね」と怒りをぶつけるのも、権力者や政治家を「こいつはバカで無能」と批判するのも、あるいは個人間のトラブルやケンカで「この外道が」と感情的に罵るのも、すべて混同され、「反ヘイトの連中のほうがヘイトだ」などと、ネトウヨや浅慮な人間に言わせる状況を作ってしまっている。』
と指摘しているが、今まで日本のマスコミは在特会と同じヘイトを、なんと、すべてのテレビとか新聞のニュース欄を使って『ポリティカル・コレクトネス(PC)だ』として垂れ流していたのである。
これでは日本国が今のように極限まで右傾化して、政治や社会が悪くなるのは当然だったのである。ところが、唐突に流れが変わってきたのですから驚く。



今週の本棚
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岩間陽子・評 『核兵器の拡散 終わりなき論争』
=スコット・セーガン、ケネス・ウォルツ・著2017年9月24日毎日新聞

保有国増加は是か非か 。アメリカの国際政治の大家二人が、核の拡散の是非をめぐり、がっぷり四つに組んだ論争の書。
アメリカにおける「新現実主義(ネオリアリズム)」の巨頭ケネス・ウォルツは、一貫して、核兵器は、防御的な「抑止のための兵器」であり、「戦争のための兵器としては使用し得ない」。
第二次大戦以降、核保有国同士は一度も戦ったことがない、核を持てば、北朝鮮もイランも、より慎重に行動するようになり、戦争を始める可能性は下がる、と論ずる。
核問題の専門家スコット・セーガンは、理想主義的核反対論者ではなく、現実的なやり方で、核兵器が使われる危険を減じていくべきである、という立場から、『国家が合理的に行動するという保証はない』とウォルツに反論する。
「組織は、たいてい近視眼的であり、関連する情報のすべてを俯瞰(ふかん)するのではなく、組織構成員の過去の経験、直近の教育訓練、現在の責任範囲などに由来する特定の分野にのみ着目する」という指摘は、耳が痛い。
セーガンですが、核ゼロの世界でも、かつての核保有国に再び核を持つ潜在能力を認めるべきである、再核武装の能力は、安心材料にもなるし、抑止にもなるのであり、「核武装を解除した世界であっても、潜在的な形で核抑止はなおも存在する」と、実は二人の主張は中身が核兵器の抑止力をみとめていて『同じ』だった。
核抑止論に反対の立場からウォルツは、『核兵器は抑止的』に反する『核保有国同士の戦争は起きている』との例として、1998年に核保有国となったインドとパキスタンは、99年にカルギル紛争を戦って多くの死傷者を出したと主張する。(★注、1)
核廃絶のウォルツは、逆に『平和を愛する者は核兵器を愛さねばならない』というが、核兵器に対して嫌悪を感ずる人間の感覚を無視して、政策を立案することが賢明だろうか。 本書はアメリカの立場から論じているが、他のヨーロッパ諸国の議論も、今後紹介されるべきだろう。
(抜粋)

『日本人が絶対悪だと信じている原子爆弾ですが、「核兵器は抑止力である」との、米国の禁断の書』
★注、1
核抑止論に反対の立場からウォルツが出した例が、日本人が誰一人名前も知ない些細なインド・パキスタンの軍事衝突の名前である。カルギル紛争のような大規模なテロ(今のイスラム国に似た偽装紛争)は起きているが、独立後に4度も全面戦争を戦ったインドとパキスタンは核武装した後には戦争を起こしていない。
これでは核抑止論を否定しながら、事実上、核兵器による戦争抑止論を応援しているのである。

★注、2
この書評では北朝鮮の核武装を一切論じていない。
ところが、毎日新聞に掲載された時期を見れば、明らかに事実上、北朝鮮の核武装が『戦争の抑止力』として機能している何とも困った事実を肯定しているのである。
今の北朝鮮の置かれている立場は世界最強の軍事力を持つアメリカと休戦状態であり、アメリカ軍が偽の大義をでっち上げて地球の裏がわまで侵攻したアフガニスタンやイラン、リビアなどよりも、よほど米軍が侵攻する危険性は高い。



パックン(パトリック・ハーラン)

1970年11月14日生まれ。コロラド州出身。ハーバード大学を卒業したあと来日。1997年、吉田眞とパックンマックンを結成。日米コンビならではのネタで人気を博し、その後、情報番組「ジャスト」、「英語でしゃべらナイト」(NHK)で一躍有名に。「世界番付」(日本テレビ)、「未来世紀ジパング」(テレビ東京)などにレギュラー出演。教育、情報番組などに出演中。2012年から東京工業大学非常勤講師に就任し「コミュニケーションと国際関係」を教えている。その講義をまとめた『ツカむ!話術』(角川新書)のほか、著書多数。近著に『大統領の演説』(角川新書)。


パックンのちょっとマジメな話  『金正恩の狂人っぷりはどこまで』2017年09月23日(土)ニューズウィーク日本版

金正恩は世界一の「狂人」なのか、それとも「狂人」を演じてるのか 
<挑発が一線を越えないようにしているのは正常者の証しだ。国際社会の圧力にもかかわらず、北朝鮮が核・ミサイル開発をやめない理由は――>

Madman Theory(狂人理論)。自分の正気を疑わせて、相手から有利な条件を引き出すというこの外交上の交渉術。まともな人間が狂人を演じるのは楽な作業じゃないが、アメリカのトップは現在うまくやっていると思う。
「I call it the Madman Theory, Bob」
狂人理論の代表例はベトナム戦争を終わらせるたリチャード・ニクソン米大統領。
「私は戦争をやめるためには手段を問わないと、北ベトナムに思わせよう。彼らにこう漏らすんだ。『頼むよ。ニクソンは反共産主義に狂っている。彼が怒ると誰にも止められないし、核のボタンを持っているぞ......』。そうすれば2日以内に、ホー・チ・ミン(北ベトナムの指導者)が自らパリに停戦を乞いにくるだろう」
それから40年余り。
ドナルド・トランプ大統領は選挙期間中から、アメリカのNATO脱退など国際社会の基礎構造をひっくり返すような、常人には理解しがたい発言を展開した。
北朝鮮の金正恩に「会えたら光栄」と言って後に、「炎と怒りに見舞われる」と、原爆投下後のトルーマン大統領の演説を彷彿させる情調不安定?最近はベネズエラに突然「あらゆる手段を考慮」と軍事介入を匂わせ、完全たる非常識っぷりを幾度も披露、狂人理論上の布石だとしたら上出来だ。

『トランプの狂人の演技(?)は抜群だが、その上が北朝鮮だ』
最近、狂人っぽさが増しているのが金正恩政権で、側近の粛清で中国とのパイプを切り、ミサイルの発射や核実験のタイミングでほぼ毎回、習近平国家主席のメンツを潰している。命綱を握る恩人の中国もこれには怒り、日米韓と歩調を合わせるように。国連安全保障理事会で史上最強の制裁決議が可決されたが、それでも北朝鮮は数日後にまたもやミサイルを発射した。
せっかく中国やロシアが決議案を半分骨抜きにしてくれたのに、......。ニクソンが思い描いた通りの狂人だ。
しかし実のところ、狂人ではないのかもしれない。国民の生活がひっ迫しているのは間違いないが、北朝鮮はうまくやりくりしているようだ。
ソ連崩壊以降は石油の輸入量が激減しているが、石炭の液体化や、炭を燃料に走る車などの技術を研究したり、また単純に我慢したりすることで、石油の消費量を4分の1以下に抑えている。
同様に貿易は規制されているが、国内の改革によって経済が回復しているという。「雑草を食うことになっても核開発を続ける」と明言したパキスタン政府と同じ思いで挑んでいるはずだ。国民の生活水準が低いままでも、依然として金正恩政権が揺らぐ様子は見当たらない。
理性を逸したような挑発の裏にも、冷静な計算がうかがえる。ワシントンを火の海にすると明言したり、その妄想をCGで表す映像を公表したりと、表現は極めて乱暴。しかし、行動自体は安全を考慮している。
最近のミサイル発射でも、2回とも津軽海峡の上。事故による偶発的な衝突を避けている。つまり攻撃的な建前の奥には、戦争を避けたいという合理的な本音が隠されている。

核を持たないとアメリカに打倒されるであろうことは、リビアのカダフィ政権やイラクのフセイン政権の前例からも明白だ。
北朝鮮はそれを理解し、執拗に核・ミサイル開発を続けながら、挑発が一線を越えないようにしている。この判断はやはり正常者の証しだ。
金正恩は他国にいかなる圧力をかけられても、核弾頭搭載のICBM(大陸間弾道ミサイル)の飛び級的な軍事力で、アメリカと勢力の均衡が得られる。そうすれば安全保障上の脅威がなくなり、北朝鮮はおとなしくなる。>
核・ミサイル開発を続ければ、国民によりよい生活をさせ、戦争のリスクを減らせると思われる。??
しかし狂人の演技は偶発的な戦争が起こりうるし、アメリカの堪忍袋の緒が切れる可能性もある。本当に体制を維持したいなら、今の作戦は危険過ぎる。特に、挑発相手の大統領も狂人ぶっているこの時代に。

では、もう一度問う。なぜ自殺願望者のように振る舞うのか?  
それは、自分の命を顧みないのが狂人の特徴だからだ。つまり、金正恩は自殺願望者のキャラを決め、演技を徹底するつもりだと考えられる。その理由は核兵器と同時に、狂人の評判がほしいからだ。
確かに、核兵器の保有は大きな抑止力になる。
でも、誰もが北朝鮮と戦争をする気は最初からなさそうだ。そして、事実上の保有は否定できないが、アメリカが北朝鮮を核保有国として正式に認める道筋はない。
だから、「北朝鮮は抑止力がほしくて、自己防衛のために動いている」という一般論以外の可能性を考えるべきだと思う。それが狂人理論の応用編。
普通の核保有国ではなく、狂人が仕切る核保有国だとしたら、上記のシナリオと話は違う。「死ぬ覚悟はできている。いつでも核戦争を起こせる」と、常に指を発射ボタンに置いているスタンスは目に見えている。
ソウルや東京など世界を人質に取っている状態、他国を巻き込んで無理心中を図りそうな狂人だと思われれば、誰にも取り締まりはできない。
こんな恐ろしい計算が、北朝鮮の動きから垣間見える。
正常者は核兵器なんて使わないだろう。
しかし狂人ならば分からない。
「狂人」だと思われて初めて、核兵器の存在が光る。そんな考えから、狂人だと思われるように、核戦争になりかねないぎりぎりの行動を取る。そう見ると、正常者が狂人を演じ切るのも合理的な判断かもしれない。
果たして、どちらなのか。
世界一の狂人なのか、それとも世界一の狂人理論者なのか。どちらか分からないからこそ効果的だし、分からないからこそ怖い。
どちらにしても、世界一なのは間違いないだろう。そういう意味で「会えたら光栄だ」とトランプは言ったのかもしれないね。
9月23日ニューズウィーク(抜粋)

★注、
名門ハーバード大学卒業のパックン(パトリック・ハーラン)のニューズウィークのコラム記事の中から、アメリカのトランプ大統領とか北朝鮮(金正恩)を必ず罵倒しなければいけないとのリベラル・メディアの決まり事(エスタブリッシュメントのポリティカル・コレクトネス)を全部抜いて仕舞うと(煙幕として、本音を誤魔化している大量の余計なPC部分をすべて除くと)、なんと、岩間陽子・評 『核兵器の拡散 終わりなき論争』毎日新聞とピッタリ同じ内容だった。

(おまけ)

ニクソンが使ってベトナム戦争を終わらした、『戦争を思いっきり煽ることで、逆に半世紀以上続いている『朝鮮戦争』を平和裏に終わらせる詐欺的手法の政治的手品』

田母神俊雄‏ @toshio_tamogami · 9月6日
トランプ大統領は北朝鮮の問題解決に軍事力は使わないのかと聞かれ、すべての選択肢を持っていると答えている。
たとい話し合いで解決しようと思っている場合でも、話し合いで解決するとあらかじめ言ってはいけないのだ。軍事力行使を放棄したとたんに話し合いが成立しなくなる。

あの田母神俊雄‏ですが、『お前たちは間違っている』(今までが間違ってた)とのオルタナティブな護憲派左翼ブログである『逝きし世の面影』ブログが、今まで何回も何回も、繰り返し主張していた内容とまったく同一である。そして、色々偽装して(PC的言説で水増しして)誤魔化しているが今回のパックンとか読売新聞の書評とも、その本質部分(ニクソンがベトナム戦争で使った策略で、戦争を思いっきり煽ることで、逆に半世紀以上続いている『朝鮮戦争』を平和裏に終わらせる詐欺的手法の手品)では同じである。

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2 コメント

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『米軍は38度線は超えていない。』 (ローレライ)
2017-09-24 15:04:25
『米軍は38度線は超えていない。』と報道できない『日本ジャーナリズム』のガラパゴス報道空間、日本!
Jアラート (ちくわ)
2017-09-26 02:09:56
「破片が落下してくる可能性があるので」というなら、種子島からロケットを打ち上げるたび、九州四国の人は避難しないといけません

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